梅川風子
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基本情報 | ||||||||||||
本名 |
梅川 風子 うめかわ ふうこ | |||||||||||
愛称 | うめちゃん、ふーちゃん、うめこ | |||||||||||
生年月日 | 1991年3月1日(33歳) | |||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||
身長 | 158.0cm | |||||||||||
体重 | 60.0kg | |||||||||||
選手情報 | ||||||||||||
所属 | 日本競輪選手会 東京支部 | |||||||||||
ホーム | 京王閣 | |||||||||||
期別 | 112期 | |||||||||||
脚質 | 両 | |||||||||||
登録地変遷 | ||||||||||||
2017- | 東京 | |||||||||||
業績 | ||||||||||||
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自転車競技情報 | ||||||||||||
所属 | チーム楽天Kドリームス | |||||||||||
分野 | トラックレース | |||||||||||
所属歴 | ||||||||||||
2021- | チーム楽天Kドリームス | |||||||||||
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■最終更新日:2024年5月16日 ■テンプレートを表示 |
梅川 風子(うめかわ ふうこ、1991年3月1日 - )は、長野県諏訪郡富士見町[1]出身の元スピードスケート選手、女子競輪選手、自転車競技選手。日本競輪選手会東京支部所属、ホームバンクは京王閣競輪場。選手登録番号15219。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第112期生。師匠は内田玄希(94期)。
経歴
[編集]スケートが盛んな長野県で生まれ育つ。4歳でスピードスケートを始め、本人曰く「色々な習い事をやった中でスケートが一番苦手だった」と言うが、中学ではバスケットボールとともに、スピードスケートの活動を継続。しかし、高校時代に中断した[2]。高校は中退したため、高等学校卒業程度認定試験を経て、山梨学院大学スケート部[3]に入部。その後、企業スポンサードを受けながら[4]スピードスケート競技を続けるが、24歳で引退。なお、スピードスケート選手時代の種目は500mと1000mであり[2]、大学時代に全日本学生スピードスケート選手権500mで優勝経験がある。
大学3年生の時に、ガールズケイリン1期生(競輪学校102期生)が競輪学校に入学したことを伝えるニュースを見て、初めてガールズケイリンの存在を知る。スピードスケート競技を引退後すぐにJKAに連絡を入れ、東京支部、そして愛好会の電話番号を教えてもらい、その1週間後には京王閣のバンクにいたという[4]。そして競輪学校の初めての受験である第112期生入学試験に技能試験で合格。同期には大久保花梨、太田りゆ、太田美穂、鈴木美教、坂口楓華、加藤恵らがいる。
競輪学校入学後は、2016年7月に行われた第1回記録会で、200mフライングダッシュ・400mフライングダッシュ・1000mタイムトライアル・2000mタイムトライアル全てで最高基準(A基準)タイムを上回り、小林優香以来となる女子2人目のゴールデンキャップを獲得。競輪学校時代は1着は大久保花梨に次ぐ30回であったが、在校成績は平均点の順により太田りゆに次ぐ3位であった[5]。ただ、卒業間近に行われた卒業記念レースでは予選を1着・1着・4着として決勝に進出、110期までの優勝者は全員が完全優勝(予選を含め全て1着)であった中で優勝を果たした[6]。
2017年7月3日、ホームバンクの京王閣競輪場(FII、ナイター)でデビュー。初勝利は翌4日、初優勝は同年9月6日の弥彦FI。
2018年は、デビュー2年目で早くも7月のガールズケイリンフェスティバル(松戸)にてガールズケイリン特別競走[7]に初出場、同時に出場した同期の112期生の中で唯一決勝に勝ち上がった。決勝では先行するも最終4角で内から石井寛子に掬われ2着に終わった。ただ、同年より始まった特別競走である、競輪祭前半3日間で行われるガールズグランプリ出場権をかけたガールズグランプリトライアルでは、選考順位第10位で出場。取得賞金額順ではグランプリ出場権がなかったが、B組で優勝を果たしたことで逆転でガールズグランプリの出場権を獲得。グランプリ初出場となったガールズグランプリ2018は5着であった。
2019年は、前年の選考期間中の競走得点上位により、3月のガールズケイリンコレクション大垣ステージ出場選手として選出され、コレクション初出場(結果7着)。4月14日に高知で第1回が開催された、特別競走であるデビュー2年未満の女子選手による一発勝負の新人女王戦「ガールズ フレッシュクイーン」[8]で優勝、初代女王となった。7月のガールズケイリンフェスティバルでは決勝3着。11月のグランプリトライアル終了時点では取得賞金額ランキング4位でありグランプリ出場は内定してはいたが、同トライアルでは選考順位3位でアメジスト(グループB)に入り[9]優勝、トライアルを連覇してグランプリ出場権を獲得[10]、2年連続でガールズグランプリ出場を果たす(結果7着)。
