菊池岳仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

菊池 岳仁(きくち たけと、2000年6月7日 - )は、競輪選手長野県諏訪郡原村[1]出身。日本競輪選手会新潟支部所属(登録地は長野県)。日本競輪選手養成所(以下、養成所)第117期生。師匠は等々力久就[2](98期)。ホームバンク(練習地)は松本市美鈴湖自転車競技場

来歴[編集]

小学校1年時よりスピードスケートに取り組み、原村立原中学校時代には体力強化の一環として取り組んでいた陸上競技の800mで全日本中学校陸上競技大会に出場、長野県岡谷南高等学校に入学後もスピードスケートの活動を継続していたが、同校3年時に自転車競技に転向。

2019年1月、養成所第117回生入所試験に合格し、5月に養成所に入所。第1回記録会[3]、第2回記録会[4]と連続してゴールデンキャップを獲得。この結果を受け、養成所は寺崎浩平とともに早期卒業候補者に選定した[5]。その後、寺崎とともに早期卒業の認定を受け、12月25日に養成所初となる早期卒業を果たした[6]

2020年1月19日岐阜競輪場でデビューし初勝利を挙げ、さらに同開催では3日間全て1着となり完全優勝で初優勝。

2021年上期(1月 - 6月)で初めてS級に昇格、9月30日の函館FIでS級初優勝。

2022年上期より初のS級1班格付けとなる。同年12月28日に行われたヤンググランプリ平塚競輪場)で優勝、ビッグレース初制覇[7]

脚注[編集]

  1. ^ 〔ニュース〕競輪学校史上16人目のゴールデンキャップ獲得!菊池岳仁(岡谷南出)が美鈴湖でエキシビジョン走行。2019-08-19 cyclingnagano.com
  2. ^ 2022.03.16【イケメン競輪選手】菊池岳仁選手まとめ!プロフィール・経歴・賞金・デリ成績・結婚・ゴールデンキャップ・早期卒業などまとめてみた!
  3. ^ 200mフライングダッシュ(200mFD):11秒09 400mフライングダッシュ(400mFD):22秒80 1kmタイムトライアル(1kmTT):1分07秒44 3kmタイムトライアル(3kmTT):3分47秒92
  4. ^ 200mFD:10秒56 400mFD:21秒88 1kmTT:1分04秒05 3kmTT:3分39秒43
  5. ^ 日本競輪選手養成所から、初の早期卒業が決定 寺崎浩平・菊池岳仁の2人 2019/12/23 morecadence.jp
  6. ^ 史上初!日本競輪選手養成所から早期卒業者が誕生!! 寺﨑浩平候補生・菊池岳仁候補生 JKA 2019/12/25 19:00 共同通信PRWire
  7. ^ “117期の早期卒業生・菊池岳仁がゴール前で差し切り制覇/平塚G2”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年12月28日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202212280000733.html 2022年12月29日閲覧。 

外部リンク[編集]