六つのサッチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Bcxfubot (会話 | 投稿記録) による 2022年9月5日 (月) 20:13個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (外部リンクの修正 http:// -> https:// (www.oricon.co.jp) (Botによる編集))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

六つのサッチャー
The Six Thatchers
SHERLOCK』のエピソード
話数シーズン4
第1話
監督レイチェル・タラレイ
脚本マーク・ゲイティス
スティーヴン・モファット(共同制作者)
制作スー・ヴァーチュー
音楽デヴィッド・アーノルド
マイケル・プライス英語版
撮影監督スチュアート・ビドルクーム
編集ウィリアム・オズワルド
初放送日イギリスの旗2017年1月1日 (2017-01-01)
日本の旗2017年7月8日 (2017-07-08)
ゲスト出演者
エピソード前次回
← 前回
忌まわしき花嫁
次回 →
臥せる探偵
SHERLOCKのエピソード一覧

六つのサッチャー[1][2][3](むっつのサッチャー、: The Six Thatchers)は、BBC2017年に放送したドラマ『SHERLOCK』のシーズン4・エピソード1(通算11話目)である。2016年1月1日に放送された『忌まわしき花嫁』以来1年ぶりの新エピソードとなった。

原案は『六つのナポレオン』"The Adventure of the Six Napoleons"(1904年[4]、『黄色い顔』"The Yellow Face"(1893年)である。

あらすじ

マグヌッセン(演:ラース・ミケルセン)を殺害して東欧任務に送られるはずだったシャーロック(演:ベネディクト・カンバーバッチ)は、モリアーティ(演:アンドリュー・スコット)が流した映像のせいで呼び戻される。シャーロックは政府機関による映像編集であっさりと無罪放免になり[注釈 1]、モリアーティへの対抗策は待つことのみとして、ベーカー街221Bでいつも通り事件を捌き続ける。一方ワトスン夫妻(演:マーティン・フリーマンアマンダ・アビントン)には娘が生まれ、「ロザムンド・メアリー・ワトスン」と名付けられる。

シャーロック・ジョンの元には、レストレード(演:ルパート・グレイヴス)からギャップイヤーチベットに向かったはずの青年が、自宅前の車中で死んでいた事件が持ち込まれる。駐車中に衝突されて爆発炎上した車から見つかった彼の遺体は死後1週間が経過しており、大臣の息子だったことから特別捜査の命が下っていた。シャーロックは調査に向かったウェルズバラ大臣邸で、サッチャー元首相石膏像が壊されていたことに気付く。彼はあっさりと青年の死の謎を解き[注釈 2]、モリアーティが晩年執着していたボルジア家の黒真珠に関係があると踏んで、サッチャー像の謎を解き始める。同じ型のサッチャー像が壊される事件は4件続き、うち1件では犠牲者も出る。胸像はいずれもジョージアトビリシの業者から仕入れられ、6体限定で作られたものだった。シャーロックは最後の1軒で張り込みを行うが、侵入者のエイジェイ(演:サシャ・ダワン)と乱闘になり、胸像からはメアリーの過去が入ったUSBメモリ[注釈 3]が見つかる。

6年前のトビリシで、地元テロリストがイギリス大使だったウェルズバラ夫妻らを人質に大使館に立てこもる事件が発生する。メアリーは救出任務にフリーランスの特殊部隊「アグラ」(: A.G.R.A、各自のイニシャル由来の頭字語)として参加していた。一行はテロリストたちに包囲され、メアリーは「アモ」との無線の指示[注釈 4]に従い手榴弾を使って逃げ出す。一方同じ部隊だったエイジェイはテロリストの捕虜となり、追われる最中に駆け込んだ工房で、サッチャー像にUSBメモリを隠していた。エイジェイはひとり生き残ったメアリーを裏切り者と感じ、殺そうとまで考えていた。

