滝観洞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天の岩戸の滝
(2010年3月撮影)
所在地 岩手県気仙郡住田町上有住あざ土倉
位置 北緯39度14分34秒 東経141度41分02秒 / 北緯39.24291度 東経141.68378度 / 39.24291; 141.68378座標: 北緯39度14分34秒 東経141度41分02秒 / 北緯39.24291度 東経141.68378度 / 39.24291; 141.68378
落差 29 m
滝幅 1 m
水系 気仙川
地図
地図
プロジェクト 地形
テンプレートを表示
天の岩戸の滝のある洞内ドーム

滝観洞(ろうかんどう)は、岩手県気仙郡住田町上有住かみありすにある石灰岩からなる鍾乳洞洞窟)。滝観洞観光センターが設置され、住田町の著名な観光名所の一つである。本項ではすぐ近くにある白蓮洞についても述べる。

概要[編集]

滝観洞は石灰岩でできた鍾乳洞で[注 1]、これまでの調査と測量で総延長3,635メートル以上(国内第10位)、高低差115メートル(国内第24位)と報告されている[注 2]。一般公開されているのは、入口から天の岩戸の滝までである[注 3]

天の岩戸の滝[編集]

入口から地底を約880メートル進んだところにあるドーム状の空間は高さ60メートル、周囲50メートルの広さがある[5]。その天井の裂け目から流れ落ちる洞窟内の滝は、29メートルの落差を持ち、1958年(昭和33年)に滝観洞を訪問した女流歌人の柳原白蓮によって「天の岩戸の滝(あまのいわとのたき)」と命名された[18][11]

天の岩戸の滝より奥の非公開部にも、少なくとも2つの滝と1つの地底湖が確認されており、それぞれ住田の滝重義しげよしの滝[注 4]無限の泉と命名されている[11]

風恋橋[編集]

滝観洞入口の前にはJR上有住駅北東の高清水山たかすずやまに発する気仙川の上流部が流れており[注 5]朱色太鼓橋である風恋橋(かざこいばし)が架かっている[23]。1957年(昭和32年)に洞窟の観光地化を目指して作られた幅1.5メートル、長さ約13メートルの鉄筋コンクリート造の橋であり、名称は一般公募により地元の女子高校生が命名した。「想いを胸に風恋橋を渡り天空から輝き舞う、滝の雫を見れたら願い事が叶う」という伝説がある[24]

イベントその他[編集]

毎年5月のゴールデンウィークには「滝に鯉(恋)まつり」が開催される[25]。また毎年8月の第一日曜日にイベント「滝観洞まつり」が開催され[26]五葉山火縄銃鉄砲隊の演武などがおこなわれる[27]

東北自然歩道「新・奥の細道」の一部として、滝観洞・白蓮洞の中を通る2.3キロメートルの「No.39 滝観洞のみち」が設定されている[28][29]

洞窟は滝観洞・白蓮洞ともに住田町が所有し[30]、滝観洞観光センターを運営する住田町の第三セクターである住田観光開発株式会社が管理・経営している[31][32][33]

洞内の見所[編集]

映画「八つ墓村」の撮影が行われた場所

洞内の公開[編集]

  • 営業時間
    • 通常:8:30 - 16:30
    • 冬季(11月 - 2月):土日祝のみ入洞可[注 6]、8:30 - 16:00
  • 休業日 年末年始(12月28日 - 1月3日)、冬季期間の平日[18]
  • 入洞料金
区分 金額
大人 1,100円
小中学生 500円
未就学児 無料
  • 団体割引有り
  • 東日本大震災以前は滝観洞・白蓮洞の共通入洞券であった

白蓮洞[編集]

滝観洞の近く、気仙川の対岸に白蓮洞(びゃくれんどう)がある[29]。石灰岩でできた鍾乳洞であり、確認されている総延長は総延長3,200メートル以上とされる[注 7]。観光洞として一般公開されているのはそのうち約400メートルである[37]。滝観洞よりも古い時期に形成されたとされる[38]。洞内は広い空間を持ち、頭上にも通路がつながる立体的空間となっており[注 8]、その景観は滝観洞と大きく異なる[39]。1975年(昭和50年)に一般公開された当初は滝観新洞と呼称していたが[40]、天の岩戸の滝を名付けた歌人柳原白蓮にちなみ[39]、1983年(昭和58年)に「白蓮洞」と改称された[41]。また、ケイビング関係者の間では空穴第2洞の名で知られている[42][13][43]

