松原団地駅

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松原団地駅
西口(2012年9月)
西口(2012年9月)
まつばらだんち - Matsubaradanchi
TS 16 草加 (1.7km)
(1.3km) 新田 TS 18
所在地 埼玉県草加市松原一丁目1-1
駅番号 TS 17
所属事業者 Tōbu Tetsudō Logo.svg 東武鉄道
所属路線 TS 伊勢崎線(東武スカイツリーライン)
キロ程 19.2km(浅草駅起点)
電報略号 マバ
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
56,266人/日
-2015年-
開業年月日 1962年昭和37年)12月1日
備考 業務委託駅
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松原団地駅
配線図

草加駅

1 2


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新田駅

東口(2012年9月)
ホーム(2016年7月)
駅名標(2016年7月)

松原団地駅(まつばらだんちえき)は、埼玉県草加市松原一丁目にある、東武鉄道伊勢崎線である。「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれている。駅番号はTS 17

歴史[編集]

戦後、東京の都市機能の拠点が山手線上に分布していく過程では、山手線と接続していなかった東武伊勢崎線は沿線開発で後塵を拝する状況にあった。一方で、高度経済成長による首都圏への人口流入は急速に進み、都市部では住宅不足が深刻になっていたことから、沿線に広大な土地を有していた当路線は団地が相次いで建設されることになった。

これらの需要に応えるべく、東武伊勢崎線は1962年(昭和37年)5月31日に北千住駅を介して営団地下鉄日比谷線(現・東京メトロ日比谷線)との直通運転を開始し、都心へのアクセスが飛躍的に向上した。そして、東洋最大規模のマンモス団地と呼ばれた草加松原団地の入居に合わせて、当駅は同年12月1日に松原団地駅(まつばらだんちえき)として開業した。1964年(昭和39年)に団地に隣接する形で獨協大学が開校すると学園都市としての側面も見せるようになり、各種施設の集積が急速に進んだ。

開業当初は地上駅であったが、鉄道高架複々線化事業により1988年(昭和63年)度から現在の高架駅となった。トラス屋根を生かして自然光を採り入れ、コンコースに樹木やベンチを配するなど、明るいコミュニティスペースとして仕上げた点が評価され、1993年(平成5年)度の草加市第6回まちなみ景観賞を受賞した[1]

2003年(平成15年)3月からは、草加松原団地の建物や設備の老朽化が進んだことにより、都市再生機構が団地の建替え事業に着手した。建替え後も同機構が管理する賃貸住宅はコンフォール松原と名称を変えて中高層住宅が連なるようになり、西口の景観が様変わりした。

2014年(平成26年)3月に東口の旧日光街道にある草加松原が国指定の名勝地「おくのほそ道の風景地」に指定されると駅名変更の動きが地元で高まり、草加商工会議所を中心に「松原団地駅名変更協議会」が設立された。駅名変更の要望は同協議会と市の連名で東武鉄道に提出されていた。

東武鉄道は「大学のあるまち」として地域のイメージアップにつながる上、名勝地「草加松原」を副駅名とすることで観光地としてのPRにもつながるとし、2017年(平成29年)に当駅は獨協大学前駅(どっきょうだいがくまええき)に改称し、副駅名として「草加松原」を導入する予定である。また、名称変更に要する費用(約3億円)は獨協大学が全額負担する予定である。地元の要望を受けて駅名を改称するのは、東武鉄道ではこれが初めてのケースとなる。

年表[編集]

  • 1962年昭和37年)12月1日 - 松原団地駅として開業。
  • 1985年(昭和60年)12月 - 上り線が高架化完了。(新田駅北に位置する綾瀬川まで)
  • 1988年(昭和63年)12月 - 上下線が高架化完了。(同上)[2]
  • 1993年平成5年)7月 - 駅構内に「Fine松原」オープン。
  • 1994年(平成6年)12月15日 - エスカレーター2基が供用開始。
  • 1995年(平成7年)3月28日 - エレベーター1基が供用開始。
  • 2012年(平成24年)3月17日 - 「TS 17」の駅番号が設定される[3]
  • 2013年(平成25年)4月24日 - 「Fine松原」が「EQUIA松原」としてリニューアルオープン[4]
  • 2017年(平成29年)春 - 獨協大学前駅(副駅名:草加松原)に改称予定[5]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する高架駅緩行線のみホームがある。