メアリーはジョンを残して世界中飛び回り、自分の所業の後処理に向かうが、モロッコに到着したところで、メモリにGPSを仕込まれてシャーロックに先回りされていたことを知る。同行していたジョンは、メアリーの本名が娘と同じ「ロザムンド・メアリー」だったことを聞き出す。そこに現れたエイジェイは、獄中で「アモ」と聞いたこと、イングランド人女性が裏切って計画が失敗したことを話すが、後から来た警官に射殺されてしまう。

「アモ」からコードネームが「ラブ」(英: Love)だったレディ・スモールウッド(演:リンジー・ダンカン)が疑われるが、彼女は無実を主張する。シャーロックは自分の査問会場にいたヴィヴィアン・ノーベリー(演:マーシャ・ウォレン英語版)こそが裏切り者だと推理し、彼女のいるロンドン水族館英語版へ向かう。ノーベリーは口封じにシャーロックを射殺しようとするが、メアリーがこれを庇い、駆けつけたジョンの前で息を引き取る。ジョンはバスで会った乗客の女性(演:シャーン・ブルック)に色目を使われ、やりとりを続けていたことを打ち明けられないままとなり、シャーロックに「誓いを立てたはずだ」と八つ当たりする。

メアリーの死後、221Bで "MISS ME?"(会いたかった?)[注釈 5]と書かれたディスクが見つかる。中身は自分の死を予期したメアリーによるビデオメッセージで、彼女は「ジョン・ワトスンを救え」と話すのだった。

キャストと日本語吹替

配役・吹替声優については以下を参照した[6][7]

ゲスト出演

スタッフ

原作との対比

原案は『六つのナポレオン』"The Adventure of the Six Napoleons"(1904年)である[4]。また『黄色い顔』"The Yellow Face"(1893年)も断片的に使用されている[11]。2016年のコミコン・インターナショナルで発表されたキーワードの内[15]、今作では「サッチャー」と「シェリンフォード」の2つが登場する[11]

冒頭の査問シーンで、レディ・スモールウッドなどのコードネームが明らかにされる。「ポーロック」という名前は、『恐怖の谷』に登場する、モリアーティの手下ながらホームズと内通している人物でもある[注釈 11][17]。また「ラングデール」は、『三破風館』に登場する情報屋ラングデール・パイクのファーストネームと等しい[18][11][17]

今作ではスコットランド・ヤードの刑事としてステラ・ホプキンズ警部補が初登場するが、彼女が追っている「ボルジアの黒真珠」は『六つのナポレオン』に登場するものである[11]。また原作でも、ホームズが一目置くヤードの刑事としてスタンリー・ホプキンズ警部が登場している[19][20]。この作品でサッチャー像を所有していた人物や、像を取り扱った商社の名前は、原典から取られている[11][17][21]

シャーロックとジョンが解決している事件にも原作に基づいたものがある。作中登場する「カナリア調教師」の事件は、『ブラック・ピーター』冒頭に登場する「語られざる事件」である[22][23][17]。また、「クラゲを逮捕するわけにいかない」との台詞があるが[5]、原作中の『ライオンのたてがみ』は、被害者の死因がクラゲ毒だったという作品である[24][17]。他にも『技師の親指』(被害者の親指が持ち込まれる事件)[17]、『赤毛連盟』(日本人女性アカコが「連盟」に所属したスパイだと偽推論を述べる事件、また刺青のくだり[11])、『隠居絵具師』(塗り立てのペンキ[17]などが要素として散りばめられている。

ロージーのお守りをしているシャーロックが言う「君は見ているが観察していない」という台詞は、元々『ボヘミアの醜聞』にあったものである[4][11]。また大臣の息子がチベットに向かっていたことに関しては、「大空白時代」のホームズの行動と合致していると指摘されている[17]

本作にはバラ・マーケットで犬(ブラッドハウンド[25]に臭いを追わせるシーンがあるが、「トビー」(英: Toby)という名前の犬は原作『四つの署名』にも登場する[26][27]。トビーの飼い主であるハッカーのクレイグが住むのはピンチン・レーン(英: Pinchin Lane)だが、原典でもトビーの飼い主・シャーマンはこの通りに住んでいる[11][4][27]

