佐藤水菜
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個人情報 | |||||||||||||||||||||||||||
本名 |
佐藤 水菜 さとう みな | ||||||||||||||||||||||||||
愛称 | さとみな | ||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1998年12月7日(23歳) | ||||||||||||||||||||||||||
国籍 |
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身長 | 163.0cm | ||||||||||||||||||||||||||
体重 | 58.0kg | ||||||||||||||||||||||||||
チーム情報 | |||||||||||||||||||||||||||
所属 | 旧日本競輪学校 | ||||||||||||||||||||||||||
期別 | 114期 | ||||||||||||||||||||||||||
分野 | トラックレース | ||||||||||||||||||||||||||
役割 | 選手 | ||||||||||||||||||||||||||
プロ所属チーム | |||||||||||||||||||||||||||
2018年 - | 日本競輪選手会神奈川支部 | ||||||||||||||||||||||||||
グランツール最高成績 | |||||||||||||||||||||||||||
主要レース勝利 | |||||||||||||||||||||||||||
ガールズケイリンコレクション | |||||||||||||||||||||||||||
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最終更新日 2022年8月12日 |
佐藤 水菜(さとう みな、1998年12月7日 - )は、神奈川県茅ヶ崎市出身の女子競輪選手、自転車競技選手。日本競輪選手会神奈川支部所属、ホームバンクは川崎競輪場。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第114期生。師匠は對馬太陽(85期)。
来歴[編集]
自転車競技していた父親の影響を受け自転車に乗り始め、小学校低学年の頃には自宅から江の島まで往復20㎞を走破していた。茅ヶ崎市立鶴が台中学校3年の時に初めて本格的にロードバイクに乗った[1]。神奈川県立茅ケ崎高等学校進学後は軽音部に所属する傍ら、地元の湘南愛輪会に所属し、国体等の自転車競技の大会に出場していた。
2017年1月12日、競輪学校第114回生試験に合格[2]。在校成績は5位(24勝)[3]。また、卒業記念レースは予選を3連勝で決勝に勝ち上がったが、決勝は3着だった。
2018年7月11日、四日市競輪場でデビュー。初勝利はデビュー戦で、デビュー場所では予選を連勝し決勝に勝ち上がったが、決勝では4着だった。初優勝は次戦である7月26日の川崎競輪場で挙げた。デビュー年は7月と8月の2か月間で優勝3回の活躍を見せたことで、同年11月のガールズグランプリトライアルレースに特例により新人で唯一選出された。初のビッグレースとなった、ガールズグランプリトライアルレースでは予選を1着、2着で決勝に勝ち上がったが、決勝では優勝した児玉碧衣に1車身半及ばず2着となり、同年のガールズグランプリへの出場は逃した。
2019年、1月20日に川崎競輪場で行われた、ガールズケイリンコレクション松戸ステージ出場権を賭けたトライアルレースで優勝し、ガールズケイリンコレクション初出場を決める。5月に行われた松戸ステージでは7着に終わったが、その後は優勝を重ね、ファン投票によりガールズケイリンコレクション名古屋ステージ・アルテミス賞レースに出場(5着)するなどの活躍を見せた。11月までガールズトップとなる、年間合計18回の優勝を重ね11月のガールズグランプリトライアルレースに2年連続で出場を果たした。同レースでは腰痛の影響もあり決勝に進出することはできなかったが、同年は年間合計18回の優勝、勝率65.8%という成績を残し、賞金獲得額第5位となったことで、2019年12月28日に立川競輪場にて行われた第8回オッズパーク杯ガールズグランプリの出場権を獲得。同レースでは、最終バックストレッチから仕掛けた児玉碧衣を追走したが、3コーナー付近で発生した落車の影響もあり追走しきれず、4着に終わった。
2020年は、上期では前年から続く腰痛の影響もあって序盤はやや低調も出場した全ての開催で決勝に進出し、特に春ごろから調子を上げ、優勝は6回を数えた。7月1日付で梅川風子とともにJCFから「女子 エリート 強化指定選手「B」指定選手」に指定され、念願だったナショナルチーム入りした[4][5]。11月のガールズグランプリトライアルに3年連続出場しトパーズ(B組)で優勝、特別競走初制覇とともにガールズグランプリに2年連続で出場を決める(6着)。
2021年、5月6日のガールズケイリンコレクション京王閣ステージで捲り追い込みを決め、コレクション初制覇[6]。同年のガールズケイリン総選挙では得票数第9位となり、ガールズケイリンコレクションいわき平ステージ・アルテミス賞に出場が決定。8月11日に行われた同レースでは捲りを決めてコレクション連覇を果たした[7]。10月24日(現地時間)、フランス・ルーベで行われた世界選手権では初出場ながら女子ケイリンで決勝2着となり、世界選手権における短距離種目としては日本人女子で初のメダリストとなった[8]。同年は自転車競技を優先したためガールズケイリンは40走に留まったが、うち1着37回・3着3回と全て車券に絡んだ。
2022年、3月21日のガールズケイリンコレクション宇都宮ステージでは最終直線で追い込むも2着となった。5月15日(現地時間)、カナダ・ミルトンで行われた2022UCIトラックネーションズカップ第2戦・最終日(4日目)の女子ケイリンにおいて決勝戦2位となり、同種目で銀メダルを獲得。3着入線であったが2着選手の降格処分により2位に繰り上がった[9][10]。
主な獲得タイトルと記録[編集]
- 2020年 - ガールズグランプリ2020トライアル(小倉競輪場)
- 2021年 - ガールズケイリンコレクション京王閣ステージ(京王閣競輪場)、ガールズケイリンコレクションいわき平ステージ・アルテミス賞(いわき平競輪場)
- 2022年 - ガールズケイリンフェスティバル(玉野競輪場)、ガールズケイリンコレクション西武園ステージ・ガールズドリームレース(西武園競輪場)
エピソード[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c “茅ヶ崎市初のガールズ競輪選手 佐藤水菜さん「頂点目指す」”. タウンニュース 茅ヶ崎版. (2019年1月4日) 2020年5月4日閲覧。
- ^ 日本競輪学校第114回生徒入学試験合格者名簿 (PDF)
- ^ 競走成績戦法別一覧表(第114回生)総合 (PDF)
- ^ “佐藤水菜「念願」ナショナルチーム入り 梅川風子も”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年7月4日) 2020年7月5日閲覧。
- ^ TRACK RACE 強化指定選手 - 日本自転車競技連盟ホームページ
- ^ “佐藤水菜3番手まくりを決めてV 人気の児玉碧衣は4着/京王閣”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年5月6日) 2021年5月6日閲覧。
- ^ “佐藤水菜アルテミス賞を初制覇 豪快まくりで4車身差の圧勝/いわき平”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年8月11日) 2021年8月11日閲覧。
- ^ “佐藤水菜が女子ケイリンで初の銀メダル!/自転車世界選手権”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年10月25日) 2021年10月25日閲覧。
- ^ “女子ケイリンで佐藤水菜選手が銀メダル獲得!!”. ガールズケイリン(JKA) (2022年5月16日). 2022年5月18日閲覧。
- ^ “2022UCIトラックネーションズカップ 第2戦 ミルトン大会 4日目レポート”. KEIRIN.JP (2022年5月17日). 2022年5月18日閲覧。
外部リンク[編集]
- 選手情報: 佐藤 水菜 - KEIRIN.JP
- 佐藤 水菜 (@satomina15306) - Twitter