東雲駅 (東京都)

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東雲駅
駅舎外観(2019年1月)
しののめ
Shinonome
R 01 新木場 (2.2 km)
(1.3 km) 国際展示場 R 03
地図
所在地 東京都江東区東雲二丁目8-10
北緯35度38分26.3秒 東経139度48分12.2秒 / 北緯35.640639度 東経139.803389度 / 35.640639; 139.803389 (東雲駅)座標: 北緯35度38分26.3秒 東経139度48分12.2秒 / 北緯35.640639度 東経139.803389度 / 35.640639; 139.803389 (東雲駅)
駅番号 R02
所属事業者 東京臨海高速鉄道
所属路線 りんかい線
キロ程 2.2 km(新木場起点)
電報略号 シノ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
6,622人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1996年平成8年)3月30日[1][2]
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東雲駅(しののめえき)は、東京都江東区東雲二丁目にある、東京臨海高速鉄道(TWR)りんかい線である。駅番号R 02

当初は建設計画がなかったが、江東区の請願駅として開業している[3][4]

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する高架駅[2]。りんかい線の多くが地下駅となっているが、当駅は大崎駅新木場駅とともに数少ない地上部にある駅である。また、相対式ホームもりんかい線では当駅が唯一である。これはすでに旧・日本国有鉄道(国鉄)京葉貨物線として計画され、ほぼ完成していた複線用の高架橋を生かしたまま駅を後付けするかたちで建設したためである[4]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先[8]
1 R りんかい線 下り 大崎JA 埼京線渋谷新宿池袋)方面
2 上り 新木場方面

利用状況[編集]

2022年度の1日平均乗車人員6,622人である[利用客数 1]。りんかい線内8駅中最下位だが、1996年の開業より2019年まで利用客が毎年増加してきた。

開業以来の1日平均乗車人員推移は下表のとおり。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1996年(平成08年) 808 [* 1]
1997年(平成09年) 1,082 [* 2]
1998年(平成10年) 1,118 [* 3]
1999年(平成11年) 1,175 [* 4]
2000年(平成12年) 1,192 [* 5]
2001年(平成13年) 1,496 [* 6]
2002年(平成14年) 1,901 [* 7]
2003年(平成15年) 2,749 [* 8]
2004年(平成16年) 2,970 [* 9]
2005年(平成17年) 3,468 [* 10]
2006年(平成18年) 4,203 [* 11]
2007年(平成19年) 4,374 [* 12]
2008年(平成20年) 4,822 [* 13]
2009年(平成21年) 5,178 [* 14]
2010年(平成22年) 5,268 [* 15]
2011年(平成23年) 5,352 [* 16]
2012年(平成24年) 5,793 [* 17]
2013年(平成25年) 6,335 [* 18]
2014年(平成26年) 6,449 [* 19]
2015年(平成27年) 6,541 [* 20]
2016年(平成28年) 6,590 [* 21]
2017年(平成29年) 6,856 [* 22]
2018年(平成30年) 7,209 [* 23]
2019年(令和元年) 7,313 [* 24]
2020年(令和02年) 5,487
2021年(令和03年) 6,165
2022年(令和04年) 6,622

駅周辺[編集]

東雲は東京港埋立11号地に作られた新しい街である。かつて、周りは見渡す限りの工業団地物流基地であった。その後国道357号北側の開発が進み、大型ショッピングセンターや商業施設が開業した。2005年以降は超高層マンションなども多数建設され、住民が急増している。

バス路線[編集]

駅前から発着するのは都営バス東京都交通局)のみであるが、近隣にある東北急行バス京成バスの営業所(車庫)から高速バス路線が発着する。高速バス路線はいずれも東京駅発着便が車庫との回送区間を営業運行しているものである。

都営バス[編集]

駅前ロータリー東雲駅前停留所が設けられている。都営バスの以下の路線が乗り入れる。

東雲駅北側にある深川車庫前停留所にも近い。

東北急行バス[編集]

東雲駅北西側にある。停留所名は東北急行東京営業所。ただし同地より発着する関越交通では東雲車庫と呼称している。

京成バス[編集]

東雲駅から北に徒歩約10分の場所にある。停留所名は東雲車庫

その他[編集]

当駅はテレビコマーシャル撮影で多く使われている。

隣の駅[編集]

東京臨海高速鉄道
R りんかい線
通勤快速・快速・各駅停車
新木場駅 (R 01) - 東雲駅 (R 02) - 国際展示場駅 (R 03)

脚注[編集]

記事本文[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b “臨海副都心線が開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1996年4月2日) 
  2. ^ a b c 斎藤義雄(東京臨海高速鉄道運輸部運転課)「東京臨海高速鉄道 臨海副都心線 開業」『鉄道ファン』第36巻第6号(通巻422号)、交友社、1996年6月1日、83 - 87頁。 
  3. ^ 高津俊司, 佐藤馨一「開発者負担金による鉄道整備の事後評価に関する研究:東京臨海部開発のための「りんかい線」を事例として」『都市計画論文集』第39回学術研究論文発表会、日本都市計画学会、2004年10月、93頁、doi:10.11361/cpij1.39.0.93.0ISSN 1348-284XNAID 130006947616 
  4. ^ a b 臨海副都心線工事誌 新木場~東京テレポート間”. 日本鉄道建設公団東京支社/東京臨海高速鉄道株式会社. p. 32 (1996年10月). 2023年5月7日閲覧。
  5. ^ “東京臨海副都心線に「東雲駅」の設置認可/運輸省”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 27 東京朝刊. (1993年4月1日) 
  6. ^ 愛称名は「りんかい線」に決定!”. 東京臨海高速鉄道. 2000年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月27日閲覧。
  7. ^ Suicaがもっと便利に! 東京臨海高速鉄道(株)との相互利用開始!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2002年10月8日。 オリジナルの2017年11月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171105133949/http://www.jreast.co.jp/press/2002_2/20021004.pdf2020年2月4日閲覧 
  8. ^ 東雲駅 時刻表”. 東京臨海高速鉄道. 2023年6月6日閲覧。

利用状況[編集]

私鉄の1日平均利用客数
私鉄の統計データ
東京都統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]