今庄駅

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今庄駅
JR Imajo Station ac (1).jpg
駅舎(2022年10月)
いまじょう
Imajō
南今庄 (2.6 km)
(3.6 km) 湯尾
所在地 福井県南条郡南越前町今庄74-6
北緯35度46分23秒 東経136度11分57秒 / 北緯35.77306度 東経136.19917度 / 35.77306; 136.19917座標: 北緯35度46分23秒 東経136度11分57秒 / 北緯35.77306度 東経136.19917度 / 35.77306; 136.19917
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 北陸本線
キロ程 65.1 km(米原起点)
電報略号 イマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
159人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1896年明治29年)7月15日[1][2]
備考 無人駅 (自動券売機有)
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今庄駅(いまじょうえき)は、福井県南条郡南越前町今庄にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線である。

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線[2][24]ホームを有する地上駅である。かつては島式2面4線(旧1・2番のりば、旧3・4番のりばでそれぞれ島式)[2]であったが、駅舎側の旧1番のりばの線路が撤去され、現在の形となった。[要出典]

無人化前は福井地域鉄道部が管理し、南越前町が発券業務を受託する簡易委託駅であった。駅舎内の観光案内所兼売店に窓口が設置された。駅構内にはICカード専用の簡易改札機[10][12][14]自動券売機(交通系ICカード決済可能)が設置されている。[要出典]

2011年までにホーム番号は、それまでの旧2 - 4番のりばから、新1 - 3番のりばに改番された。[要出典]駅舎から各ホームへは跨線橋で連絡している[2]ホームは嵩上げされていない。[要出典]

北陸本線が杉津駅経由だったころ、敦賀方面の列車は急勾配を上らなければならなかったため、当駅で補助機関車を増結・解放していた[5][6][25]。その名残で保守用側線給水塔[26]や給炭用のホームが残されている[1][24]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
1 北陸本線 下り 福井金沢方面[27] 一部2番のりば
2・3 上り 敦賀米原方面[27]  
  • 列車運転指令上では、1番のりばが「下り本線」、2番のりばが「中線」、3番のりばが「上り本線」となっている。[要出典]
  • 2番のりばは特急の通過待ちで使用する[1]。なお、2004年10月16日の改正で当駅で折り返す列車が午前・午後に2往復設定されていたが、2008年3月15日のダイヤ改正で敦賀駅発着になる形で廃止された。[要出典]

駅リニューアル[編集]

南越前町は駅舎を2005年にJR西日本から購入し、2014年度からリニューアル事業に着手[8]。2017年3月に「今庄まちなみ情報館」、観光案内所、土産販売店を新たに整備してリニューアルオープンした。改修した駅舎には、南越前町産のスギ材を外壁に使用した[9]

今庄まちなみ情報館では、1955年ごろの今庄駅が45分の1のジオラマで再現されており[8][9][26]、北陸本線の旧線に設けられていたスイッチバックなどの情報がパネルで展示されている。

また、2018年には住民主体で取り組んできた駅前の整備が完成し、4月に「今庄駅前ほっこり広場」としてオープンしている[28]

ギャラリー[編集]

利用状況[編集]

近年の1日平均乗車人員は以下のとおりである。

年度 1日平均
乗車人員
1997年(平成09年) 355
1998年(平成10年) 328
1999年(平成11年) 307
2000年(平成12年) 294
2001年(平成13年) 286
2002年(平成14年) 274
2003年(平成15年) 275
2004年(平成16年) 252
2005年(平成17年) 243
2006年(平成18年) 232
2007年(平成19年) 240
2008年(平成20年) 230
2009年(平成21年) 231
2010年(平成22年) 225
2011年(平成23年) 207
2012年(平成24年) 185
2013年(平成25年) 198
2014年(平成26年) 188
2015年(平成27年) 169
2016年(平成28年) 165
2017年(平成29年) 162
2018年(平成30年) 154
2019年(令和元年) 159

駅周辺[編集]

今庄サイクリングターミナル駐車場に展示されている D51-481

当駅の近隣は北国街道宿場町である今庄宿2021年重要伝統的建造物群保存地区に指定)[29]であった今庄地区があり[6][26]、古い建物などが現在も残っている[30]

バス路線[編集]

