吹奏楽

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吹奏楽(すいそうがく)は、最も広義には、管楽器を主体として演奏される音楽の総称。一般には、ヨーロッパ軍楽隊およびアメリカスクールバンド、すなわち西洋の木管楽器金管楽器を主体とし、弦楽器・特殊楽器・打楽器による編成で演奏される音楽を指す。軍隊国民士気を鼓舞するための実用音楽を背景に発達したものの、今では、コンサートホールにおける演奏会マーチングバンドなどの活動が中心となっている。

概要[編集]

吹奏楽編成による演奏風景(大編成)

「吹奏楽」は、字義通りには、「吹いて奏する音楽」であり、演奏に用いられる楽器の発生方法、あるいは演奏主体の編成によって定義される。実態としても、軍楽隊やアマチュアの吹奏楽団では、吹奏楽単体の楽曲に加えて有名曲の編曲も多用されている。従って、冒頭で述べた通り、最も広義には、管楽器を主体として演奏される音楽の総称とすることが適当である。

狭義の吹奏楽としては、管楽器によって二桁の人数を規模とする楽団で、木管楽器と金管楽器の双方を含み、打楽器がこれに加わる。管打楽器以外では、コントラバスを加えることが多く、楽曲によってチェロハープなどの弦楽器、チェレスタピアノなどの特殊楽器を加えることもある。現在では、ヴァイオリンヴィオラはほぼ使用しない。

多くの国では消防・警察などの公的な機関に属する楽団や軍楽隊が中心であるものの、日本とアメリカでは学校などのアマチュアも多い。アメリカのプロフェッショナルでは1800年代後半から1900年代初頭にかけてギルモアスーザによる吹奏楽団が活躍し、今日でもダラス・ウィンズ(Dallas Winds)やウィスコンシン・ウィンド・オーケストラの活動が見られる。オランダベルギーフランスでは町や村の吹奏楽団が数多くある。イタリアスペインにもバンダと呼ばれる吹奏楽団がある。

広義の吹奏楽としては、イギリスなどで英国式ブラスバンドが編成されている。フランスドイツなどにも、町や村の金管バンドが存在する。ジョヴァンニ・ガブリエーリによるファンファーレ、18世紀以前の管楽器を中心とした楽曲、ハルモニームジークなどの室内楽的な管楽器による合奏も吹奏楽の一部をなす。これらの音楽は、しばしば管楽として区別される。

管楽器独奏、東欧における式典音楽、ポピュラー音楽民族音楽については、狭義の吹奏楽には含まれない。これらについては、本項では詳述しない。

他言語としては、ドイツではBlasmusik(ブラスムジーク、「吹く」の語幹と「音楽」)があり、フランスではharmonie(アルモニー)が用いられる。吹奏楽団を指すものとしては、ドイツではブラスオルケスター(Blasorchester)、ブラスカペレ(Blaskapelle)、ブラスバント(Blasband)などがあり、フランスではミュジック・ダルモニー(musique d'harmonie)やファンファール(fanfare)、イタリアやスペインではバンダ(banda)が用いられ、東欧諸国ではファンファーレ(fanfare)、ファンファーラ(fanfara)、オルケスタル(orkestar)などが用いられる。

英語としては、bandのみで吹奏楽団を指すこともあったものの、第一次世界大戦前後にジャズ第二次世界大戦前後にロックが一般化するに従って区別する必要が出てきた。また軍楽隊以外にもmilitary bandを用いることがある。イギリスでは民間の吹奏楽団は独自の金管楽器による編成で発達し、brass bandの語が用いられている。brass bandは「金管楽器による楽団」の意味である。アメリカでも金管楽器が中心の編成が多く、brass band、silver bandなどの語が用いられたほか、territory band(領域の楽団)、service band(代用の楽団)、school band(学校の楽団)、marching band(行進の楽団)などが使われている。軍楽に類する演奏以外を示唆するものとしてはconcert bandがあり、近年ではwind band、wind orchestra、symphonic bandの使用が増えており、吹奏楽に対応する語としてはwind musicが用いられるようになっている。なお、wind ensembleも同様に吹奏楽や管楽合奏を示す語であるものの、フェネルが提唱した編成を指すものとして区別される。

戦時の信号、式典などでの音楽など野外での演奏、室内でも食事などでの実用的な機会での演奏を担うものとして発達したものの、特に19世紀以降、バルブの発明など楽器の操作性向上や価格の低廉化が進み、兵器の発達により軍楽隊の活動が戦場での演奏ではなく戦意高揚や慰安などのための演奏に移行したこと、野外コンサートが開かれるようになり多くの聴衆を集めるようになったこと、アマチュアの演奏団体が管楽器を中心とした編成で結成されたことなどによって、階級を超えて広がっていった。こうした状況は同時に、行進曲のほか、オペラの抜粋や軽音楽などの楽曲を編曲して演奏することを一般的にした。現在でも日本のアマチュア吹奏楽団の演奏会では、オーケストラ作品や流行曲の吹奏楽アレンジなどが演奏されており、編曲作品は「アレンジ曲」、特に吹奏楽編成のために作曲された楽曲は「(吹奏楽)オリジナル作品」と呼ばれて区別される。また、東欧諸国ではオスマン帝国占領下で軍楽隊が組織され、西欧諸国の軍楽隊は植民地に派遣され現地にも設置されたため、西洋風の軍楽隊は世界各国で存在するほか、従来の文化と混ざり合って独自の発達をしていることも多い。