白蓮観世音菩薩、六地蔵尊菩薩、千手観世音菩薩、水子地蔵尊、子育地蔵尊菩薩、延命地蔵尊菩薩が祀られ、参拝者も多かったが、東日本大震災の被災により閉鎖されている[39][注 9]

冬季の気候条件によって洞内に多数の氷筍が形成されることがあり、観賞会を催したことがある。2011年(平成23年)2月に開催された際の地元紙記事では、「20年ぶりの貴重な光景」と語られている[55][56]

洞内の見所[編集]

洞内の公開[編集]

白蓮洞は2011年(平成23年)の東日本大震災の被害により閉鎖され[58]、観光客は入洞できない(2023年5月末現在)[39]。観光客入洞の再開には安全性の確認調査、落石の除去、岩塊固定工事、非常用設備の設置など相当額の費用が見積もられ、閉鎖を継続せざるをえない旨が2018年(平成30年)12月の住田町議会で町長から回答されている[59]

歴史・沿革[編集]

受付施設[編集]

滝観洞入口の対岸、風恋橋のそばに入洞受付所[6]と入洞券の自動販売機があり、滝観洞・白蓮洞への入洞料を支払うと、ヘルメット・ジャンパー・長靴を無料で借りることができる[72]

受付施設として滝観洞観光センターがあるが、2020年度に策定された整備計画では新しい受付施設となる「おらいの滝観洞」を2023年度(令和5年度)に完成させ、2024年度(令和6年度)の供用開始を目指している[70][71]。2024年4月20日に内覧会がおこなわれ、観光関係者が視察した [73][74]。同月27日のリニューアルオープンを予定し、名物の「滝流しそば」も2年ぶりに再開、続くゴールデンウィークには「滝に鯉(恋)まつり」を開催する[74]

おらいの滝観洞[編集]

「おらいの滝観洞」は2024年度(令和6年度)供用開始予定の滝観洞の受付施設である[70]。1階がエントランス広場、2階が滝流し蕎麦体験スペースとなり、屋外にだんだんテラスが設置される予定である[75][76]

滝流しそば[編集]

滝観洞の名物に、滝のように流れるそばを味わう滝流しそばがあり、滝観洞観光センターで提供されている[77]。施設の改築に伴い、2022年(令和4年)5月22日で営業を一時休止する[77][78]

受賞歴[編集]

所在地[編集]

岩手県気仙郡住田町上有住字土倉298-81

周辺[編集]

交通アクセス[編集]