「JR今庄駅」停留所から下記の路線が発着する。なお、今庄住民利用バスは日曜・祝日と年末年始は全便運休となる。

今庄365スキー場温泉)直行バス
  • 1日1往復のみ。
※土曜・日曜・祝日と年末年始12月29日 - 翌年1月3日)のみ運行。
今庄住民利用バス[31]
  • 宅良・湯尾線
    • 杉谷区センター / 杣木俣口
※土曜は予約運行(デマンド制)のみ。
  • 広野・孫谷線
    • 広野(下) / 広野(上)
    • 今庄住民センター / JR今庄駅(荒目・稲荷地区循環)
※平日は曜日によって時刻が異なる。土曜は予約運行(デマンド制)のみ。
  • 南条・今庄線
    • 南条保健福祉センター
※金曜昼に1便のみ運行。
  • 大桐線
    • 今庄小学校(※予約運行のうち、朝の1便のみ)
    • 大桐区センター
※定期運行は火曜・木曜に1往復のみ。他はすべて予約運行となる。

その他[編集]

  • 北陸トンネル開通までは金津駅 - 福井駅 - 当駅間折り返しの通勤ダイヤが組まれていた。現在、停車する列車は普通列車のみで、日中の停車本数は1時間あたり1本である。
  • かつて早朝に運転されていた快速列車は当駅に停車していた。
  • 人気のあった駅構内での名物、駅弁屋(高野商店)は大聖寺駅に(その後、加賀市内の特急停車駅統合に伴い加賀温泉駅に移転)[32][33]、今庄そば(豊岡商店)は福井駅に移転した(武生駅にも店舗がある)。なお、立ち食いそばの発祥は今庄駅とされている[25]
  • 旧線地区への代替バスは当初より当駅前 - 大桐止まりで今庄側から杉津・新保方面へ抜ける公共交通機関は存在しない[5]。当駅から敦賀駅まで出て代替路線バスを利用しなければならない。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
北陸本線
南今庄駅 - 今庄駅 - 湯尾駅

かつて存在した路線[編集]

