仁藤夢乃

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仁藤 夢乃(にとう ゆめの、1989年12月19日 - )は、日本社会活動家。一般社団法人Colabo、女子高生サポートセンターColabo代表。妹は元AKB48仁藤萌乃

略歴[編集]

東京都町田市生まれ。恵泉女学園中学校・高等学校に通う。新宿区百人町教会の牧師阿蘇敏文と出会い農業に触れる[1][2]、高校時代に男性ホストたちと親交を深め、そのサービス内容に誠実さを感じたことが男性感に強い影響を与えている[3]。高校中退後はストーカーに遭うこともレイプされそうになることもあったという[4]。母親は仕事をしながら仁藤夢乃と妹の子育てをしてうつ病になり寝込み、突然怒り出しては手を上げるようになるなど家庭内暴力も起きた。母と顔を合わせないように夜中に帰宅し朝遅く起きるようになったほか、両親が不仲になり、高校生の時に離婚が成立した[5]

2008年4月に明治学院大学に進学。2013年3月に大学卒業、『難民高校生』を出版。2015年1月20日、第30期東京都青少年問題協議会の名簿に載る[6][7]。同年2月9日 文藝春秋2015年3月特別号の企画記事、「日本を代表する女性120人」人文・社会科学系研究者などの一人に選ばれる[8]。同年12月28日日経ビジネス2016年1月4日号の特集記事、次代を創る100人 闇からの救世主 MESSIAHに選ばれる[9]2016年1月26日エイボン・プロダクツの2015年度エイボン女性年度賞を受賞[10]子どもの貧困対策センター設立準備会に賛同する[11]。2017年7月31日公益財団法人日本財団の社会課題解決に立ち向かう革新的人材7人としてソーシャルイノベーターに決定する[12][13][14]。2017年9月20日大韓民国ソウル特別市にある在大韓民国日本国大使館前で開催された日本軍『慰安婦』問題解決全国行動(水曜デモ)に希望のたね基金代表理事梁澄子と共に参加。[15][16]。2017年9月22日大韓民国中央大学校で開催されたko:디지털 성범죄 아웃D.S.O (Digital Sexual Crime Out)のシンポジウムで日本のJKビジネスと少女たちの現実について講演する[17][18]

秋葉原系文化との関わり[編集]

2014年8月、仁藤は私小説『女子高生の裏社会 「関係性の貧困」に生きる少女たち』を執筆した。前作の『難民高校生』では仁藤は渋谷を彷徨する女子高生という設定であったが、この小説では秋葉原のメイドカフェ萌芽期にスカウトされ、劣悪な環境で性的な搾取をされた少女として書かれている。ただし、秋葉原のメイドカフェの萌芽期を2005年としたり(秋葉原のメイド喫茶は2001年頃から始まっている。)、秋葉原の電気街には風俗店があり、児童買春の巣窟となっている(秋葉原(万世橋)は都内でも児童買春の検挙が極めて低い地域である[19])など、秋葉原に対する事実誤認に基づく設定が多い。登場する店や事件も架空のものであるが、秋葉原系の架空の児童を扱ったポルノ作品に対する規制強化を推進するロビイスト伊藤和子たちから注目を集めた。

2015年5月21日、仁藤は外国特派員協会で「Helping high school girls escape Tokyo's sex industry」という掲題で会見を開き、「秋葉原では夜になると2メートル間隔で女の子たちが客引きをしている。」「貧困層の少女や、見た目やコミュニケーション、知能に困難のある少女は働けず、売春宿のようなところ、より痛い、汚い、臭い、性奴隷のように働かされている。」などの発言をし[20]ジャパンタイムズから「An activist fighting the notorious “JK” industry」と賞賛された[21]。ただし、秋葉原は2012年に「性関連禁止営業の発生を防止する必要性が高いと 認められる区域」に指定されており[22]、仁藤が証言したような児童買春が通報/検挙されたことはない。

著書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 【恩師阿蘇さんの記事】『宗教語らず農業教える牧師 模索する予備校生を支援』2007年11月13日
  2. ^ “(インタビュー)「JK産業」と少女たち 居場所のない女子高生を支援する仁藤夢乃さん”. 朝日新聞デジタル. (2014年11月6日). http://www.asahi.com/articles/DA3S11440528.html 
  3. ^ 本人のツイッターより [1]
  4. ^ つながる/ひろがる/フェミ・ジャーナル -ふぇみん-|インタビュー
  5. ^ JKビジネスに潜む闇 普通の少女が食い物に 警鐘鳴らす仁藤夢乃さん|カナロコ|神奈川新聞ニュース
  6. ^ 東京都青少年問題協議会
  7. ^ 第30期東京都青少年問題協議会・議事録
  8. ^ 文藝春秋2015年3月特別号 | バックナンバー - 文藝春秋WEB共同、時事、読売、毎日、産経、東京 大手メディアと識者が選んだ日本を代表する女性120人 本誌編集部 期待される女性人材がこの国のかたちを変える リスト掲載、245ページ 概要、257ページ
  9. ^ 2015年12月28日・2016年1月4日号目次:日経ビジネスDigital
  10. ^ 2015
  11. ^ 子どもの貧困対策センター設立準備会: 賛同人一覧
  12. ^ 2017年度ソーシャルイノベーター決定!社会課題解決に立ち向かう革新的人材7人が選出。 – 日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017
  13. ^ 社会課題の解決に向けた最大3億円の支援制度 ソーシャルイノベーター7人が決定|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】
  14. ^ 【応援願】日本財団が支援するソーシャルイノベーター2017の7人に選ばれました!!|Colabo代表「難民高校生」著者・仁藤夢乃の『コラボトーク』
  15. ^ 仁藤夢乃 Yumeno Nitoさんのツイート: "先週の水曜日、ソウル日本大使館の前で行われている水曜デモに参加しました。 https://t.co/izkYwlZF5h"
  16. ^ Meehyang Yoon - Meehyang Yoonさんがライブ動画を作成しました — 梁 澄子さんと一緒です。
  17. ^ [여성의 몸, 거래STOP④]또 하나의 폭력 일본 AV산업…“위안부 책임 외면 부추겨” - 경향신문
  18. ^ 디지털 성범죄 심포지엄 <매개되는 욕망, 거래되는 몸> 한국과 일본의... - D.S.O 디지털 성범죄 아웃
  19. ^ 警視庁 少年の福祉を害する犯罪 [2]
  20. ^ Yumeno Nito: "Helping high school girls escape Tokyo's sex industry" [3]
  21. ^ Activist slams indifference to sexual exploitation of girls in ‘JK’ industry [4]
  22. ^ 警視庁 [5]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]