  • JR東日本(東日本旅客鉄道釜石線上有住駅より徒歩3分
  • E46 釜石自動車道滝観洞ICより車で2分
  • 自動車での所要時間は、大船渡市釜石市から約40分、気仙沼市から約60分、水沢市から約70分、北上市花巻市から約90分[6]盛岡市から100分、一関市から110分[80]
※駐車場は80台収容[6]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 国立極地研究所の船木実は、『JAPAN CAVING 岩手県住田町洞穴特集号』に寄稿した論稿「滝観洞」で「滝観洞は,一部で大理石中にできた鍾乳洞と言われているが,これは洞内の一部で見られる白と黒の石灰岩のまだら模様が大理石に似ていることからそう呼ばれている。しかし,滝観洞付近の石灰岩は全く熱変成を受けておらず,大理石ではない。」と明記している[1]。なお、同論稿は「1. 歴史」「2. 滝観洞の石灰岩」「3. 滝観洞で発見されたマウンテンレザー」「4. 滝観洞の概容と水文的考察」「5. 滝観洞の水質」「6. こけし穴についての考察」「7. 滝観洞の水源について」の7節からなる。
  2. ^ 滝観洞の総延長は、ケイビング団体である地底旅団ROVER元老院[2]のウェブサイトによると、2011年(平成23年)発行の『東京スペレオクラブ10周年記念誌』[3]掲載の報告で「4,842.4メートル以上」(全国第7位)に更新されたという[4]。2023年5月末現在、滝観洞公式ウェブサイトを含め、総延長を「3,635メートル以上」と記載する[5][6]のは、東京スぺレオクラブ(東京都)と東山ケイビングクラブ(一関市)の合同調査による2008年(平成20年)の報告に基づく[7][8]。なお、2011年頃までは住田町や滝観洞の公式ウェブサイトで総延長を「1,132メートル」と表記していた[9][10]
  3. ^ 天の岩戸の滝が流れ出る開口部(滝口たきぐち)からさらに奥へと洞窟は続いている。滝観洞の本格的な調査と測量は1963年(昭和38年)に始まり、これまでに愛知学院大学愛媛大学東海大学探検学会[11][7][12]秋田大学ケイビングクラブ、明治大学附属中野高校地底部、明治大学地底研究部[13]、東京スペレオクラブ(東京都)・東山ケイビングクラブ(岩手県一関市)合同調査チーム[8]などがあたっている[14][15]。天の岩戸の滝の上層に広がる洞窟の構造については、東京スペレオクラブウェブサイトの「プロジェクトギャラクシー」ページに「天の岩戸の滝上層縦断面図」(2008年2月)が掲げられている[16]。画像右下に滝があり左方に住田の滝、重義の滝、無限の泉が確認でき、上方にアキラホール[8]が確認できる。また2008年(平成20年)11月にIBC岩手放送の撮影クルーが非公開部分を映像に収めており[11]、DVDで上映していることがある[17]
  4. ^ “重義の滝”の「重義」は東海大学の創立者松前重義の名前にちなむ。発見したのが東海大学探検学会であったため[11]
  5. ^ 岩手県公式ウェブサイトは気仙川の水源を高清水山たかすずやまと記す[19]。ただし、国土地理院地図では滝観洞前の渓流に土倉沢つちくらさわの名称が与えられており[20]国土交通省が提供する国土数値情報(河川データ)[21]では、高清水山たかすずやまに発する土倉沢と箱根山(箱根峠)に発する箱根沢との合流地点から気仙川の名称を与えている[22]
  6. ^ ただし11月から2月の冬季期間においても、15名以上の団体は事前予約により平日の入洞が可能[18]
  7. ^ 地底旅団ROVER元老院ウェブサイトが提供する「洞窟ランキング:総延長1000 m以上の横穴ランキング」[36]に拠る。1987年(昭和62年)発行の『日本の大洞窟』(日本ケイビング協会)は、白蓮洞(空穴第2洞/滝観新洞)の総延長を「3,200メートル以上」と記載しており、2022年時点で国内第16位の長さだという[36]
  8. ^ リーフレット『感動空間 滝観洞 / 立体空間 白蓮洞』は、白蓮洞について「滝観洞とは全く異なった様相の鍾乳洞。頭上にも通路がつながっている程 高低差がある立体的な形状が特徴」と紹介している[6]
  9. ^ 被災以前の白蓮洞に入洞した探訪記がウェブ上にまだ残っている[44][45][46][47][48][29][49][50][51][52]。非公開部分について写真とともに記された貴重なページもあり[53]、とりわけ明治大学地底研究部のブログは「白蓮洞」「上有住合宿」といった表題で洞内の様子を詳しく伝えている[54]
  10. ^ 歌碑は白蓮洞の入口前にある。碑に刻まれた短歌は滝観洞の天の岩戸の滝を詠んだ「神代よりかくしおきけむ滝つ瀬の世にあらはるるときこそ来つれ」で、刻字は柳原白蓮の直筆から起こしている[39]。歌碑は東日本大震災で倒れたが[57]、移設されて2014年(平成26年)に除幕式がおこなわれた[27]
  11. ^ 大会は住田町の協力と資金援助のもと[62][63]1980年8月1日から4日にかけておこなわれた[64]。大会の開催を記念して日本ケイビング協会の会誌『JAPAN CAVING』の特別号『JAPAN CAVING 岩手県住田町洞穴特集号』が刊行された。各種調査報告、写真のほか「住田町洞穴目録」「住田町洞穴測量図」「住田町の洞穴探検調査史」などを収め、本文97ページ。同号目次は日本洞窟学会ウェブサイトで公開されている[65]