吹奏楽単体の楽曲に加えて有名曲の編曲も多用されており、吹奏楽が包摂する内容は極めて多様となっている。さらに、アマチュアにより占められ、楽団の運営や演奏など教育的な側面が強調される傾向もあって、吹奏楽の包括的な記述は困難であり、研究は十分に進んでいないのが現状である。

歴史[編集]

古代エジプト時代にはラッパと太鼓類を主に、行進を伴奏する情景が当時の壁画に残されている[1][2]古代ローマ時代には楽団の編成が、中世には楽器の種類・数量が増した。オスマン帝国の侵攻に伴うトルコ軍楽との接触は西ヨーロッパにおける吹奏楽の拡張に貢献した[3][4]。より多くのクラリネットピッコロが次第に加えられ、金管楽器が更に発達し、打楽器の素晴らしさ、そして劇的な効果が、大太鼓シンバルトライアングルなどの打楽器セクションにおける拡張を促した。17世紀にはドイツ、フランスなどで盛んとなり、芸術音楽にも多大な影響を与えた。現在、行進曲として演奏されるレパートリーが出現する時代もこの頃からである。1810年代には吹奏楽隊は使用する楽器が国により様々に異なって来るものの、既に現在とほぼ変わらない規模に達してもいた。ヘンデルハイドンモーツァルトベートーヴェンの影響も大きい。

楽器の発達により複雑な演奏が可能となってくると、軍楽も単に士気の鼓舞だけの用途でなくなり、多くの種類の音楽も演奏できるようになったものの、その音量が大きいこと、移動して演奏するのに便利なことなどから、野外演奏が主であった。その後演奏会場が大きくなったため、吹奏楽として一つの演奏分野が認められるようになった[5]。ヨーロッパでは新しい分野の吹奏楽は一般的には採り上げられず、軍楽隊にだけその伝統が受け継がれている。アメリカでは学校教育・社会教育に活用され、クラリネットが中心の編成となり、民間に広まった。現行の編成が作られたのは、ミシガン大学ウィリアム・レヴェリ英語版(1902年 - 1994年)による。1929年にはアメリカ吹奏楽指導者協会英語版(ABA)がエドウィン・フランコ・ゴールドマン英語版によって設立され、アメリカにおける吹奏楽の発展が図られた。

楽曲[編集]

18世紀末にはゴセックカテルが数曲の序曲を作曲しており、19世紀に入ってからはベルリオーズマイアベーアワーグナーサン=サーンスも吹奏楽曲を作曲している。

20世紀に入ってからはアメリカ、イギリスを中心に多くの作品が発表され、ホルストグレインジャーウィリアムズシュミットなどの作曲家が吹奏楽曲を発表した。

大規模の管楽アンサンブルやオーケストラの管打楽器セクションを想定して書かれた曲も広義の吹奏楽曲として扱うことがある。モーツァルトのセレナーデ、ストラヴィンスキーの「管楽器のシンフォニーズ」、シュワントナーの曲群、ペンデレツキの「ピッツバーグ序曲」、黛敏郎の「トーンプレロマス'55」などが挙げられる。

かつて管弦楽曲が多く演奏されていたものの、現在は吹奏楽曲も多く演奏されるようになっている。曲種としては、交響曲、交響詩、組曲、序曲、現代音楽など多岐に亘っている。

重要な曲種である行進曲においては、アメリカのスーザ、イギリスのアルフォード、ドイツのタイケなどが作品を数多く残しており、この3人を筆頭として多くの行進曲が現在も演奏されている。

作曲家・作品[編集]

  1. 文中に(〜年度課題曲)とあるのは、当該年度の全日本吹奏楽コンクールにおける課題曲である。
  2. 文中に(〜年度下谷賞)とあるのは、当該年度の日本吹奏楽指導者協会主催下谷賞選考会にて選出された「優秀賞」「佳作」である。
  3. 他編成からの編曲作品は、非掲載とする。ただし、作曲者自身(または作曲者の指示・指導に基づく第三者)による吹奏楽版が存在する楽曲は掲載する。

楽団[編集]

吹奏楽編成による演奏風景
吹奏楽編成による演奏風景(コンサートバンド)
吹奏楽編成による演奏風景(軍楽隊)
吹奏楽編成による演奏風景(スクールバンド)

吹奏楽団[編集]

