六番町 (千代田区)

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ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)本社・SME六番町ビル

六番町(ろくばんちょう)は、東京都千代田区町名郵便番号は102-0085。

地理[編集]

東京都千代田区の西部に位置する。北部は二七通りに接し、これを境に千代田区五番町に接する。東部は日本テレビ通りに接し、千代田区四番町に接する。南東部は千代田区二番町に接する。南西部は千代田区麹町に接している。西部はJR中央線線路などに接し、これらを境に新宿区本塩町に接する。町域内は高級マンション住宅学校が主体的になっている。ほかに商業地として通り沿いなどにオフィスビルも見られる。

歴史[編集]

現在の六番町は、旧「下六番町」の全域を、1938年8月1日に町名変更したもの。ちなみに「中六番町」は現在の四番町、「上六番町」は現在の三番町の西半分に当たる。四谷見附近くには犬山城成瀬家の屋敷があった。同家は尾張徳川家附家老でもあったため、成瀬家中の士分は、一般の直参旗本と違って明治維新による徳川宗家の静岡移住に連座せず当地に存続した。そのため江戸時代の武家の気風が残り、番町の中でも最も住民意識が高い地域を形成している。特に六番町の南半分(奇数番地)の住民は、バブル時代の地上げ攻勢に対抗するため、1994年に「街づくり憲章」を設定し、高層ビルの新築を抑制し、都心住宅街の風致を守る決意を表明している。[1]

交通[編集]

町域中央を東西に番町学園通りが通っている。町内に鉄道駅はないが、北部方面では市ケ谷駅が、南部方面では地下鉄有楽町線麹町駅が、西部方面では四ツ谷駅がそれぞれ利用可能である。

施設[編集]

教育機関[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 六番町奇数番地街づくり憲章
     六番町は、江戸時代から明治・大正・昭和にかけて、約400年の間 住宅地であり続けました。町内には、番町小学校と雙葉学園があり、文教地区として落ち着いた地域の環境を形成しています。
     この六番町の歴史、文化、伝統は一朝一夕に出来たものではなく、多くの人々が永い年月をかけて、心をこめて築き上げてきたものです。
     私たちはこの街を業務ビル街ではなく、多くの人が住む街として認識し、愛しています。人が安心して住むことができる環境は都心にとって有限で貴重な資源です。そして、安心して住み続けられる街であることは六番町に住む皆の願いです。
     私たちはこれからも六番町の街を大切に想い、自分達の手で街づくりを進めてゆきます。何代にもわたり受け継がれてきた地域の文化を守り、良好な住環境に住み続けられる権利を守るために、私たちは『六番町奇数番地街づくり憲章』を宣言します。
    一、安心して住み続けられる街にしましょう。
    一、土地は投機の対象とはせず生活の基礎と考えましょう。
    一、落ち着きのある住宅地として、この街の環境を守り、育ててゆきましょう。
    一、住宅としての用途を引き続き維持することに努めましょう。
    一、この街に誇りを持ち、この街にふさわしい美しい街並みをつくりましょう。
    一、子供も、お年寄りも安心して歩ける安全な街にしましょう。
    一、快適に暮らせる、ふれあいのある地域社会を築きましょう。
     平成6年2月18日     六番町に住み続けたい人達の会

外部リンク[編集]