出典[編集]

  1. ^ 『岩手県住田町洞穴特集号』 (1981), p. 39, 船木実「滝観洞」.
  2. ^ 概要”. 地底旅団ROVER元老院(東京/ケイビング・洞窟調査団体). 2023年5月31日閲覧。 “1997(平成9)年6月に発足したケイビングクラブ。表記愛称は 地R元。暫定英語表記は CAVERS-ROVER。[...] 本拠地は設立以来、武蔵府中(東京都府中市)に置かれ、現在に至る。”
  3. ^ 発行物のお知らせ : 10周年記念誌発行のお知らせ”. 東京スペレオクラブ (2010年). 2023年6月11日閲覧。 “去る2010年7月、東京スペレオクラブは結成して10周年を迎えました。これを記念し、東京スペレオクラブ10周年誌記念誌を発行しました。A4サイズ全112ページ、カラーページも40ページほど盛り込んでいます。”
  4. ^ a b 総延長1000 m以上の横穴ランキング(2022/6/30付)|洞穴ランキング”. 地底旅団ROVER元老院(東京/ケイビング・洞窟調査団体) (2020年6月30日). 2023年5月31日閲覧。 “2008年には総延長3,635.1 m+と発表した(2008 住田町滝観洞調査報告)。/ 2011年には総延長4,842.4 m+と発表した(2011 東京スペレオクラブ10周年記念誌)。/ その後も不定期に調査が行われている。”
  5. ^ a b 滝観洞について : 国内屈指の洞窟内の滝、滝観洞”. 滝観洞・白蓮洞 岩手県住田町. 住田観光開発株式会社. 2022年4月29日閲覧。
  6. ^ a b c d e リーフレット『感動空間 滝観洞 / 立体空間 白蓮洞』滝観洞観光センター(三つ折り、全6面。発行日等の記載なし)。滝観洞観光センターにて2013年4月入手。
  7. ^ a b c d 神秘的彩り 滝観洞大ホール」『岩手日報』岩手日報社、2008年2月11日。オリジナルの2008年2月12日時点におけるアーカイブ。
  8. ^ a b c d 「滝観洞の価値再発見 住田で調査報告会」『岩手日報』岩手日報社、2008年2月25日。
  9. ^ 滝観洞・白蓮洞 - 観光”. 住田町公式ウェブサイト. 住田町. 2011年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月31日閲覧。 “滝観洞はこれまでの調査で総延長1,132mまで確認されています。”
  10. ^ 滝観洞のご紹介”. 滝観洞・白蓮洞ウェブサイト. 住田観光開発株式会社(SUMITA KANKO KAIHATSU CORPORATION.). 2010年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月31日閲覧。 “住田町の観光地といえば滝観洞。総延長1,132メートルの鍾乳洞。”
  11. ^ a b c d e f 滝観洞内に設置された案内板「天の岩戸の滝(男滝)」による(2013年4月確認)。
  12. ^ 探検学会が半世紀の集いを開催しました”. 東海大学ウェブサイト. 東海大学 (2018年5月25日). 2023年6月11日閲覧。 “探検学会は1966年末に「探検会」に所属していた学生の一部が分離して発足。74年3月に解散するまで実質7年あまりという短い活動期間ながら、延べ50名の学生が所属し、国内外で数々の調査、探索活動を展開しました。”
  13. ^ a b c 地底研究部とは”. meijichitei (明治大学地底研究部) (2023年3月). 2023年5月31日閲覧。
  14. ^ a b 『岩手県住田町洞穴特集号』 (1981), p. 38, 船木実「滝観洞」.
  15. ^ 『岩手県住田町洞穴特集号』 (1981), p. 83-84, 田村守司「住田町の洞窟探検調査史」.
  16. ^ 『プロジェクトギャラクシー』概要|プロジェクトギャラクシー(滝観洞)|企画”. 東京スペレオクラブ (2010年). 2023年6月11日閲覧。 “天の岩戸の滝上層縦断面図”
