ビオフェルミン製薬
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ビオフェルミン製薬本社
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| 種類 | 株式会社 | |
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| 市場情報 |
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| 略称 | ビオフェルミン、K.H.L(旧社名) | |
| 本社所在地 | 〒653-0011 兵庫県神戸市長田区三番町五丁目5番地 |
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| 設立 | 1917年(大正6年)2月12日 | |
| 業種 | 医薬品 | |
| 法人番号 | 3140001016697 | |
| 事業内容 | 医療用医薬品・一般用医薬品・医薬部外品の研究開発・製造・販売 | |
| 代表者 | 藤本孝明(代表取締役社長) | |
| 資本金 | 1,227百万円 | |
| 従業員数 | 181人(2016年4月1日現在) | |
| 決算期 | 3月31日 | |
| 主要株主 | 大正製薬ホールディングス株式会社:62.7% 武田薬品工業株式会社:1.4%(2016年3月現在) |
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| 外部リンク | ビオフェルミン製薬株式会社 | |
ビオフェルミン製薬株式会社(ビオフェルミンせいやく、英文:Biofermin Seiyaku Co., Ltd.)は、兵庫県神戸市長田区三番町五丁目に本社を置く、乳酸菌製剤を主力製品とする製薬会社である。
目次
会社概要[編集]
- 創業は1917年(大正6年)2月12日。
- 1949年(昭和24年)に現在の社名に変更されたが、創業当初から一貫して、乳酸菌整腸薬「ビオフェルミン」を中心として企業経営を成り立たせている。
- 長く「ビオフェルミン」の販売を武田薬品工業に委託しており、武田薬品グループの販売、製造会社の一社だったが、2008年(平成20年)3月より大正製薬傘下となっている[1]。国内販売は2014年(平成26年)より、輸出は2016年(平成28年)より、それぞれ大正製薬に移管された[2]。
事業所一覧[編集]
- 2016年(平成28年)10月1日時点
事業所・工場・研究所[編集]
- 西神事業所
- 神戸工場
- 〒651-2242 - 兵庫県神戸市西区井吹台東町七丁目3番4(西神事業所内)
- R&Dセンター
- 〒651-2242 - 兵庫県神戸市西区井吹台東町七丁目3番4(西神事業所内)
支店・営業所[編集]
- 東日本支店(東北地方・東京都・北関東・南関東・甲信越地方エリア担当)
- 西日本支店(関西地方・京滋・中国・四国地方エリア担当)
- 〒653-0011 - 兵庫県神戸市長田区三番町五丁目5番地(本社内)
- 札幌営業所(北海道エリア担当)
- 名古屋営業所(東海地方・北陸地方エリア担当)
- 福岡営業所(九州地方・沖縄エリア担当)
沿革[編集]
『アサヒグラフ』 1952年8月20日号掲載の広告
- 1917年(大正6年)2月12日 - 兵庫県神戸市中央区北長狭通五丁目に資本金10万円で「株式会社神戸衛生実験所」として会社設立。乳酸菌整腸薬「ビオフェルミン」を発売。販売を武田長兵衛商店(現:武田薬品工業株式会社)に委託。
- 1919年(大正8年)5月 - 当社、兵庫県神戸市長田区二番町二丁目1番地に社屋及び工場を移転。
- 1941年(昭和16年) - 当社、東京都中央区日本橋本町に「東京出張所」を開設。
- 1949年(昭和24年)3月22日 - 当社の戦後初、社名を「株式会社神戸衛生実験所」から「ビオフェルミン製薬株式会社」に社名変更。
- 1949年(昭和24年)7月 - 当社、神戸証券取引所(大阪証券取引所へ譲渡消滅)に株式を上場。資本金1,000万円。
- 1961年(昭和36年)10月 - 当社の大阪証券取引所第2部に上場。資本金1億5,000万円。
- 1964年(昭和39年)4月 - 医療用向け、ビフィズス菌の有用性に着目し、乳酸菌とビフィズス菌を配合した整腸薬「ビオスミン」を発売。