各国ごとに特徴がある形態。フランスイタリアでは、木管楽器の音色を重視した編成が採られている。オーストリアドイツでは、金管楽器を多くして全体に硬く重々しい音色をもつ編成が採られており、ロータリー・バルブのフリューゲルホルンテノールホルンを使用する点が特徴である。イギリスでは、民族楽器のバグパイプを主体とした編成が発生し、現在でも軍楽隊などで見ることができるものの、産業革命に伴い金管楽器の製造が盛んになるにつれ、労働者階級の娯楽として金管楽器を中心とした英国式ブラスバンドが編み出され、現在ではジャンルを確立している。アメリカでは、アメリカ吹奏楽指導者協会(ABA)が編成基準を定めており、それに従った編成が進められている。例えばテノールホルンの代わりにユーフォニアムを用いる。日本では、軍楽隊創立当時、陸軍はフランスから、海軍はイギリスから指導者を招いたため、楽器編成・用語・音色などが二通りあって一定しなかったものの、社団法人日本吹奏楽指導者協会により標準編成案が発表され、これを基準とする場合が多い。

英国式ブラスバンド(British brass band)[編集]

サクソルン属の金管楽器を中心とする形態。四声に分かれたB♭管のソロコルネットと三声に分かれたコルネットを中心に、高音域をE♭管のソプラノコルネットで補う。フリューゲルホルンがコルネットの音色に幅をもたせ、テナーホルントロンボーンが和声部を受け持つ。ユーフォニアムが旋律を助け、バスが低音域を支える。さらに打楽器が加わる。輝きのある響きを持ち、オルガンのそれを思わせるものもあれば、超絶技巧もある。金管楽器主体の編成であることから、指導が比較的容易であるため、アマチュアが手がけ易いといった側面もある。また、救世軍では世界各地にスタッフバンドと称したブラスバンドを置いており、独自の豊富なレパートリーを有している。

一般的な吹奏楽編成で知られる曲も、初めは英国式ブラスバンドの編成で書かれた曲も多く存在し、フィリップ・スパークの『宇宙の音楽』やピーター・グレーアムの『ハリソンの夢』も英国式ブラスバンドのために書かれた曲である。このように、作曲者自身の手によってブラスバンド編成から吹奏楽編成へ編曲する手法は、ヨーロッパの作曲家を中心に多く見られる。

ファンファーレ・バンド(Fanfare Band)[編集]

金管楽器とサクソフォーンおよび打楽器による形態。オランダベルギーを中心に普及している。3声のB♭フリューゲルホルンを中心に、高音域をE♭フリューゲルホルンが補うものの、現在ではこのE♭の楽器は、E♭トランペットもしくはE♭コルネットで代用される。サクソフォーンは1声のソプラノ、2声のアルト、1声のテナー、1声のバリトンで構成されるが、オプションとしてバスサクソフォーンなどが使用されることもある。このほか、3声のトランペット、4声のフレンチホルン、バリトン、2声のユーフォニアム、E♭もしくはFチューバ、B♭もしくはCチューバ、そして打楽器による編成が一般的である。英国式ブラスバンドと響きが似ているものの、サクソフォーンとフリューゲルホルンの豊かな響きと細かい動きの特徴を生かした作品が多い。オランダにおいてはファンファーレ・オルケスト(: fanfareorkest)、ファンファーレ・オーケストラ(: fanfare orchestra)という名称の楽団も存在し、日本でも洗足学園音楽大学がオランダ語に基づくファンファーレオルケストの名称を使用している[6]

ポザウネンコア(Posaunenchor)[編集]

ドイツにおけるブラスバンドの形態。直訳は「トロンボーン(喇叭)の合唱隊」であるものの、実際にはそれ以外の楽器も含むプロテスタント教会専属のアマチュア金管合奏団、つまり金管聖歌隊である。礼拝などで基本的に賛美歌などを演奏する。

賛美歌の演奏には、会衆やオルガニストと同じソプラノアルトテノールバスの4声コラール実音スコア(in C)をそのまま用いる(吹奏楽譜のような移調したパート譜は作成しない)。

実際には会衆のコラールの伴奏のほかに、オルガンとの掛け合いや、前奏にファンファーレ序曲、後奏にはフーガや歌なしのコラール、マーチなどが奏される。またクリスマス近くになると、街の広場でクリスマスの賛美歌なども演奏する。

レパートリーとしてはバッハカンタータなどから取ったコラールが多い。ルネサンス音楽メンデルスゾーンによる無言歌の編曲、ハイドンによるディヴェルティメントの編曲などもある。

オリジナル曲では以下の曲がある。

  • マテイアス・キーファーの「サー・エドワードのファンファーレ」
  • トラウゴット・フュンフゲルトの「トランペット・ヴォランタリー」
  • トーマス・ウェールケスの「ダヴィデの息子へのオジアンナ」
  • ラルフ・グレースラーの「旦那、いてくだされ!」
  • オリヴァー・グレーネヴァルトの「兄弟よさようなら」
  • トーマス・モルレイの「3つのトロンボーンの為の2つのカンツォネッテン」
  • ディーター・ヴェンデルの「教会が建てられた」
  • マグダレーネ・シャウス=フラッケの「主よ、私たちに力を与えたまえ」
  • カール=テオドール・フュッターロットの「イギリスのクリスマス」