  17. ^ 小木木じじい (2013年8月17日). “家族でお出かけ「滝観洞」”. おきらく・ごくらくCAVING. 2023年5月31日閲覧。 “休憩所でDVD上映中との張り紙があったので白蓮洞の見学後に受付の方に伺うと、数年前に岩手の放送局が撮影したものだそうです。[...] 天の岩戸の滝より上部の未公開部分だけ見せて頂きました。大抵の観光洞はどこでも未公開部分がありますが、特に流出洞の更に上流は、なんかわくわくします。”
  18. ^ a b c 滝観洞”. 住田町公式ウェブサイト. 住田町. 2022年4月29日閲覧。
  19. ^ 気仙川の概要”. 岩手県公式ウェブサイト. 岩手県 (2019年2月20日). 2023年5月31日閲覧。 “気仙川は、岩手県南端の太平洋岸に位置し、その源を高清水山(たかすずやま:標高1,013.9 m)に発し、南西に流下しながら桧山(ひやま)川を合流した後西流し、坂本川、新切(にぎり)川を合わせて南に向きをかえ、火の土(ひのつち)川、大股(おおまた)川を合わせて住田町を南流し、河口付近で矢作(やはぎ)川を合流して陸前高田市を経て、広田湾に注ぐ流域面積520 km2、流路延長44 kmの二級河川です。”
  20. ^ 北本朝展(国立情報学研究所(NII)) (2020年). “土倉 (0344102001)”. 農業集落境界データセット. ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター. 2023年6月11日閲覧。
  21. ^ 河川データ|国土数値情報”. 国土数値情報ダウンロードサイト. 国土交通省 (2009年). 2023年5月31日閲覧。
  22. ^ 北本朝展(国立情報学研究所) (2022年8月8日). “気仙川 [0300420001] 気仙川水系 地図”. 国土数値情報河川データセット. ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター. 2023年6月11日閲覧。
  23. ^ 滝観洞の出入口と風恋橋を写した写真|ウィキメディア・コモンズ(2010年3月6日撮影)。
  24. ^ 夫婦やカップル対象に絵馬記入や料金割引、滝観洞「風恋橋伝説」にちなみ特別企画/住田」『東海新報』東海新報社、2017年2月1日、6面。2023年5月31日閲覧。
  25. ^ 洞内の“冒険”楽しむ/親子連れなど多数来場/上有住・ 滝観洞であすまで「滝に鯉(恋)まつり」」『東海新報』東海新報社、2021年5月4日、7面。2023年5月31日閲覧。
  26. ^ イベント : 滝観洞まつり(8月第一日曜日)”. 滝観洞・白蓮洞 岩手県住田町. 住田観光開発株式会社. 2023年5月31日閲覧。
  27. ^ a b (住田町住民ディレクター) (17 November 2014). 滝観洞まつり 平成26年10月5日|発掘わが町すみたプロジェクト. 株式会社フロムいわて情報事業部. 2023年5月31日閲覧 ※2014年10月5日撮影。柳原白蓮歌碑の移設除幕式を含む。
  28. ^ 新・奥の細道 滝観洞のみち(住田町)” (pdf). 岩手県公式ウェブサイト. 岩手県. 2023年5月31日閲覧。 ※pdf配布元は「岩手県 - 東北自然歩道 新・奥の細道」ページ。
  29. ^ a b c 東北自然歩道 新・奥の細道 滝観洞のみち”. N.N.I.T.さんぽみちガイド (2006年6月18日). 2023年5月31日閲覧。
  30. ^ 大須眞治『源流の集落の息づかい : 岩手県住田町土倉をみつめて』時潮社、2016年6月、171-172頁。ISBN 978-4-7888-0711-2。"洞窟は〔住田〕町のものになっていますが、それを運営しているのは第三セクターの住田町観光開発株式会社〔※原文ママ〕です。〔東日本大震災で被災した〕洞窟を直す場合には、町に許可を取って、町と観光会社の共同ですることになります。"。 