- 1966年(昭和41年)4月 - 従来の「ビオフェルミン」を替えて、別種の乳酸菌を加えた一般用向け、乳酸菌整腸薬「新ビオフェルミン」を発売。
- 1967年(昭和42年)10月31日 - 当社の神戸証券取引所が長年に渡り解散。
- 1970年(昭和45年) - 錠剤と同じ効き目の一般用向け、乳酸菌整腸薬「新ビオフェルミン末」を発売。
- 1974年(昭和49年)5月 - 医療用向け「ビオフェルミンR散」を発売。
- 1976年(昭和51年)10月 - 医療用向け「ビオフェルミンR錠」を発売。
- 1981年(昭和56年)11月 - 医療用向け、3種アミノ酸の配合による挑尿障害改善剤「プロハルンカプセル」を発売。
- 1982年(昭和57年)3月 - 当社、東京出張所の現在地であった大和江戸橋ビル(現:武田江戸橋ビル)に移転。
- 1983年(昭和58年)6月 - 一般用向け、生薬・乳酸菌配合のおなかにやさしく飲みやすい細粒の下痢止め薬「ビオフェルミン止瀉薬」を発売。
- 1984年(昭和59年)6月 - 一般用向け、乳酸菌整腸薬「新ビオフェルミン末 <分包>」を発売。
- 1984年(昭和59年)8月 - 当社、東京出張所を東京営業所に昇格。
- 1987年(昭和62年)5月11日 - 従来の「新ビオフェルミン」を替えて、ビフィズス菌を含む3種乳酸菌配合一般用向け、乳酸菌整腸薬「新ビオフェルミンS細粒・錠」を発売。
- 1992年(平成4年)7月 - 一般用向け、3種消化酵素と4種健胃生薬とアカメガシワエキスと乳酸菌配合の胃腸薬「ビオフェルミン健胃消化薬錠」を発売。
- 1995年(平成7年)1月17日 - 当社の阪神・淡路大震災により被災し、旧本社および工場が倒壊等の大被害を受ける。
- 1996年(平成8年)3月 - 当社の新本社社屋が兵庫県神戸市長田区三番町五丁目5番地に落成、神戸工場(兵庫県神戸市西区井吹台東町七丁目3番4)新設。
- 1997年(平成9年)7月 - 一般用向け、ピコスルファートナトリウムと乳酸菌配合の便秘薬「ビオピコ錠」を発売。
- 1999年(平成11年) - 当社、東京営業所から東京支店(現:東日本支店)に昇格。ホームページ開設。
- 2002年(平成14年)2月12日 - 当社の創業85周年、CIを導入し、新しいシンボルマークを制定する。
- 2003年(平成15年)5月 - 錠剤タイプの一般用向け、シャクヤクエキスとビフィズス菌配合の下痢止め薬「ビオフェルミン下痢止め」を発売。
- 2003年(平成15年)9月1日 - 当社、大阪証券取引所第1部銘柄に指定替え上場変更。医療用向け「ビオフェルミン錠剤」を発売。T-ZONEキャピタル(現在はSFCGに合併)が筆頭株主となる。
- 2005年(平成17年)1月 - 「新ビオフェルミンS細粒・錠」が医薬品から医薬部外品として移行。
- 2006年(平成18年)2月 - 一般用向け、ビタミンCとビフィズス菌配合整腸薬「ビオフェルミンVC」発売。
- 2007年(平成19年)2月12日 - 創業90周年。
- 2007年(平成19年)11月 - 当社、神戸工場に研究管理棟を完成。
- 2008年(平成20年)3月 - 11歳から服用できる乳酸菌配合の便秘薬「ビオフェルミン便秘薬」発売、大正製薬が株式公開買い付け(TOB)による子会社化を発表。会社側及び筆頭株主(TZCS)もこれに賛同。3月にTOBが成立、大正製薬は56.93%の株式を取得し子会社化。
- 2012年(平成24年)2月12日 - 創業95周年。
- 2013年(平成25年)7月16日 - 当社の大阪証券取引所と東京証券取引所の現物株市場統合に伴い、東京証券取引所第1部に指定替え。
- 2013年(平成25年)7月31日 - 当社、武田薬品工業株式会社との間で締結していた当社製品の販売及び輸出に関する売買契約と輸出契約を合意解除し、新たに大正製薬との間で当社製品の販売及び輸出に関する独占的販売権許諾契約を締結。これにより、国内の取引(OTC医薬品・指定医薬部外品、医療用医薬品とも)は2014年1月より、輸出取引については2016年1月1日よりそれぞれ大正製薬に独占的販売権が付与される予定。なお、国内の取引に関しては大正製薬や大正富山医薬品株式会社から武田薬品工業に販売権が付与される予定である。
- 2013年(平成25年)8月5日 - 当社の武田薬品工業が保有する当社株式の一部を「大正製薬株式会社」へ譲渡し、大正製薬が保有する株式が63.98%となる。