ハルモニームジーク[編集]

室内楽による形態。管楽器で構成される。

ウインド・アンサンブル[編集]

管弦楽の管楽器セクションと同様に各楽器は1パート1人編成を原則とする形態[7]フェネルイーストマン音楽学校において提唱した概念である。実際にはこの原則が杓子定規に守られるのではなく、一つのパートを複数の奏者で演奏する。常にメンバー全員であらゆる楽曲を演奏するのではなく、楽曲ごとに作曲者が指定した編成に従い奏者数が増減する。

楽器[編集]

特に厳密な編成は定められていない。各パートにおける人数も、厳密に規定されていない楽曲が大多数であり、各演奏団体の編成に合わせた柔軟な演奏が行われている。吹奏楽で使われる楽器は、フラット系の調性を持つ移調楽器が多いため、フラット系の調で演奏されることが圧倒的に多い。ここでは、現在用いられている楽譜にある最大公約数的な編成を示す。

木管楽器[編集]

  • フルート(通常2パート。記載音と実音が同じ)
    • ピッコロ(フルートより1オクターヴ高い。フルートと持ち替えることがあるものの、ほとんどの場合は独立している)
  • オーボエ(多くの楽譜で記載があるものの、このパートを欠いても演奏できるようになっていることが少なくない。通常1パートであるものの、大編成だと2パートのこともある)
    • コーラングレ(イングリッシュホルンとも。主に大編成の曲で用いられる。持ち替えとして用いられることも多い。ソロの役割を担当することが多い。F管)
  • ファゴット(バスーンとも。小編成以外の楽譜で記載があるものの、このパートを欠いても演奏できるようになっていることが多い。通常1パートであるものの、大編成だと2パートのこともある)
  • クラリネット
  • サクソフォーン(サックスとも)
  • サリュソフォーン(通常の編成には入らないものの、大規模な曲で使用する場合がある)

金管楽器[編集]

  • トランペット(2パートまたは3パート。ポピュラー系の曲や大規模な楽曲では4、5パートになる場合もある。B♭管が主流。ミュートを用いて音色を変えることも多い)
    • コルネット(かつては吹奏楽の中心的な楽器だったものの、近年はトランペットが主に使用される。編成によってはトランペットとは別パートとして用いられる)
    • フリューゲルホルン(持ち替えで使用されることがある。その場合はソロ楽器として用いられることが多い)
  • フレンチホルン(2パートないし4パート。F-B♭フルダブルホルンが主流であるものの、F管またはB♭管シングルホルンもよく用いられる。かつての日本ではサクソルンメロフォンを用いていた時期があった)
  • トロンボーン(3パートまたは4パート。ミュートを用いて音色を変えることもある)
  • ユーフォニアム(大方1パートであるものの、2パートの場合もある)
    • バリトン
  • チューバ(大方1パートであるものの、2パートの場合もある。ピストン式チューバとロータリー式チューバがある。B♭管が主流)
    • バス

弦楽器・特殊楽器[編集]

  • ヴァイオリン(過去には、オプションとして使用する例もあった。全日本吹奏楽コンクールでは使用できない)
  • ヴィオラ(過去には、オプションとして使用する例もあった。全日本吹奏楽コンクールでは使用できない)
  • チェロ(ヨーロッパにおける大編成の吹奏楽団やアメリカ空軍軍楽隊では標準編成に含まれる。全日本吹奏楽コンクールでは使用できない)
  • コントラバス(ダブル・ベース、ストリング・バス、弦バスとも。多くの楽譜で記載があるものの、このパートを欠いても演奏できるようになっていることが多い。またチューバと同じパートを弾くこともある)
  • エレクトリック・ギター(ポピュラー系の曲で多用される。全日本吹奏楽コンクールでは使用できない)
  • エレクトリック・ベース(ポピュラー系の曲で多用される。全日本吹奏楽コンクールでは2006年まで使用できたものの、2007年から禁止となった[注釈 1]
  • ハープ(通常の編成には入らないものの、大規模な曲で使用する場合がある。学校の吹奏楽部ではパーカッションパートの者が担当するケースが多い。また、航空自衛隊航空中央音楽隊にはハープ担当の隊員が所属している)
  • チェレスタ(通常の編成には入らないものの、大規模な曲で使用する場合がある)
  • ピアノ(通常の編成には入らないものの、大規模な曲で使用する場合がある。ハープとチェレスタの代用楽器として使用する場合と、正規のピアノパートとして使用する場合がある)
  • チェンバロ(通常の編成には入らないものの、大規模な曲で使用する場合がある。全日本吹奏楽コンクールでは使用できない)
  • オルガン

