湯浅町

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ゆあさちょう ウィキデータを編集
湯浅町
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 和歌山県
有田郡
市町村コード 30361-5
法人番号 7000020303615 ウィキデータを編集
面積 20.80km2
総人口 10,291[編集]
推計人口、2024年5月1日)
人口密度 495人/km2
隣接自治体 有田市有田郡広川町有田川町
町の木 ナギノキ
町の花 三宝柑
湯浅町役場
町長 上山章善
所在地 643-0004
和歌山県有田郡湯浅町湯浅1055-9
外部リンク 湯浅町公式サイト

湯浅町位置図

― 市 / ― 町・村

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湯浅町(ゆあさちょう)は和歌山県有田郡にあるである。醤油柑橘類を産することで名が知られている。

地理

湯浅町は紀伊半島西部の、海が陸に深く入りこんだ入り江の奥に位置している。この入り江には広川が流れ込んでおり湯浅広港は天然の良港として古来より物流の中心地として栄えてきた。気候は黒潮の影響で温暖にして柑橘類を産しており、かつてはこの地で取れた柑橘類をそのまま湯浅の港へ運び各地に輸送していた。 リアス式海岸で海岸線は入り組み海岸にはいくつかの海水浴場もある。山としては有田市との境にそびえる平見山、町の東側にある山岳地帯の三本松峰や地蔵峰、広川町との境にある高城山があげられ川としては広川などがあげられる。

隣接する自治体

湯浅町は以下の自治体と隣接している。

湯浅町役場と広川町役場との距離は、1km程度(徒歩20分程度)である。

人口


湯浅町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


歴史

湯浅は古来より熊野街道の宿駅として栄えており紀州藩の有田代官所がおかれてからは有田地方の中心地のひとつとしても賑わいを見せるようになった。

  • 1888年(明治21年)4月25日 - 町村制の施行により和歌山県有田郡湯浅村山田村青木村別所村吉川村栖原村田村が成立する。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 山田村と青木村及び別所村が湯浅村に合併され有田郡湯浅村が誕生する。吉川村・栖原村・田村も合併により有田郡田栖川村となる。
  • 1896年(明治29年)6月22日 - 湯浅村が町制施行により有田郡湯浅町となる。
  • 1956年(昭和31年)3月31日 - 湯浅町と田栖川村が合併、現在の湯浅町となる。

経済

1995年の統計より

第一次産業就業人数は1086名
第二次産業就業人数は1904名
第三次産業就業人数は4028名

産業

漁業・農業が盛んである(下記特産物の項目を参照)。紀州藩の保護を受けて醸造業が発達した醤油は、日本で有名。温暖な気候を利用して柑橘類の栽培も行われている。

湯浅町に本部を置く企業

日本郵政グループ

  • 湯浅郵便局(湯浅)
  • 湯浅中町郵便局(湯浅)
  • 湯浅栖原(すはら)郵便局(栖原)
  • 湯浅横田郵便局(栖原)
各郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置され、湯浅郵便局ではホリデーサービスを実施(2011年6月現在)。

※湯浅町内の郵便番号は「643-00xx」(湯浅支店の管轄)となっている。

姉妹都市・提携都市

教育

交通

鉄道

町内には西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線が走っている。紀勢本線の普通列車はこのあたりでは30分に1本くらいの割合で運行されている。町内にあるのは湯浅駅のみであるが、中心部に近く、一部の特急列車の停車駅となっている。

道路

名所・特産物・観光スポット・祭事・催事

観光

湯浅 北町通り

温泉

特産物

行事

  • 湯浅まつり

催事

  • 鯖っと鯵まつり
  • 全国醤油サミット
  • シロウオ祭り

コミュニティFM

湯浅町出身の有名人

関連項目

外部リンク