- 2014年(平成26年)3月28日 - 当社、大正製薬グループの組織再編に伴い、親会社が大正製薬から同社の親会社である「大正製薬ホールディングス株式会社」に変更。
主要製品[編集]
医療用医薬品[編集]
- ビオフェルミン配合散
- ビオフェルミン錠剤
- ビオフェルミンR散
- ビオフェルミンR錠
- ビオスミン配合散
一般用医薬品[編集]
- 新ビオフェルミンS錠【指定医薬部外品】
- 新ビオフェルミンS細粒【指定医薬部外品】
- ビオフェルミン止瀉薬【第2類医薬品】
- ビオフェルミン下痢止め【第2類医薬品】
- ビオフェルミン健胃消化薬錠【第3類医薬品】
- ビオフェルミンVC【第3類医薬品】
- ビオフェルミン便秘薬【第2類医薬品】
動物用医薬品[編集]
- 動物用ビオフェルミン
過去に存在した製品[編集]
- ビオフェルミン(創業時からの薬品、元々は一般用向け薬で創業当時から1966年まで販売)
- ビオビタミン末
- ビオビタミン錠
- プロハルンカプセル(医療用医薬品)
- ビオフェルミン末(動物用医薬品)
- 新ビオフェルミン
- 新ビオフェルミン末
- 新ビオフェルミン末 <分包>
- ボンヴォックス(のど薬)
- ビオピコ錠(便秘薬)
関連項目[編集]
提供スポンサー[編集]
現在[編集]
- 情報ライブ ミヤネ屋(読売テレビ制作・日本テレビ系) - 木曜日のネットスポンサー。
過去[編集]
- つるやオープンゴルフトーナメント(毎日放送製作・TBS系) - 1994年4月、第1回のみ。
- みのもんたの朝ズバッ!(TBS系) - 提供番組だったが、司会者・みのもんたの失言によってスポンサーから降板。
- 中居正広の金曜日のスマたちへ(TBS系)
- ノックは無用!(関西テレビ) - 関西ローカルのみ。
- スーパーモーニング(テレビ朝日系)
- 世界まる見え!テレビ特捜部(日本テレビ系)
- 満開!ピープルテレビ(ABC制作・テレビ朝日系)
- 新婚さんいらっしゃい!(ABC制作・テレビ朝日系) - 2005年10月2日から2010年3月28日まで(30秒だが、企業名クレジット読み扱い。)
- たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学(ABC制作・テレビ朝日系)
武田薬品グループとしての一社提供テレビ番組[編集]
- ラブラブショー(フジテレビ系)
- アイ・アイゲーム(フジテレビ系)
- TVプレイバック(フジテレビ系)
- ゴールデン洋画劇場(フジテレビ系)
- さんまのからくりTV(TBS系)
- さんまのSUPERからくりTV(TBS系)
- テレビドクター(読売テレビ) - 関西ローカルのみ協賛スポンサー。
- サンデー・ドクター(読売テレビ) - 関西ローカルのみ協賛スポンサー。
- おはよう!ドクター(現在放送中、読売テレビ) - 関西ローカルのみ協賛スポンサー。
CM出演者[編集]
現在[編集]
- 蒼井優 - 新ビオフェルミンS錠、新ビオフェルミンS細粒
過去[編集]
- 広川太一郎(故人、声優・ナレーション) - 新ビオフェルミンのCMナレーター
- 橋谷能理子 - 新ビオフェルミンS
- 堀川早苗 - 新ビオフェルミンS
- 速見領 - 新ビオフェルミンS
- 黒須麻耶 - 新ビオフェルミンS
- 岡本綾 - 新ビオフェルミンS
- 寄藤文平(イラスト著者) - ビオフェルミン下痢止め
- 増山江威子(声優) - ビオフェルミン下痢止め
- 太田淑子(声優・ナレーション) - ビオフェルミン便秘薬のCMナレーター
- ナポレオン(キャラクター) - ビオフェルミン健胃消化薬錠
- 夏目漱石(キャラクター) - ビオフェルミン健胃消化薬錠
その他[編集]
- ラジオではスポンサー番組はないが、MBSラジオ・ABCラジオ・FM大阪・Kiss FM KOBE・ラジオ関西・TBSラジオ・文化放送・ニッポン放送でスポットCMとしてよく流れている。
- 阪神甲子園球場のグラウンド整備の車にビオフェルミンの広告が出されている。
- 神戸タワー(1968年解体)の3代目の屋外看板としてビオフェルミンの広告を掲げていた。
注[編集]
- ^
ウィキニュースに関連記事があります。ビオフェルミン、大正製薬がTOBで子会社化へ - ^ “ビオフェルミン、大正製薬に製品の販売・輸出契約を武田薬から移管”. ロイター・ジャパン 2013年7月31日閲覧。