ガガウズ人

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ガガウズ人
Gagauz-children.jpg
総人口
約240,000
居住地域
モルドバの旗 モルドバ (ガガウズ自治区の旗 ガガウズ自治区) 147,500[1]
ウクライナの旗 ウクライナ 31,900[2]
トルコの旗 トルコ 15,000[3]
ロシアの旗 ロシア 13,700[4]
ルーマニアの旗 ルーマニア 45[5]
ブルガリアの旗 ブルガリア 540[6]
カザフスタンの旗 カザフスタン 700[7]
言語
ガガウズ語ロシア語
宗教
正教

ガガウズ人(Gagauz)は、主にモルドバ共和国に居住する民族。モルドバのガガウズ人口は17万人ほどでモルドバ総人口の約4%を占める。モルドバの他、ブルガリアウクライナロシアルーマニアトルコなどにも居住し、総人口は30万人ほどとされる。

テュルク諸語に属するガガウズ語を話し、テュルク系民族コーカソイドに分類されるが、大多数が正教会キリスト教徒で、周辺のテュルク系諸民族と異なり、他のヨーロッパ人スラヴ人)と容貌は区別できない。

民族の起源については諸説あり、キリスト教に改宗したキプチャク系遊牧民に求める説もあるが、ガガウズ語はテュルク諸語オグズ語群アナトリア半島トルコ語に近く、近隣のテュルク系民族であるリトアニア・タタールクリミア・タタール人クリミア・タタール語)が話す言語(テュルク諸語キプチャク語群)とは系統を異にする。

モルドヴァ国内のガガウズ人は同国南部に集中しており、ソ連解体が進む1990年ガガウズ・ソビエト社会主義共和国の建国を宣言してモルダビア・ソビエト社会主義共和国(モルドヴァ)からの分離を図った。モルドヴァがソビエト連邦から独立した後もガガウズ人の分離運動は続いたが、結局1995年に「ガガウズ地域の特殊法的地位に関する法律」が制定され、ガガウズ人居住地域をガガウズ自治区として大幅な自治権を与えることで解決された。

脚注[編集]


外部リンク[編集]

参考文献[編集]