打楽器[編集]

日本の吹奏楽[編集]

日本の吹奏楽における歴史[編集]

日本の吹奏楽における歴史は、1869年薩摩藩が、藩士を選抜してイギリスジョン・ウィリアム・フェントンの指導を受けさせ、薩摩バンド(薩摩藩軍楽隊)を結成した時に始まる。そのメンバーが、廃藩置県により、陸軍・海軍に創設された軍楽隊の中核となった。なお、軍楽隊の響きが初めて鳴り響いたのは、1853年マシュー・ペリーが浦賀に来た際と言われる。

当時、演奏会は軍楽隊が行っており、それによって多くの曲を紹介してきた。大正時代には学校音楽にも吹奏楽が取り入れられ、そのほか百貨店・遊園地などに少年音楽隊が生まれ、また民間吹奏楽団が組織されて一般市民に広まった。

昭和に入って1939年(昭和14年)には、大日本吹奏樂聯盟(現在の社団法人全日本吹奏楽連盟)が発足した[8][9]。さらに、1935年(昭和10年)、全日本吹奏楽コンクールが毎年開かれ、演奏会も多く行われるようになった[8]第二次世界大戦が始まる頃から、吹奏楽は戦意高揚や国威発揚のために利用されるようになり、盛んになった[8]

第二次世界大戦後、演奏する機会を失っていたものの、青少年教育にとって音楽の持つ意義が見直されたことから、再び学校で採用され、新しい学校音楽教育が唱歌教育から器楽教育に移ったこともあって、数も増え、演奏技術も向上した。1961年昭和36年)11月にフランスのギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団が初来日、演奏会を開催、その素晴らしい演奏に当時の聴衆や吹奏楽関係者に大きな影響を与えた。1967年(昭和42年)には、社団法人日本吹奏楽指導者協会が設立された。

レパートリー[編集]

レパートリーの特徴として、編曲された楽曲が依然として重要な位置を占めていることが挙げられる。

クラシックからの編曲は、編曲の品質が高い。楽団に共通点の多いジャズからの編曲も、レパートリーの拡充に至った。

ポピュラー音楽からの編曲にもスタンダードなレパートリーとして定着しているものが多く、演奏会で採用される機会も多い。ニュー・サウンズ・イン・ブラスは、J-POPなどの音楽を編曲したシリーズである。

当初から吹奏楽編成で作曲された演奏会用の楽曲も多く存在する。これらは前述の編曲作品との対比から「オリジナル(楽曲)」と呼ばれる。アメリカではスクールバンドの活動が盛んなので、スクールバンド向けの楽曲が多く作られており、日本でもよく取り上げられる。その中には演奏会におけるスタンダードなレパートリーとして定着したものも多い。

近年の傾向としては、ヨーロッパの作品も多く紹介されるようになり、レパートリーとして定着している。また、ヨーロッパの作品は、もともとブラスバンド用に書かれ、作曲者自身の手によって吹奏楽版が作られ、重要なレパートリーとして定着している曲もある。

コンクール[編集]

演奏コンクール[編集]

日本では、アマチュア吹奏楽団体を対象にした演奏コンクールがいくつか開催されている。特にほとんどのアマチュア吹奏楽団体が加盟する全日本吹奏楽連盟により行われる演奏コンクールが最も規模の大きいものとなっている。

  • 全日本吹奏楽連盟の主催による演奏コンクール
    • 全日本吹奏楽コンクール - 毎年夏から秋にかけて行われる日本で最も規模の大きな演奏コンクール。大編成部門やA部門などの呼称で各都道府県・支部で予選が行われる演奏コンクールの最上位大会。中学A・高校A・大学・一般の各部門が存在する。
    • 全日本アンサンブルコンテスト - 毎年冬から春にかけて行われる各パート1人で3名以上8名までという少人数による管打楽器アンサンブルを対象にした演奏コンクール[注釈 2]。中学・高校・大学・一般の各部門が存在する。
  • 支部吹奏楽連盟の主催による演奏コンクール
    • 東日本学校吹奏楽大会 - 北海道吹奏楽連盟・東北吹奏楽連盟・東関東吹奏楽連盟・西関東吹奏楽連盟・東京都吹奏楽連盟・北陸吹奏楽連盟主催による演奏コンクール。当該吹奏楽連盟において小編成部門やB部門などの呼称で各都道県・支部で予選が行われる演奏コンクールの最上位大会。小学・中学B・高校Bの各部門が存在する。
  • 全日本吹奏楽連盟以外の主催による演奏コンクール

演奏コンクールでは以下の問題がある。

  • 時間制限による不自然な曲の改竄(カット)
  • 選曲の模倣によるレパートリーの偏り
  • 音楽への無関心
  • 賞で決定する団体における評価
  • 手早く上位入賞しようとする指導者の存在
  • 指導者による賞の著しい変化
  • 奏法の分化(技術重視の演奏、エグい音・編曲・高速爆演などの意的な演奏、ピッチ・ブレンド・クリアさなどの知的な演奏、品格・まとまり・基礎基本などの情的な演奏[10][11][12][13]

