青柳亮生

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青柳 亮生
Atsuki Aoyagi
青柳 亮生 Atsuki Aoyagiの画像
2021年8月
プロフィール
リングネーム 青柳 亮生
ニックネーム プラス・ウルトラ[1]
掲げろピースサイン
身長 175cm
体重 80kg
誕生日 (1999-12-07) 1999年12月7日(24歳)
出身地 長野県松本市
所属 全日本プロレス
スポーツ歴 サッカー
陸上
トレーナー 秋山準
青柳優馬
デビュー 2019年1月2日
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青柳 亮生(あおやぎ あつき、1999年12月7日 - )は、日本男性プロレスラー長野県松本市出身。全日本プロレス所属。

実兄は同じく全日本プロレスに所属する青柳優馬

経歴

入門前にサッカーを7年、陸上を3年経験[2]。兄・優馬の活躍を見てプロレスラーを志し[3]長野県田川高等学校卒業後、2018年4月1日に全日本プロレスに入門。

2019年11月

2019年1月2日、後楽園ホール大会で田村男児とタッグを組み青木篤志&佐藤光留との試合でデビュー。9分11秒、逆エビ固めで亮生が敗れた[4][5]。同年3月10日には早くも兄弟シングル対決が実現した(結果は兄・優馬の勝利)[6]

2020年1月17日、左手第二第四中手骨骨折により欠場を発表[7]。いったんは治癒し、20年ぶりに開催されるあすなろ杯争奪リーグ戦へのエントリーと3月23日の復帰戦が決まるが、練習中に再び左手を痛め復帰が延期となった[8]。その後、6月7日の無観客興行「全日本プロレス中継 2020 #6 〜魔王降臨〜」にて復帰[9]新型コロナウイルス感染拡大の影響で7月に延期されたあすなろ杯にも改めて参戦したが、全敗に終わった。

あすなろ杯に出場した他選手が次々と所属ユニットを決める[10]中、亮生も実兄の優馬と行動を共にすることを表明する[11]。自身の方向性を飛び技に見出し[3]、亮生も夏以降次々と大技を披露していった。岩本煌史の持つ世界ジュニアヘビー級王座に挑戦を表明し10月24日、新コスチュームに身を包み岩本との選手権試合に臨むが、結果は亮生の惜敗となった[12][13]。年末にワンデートーナメント形式で開催されたJr. TAG BATTLE OF GLORYには、ライバルのライジングHAYATOとのコンビで出場し準優勝[14]。翌2021年1月10日にはHAYATOとの一騎討ちで互いを認め合い、さらには宮原健斗と兄の優馬の勧誘を受けHAYATOともどもNEXTREAMに加入した[15]

2022年6月19日の大田区総合体育館大会にて、亮生はHAYATOとのシングルに勝利し、試合後HAYATOと袂を分かつことを宣言。さらに試合後の優馬がVOODOO-MURDERSに襲撃されたところを救出し、5月にNEXTREAMを脱退した兄に続き、亮生もNEXTREAMの脱退と優馬と行動を共にする旨を表明した[16]。優馬はジェイク・リーと共闘しており、亮生も以降はジェイクや北斗と共闘の機会が増える。

同年9月18日の日本武道館大会において、世界ジュニアヘビー級王者のタイガーマスクを破り初のタイトルを手にした[17]

得意技

ドロップキック
ミサイルキック
亮生の場合は、スワンダイブ式で放つ場合が多い。
ムーンサルトプレス
2020年8月30日に初公開[18]
ファイアーバード・スプラッシュ
2020年9月21日に初公開[19]
トルニージョ
フィッシャーマンズ・スープレックス
延髄斬り
ハンドスプリングレッグラリアット
ハンドスプリングからレッグラリアットを放つ技。

タイトル歴

全日本プロレス

入場テーマ曲

エピソード

  • 目標の選手は実兄である青柳優馬[2]。将来の目標には世界ジュニアヘビー級王者を挙げており[5]2022年に実現させた。
  • 運動神経には定評があり、同期の大森北斗田村男児と比べても抜きんでていた[3]。亮生の師匠である秋山準が、亮生が軽々とバック宙する動画を公開したこともある[20]
  • 2020年2月22日、同期の北斗・田村とパワフル系YouTuber「ノータップス」を結成。自身の得意技から動画内では「ドロップ」を名乗っている。
  • 好きな漫画は『僕のヒーローアカデミア』。
  • 試合開始前、入場時に着ていたTシャツを素早く綺麗に畳む点が注目されており、ファンがTwitterに投稿した動画が4000リツイート・7000いいねを得て「バズる」事態となった[21]

