西中島南方駅

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西中島南方駅
相対式の高架ホーム(2006年6月)
にしなかじまみなみがた

Nishinakajima-Minamigata
M13 新大阪 (0.7 km)
(1.8 km) 中津 M15
所在地 大阪市淀川区西中島一丁目12-10
北緯34度43分35.32秒 東経135度29分54.87秒 / 北緯34.7264778度 東経135.4985750度 / 34.7264778; 135.4985750 (西中島南方駅)
駅番号  M14 
所属事業者 大阪市交通局大阪市営地下鉄
所属路線 御堂筋線
キロ程 3.6km(江坂起点)
千里中央から9.5 km
駅構造 高架駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
56,070人/日
-2010年-
開業年月日 1964年(昭和39年)9月24日
乗換 南方駅阪急京都本線
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西中島南方駅(にしなかじまみなみがたえき)は、大阪市淀川区西中島一丁目にある大阪市営地下鉄御堂筋線。駅番号はM14

接続する鉄道路線

※注 - 地下鉄堺筋線阪急千里線相互直通運転)の連絡乗車券天神橋筋六丁目駅経由指定であり、双方の駅の直接乗り継ぎはできない。

駅構造

南改札口

相対式ホーム2面2線を有する高架駅

軌道およびホームは国道423号新御堂筋)の双方車線に挟まれる位置にあり、地上を走行する阪急京都本線を高架でまたいでいる(高さ地上約5m)。改札口は駅の南北両端の地上部にある。

他の御堂筋線の高架駅は島式ホームなのに対して、当駅は唯一相対式ホームとなっている。これは、当初は他駅と同様に島式ホームにする予定だったが、周辺の区画整理事業の遅れにより、御堂筋線の建設が新御堂筋との同時施工から通常の用地買収方式での御堂筋線のみの単独施工に変更されたため、相対式ホームに設計が変更されたことによる。

トイレは1階改札内に設置されており、多機能トイレを併設している。

のりば

西中島南方駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 御堂筋線 梅田なんばなかもず方面
2 御堂筋線 新大阪江坂千里中央方面

利用状況

  • 2006年度の1日あたりの乗車人員は29,886人(大阪府統計年鑑)。
  • 2010年11月9日の調査では、乗車人員は28,745人、降車人員は27,325人で、両者を合わせた乗降人員は56,070人である[1]

駅周辺

阪急南方駅(左手)付近から、西中島南方駅南口(高架下)を望む

駅周辺は北に隣接する新大阪駅から市街地が連坦しており、オフィスビルホテルマンションオフィス街や、居酒屋風俗店などの歓楽街が雑然と入り混じっているため、昼夜人通りが絶えることがない。

バス路線

駅南側(淀川通)に地下鉄西中島南方停留所、駅北側に西中島停留所があり、大阪市営バスにより運行される以下の路線が発着する。

地下鉄西中島南方

西中島

歴史

  • 1964年(昭和39年)9月24日 - 1号線(現在の御堂筋線)の梅田 - 新大阪間開通とともに開業。

駅名の由来

駅名の決定にあたっては、周辺住民からかつて存在した西成郡西中島村に由来する「西中島」と、西中島村内の大字に由来し、阪急の駅と同名である「南方」との2つの案が提示されていたが、両案を合体させる形で決着した経緯がある。異なる地名が合体する例は大阪市営地下鉄の駅名ではよく見られ、特に谷町線に多い。ただし、阪急の駅は「みなみた」と読むのに対し、当駅は「にしなかじまみなみた」と「」に濁点がつく。

その他

  • 当駅南側にある「西中島南方駅前」交差点の読み方は、「にしなかじまみなみたえきまえ」ではなく、「」の濁点がない「にしなかじまみなみたえきまえ」である。

隣の駅

大阪市営地下鉄
御堂筋線
新大阪駅 (M13) - 西中島南方駅 (M14) - 中津駅 (M15)
  • ()内は駅番号を示す。

脚注

  1. ^ 大阪市統計書 運輸・通信 2012年4月18日

関連項目

外部リンク