山脇学園短期大学

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山脇学園短期大学
山脇学園校舎
大学設置 1950年
創立 1903年
学校種別 私立
設置者 学校法人山脇学園
本部所在地 東京都港区赤坂4-10-36
北緯35度40分29.4秒 東経139度43分59.5秒 / 北緯35.674833度 東経139.733194度 / 35.674833; 139.733194座標: 北緯35度40分29.4秒 東経139度43分59.5秒 / 北緯35.674833度 東経139.733194度 / 35.674833; 139.733194
学部 家政科
食物科
英語科
ウェブサイト http://www.yamawaki-gakuen.ac.jp/
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山脇学園短期大学(やまわきがくえんたんきだいがく、英語: Yamawaki Gakuen Junior College)は、東京都港区赤坂4-10-36に本部を置く日本私立大学1903年創立、1950年大学設置。大学の略称は赤短[注 1]。 2008年5月12日閉学が決定され、2009年度以降の募集を取りやめた。2011年3月に学んでいた学生が全て卒業したことを受け、60年の歴史に幕を告げた。

概観

大学全体

建学の精神(校訓・理念・学是)

  • 山脇学園短期大学における建学の精神は「女性の本質を磨き、時代に適応する教養高き女性を育成する」となっていた。

教育および研究

  • 山脇学園短期大学は、明治期に設置された山脇高等女学校家事専攻科の伝統を受け継いで設置された短大であったことから、家政系の学科にとりわけ伝統があった。ほか、英語科も設置され、国際交流のサポートや海外での語学研修に力を入れていた。「フライアテンダント講座」があった。

学風および特色

  • 山脇学園短期大学は、家政・食物・英語の3学科が設置されておりいずれも女性を対象とした学科であった。この学科体制および呼称名は全国の短大でも珍しい例だといえる。故に、古風のイメージが強い。ほか、伝統的行事として新入生オリエンテーションでのダンスイベントが実施され、パートナーは慶應義塾大学の男子学生であった。

沿革

  • 1903年 - 山脇女子実修学校創設
  • 1908年 - 山脇高等女学校と改称、家事専攻科開設
  • 1928年 - 財団法人山脇高等女学校
  • 1947年 - 山脇学園中学校、高等学校を開設
  • 1950年 - 山脇学園短期大学開学。当初は家政科の1学科のみ。
  • 1954年 - 別科開設。
  • 1956年 - 食物科開設。
  • 1966年 - 英文科開設(学生数:197[注 2][1][2])。ちなみに、既存の家政科は567[注 2][1][2]、食物科は435[注 2][1][2]
  • 2005年 - 英文科を英語科に改称
  • 2008年 - 学生募集を終了
  • 2011年 - 学生が全て卒業し廃校

基礎データ

所在地

  • 東京都港区赤坂4-10-36

象徴

  • カレッジマークはハート型の模様に富士山の絵が描かれたものとなっている。

教育および研究

組織

学科

  • 家政科
  • 食物科
  • 英語科

専攻科

  • なし

別科

  • 家政専修が設置されていた。

取得資格について

教職課程

資格

附属機関

  • 図書館
  • 資料館:被服に関する資料が中心に所蔵されていた。
  • 国際文化センター

学生生活

部活動・クラブ活動・サークル活動

  • 山脇学園短期大学においてこれまで活動してきたクラブ活動には、ESSダンステニス・チアリーディングなどがあった。

学園祭

  • 山脇学園短期大学の学園祭は「山脇祭」と呼ばれる。山脇祭実行委員会により運営され、クラブや研究発表などが行われている。過去には、「ビストロお好み焼き対決」と題したイベントが催されたこともあった。

大学関係者と組織

大学関係者一覧

教職員

  • 山脇秀輔:初代学長
  • 山脇馨:2代目学長
  • 中川信吾:3代目学長

卒業生

施設

キャンパス

設備

  • 学生食堂
  • 講堂

  • 山脇学園短期大学には「ドーミー赤坂レディース」と称した学生寮があった。

対外関係

他大学との協定

アメリカ

ポーランド

姉妹校

卒業後の進路について

就職について

編入学・進学実績

参考文献

関連項目

公式サイト

出典

  1. ^ a b c 出典:『全国学校総覧
  2. ^ a b c 昭和42年度版33頁より。
  3. ^ 教員養成課程認定大学短期大学一覧』(1955年)59頁より。

注釈

  1. ^ 赤坂にあることから
  2. ^ a b c 5月1日時点での学生数。

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