脚注

  1. ^ 2021年8月、全日本プロレス『王道トーナメントプログラム』
  2. ^ a b 12/7【全日本】新人・青柳亮生、田村男児が1・2後楽園でデビュー決定…”. プロレス格闘技DX (2018年12月7日). 2019年5月1日閲覧。
  3. ^ a b c 鈴木みたらし (2020年10月22日). “【コラム】後楽園ホールに翔べ!全日本プロレスの火の鳥!絶望を乗り越えた2年目の青柳亮生が世界ジュニア王座奪取に向け気合全開!”. バトル・ニュース. 2020年10月25日閲覧。
  4. ^ 1月2日(火)後楽園ホール大会結果|全日本プロレス2019年1月2日閲覧
  5. ^ a b “【全日本】青柳優馬の実弟・亮生 デビュー戦で敗れ「悔しいです」”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社). (2019年1月3日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/115744 2019年5月1日閲覧。 
  6. ^ 3/10【全日本】青柳兄弟対決実現 優馬完勝で亮生にエール”. プロレス格闘技DX (2019年3月10日). 2019年5月1日閲覧。
  7. ^ alljapan_pwの2020年1月17日14時59分のツイート- X(旧Twitter)
  8. ^ 【変更カード】3月23日(月)後楽園大会一部変更カードのお知らせ”. 全日本プロレス (2020年3月19日). 2020年7月28日閲覧。
  9. ^ 6月7日(日)22時サムライTV&全日本プロレスTV同時放送「全日本プロレス中継 2020 #6 〜魔王降臨〜」全対戦カード決定のお知らせ”. 全日本プロレス (2020年5月30日). 2020年7月28日閲覧。
  10. ^ “全日本若手大移動 あすなろV田村エボリューション入り岡田脱退、北斗は芦野と合流”. デイリースポーツ. (2020年7月14日). https://www.daily.co.jp/ring/2020/07/14/0013507431.shtml 2020年7月14日閲覧。 
  11. ^ attack_on_yumaの2020年7月25日23時46分のツイート- X(旧Twitter)
  12. ^ 10/24【全日本】初挑戦・亮生が進化みせるも 岩本が世界ジュニアV3、最強タッグへヘビー級食い宣言”. プロレス格闘技DX (2020年10月24日). 2020年10月25日閲覧。
  13. ^ “【全日本】岩本貫禄の世界ジュニアV3 若武者・青柳を評価「反骨精神が誰よりも強い」”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社). (2020年10月25日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/210277 2020年10月15日閲覧。 
  14. ^ 佐藤光留&田村男児が全日本プロレスへの愛と魂を体現しジュニアタッグトーナメント制覇!「全日本ジュニアは見ての通り、生きて!生きて!生きまくってるぜ!」”. バトル・ニュース (2020年12月28日). 2020年12月28日閲覧。
  15. ^ 1/10【全日本】亮生とHAYATOがNEXTREAMに電撃加入 熱戦ドローで握手”. プロレス格闘技DX (2021年1月10日). 2021年1月10日閲覧。
  16. ^ 6/19【全日本】青柳が近藤に屈辱敗戦も 亮生救出で青柳兄弟復活”. プロレス格闘技DX (2022年6月19日). 2022年6月20日閲覧。
  17. ^ “【全日本】青柳亮生が悲願の世界ジュニア初戴冠 新日本のタイガーマスク撃破で至宝奪還”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社). (2022年9月18日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/238490 2022年9月21日閲覧。 
  18. ^ 暴走大巨人が宮原&イケメンを制して世界タッグ防衛も諏訪魔はイケメンを一定評価!世界ジュニア防衛の岩本へ日高郁人が挑戦表明!TAJIRIがUTAMAROをバズソーキック葬でEWA王座防衛!”. バトル・ニュース (2020年8月31日). 2020年9月3日閲覧。
  19. ^ 9月21日(月・祝)後楽園大会”. 全日本プロレス (2020年9月21日). 2020年9月25日閲覧。
  20. ^ 秋山準[Jun Akiyama] [@jun0917start] (2019年2月23日). "亮生はクルクル回れるが僕の舌が回らない😅". X(旧Twitter)より2022年9月21日閲覧
  21. ^ 青柳亮生 Atsuki Aoyagi [@atsuki_aoyagi] (2022年5月26日). "バズってる!笑". X(旧Twitter)より2022年9月21日閲覧

関連項目

外部リンク