作曲コンクール[編集]

日本では、吹奏楽編成の曲を公募する作曲コンクールもいくつかある。

演奏団体[編集]

日本では、自衛隊、消防音楽隊、警察音楽隊、海上保安庁音楽隊など治安系の公務員組織による吹奏楽団が多数存在し、中央団体と呼ばれるものの、多くは団員を音楽大学から採用、ほぼ演奏業務に専念する事実上のプロミュージシャンである。現在日本には国立、公立直営で専属雇用する交響楽団や合唱団が存在しないため、ドイツなど欧州大陸には多数見られる公務員身分の音楽家は、大部分これらの吹奏楽団員に集約されている。

軍楽隊(自衛隊音楽隊)[編集]

日本では、軍楽隊(自衛隊音楽隊)は、陸軍海軍空軍などの軍隊に属する。通常は木管楽器金管楽器打楽器による編成が主となっているものの、隊によっては管弦楽の編成のところもある。軍隊の行事である儀式行進、レクリエーションなどの音楽を演奏することを任務とし、編成については各国ごとに伝統を持っていて、それぞれに特徴がある。

軍楽の歴史は古く、古代エジプトアッシリアなどで記録が残されているものの、充実した形となったのはローマ時代からと言われている[7]。15世紀の頃から定着し、17、18世紀には軍楽隊の作品も多く作られている。ヨーロッパの吹奏楽は軍楽隊の演奏によって代表されている。

自衛隊音楽まつり(2013年)
陸上自衛隊中央音楽隊

日本では、明治以降の陸海軍に軍楽隊が置かれていた。現代においては、儀式・広報および自衛官士気高揚を目的として、陸上海上航空の3自衛隊にそれぞれ複数の音楽隊が置かれている。各音楽隊の中でも陸上自衛隊中央音楽隊は、国賓に対する栄誉礼の奏楽を行う日本で唯一の音楽隊であり、「日本を代表する吹奏楽団」を自ら称する[14]

防衛大学校においては、学生は必ず運動部に参加する規則があり、文化部は運動部との掛け持ちでしか参加できない。しかし、吹奏楽部は学校行事や各種式典においての学校の顔となる役割を持つため、例外的に運動部と同様に活動時間が確保される。

消防音楽隊[編集]

日本では、消防音楽隊は、各自治体の消防本部あるいは消防団によって運営される。吹奏楽編成のものが多い。ほかに信号ラッパのみ、あるいは打楽器を加えた編成も数多い。

音楽隊員の身分は、消防職員のみ、また消防団員のみ、あるいは混成、さらに一般人をも含んだりと多岐に亘る。

活動内容は、吹奏楽を通じた防火・防災の啓蒙・広報活動を目的とし、消防関係の式典や行事(出初式など)における演奏や、地域からの依頼演奏のほか、定期演奏会などの自主的な演奏がある。

個人負担金は団体ごとの規定によるものの、ないところが多い。

警察音楽隊[編集]

日本では、警察音楽隊は、警視庁(東京)をはじめ各道府県警ごとに音楽隊が運営される。ほかにカラーガード隊が配備されているところもある。

音楽隊員の身分は、警察官もしくは警察職員である。音楽隊と警察の通常業務を兼ねている隊を兼務隊、音楽隊の業務のみに従事している隊を専務隊と呼ぶ。

皇宮警察海上保安庁にも兼務隊の音楽隊が設置されている。

外国においては、ロンドン警視庁音楽隊やパリ警視庁音楽隊などの吹奏楽編成による活動が知られる。

学校吹奏楽部[編集]

日本では、学校吹奏楽部は、クラブ活動部活動として行われる課外活動の一形態となる。一部の高等学校では、吹奏楽局や吹奏楽委員会が設置されるケースがある。吹奏楽編成が多いものの、マーチングバンドも存在する。

活動内容は、各種コンクール、文化祭での発表、運動会での行進演奏、式典演奏などにおける諸行事での演奏、地域の音楽祭、慰問演奏、定期演奏会など。

負担金は部費という形で集められ、額については校外から専門の講師を呼ぶ場合は高くなる。団体の収入としては、その他にも学校や地方公共団体から補助が入る。楽器を購入する代金は備品、楽譜を購入する代金は消耗品と予算科目が異なる。

応援団吹奏楽部[編集]

日本では、応援団吹奏楽部は、特に伝統校とされる大学でよく見かける、一種独特な立場にある音楽団体である。

学校のスポーツ応援では、応援時の鳴り物要員として吹奏楽が使われることが多い。中学・高校などでは文化部として設立された吹奏楽部が学校行事として応援に協力することが多いものの、大学などでは応援活動を行うために応援団の傘下に常設団体として設立された吹奏楽部が応援を行っていることもある。