  31. ^ 「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」採択事業一覧(〔2023年〕5月30日時点)” (pdf). 観光庁ウェブサイト. 国土交通省 (2023年5月30日). 2023年5月31日閲覧。 “No. 88/ 都道府県:岩手県/ 実施主体:住田観光開発株式会社/ 事業名:国内最大級の洞窟内滝を有する「滝観洞」を世界に誇る体験アクティビティに! 岩手県入込客数ワースト1からの挑戦、林業の町住田町で感じる3億年の造形美とロマン” ※pdf配布元は「「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」1次公募 審査結果のお知らせ」ページ。
  32. ^ 氷の美にふれる/白蓮洞で観賞会/住田町上有住」『Web東海新報』東海新報社、2011年2月22日、1面。2023年5月31日閲覧。オリジナルの2011年3月19日時点におけるアーカイブ。「滝観洞のすぐそばにある白蓮洞。町の第3セクター、住田観光開発(株)の滝観洞観光センターが観光洞として管理している。」
  33. ^ 国内観光洞案内(リンク集)”. 地底旅団ROVER元老院(東京/ケイビング・洞窟調査団体) (2014年9月). 2023年5月31日閲覧。 ※滝観洞、白蓮洞の項参照。
  34. ^ ぶっくまーく岩手 #114「滝観洞」岩手県住田町【三陸ジオ編】. IBC岩手放送 6BOX. 10 November 2022. 2023年5月31日閲覧
  35. ^ 『岩手県住田町洞穴特集号』 (1981), p. 40, 船木実「滝観洞」.
  36. ^ a b 総延長1000 m以上の横穴ランキング(2022/6/30付)|洞穴ランキング”. 地底旅団ROVER元老院(東京/ケイビング・洞窟調査団体) (2022年6月30日). 2023年5月31日閲覧。
  37. ^ 山口晴幸「太古の神秘と現代の脅威 : 鍾乳洞とコンクリートつららは語る」『水利工学』第45巻第2号、水利科学研究所、2001年6月、77-78頁、doi:10.20820/suirikagaku.45.2_71ISSN 2432-4671“表1 調査した主な鍾乳洞窟の概要”  ※滝観洞・白蓮洞の所在地に誤記あり。また「石灰岩の種類」を大理石と記すのは誤り。
  38. ^ 東北自然歩道 新・奥の細道 滝観洞のみち”. N.N.I.T.さんぽみちガイド (2006年6月18日). 2023年5月31日閲覧。 “人間の年齢にたとえると滝観洞は幼年期,白蓮洞は青年期とのことです。滝観洞は浸食の始まりという事で狭く水の流れも激しかったのに比べ,白蓮洞は広間が続き鍾乳石が成長しています。”
  39. ^ a b c d e 白蓮洞について : 洞窟内に大空間を有する白蓮洞”. 滝観洞・白蓮洞 岩手県住田町. 住田観光開発株式会社. 2022年4月29日閲覧。
  40. ^ a b c 『住田町50年の歩み』 (2015), p. 8.
  41. ^ a b 『住田町50年の歩み』 (2015), p. 10.
  42. ^ ランキングの基準(必須事項)|洞穴ランキング”. 地底旅団ROVER元老院(東京/ケイビング・洞窟調査団体) (2020年6月30日). 2023年5月31日閲覧。 “洞穴名: 最も一般的な名称を表記し、観光開発されている洞穴に関しては「氷渡(しがわたり)洞-坪沢穴」「空穴第2洞」「マリヤイーザー」「千仏-芳ヶ谷洞」などケイビング界では一般的な名称でも、「氷渡(すがわたり)探検洞」「白蓮洞」「石垣島鍾乳洞」「千仏鍾乳洞」といったように観光洞名を優先、併記した。”
  43. ^ 岩手の洞窟|日本洞窟リスト”. NTC洞窟探検隊 (2002年6月8日). 2023年5月31日閲覧。 ※空穴第1洞から第8洞までを載せ、「空穴第2洞(滝観新洞)」と記載。
