常田大希
常田大希 Daiki Tsuneta | |
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生誕 | 1992年5月15日(32歳) |
出身地 |
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学歴 |
長野県伊那北高等学校卒業 (東京芸術大学音楽学部器楽学科チェロ専攻中途退学) |
ジャンル |
J-POP オルタナティヴ テクノポップ 映画音楽 エレクトロニカ コンテンポラリー・R&B |
職業 |
作曲家 作詞家 チェリスト ギタリスト キーボーディスト 音楽プロデューサー 編曲家 |
担当楽器 |
ギター チェロ コントラバス キーボード ピアノ シンセサイザー プログラミング ボーカル |
レーベル |
PERIMETRON(2016年 - 2018年) アリオラジャパン(2019年 - ) |
共同作業者 | King Gnu |
公式サイト |
King Gnu(キングヌー)Official Website millennium parade(ミレニアムパレード) Official Web Site |
常田 大希(つねた だいき、1992年5月15日 - )は、日本の音楽家、作曲家、作詞家、編曲家、プロデューサー、ギタリスト、チェリスト、キーボーディスト、芸術家。日本のロックバンドKing Gnu、音楽家集団millennium paradeのメンバー兼プロデューサー。
来歴
伊那市立東部中学校、長野県伊那北高等学校卒業後、東京藝術大学音楽学部器楽科チェロ専攻に進学するが、「社会と結びついた音楽をしたい」という理由で中退。[1]
小澤征爾が主宰する小澤国際室内楽アカデミーにチェロ奏者として在籍していたことがある。[2]
2013年、「Srv.Vinci」(サーヴァ・ヴィンチ)という名前でバンド活動を開始。その後、メンバーチェンジを経て2015年に現在の4人体勢となり、2017年にバンド名を「King Gnu」と改名。その後、2019年にアルバム「Sympa」でメジャーデビュー。そして、2016年にスタートした「Daiki Tsuneta Millennium Parade」を原型とした音楽チーム「millennium parade」をスタートさせた。
人物
- 両親がピアノ弾きであったため(父はジャズピアノ、母はクラシックピアノ)、音楽に囲まれた環境で育った。5歳よりチェロを習いはじめる。
- 小中は野球部であったが、中学3年の時に複雑骨折した事により合唱部に転部。NHK合唱コンクール全国大会に出場した。井口理は合唱部の後輩である。
- 中学、高校時代もバンド活動をしており、オリジナル楽曲やビートルズを演奏していた。高校よりチェロ演奏を本格的に再開する。
- 東京藝術大学に進学してから7年間、祖母と2人暮らしをしていた。バンドのリハーサルやミュージックビデオの撮影も、祖母の家で行われている。
- 大学を中退後、同級生である石若駿、WONKの江﨑文武らと藝祭にバンド出演、この時に井口理と再会している。また、石若と江崎はmillennium paradeにも参加しており、江崎はKingGnuの楽曲にも鍵盤レコーディングメンバーとして数多く参加している。
- 横浜ベイスターズファンであり、ファンクラブに入っていた。
影響
ストラヴィンスキーやプロコフィエフといったクラシック、ケンドリック・ラマーやフライング・ロータス、TABOO1といったヒップホップ、セロニアス・モンクやマイルス・ディビス、ロバート・グラスパーといったジャズや、NIRVANA、ゴリラズ、アークティック・モンキーズやレディオヘッドからの影響をインタビュー等で公言している。その他にはBLANKEY JET CITYや、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTなどのバンドも好んでおり、井上陽水のような歌詞を書きたいと述べている[4][5]。
活動
King Gnu
millennium parade
PERIMETRON
PERIMETRON(ペリメトロン)は、常田が主宰しているクリエイティブチームである。メンバーはプロデューサー、映像監督、CGアーティスト、グラフィックデザイナー、イラストレーター、スタイリストなど常田と同世代のクリエイターで構成されている。主にアーティストのミュージック・ビデオ制作やジャケットデザインなどのアートワーク、ファッションブランドのコレクションムービー制作などの活動をしている。
自身のバンド・King Gnuのすべてのミュージック・ビデオの制作をしている。
参加楽曲
- 爱丽丝(2017年11月1日)
米津玄師のアルバム『BOOTLEG』収録曲。共同プロデュース兼アレンジ、演奏参加。
- あなたの手を握ってキスをした(2018年12月12日)
ぼくのりりっくのぼうよみのアルバム『没落』収録曲。楽曲提供。
- Overflow (2019年4月17日)