東武鉄道の駅では、試行的に1972年から設置していた西新井駅を除くと最初に自動改札機を設置した駅で、1992年平成4年)3月1日に新駅舎供用と同時に新田駅とともに設置された。同時期にホームに発車標が設置されたほか、案内サインも更新された。しかし、2011年現在ではこれらの機器類が更新されており、改札前にも発車標が設置されている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 TS 東武スカイツリーライン 上り 草加北千住とうきょうスカイツリー浅草
H 日比谷線 中目黒方面
2 下り 新越谷北越谷北春日部東武動物公園
TN 日光線 南栗橋方面
  • 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。

利用状況[編集]

2015年度の1日平均乗降人員56,266人である[6]。伊勢崎線の駅では第10位である。1980年代前半は準急停車駅である隣の草加駅よりも多く、1990年代前半まで6万人を上回っていた。その後はやや減少し、2000年度以降は概ね5万5千人前後で推移している。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[7]
年度 1日平均
乗降人員[8]
1日平均
乗車人員
1965年(昭和40年) 25,433
1970年(昭和45年) 40,299
1975年(昭和50年) 51,740
1980年(昭和55年) 59,540
1985年(昭和60年) 60,094
1989年(平成元年) 63,237 31,734
1990年(平成02年) 65,810
1993年(平成05年) 65,060 32,569
1998年(平成10年) 57,981 28,539
1999年(平成11年) 56,640
2000年(平成12年) 57,640
2001年(平成13年) 57,891 29,327
2002年(平成14年) 57,155 28,873
2003年(平成15年) 56,517 28,513
2004年(平成16年) 55,723 28,034
2005年(平成17年) 54,850 27,495
2006年(平成18年) 54,525 27,275
2007年(平成19年) 55,164 27,624
2008年(平成20年) 55,088 27,513
2009年(平成21年) 54,562 27,248
2010年(平成22年) 53,970 26,942
2011年(平成23年) 53,642 27,797
2012年(平成24年) 54,570 27,216
2013年(平成25年) 55,512 27,700
2014年(平成26年) 55,458 27,690
2015年(平成27年) 56,266

駅周辺[編集]

西口[編集]

東口[編集]

路線バス[編集]

東口と西口にロータリーがあり、そこから運行されている。運行路線の詳細は東武バスセントラル草加営業事務所および朝日自動車越谷営業所を参照。

東口発着[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
1 松02 弁天町・南青柳 八潮団地 東武バスセントラル
松05 弁天町・南青柳・青柳一丁目 工業団地南 休日運休
2 松06 青柳・総合グランド・青柳五丁目 新田駅東口
松04 弁天町・青柳・総合グランド 青柳五丁目 1日1~2本
松07 弁天町・青柳 そうか公園
松01 青柳・八条橋・上彦名 ピアラシティ
柿01 蒲生南町・伊原・草加東高校 柿木二区 平日朝1本のみ
北東ルート 栄小学校・男女土橋南 草加市立病院 草加市コミュニティバス
パリポリくんバス
草加高校・川柳文化センター・浄水場入口 柿木公民館
  • 上野駅北千住駅からの深夜急行バスは東口に到着
  • 草加市コミュニティバス「パリポリくんバス」の運行は東武バスセントラル。

西口発着[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
1 無番 獨協大学前D地区センター D地区循環:松原団地駅西口 朝日自動車
2 獨協大学前・草加西高校入口・新善町 新田駅東口
獨協大学前・草加西高校入口 原町三丁目
3 草加15 男女土橋南・草加市立病院・草加二丁目 草加駅西口 東武バスセントラル

その他[編集]

  • 駅東側にある草加八潮工業団地にある企業の送迎バスの多くが当駅に乗り入れている。
  • 2017年に正式な駅名が獨協大学前駅となる前から、駅名標(吊下式)には長らく所在地の下に「獨協大学前」と併記されていた。ただし、車内等のアナウンスはされてはおらず、2008年度に新設された自立式駅名標には併記がなかった。
  • 高架複々線工事の際、将来の下り急行線の敷地を利用して退避線が設けられていたことがあった。この退避線は西新井工場出場車の試運転・出場回送や回送列車などの退避に使用された。

隣の駅[編集]

Tōbu Tetsudō Logo.svg 東武鉄道
TS 東武スカイツリーライン
快速・区間快速・急行・区間急行・準急・区間準急
通過
普通
草加駅(TS 16) - 松原団地駅(TS 17) - 新田駅(TS 18)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]