  44. ^ 深草縁夫 (2000年10月). “白蓮洞(岩手県住田町上有住)”. 日本すきま漫遊記. 2023年5月31日閲覧。
  45. ^ 家族でお出かけ「白蓮洞」”. おきらく・ごくらくCAVING (2013年8月17日). 2023年5月31日閲覧。 ※ページ閲覧者からの「行ってきたよメール」を6件掲載(2023年5月末現在)。
  46. ^ 住田町・白蓮洞 1|岩手の鍾乳洞”. ウチノメ屋敷 レンズの目. 2023年5月31日閲覧。 ※全3ページ、洞内写真多数。
  47. ^ 小野徳正. “白蓮洞|岩手県|旅行”. 旅と温泉と曲のアルバム. 2023年5月31日閲覧。
  48. ^ のりちん (2005年11月22日). “白蓮洞|洞窟探検”. -norichin@web- のりちんの野外活動日記. 2023年5月31日閲覧。 ※2005年8月13日の記録。
  49. ^ 白蓮洞探検(岩手県住田町)”. パサ君の『花と温泉探訪』 (2006年10月9日). 2017年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月31日閲覧。
  50. ^ 白蓮洞★★★〜洗心の池のリムストーンプールが見所〜”. マーチ改め インサイト〜ドライブステーション〜 (2008年12月7日). 2023年5月31日閲覧。
  51. ^ まっく (2010年5月9日). “東方幻想郷ツアー 其の玖 「白蓮の洞」”. まっくの徒然日記. 2023年5月31日閲覧。
  52. ^ Snufkin (2019年9月29日). “2010年5月2〜3日 岩手県 住田町の滝観洞,釜石市の鉄の歴史館,宮古市の浄土ヶ浜,岩泉町の龍泉洞と安家洞,盛岡市の岩手県立博物館”. みちのく気ままなドライブ日記. 2023年5月31日閲覧。 ※2010年5月の洞内写真あり。
  53. ^ Goto Speleo (2007年12月17日). “白蓮洞”. 世界の端で穴と遊ぶ. 2023年5月31日閲覧。 ※非公開部分の洞内写真を掲載。
  54. ^ 明治大学地底研究部. “ブログ”. meijichitei (明治大学地底研究部). 2023年5月31日閲覧。 ※キーワード検索の結果は次のとおり。「“白蓮洞”の検索結果」、「“上有住合宿”の検索結果」。
  55. ^ 氷の美にふれる/白蓮洞で観賞会/住田町上有住」『Web東海新報』東海新報社、2011年2月22日、1面。2023年5月31日閲覧。オリジナルの2012年7月18日時点におけるアーカイブ。「今冬は入り口をふさぐ「氷の幕」ができず冷たい空気が洞内に流れ込むなど、氷筍が形成されるのに好条件が重なり、ピークで100本以上が確認された。観光センターでは「およそ20年ぶりの貴重な光景」として今回の観賞会を企画。」
  56. ^ 2011住田町白蓮洞・氷筍観察会 1|岩手の鍾乳洞”. ウチノメ屋敷 レンズの目 (2011年2月20日). 2023年5月31日閲覧。 ※全2ページ。
  57. ^ 柳原 白蓮|作者毎の文学碑 明治〜現代(女性)”. 東北の文学碑 作者毎の文学碑 (2014年9月). 2023年5月31日閲覧。 “地震のため〔白蓮洞前の歌碑は〕横たわっている 2014.9.28”
  58. ^ a b c 滝観洞復旧、再開へ/15日から入洞可能/記念のまつりも開催」『Web東海新報』東海新報社、2012年7月11日、6面。2023年5月31日閲覧。オリジナルの2012年7月11日時点におけるアーカイブ。
  59. ^ 広報編集常任委員会(編)「我が町政を問う 佐々木信一議員 : 白蓮洞入洞再開を」(pdf)『すみた議会だより』No. 164(平成31年1月25日)、住田町議会、2019年1月、12頁“町長/入洞禁止を継続”  ※pdf配布元は住田町公式ウェブサイト「すみた議会だより」ページ。
  60. ^ a b c 『住田町50年の歩み』 (2015), p. 6.
