東儀秀樹
東儀 秀樹 | |
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生誕 | 1959年10月12日(64歳)[1] |
出身地 | 日本・東京都 |
学歴 |
成蹊高等学校卒業 國學院大學文学部第二部神道学科中退 |
ジャンル | 現代雅楽 |
職業 | 雅楽師[1]、作曲家[1] |
担当楽器 | 篳篥、琵琶、鼓類、チェロ、ピアノ、シンセサイザー |
活動期間 | 1996年[1] - |
レーベル |
TOSHIBA-EMI(1996年 - 2004年) Universal Classics(2007年 - ) |
事務所 | 矢島聰子事務所 |
共同作業者 | TOGI+BAO |
公式サイト | togihideki.net |
東儀 秀樹(とうぎ ひでき、1959年10月12日[1] - )は、日本の作曲家[1]、雅楽演奏家[1]、俳優。 身長177cm[1]。血液型B型[1]。ユニバーサルミュージック所属(2007年に東芝EMIより移籍)。
略歴
東京都出身。奈良時代から続く
本人は雅楽器だけでなく、ピアノ、キーボード、シンセサイザー、チェロ、ドラム、ギターなどさまざまな楽器の演奏を行う。また「生きてきたぼくたちへ」など、自らボーカルを執る楽曲もある。
映画、テレビ番組やCMにも楽曲を提供し、また雅楽師として音楽や歴史、バラエティなどのテレビ番組に出演している。
俳優としても活動しており、2008年放送のNHK大河ドラマ『篤姫』では孝明天皇役で出演した。ちなみに放送では篳篥を演奏するシーンがあったが、通常では天皇が篳篥を演奏することはありえない。その身分にふさわしいものは琵琶あるいは和琴であろう。しかしながら公的な場での披露でなく、個人的興味や趣味で篳篥などの楽器をたしなんだ可能性も考えられ、ドラマとしては篳篥の音色が場面の哀愁を表現するにもっともふさわしく、ロマンチックな演出として考えられたようである。
古典芸能であった雅楽を現代音楽と結びつけ、その素晴らしさを一般に知らしめる活動を行っている、広く認知された。この功績により[要出典]2004年、文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した。専門として演奏する雅楽器は
2004年には自ら上海に出向いて、中国民族楽器の若手演奏家をプロデュースした。TOGI+BAOというユニットを組んで日中両国で活動していたが、2008年夏のコンサートツアーをもってTOGI+BAOの活動は休止した。近年は、同年齢でもあり古くからの盟友でもあるヴァイオリニストの古澤巌と全国ツアーを開催することが多い(古澤とはそれ以前にも年数回コンサートを開いていた)。
2008年に京都嵯峨芸術大学の客員教授に就任した。また、学習院女子大学非常勤講師、上野学園大学、名古屋音楽大学、大正大学、池坊短期大学客員教授、皇學館大学特別招聘教授を務める。
人物
元々雅楽の世界に入る前は、海外での生活で耳にした洋楽のロックやポップスやジャズなど影響を受け、学生時代は友達とロックバンドを組み、本人はエレキギターを担当した。高校を卒業したらプロのギタリストでやっていきたいと本気で思っていたが、母の
また、幼少時代から「乗り物」に非常に強い興味を示し、楽師時代には海外での演奏旅行で乗車した列車の鉄道模型を旅の思い出として購入したり、ビンテージのメルセデス・ベンツのオープンモデルやフェラーリ、ポルシェなど数々のクルマを所有し乗り継いでいる。ビンテージ・クラシックカーにも興味を示し、毎年10月に日本で行われるクラシックカーのラリーイベント「ラフェスタ・ミッレミリア」に毎年自らの車で出場している。本国イタリアで開催されるミッレミリアにも出場経験があり、上位入賞を果たしている。バイク好きでもあり、国内外のバイクをコレクションしている。本人オリジナルのハーレーダビッドソンのカスタムバイクも所有している。
近頃はミニカー・コレクションにも興味を示し、40台以上を所有する。ミニカー・コレクションに関しては、本人の車好きのルーツであることから、テレビや雑誌のインタビューでよく語られることが多い。コレクションの多くは自分が実際に所有した(する)クルマであるが、ミッレミリアでハンドルを握る自らが所有する車に関してはかなりのこだわりを見せ、手に入れたモデルが同じ車種でも色が違って同じ色がなかった場合は、プロモデラーに委託して実車と同じカラーリングにしてもらったり、さらにモデル化されていない物に関してはワンオフ(一品モノ)で作ってもらったりするなど、本人はインタビューなどで「それほどでも…」と言うが、かなりの凝りようである。
腕時計のコレクションも数多く所有している。Gショックなど手頃なものから、スイス製の高級腕時計まで、そのコレクションは幅広い。変わり物としては、ロボットの腕時計といったものも所有している。
家系