日本国有鉄道
北陸本線(旧線)
大桐駅 - 今庄駅

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 川島 2010, p. 54.
  2. ^ a b c d e 朝日 2012, p. 24.
  3. ^ a b 石野 1998, p. 132.
  4. ^ a b 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 I』JTB、1998年10月1日、91頁。 
  5. ^ a b c d 鈴木文彦「北陸本線旧線跡を行く」『鉄道ジャーナル』第33巻第2号、鉄道ジャーナル社、1999年2月、 38-40頁。
  6. ^ a b c “旧北陸線のトンネル群、なぜ今も鉄道ファンを惹きつけるのか”. 日刊工業新聞. (2017年12月10日). オリジナルの2019年11月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191117031142/https://newswitch.jp/p/11313 2021年9月25日閲覧。 
  7. ^ a b 石野 1998, p. 133.
  8. ^ a b c “福井)今庄駅舎がリニューアル 玄関口が地区の魅力発信”. 朝日新聞デジタル. (2017年3月23日). オリジナルの2020年1月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200101222336/https://www.asahi.com/articles/ASK3P64VZK3PPGJB011.html 2021年1月5日閲覧。 
  9. ^ a b c 情報館に再現ジオラマ JR今庄駅、26日新装オープン”. 中日新聞 (2017年3月22日). 2020年1月1日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2020年9月27日閲覧。
  10. ^ a b “9月15日「ICOCA」を福井県内のJR北陸本線(新疋田駅〜牛ノ谷駅)に導入します! 〜北陸と近畿がICOCAでつながる〜” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 西日本旅客鉄道金沢支社, (2018年5月30日), オリジナルの2019年5月28日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20190528150154/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/180821_00_icoca_1.pdf 2020年9月13日閲覧。 
  11. ^ JR西日本「ICOCA」9/15エリア一体化、近畿から北陸・岡山も利用OK”. マイナビニュース (2018年5月30日). 2021年9月25日閲覧。
  12. ^ a b イコカ福井県内導入は9月15日 福井駅と敦賀駅は先行で自動改札”. 福井新聞ONLINE (2018年5月31日). 2018年6月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2021年9月25日閲覧。
  13. ^ “JR西、福井でイコカ導入 9月15日から北陸線19駅”. 日本経済新聞. (2018年5月31日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31148860Q8A530C1LB0000/ 2021年9月25日閲覧。 
  14. ^ a b “福井もICOCAで行こか JR西、9月15日から19駅に導入”. 産経ニュース. (2018年6月4日). https://www.sankei.com/article/20180604-G7N3DOTOGROHFC7U3XG4VQDCRE/ 2021年9月25日閲覧。 
  15. ^ 福井県内のJR線でICカード切符「ICOCA」運用開始 早朝購入組の姿も”. 福井経済新聞 (2018年9月15日). 2021年9月25日閲覧。
  16. ^ “福井県内JR駅、新たに16駅無人化 北陸線の5駅はイコカ対応、2030年度までに”. 福井新聞 (福井新聞社). (2020年8月26日). オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210509034441/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1151682 2021年5月9日閲覧。 
  17. ^ “JR春江駅の窓口12月中旬で営業終了、無人駅へ 丸岡駅のスケジュールも発表 福井県坂井市”. 福井新聞 (福井新聞社). (2021年11月9日). https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1432945 2021年11月9日閲覧。 
  18. ^ “森田・南条・今庄の駅無人化 JR3月末で”. 福井放送. (2022年2月25日). https://www.fbc.jp/news/news95ytk6mwv73x4cz0bu.html 2022年2月27日閲覧。 
  19. ^ JR北陸本線 今庄駅が浸水 敦賀~武生で終日運休へ 再開見込み無し”. 乗りものニュース (2022年8月5日). 2022年8月5日閲覧。
  20. ^ 関西・中京~北陸、JRの迂回ルート 特急サンダーバード、しらさぎは8月10日まで運休”. 福井新聞 (2022年8月9日). 2022年8月8日閲覧。
  21. ^ “新社名「ハピラインふくい」 並行在来線三セク会社 福井の60代男性考案”. 中日新聞Web. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220329023030/https://www.chunichi.co.jp/article/443193 2022年4月10日閲覧。 
  22. ^ “並行在来線運営会社は「ハピラインふくい」 知事らが記者会見”. 朝日新聞デジタル. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220329201222/https://www.asahi.com/articles/ASQ3Y00JBQ3XPISC001.html 2022年4月10日閲覧。 
  23. ^ “並行在来線の役割転換、特急中心から「県民の足」へ…「パターンダイヤ」も検討”. 読売新聞オンライン. (2022年4月9日). オリジナルの2022年4月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220409050523/https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220407-OYT1T50122/ 2022年4月10日閲覧。 
  24. ^ a b 川島 2010, p. 20.
  25. ^ a b “旧北陸線の魅力伝えるストーリー、日本遺産に認定”. 中日新聞Web. (2020年6月20日). オリジナルの2020年9月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200929111739/https://www.chunichi.co.jp/article/75739 2021年1月5日閲覧。 
  26. ^ a b c 旧北陸線跡、明治のトンネルが語る鉄路の歴史”. 東洋経済オンライン (2019年11月3日). 2021年9月25日閲覧。
  27. ^ a b 今庄駅|時刻表”. 西日本旅客鉄道. 2022年10月2日閲覧。
  28. ^ “新今庄駅1年祝おう! 駅前広場完成、29日記念催し”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞). (2018年4月11日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000014235 2020年1月1日閲覧。 
  29. ^ 南越前町今庄宿 - 文化遺産オンライン文化庁
  30. ^ 山衛守剛(2014年5月2日). “北陸・各駅散歩:/4 JR北陸線 今庄駅”. 毎日新聞 [要ページ番号](毎日新聞社)
  31. ^ 南越前町住民利用バス【今庄地域】のご案内”. 南越前町 (2019年4月1日). 2022年10月9日閲覧。
  32. ^ “【鉄道の日】大正時代は「御辨當」~駅弁の「掛紙」、元国鉄マンが集めた1万枚!”. 産経ニュース. (2017年10月13日). https://www.sankei.com/article/20171014-EXRPGY7INZNO5IXWB3KA7XMBRU/ 2021年7月18日閲覧。 
  33. ^ 加賀温泉駅「幕の内弁当」(700円)~駅弁屋さんの厨房ですよ!(vol.24「高野商店」編(2))”. ニッポン放送 (2021年1月5日). 2021年1月5日閲覧。

参考文献[編集]

  • 川島令三 『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8 
  • 『週刊JR全駅・全車両基地 18 北陸本線②(森本〜米原) 越美北線』朝日新聞出版、2012年12月9日。 
  • 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]