2020年は、前年同様に競走得点上位により、3月のガールズケイリンコレクション福井ステージでは出場選手として選出されたが、5着に終わる。その前に行われた、5月のガールズケイリンコレクション静岡ステージ出場権を賭けた1月のコレクショントライアルB組(静岡)で優勝したことで、同ステージの出場権を獲得。なお、同ステージは中止となった[11]が、9月の共同通信社杯競輪最終日に伊東温泉ステージが代替開催されることとなり、同ステージ出場予定選手として選出された[12]。8月開催のガールズケイリンコレクション名古屋ステージ出場選手を決める「ガールズケイリン総選挙」では8位となり、2日目(8月13日)に行われたアルテミス賞出場選手として選出され、1角からの捲りを決めてガールズケイリンコレクション初優勝を果たした[13]。
2020年7月1日付で佐藤水菜とともに日本自転車競技連盟から「女子 エリート 強化指定選手「B」指定選手」に指定され、ナショナルチーム入りを果たした[14]。2021年1月からは、小林優香、太田りゆが指定されている「A」指定選手に昇格した[15]。
2023年2月26日(現地時間)、2023UCIトラックネーションズカップ第1戦(ジャカルタ)・最終日(4日目)の女子ケイリンにおいて決勝3着となり、自身初の銅メダルを獲得[16]。11月の第65回朝日新聞社杯競輪祭前半で開催された第1回競輪祭女子王座戦において、予選から全て1着の完全優勝を果たし、決勝戦(11月23日)では自身通算200勝目を達成。そして初のGIタイトル獲得かつ同大会初代女王となり、同年末のガールズグランプリの出場権も獲得[17][18]。
2023年の競輪祭女子王座戦終了時点での通算獲得賞金額は、6313万1800円[18]。
主な獲得タイトル
[編集]- 2018年 - ガールズグランプリ2018トライアル(小倉競輪場)
- 2019年 - ガールズ フレッシュクイーン(高知競輪場)、ガールズグランプリ2019トライアル(小倉競輪場)
- 2020年 - ガールズケイリンコレクション2020名古屋ステージ・アルテミス賞(名古屋競輪場)
- 2023年 - 競輪祭女子王座戦(小倉競輪場)
脚注
[編集]- ^ KEIRINスポニチ 12月28日激突「ガールズグランプリ2019」梅川風子その2
- ^ a b “生徒インタビューレポート 梅川 風子(112期)”. 競輪学校生徒サイト (2017年2月15日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ “部員・スタッフ紹介/部員紹介 -1年生-”. 山梨学院大学公式ホームページ. 2020年7月6日閲覧。
- ^ a b “もっと知りたい♡麗しのガールズ 梅川風子選手”. けいりんマルシェ(JKA) (2019年9月29日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ 競走成績戦法別一覧表(第111回生・女子第6回生(第112回生))総合 (PDF) - KEIRIN.JP(2017年3月24日配信)
- ^ 決勝戦成績表(第111回生・女子第6回生(第112回生) (PDF) - KEIRIN.JP(2017年3月24日配信)
- ^ “ガールズケイリン特別競走でMINMIとのコラボ曲である新テーマソングが起用!”. ガールズケイリン情報配信サイト (2019年12月17日). 2019年12月17日閲覧。
- ^ “第1回ガールズ フレッシュクイーン開催日程及び開催場の決定について”. KEIRIN.JP (2019年1月30日). 2019年1月30日閲覧。
- ^ “ガールズグランプリトライアル2019出場選手が決定しました!”. ガールズケイリン情報発信サイト(JKA) (2019年9月26日). 2020年7月7日閲覧。
- ^ “『ガールズグランプリ2019トライアルレース』結果リポート”. けいりんマルシェ(JKA) (2019年11月22日). 2020年7月7日閲覧。
- ^ “静岡競輪ダービーが59年ぶり中止…G1もコロナ禍”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年4月24日) 2020年4月24日閲覧。
- ^ “「ガールズケイリンコレクション2020 伊東温泉ステージ」の実施及び出場予定選手について”. ガールズケイリン情報発信サイト(JKA) (2020年6月23日). 2020年6月24日閲覧。
- ^ “【競輪】アルテミス賞は梅川風子が優勝 最終1角まくりでライバルを一蹴”. デイリースポーツ (神戸新聞社). (2020年8月13日) 2020年8月13日閲覧。
- ^ “佐藤水菜「念願」ナショナルチーム入り 梅川風子も”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年7月4日) 2020年7月5日閲覧。
- ^ TRACK RACE 強化指定選手 - 日本自転車競技連盟ホームページ
- ^ “2023UCIトラックネーションズカップ第1戦 ジャカルタ大会4日目レポート”. KEIRIN.JP(JKA) (2023年2月27日). 2023年2月27日閲覧。
- ^ “【競輪】梅川風子がG1初優勝で逆転のGP切符「応援で走りに力がこもった」/小倉ガールズG1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年11月23日) 2023年11月24日閲覧。
- ^ a b “【競輪】梅川風子200勝でG1初制覇 「初日当日欠場かも」から一転完全V/小倉ガールズG1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年11月24日) 2023年11月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手情報: 梅川 風子 - KEIRIN.JP