  61. ^ a b 『住田町50年の歩み』 (2015), p. 9.
  62. ^ 『岩手県住田町洞穴特集号』 (1981), p. 1, 山内浩(日本ケイビング協会会長)「あいさつ」.
  63. ^ 『岩手県住田町洞穴特集号』 (1981), p. 2, 泉田豊(住田町町長)「祝辞」.
  64. ^ 大会(学術講演会、洞窟巡検)”. 日本洞窟学会ウェブサイト (1996年). 2023年5月31日閲覧。 “日本ケイビング協会主催のケイビング大会”
  65. ^ JAPAN CAVING総目録”. 日本洞窟学会ウェブサイト. 日本洞窟学会. 2023年5月31日閲覧。 “第22回大会特別号(1-96) 岩手県住田町洞穴特集号”
  66. ^ 『住田町50年の歩み』 (2015), p. 11.
  67. ^ 「滝観洞に新ホール 「天の岩戸の滝」上層部 未探検部調査で発見」『東海新報』東海新報社、2007年12月11日。
  68. ^ 滝観洞まつり開催のお知らせ 〔平成24年7月15日開催〕”. 住田町観光協会 (2012年6月29日). 2023年5月31日閲覧。
  69. ^ 久々の洞くつ探検満喫/再開祝し「滝観洞まつり」」『Web東海新報』東海新報社、2012年7月17日、6面。2023年5月31日閲覧。オリジナルの2012年7月18日時点におけるアーカイブ。
  70. ^ a b c よりよい施設へ意見交わす 滝観洞受付棟の新築に向け 町が第1回ワークショップを開催」『Web東海新報』東海新報社、2021年12月18日、7面。2022年4月29日閲覧。
  71. ^ a b 設計案巡り意見交換 滝観洞受付棟 第2回ワークショップで」『Web東海新報』東海新報社、2022年3月26日、2面。2023年5月31日閲覧。
  72. ^ 【滝観洞】洞内最大級の滝!? 神秘的な空間で魅了する滝観洞とは?”. 素晴らしき日本の景色たち (2020年12月3日). 2023年5月31日閲覧。
  73. ^ 住田町の鍾乳洞「滝観洞」に新しい観光センター完成 内覧会”. NHK 岩手県のニュース. 2024年04月22日。2024年4月25日閲覧。
  74. ^ a b 滝観洞、滝流しそば復活へ 住田、観光センター27日新装オープン」『岩手日報 IWATE NIPPO』岩手日報社、2024年4月22日。2024年4月25日閲覧。
  75. ^ 滝観洞受付施設新築工事設計業務に関する公募型プロポーザルについて”. 住田町公式ウェブサイト. 住田町 (2021年12月15日). 2022年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月29日閲覧。 ※「技術提案説明書「おらいの滝観洞」 : アトリエハレトケ・武山大樹建築設計事務所 共同企業体」(pdf)参照。
  76. ^ 宮永博行 (2021年11月5日). “50者の頂点にアトリエハレトケ・武山大樹JV、岩手県住田町の滝観洞受付施設プロポ”. 日経クロステック(xTECH). 日経BP社. 2023年5月31日閲覧。
  77. ^ a b 名物の滝流しそば、休業へ 住田・滝観洞、再開は2年後を予定」『岩手日報 IWATE NIPPO』岩手日報社、2022年4月29日。2022年4月29日閲覧。オリジナルの2022年4月29日時点におけるアーカイブ。
  78. ^ 最終日もにぎわいみせる 滝観洞名物・滝流し蕎麦 施設整備に伴い休業に 再開は令和6年度 (動画、別写真あり)」『Web東海新報』東海新報社、2022年5月24日、7面。2023年5月31日閲覧。
  79. ^ 「滝観洞が日本経済新聞社による「お得に楽しめる鍾乳洞」で全国一位」『東海新報』東海新報社、2006年9月7日。
  80. ^ アクセス”. 滝観洞・白蓮洞 岩手県住田町. 住田観光開発株式会社. 2023年5月31日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]