millennium parade
millennium parade(ミレニアムパレード)は、常田のソロプロジェクトである。 Daiki Tsuneta Millennium Parade (DTMP)を前身とする。自身のクリエイティブチーム「 PERIMETRON 」と共に、様々なアーティストやクリエイターを巻き込み発信する音楽プロジェクトである。また、他アーティスト、団体等に楽曲を提供するソロ名義でもある。
作品
シングル
発売日 | タイトル | 販売形態 | 収録アルバム | |||
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配信限定シングル | ||||||
1st | 2019年5月22日 | Veil | デジタル・ダウンロード | |||
2nd | 2019年6月28日 | Plankton | デジタル・ダウンロード | |||
3rd | 2019年9月27日 | Stay!!! | デジタル・ダウンロード | |||
4th | 2019年12月6日 | lost and found | デジタル・ダウンロード | |||
5th | 2020年4月22日 | Fly with me | デジタル・ダウンロード |
アルバム
発売日 | タイトル | 販売形態 | 規格品番 | 収録曲 | |
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1st | 2016年7月20日 | http:// | CD | APLS-1608 | 全20曲
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楽曲提供
- Numero×Emporio Armani
- Adidas
- New Balance×Chari Co
- Beams
- DIOR and RIMOWA
- N. HOOLYWOOD COMPILE FALL2020 COLLECTION in New York Fashion Week
- Netflix「攻殻機動隊 SAC_2045」
ライブ
ワンマンライブ
公演年 | 公演名 | 公演日 | 会場 |
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2019 | “millennium parade Launch Party” | 2019年5月22日 | Ebisu LIQUIDROOM |
millennium parade live 2019 | 2019年12月3日 | 大阪 Namba Hatch | |
2019年12月5日 | 東京 STUDIO COAST |
使用機材
- ギター
- Fano Guitars Alt de Facto RB6
- Fender AMERICAN PERFORMER MUSTANG
- Fender American Acoustasonic Telecaster
- アンプ
- Divided By 13
受賞
- 第20回日本クラシック音楽コンクール チェロ部門 高校の部、第3位[6]
- リットーミュージック最強プレイヤーズコンテスト2009 ベース部門、準グランプリ[7]
- SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020 BEST CREATIVE PERSON
出演
ラジオ
- PERIMETRON HUB(2019年4月 - 、InterFM897)[8]
CM
- サッポロビール「サッポロ生ビール黒ラベル」『大人エレベーター』シリーズ第35弾(2020年3月28日 - ) - 妻夫木聡と共演[9]
脚注
- ^ 社会と繋がりたい、King Gnu 新しい文化融合で試みる日本的音楽
- ^ King Gnu常田大希が「憧れの気持ち」を抱く14冊
- ^ 出演者インタビュー③ Srv.Vinci・常田さん
- ^ 【インタビュー】彼らを聴いても尚、日本の音楽に無関心でいられるか。鬼才・常田大希の衝撃作『http://』 2018年1月18日閲覧。
- ^ 【気になる新人】King Gnu「同世代の他のバンドは洋楽を目指し、俺達は邦楽をやる。そこが違う」 2019年11月23日閲覧。
- ^ 2010年度 第20回 チェロ部門 日本クラシック音楽コンクール結果
- ^ 最強プレイヤーズ・コンテスト2009結果
- ^ King Gnu常田大希によるクリエイティブチーム・PERIMETRONのラジオ番組スタート 2020年1月29日閲覧。
- ^ “「サッポロ生ビール黒ラベル」新CMのお知らせ ~10周年「大人エレベーター」シリーズ新作を発表~ 第35弾は27階に常田大希さんが登場”. サッポロビール (2020年3月27日). 2020年3月27日閲覧。
外部リンク
- 公式サイト
- 常田大希 - Daiki Tsuneta (@DaikiTsuneta) - X(旧Twitter)