母が東儀家出身である。東儀家の先祖は渡来人であり、聖徳太子の腹心であった秦河勝とされるが、正確なことは不明である。
受賞
- 2000年、都民文化栄誉章
- 1999年、2000年、日本レコード大賞(企画賞)「葉っぱのフレディー」「TOGISM2」
- 2000年、2002年、日本ゴールドディスク大賞「雅楽」「TOGISM2002~I am with you」
- 2002年、ベスト・ドレッサー賞日本伝統文化部門(第31回)
- 2002年、読売演劇大賞優秀スタッフ賞「オイディプス王」
- 2005年、芸術選奨文部科学大臣新人賞(第55回)
- 2015年、日本ゴールドディスク大賞純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤー(第30回)「日本の歌」
著書
- 『雅楽:僕の好奇心』集英社新書(2000年)
- 『東儀秀樹写真集』集英社(2000年) 撮影・稲越功一(自ら舞台化粧並みの白塗りの厚化粧で登場)
- 『東儀秀樹のもう一つの旅:南仏の光と風』文藝春秋(2002年) 撮影・安達征哉
- 『東儀秀樹の永遠のオモチャ箱』PHP研究所(2003年)
- 『すべてを否定しない生き方』KKロングセラーズ(2007年)
- 『東儀家の子育て』講談社、2015
共著
- 『光り降る音』講談社(2002年)著・かんのゆうこ ※ 東儀はイラストを担当
- 『天つ風の音』講談社(2003年)著・かんのゆうこ ※ 『光り降る音』の続編。※ 東儀はイラストを担当
- 『星月夜の音』講談社(2004年)著・かんのゆうこ ※ 上記、かんのゆうこ作品3部作の完結編。※ 東儀はイラストを担当
ディスコグラフィ
CDアルバム
- 東儀秀樹
- MODE OF RISING SUN
- 幻奏譜
- TOGISM(トーギズム)
- from ASIA(フロム・エイジア)
- 雅楽 天・地・空〜千年の悠雅
- TOGISM 2
- TOGISM 2001
- I am with you
- PICTURES
- 風と光の軌跡〜BEST OF TOGISM
- 春色彩華 (TOGI+BAO)
- SUPER ASIA (TOGI+BAO)
- OUT OF BORDER
- Every little life
- 地球よ、
- Smile
- 子供たちに優しい未来を
- TOGI
- NHKスペシャル「宇宙〜未知への大紀行」
CDシングル
- 蒼き海の道
- There must be an angel
- 海の向こうのさがしもの〜かまいたちの夜 2
- 光り降る音
代表曲
- New ASIA(ニュー・エイジア):NHK『新アジア発見』テーマ曲
- 光り降る音:絵本『光り降る音』イメージソング
- 星空につつまれて:NHKスペシャル『宇宙 未知への大紀行』テーマ曲
- 蒼き海の道:TBS『唐招提寺2010プロジェクト』テーマ曲
- There must be an angel(ユーリズミックスのカバー):リプトン「リプトン・ザ・ティー」CM曲
未発表曲
- 今在ることへのセレナーデ:フジテレビ『稲垣吾郎の音楽狂時代』オリジナル曲(作曲:東儀秀樹 編曲:大島ミチル 演奏:東儀秀樹&新日本フィルハーモニー交響楽団)
音楽担当
- 映画『青の炎』
- 舞台『オイディプス王』(舞の振付も担当、踊り手として出演。読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞)
- PlayStation用ソフト『YAMAGATA Digital Museum』(画:ヒロ・ヤマガタ)
- PlayStation2用ソフト『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』(新規音楽分の一部を担当)
- NHKテレビドラマ『喪服のランデヴー』挿入曲
出演
ドキュメンタリー
語学番組
- 旅するイタリア語「東儀秀樹の大人のこだわり旅 ローマと美食の宝庫エミリア地方を行く」(2016年10月 - 、NHK Eテレ)
ドラマ
- ルージュ(2001年、NHK) - 秋葉友之 役
- 大河ドラマ・篤姫(2008年、NHK) - 孝明天皇 役
- MR.BRAIN(2009年、TBS) - 八木仁 役
- 浅見光彦〜最終章〜 第8話「蘇る赤い靴の伝説…横浜篇」(2009年、TBS) - 紳士 役
- よる★ドラ・ビターシュガー(2011年、NHK) - 内藤真治 役
映画
CM
- リプトン「リプトン・ザ・ティー」(2001年) - 川井郁子と共演
- ロッテ「グリーンガム」(2007年)
- マクドナルド「プレミアムローストコーヒー」「プレミアムローストアイスコーヒー」(2008年) - 伊東たけしと共演
- マクドナルド「マックベーカリー」(2008年)
- 黄桜「純米 辛口一献」(2008年)
- 大和証券「大和証券グループ篇」(2010年)