当初は応援団の鳴り物部隊として設立された吹奏楽部が成長し、応援活動だけではなく、学校を代表する吹奏楽団体として幅広く音楽活動を行うようになった団体も多い。そういう意味では軍隊における音楽団体である前述の軍楽隊に類似した存在と言える。

応援団吹奏楽部が学内唯一の吹奏楽団体として活動している学校のほか、応援団吹奏楽部とは別にサークルや文化会所属団体として設立された吹奏楽団体が活動している学校もある。応援団吹奏楽部が学内唯一の吹奏楽団体である大学の場合、応援団吹奏楽部が大学を代表する吹奏楽団体として、応援活動と平行して音楽活動を担っている例が多いものの、応援団とは別の吹奏楽団体が学内に存在する学校の場合、応援活動は応援団吹奏楽部が担い、音楽活動は他の学内吹奏楽団体が担っている例が多い。

応援団吹奏楽部として設立されたものの、何らかの事情により応援団から独立した吹奏楽団体も存在する。応援団から独立した団体の場合、歴史的な経緯から文化会に所属する団体として活動するのではなく、文化会や体育会などから独立した、学生会学友会)直属の独立した学生団体として活動している例もある(東北学院大学のようにサークルとして独立した例もある)。

また、応援団吹奏楽部として活動している団体においても、音楽活動と応援活動のバランス配分については、学内吹奏楽団体の存在や応援団本部との力関係、吹奏楽部自体の意思選択などの要因で、応援活動を吹奏楽部の主要活動目的として活動している団体から、吹奏楽部の主要活動目的は音楽活動という団体まで、かなりの温度差がある。

このような形態の吹奏楽団体は、体育会連合に加えて音楽団体連合も所属するという複雑な立場にある場合が多い(ただし、所属の大学によりクラブ活動団体への対応が異なるため、一様には定義不能)。

企業吹奏楽部[編集]

日本では、企業吹奏楽部は、楽器を趣味とする社員有志のクラブが多い。楽器メーカーのヤマハでは自社製品の宣伝とヤマハ硬式野球部の応援団を兼ねるヤマハ吹奏楽団浜松を編成している。

市民吹奏楽団[編集]

日本では、一般には学校や企業といった特定の組織に依存せず、「○○市民吹奏楽団」のような呼称で市民吹奏楽団として活動するサークルを指すことが多いものの、厳密な言葉の定義が存在しないため、特定校の卒業生しか入団できないOB吹奏楽団(OG吹奏楽団)なども含め、全日本吹奏楽連盟に一般の部として加盟登録される団体がここに分類される。

楽団の構成員は、社会人が中心となることが多いものの、学生が参加する例も見受けられ、中には楽団員の大半が学生という市民吹奏楽団も存在する。

活動内容は、それぞれの市民吹奏楽団の活動方針によって様々であるものの、各種演奏会の開催、全日本吹奏楽コンクールへの出場、地域の音楽祭への参加、慰問演奏などである。

市民吹奏楽団の多くは、楽器の調達費や日々の活動資金の大半を所属楽団員から徴収する団費で賄っているものの、市町村などの地方公共団体や各種民間団体などから支援を受けて活動している市民吹奏楽団も存在する。

楽器編成は、楽器を持つ者が自由意志で参加しているという性質上、アンバランスになることが多い。そのため、足りないパートを補うために他の市民吹奏楽団などから賛助出演者(助っ人)・エキストラ(トラ)を呼ぶこともあるものの、楽器編成に厳密性が求められていないと解釈されることが多い現状から、他の楽器で代用されることもある。

メディアミックス[編集]

書籍[編集]

評論[編集]

  • 「吹奏楽のためのスコア入門〜演奏が変わるスコアリーディング講座〜」(ヤマハミュージックメディア
  • 「吹奏楽のための“新”基礎合奏入門」(ヤマハミュージックメディア)
  • 「すぐできる! 吹奏楽のための指導がわかる本」(ヤマハミュージックメディア)

小説[編集]

ノンフィクション[編集]

  • 「ブラバン・キッズ・ラプソディー - 神奈川県立野庭高等学校吹奏楽部の10年」(石川たか子)(1991年10月、四海書房) - 高校の吹奏楽部と指導する中澤忠雄を追ったノンフィクション作品。
    • 【改題】「ブラバン・キッズ・ラプソディー-野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の挑戦」(石川高子)(2009年3月、三五館)
  • 「ブラバンキッズ・オデッセイ 野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の仕事」(石川高子)(2007年4月、リトル・ドッグ・プレス)
    • 【改題】「ブラバンキッズ・オデッセイ 野庭サウンドの伝説と永遠のきずな」(石川高子)(2009年4月、三五館)
  • 「天国へのマーチ」(西谷尚雄)(2006年5月、かんぽう) - 西宮市立今津中学校の名物指導者として知られた得津武史の生涯を描いたノンフィクション小説。
  • 「吹部ノート」シリーズ(オザワ部長)(2015年-、ベストセラーズ

漫画[編集]

雑誌[編集]

現行
休刊・廃刊
  • 「バンドピープル」(Band People、BP) - 月刊の吹奏楽雑誌。八重洲出版刊。紙媒体は休止(1999年3月号をもって休刊)となり、ウェブサイトとして存続[17]

映画[編集]

テレビ[編集]

ドラマ[編集]

アニメ[編集]

ドキュメンタリー[編集]

  • 「心はひとつ スクールバンドの仲間たち」(1997年、フジテレビ)- 関東一高と東京立正高校の吹奏楽部ドキュメンタリー。

バラエティ[編集]

番組[編集]

ラジオ[編集]

  • ブラスのひびき」 ( - 2002年3月、NHK-FM
    • 「ブラスの祭典」 - 全日本吹奏楽コンクールの模様を放送する特別番組。
  • 吹奏楽のひびき」 (2008年4月6日 - 、NHK-FM、日曜 07:20-08:10)
  • 「吹奏楽の調べ」 (2008年12月31日 - 、FM桐生、月曜10:00-10:30 再16:30-17:00 22:00-22:30 火曜4:30-5:00 日曜8:00-8:30[21]

ゲーム[編集]

著名な経験者[編集]

フルート[編集]

オーボエ[編集]

クラリネット[編集]

サクソフォーン[編集]

ファゴット[編集]

トランペット[編集]

ホルン[編集]

トロンボーン[編集]

ユーフォニアム[編集]

チューバ[編集]

打楽器[編集]

担当楽器不明[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

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  1. ^ 最後に当該コンクールでエレキベースが使用されたのは、2005年のNTT西日本中国吹奏楽クラブによる「トリビュート・トゥ・カウント・ベイシー・オーケストラ」(真島俊夫編曲)。
  2. ^ 全日本アンサンブルコンテスト実施規定 (PDF)
    第6条 各グループの編成は3名以上8名までとする。
    第9条 2 同一パートを2名以上の奏者で演奏することは認めない。

出典[編集]

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  1. ^ 吹奏楽史年表
  2. ^ 吉村(2001)、156-157頁。
  3. ^ 上尾(2000)、152-183頁。
  4. ^ 細川(2001)、59-63頁。
  5. ^ 阿部(2001)、38-43頁。
  6. ^ 洗足学園音楽大学 コース紹介
  7. ^ a b 『JBCバンドスタディ』(2005)、88-89頁。
  8. ^ a b c 塚原(2001)、113-120頁。
  9. ^ 全日本吹奏楽連盟
  10. ^ Band Power
  11. ^ 「爆音系」が減る? 聖地「普門館」消えた影響
  12. ^ Band Journal 2015年4月号
  13. ^ 事典(2017)、67-69頁。
  14. ^ 平成27年度一般幹部候補生(陸上自衛隊(大卒程度試験)音楽要員)採用のご案内
  15. ^ Band Journal 『バンドジャーナル』
  16. ^ Pipers|管楽器専門月刊誌パイパーズのサイト
  17. ^ 吹奏楽マガジン Band Power(BP)
  18. ^ 映画『ブラブラバンバン』オフィシャルサイト
  19. ^ NHK情報ネットワーク 番組「響け! みんなの吹奏楽」
  20. ^ 「BSオンライン」
  21. ^ 「吹奏楽の調べ」

参考文献[編集]

  • 上尾信也『音楽のヨーロッパ史』講談社講談社現代新書〉、2000年4月。ISBN 4-06-149499-6
  • 吉村作治『古代エジプトなるほど事典』実業之日本社、2001年7月。ISBN 4-408-39478-5
  • 阿部勘一細川周平塚原康子東谷護高澤智昌『ブラスバンドの社会史-軍楽隊から歌伴へ』青弓社〈青弓社ライブラリー〉、2001年12月。ISBN 4-7872-3192-8
    • 阿部勘一「第1章 「ブラバン」の不思議-〈ブラスバンド〉の社会史をひもとく目的と視点」『ブラスバンドの社会史-軍楽隊から歌伴へ』青弓社、2001年。ISBN 4-7872-3192-8
    • 細川周平「第2章 世界のブラスバンド、ブラスバンドの世界」『ブラスバンドの社会史-軍楽隊から歌伴へ』青弓社、2001年。ISBN 4-7872-3192-8
    • 塚原康子「第3章 軍楽隊と戦前の大衆音楽」『ブラスバンドの社会史-軍楽隊から歌伴へ』青弓社、2001年。ISBN 4-7872-3192-8
  • 『JBCバンドスタディ』保科洋・小澤俊朗・渡辺秀之ほか編、YAMAHA、2005年6月。
  • 渡部謙一佐伯茂樹松本たか子生乃久法『おもしろ吹奏楽事典』ヤマハミュージックメディア、2017年1月。ISBN 4-6369-4183-7

資料[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]