マイクロフトが冷蔵庫に貼っている出前のチラシはライゲート・スクエア(英: Reigate square)の店のものだが、原作には『ライゲートの大地主』(英: Reigate Squire)という作品がある[4][11]

メアリーが向かうノルウェーの港では "Flekkete Band"・"Løvens Manke"と書かれたボートがあるが、これはノルウェー語で『まだらの紐』・『ライオンのたてがみ』を意味するものだと指摘されている[11][28]

ホームズの大空白時代明けに当たる『空き家の冒険』で、ワトスンは「先ごろ親しいものに先立たれる不幸を味わっていた」と述べているが、これに関しては妻メアリーの死を指すというのが定説になっている[29]

メアリーの死後、シャーロックはハドスン夫人へ自分が思い上がっている時には「ノーベリー」と呟いてほしいと頼むが、これは原作『黄色い顔』でも登場するシーンである(但しホームズは同じ話をワトスンに頼み込む)[4][11]

ホームズは、この事件について、それっきり何も言わなかったが、その夜おそく、蝋燭を手に寝室へ引きあげるときに言った。 「ワトスン、今後ぼくが自分の能力を過信したり、事件のために当然と思われる労力を惜しむようなことがあったら、耳もとで『ノーベリ』とささやいてくれないか。そうしてくれると、たいへんありがたい」 — アーサー・コナン・ドイル、『黄色い顔』[30]

設定・制作秘話

舞台となったロンドン水族館の展示

オープニング・クレジットの映像は、新シーズンの映像を使って一部作り直されている[11]

ジョンが書いた設定のブログには、本エピソードと同名の記事が存在するが[31]、内容は全くの別物である[32]。また、ジョンが「犯人は双子」説を唱える、シャーロックが「犯罪がバロック過ぎる」と呟く(前作のシャーロックが「ゴシック過ぎる」と指摘されたことに基づく)など、前話『忌まわしき花嫁』のセルフパロディも含まれている[17]

このエピソードの撮影はサザーク区バラ・マーケット[33]ヴォクスホール橋[34]ロンドン水族館英語版で行われたほか、モロッコでもロケが行われた[35]。バラ・マーケットでは犬とのシーンが撮影されたが、この犬がキャストの思い通りに歩かず難航したことが明かされている[25][33][11]

シャーロックが子どもの頃恐れていた話として登場する『サマラの約束』(英: Appointment in Samarra)は、元々サマセット・モームが採話したメソポタミアの作品である[36]。この作品はジョン・オハラ英語版の同名作品 (Appointment in Samarraでタイトルとして使われている[36][5]

シャーロックがウェルズバラ邸でサッチャーグッズに気付いて呟く "By the pricking of my thumbs" は、シェイクスピアの『マクベス』からの引用で、アガサ・クリスティーの小説『親指のうずき』のタイトルとしても使われている[11][17][37][38]

By the pricking of my thumbs, / Something wicked this way comes.
ぴくぴく動くよ 親指が / 邪悪な何かがやってくる。 — 第2の魔女、第4幕第1場[39]

ジョンがエリザベスと話すバス停には、第2話の黒幕であるカルヴァートン・スミス(演:トビー・ジョーンズ)の広告ポスターが貼られている[40][4][11]。視線を向けられていたのが、娘をあやすために耳に刺した花のせいだったと気付くエピソードは、元々ゲイティスの友人に起こった実話である[11]

メアリーが偽名として用いる「アシュダウン」(英: Ashdown)という名字は1970年の映画『シャーロック・ホームズの冒険』でホームズが用いる偽名だが(またガブリエルという登場人物も存在する)、脚本のゲイティスはこの作品をお気に入りに挙げている[4][17][41]

シーズン4制作の経緯

2014年に公式ガイドブック『シャーロック・クロニクル』が発売された段階で[注釈 12]、脚本・制作総指揮のマーク・ゲイティスは、特別編と新シリーズの制作に取りかかっていることを明かした上で、「自信を持って言えるキーワードがひとつある。それは、"ゴースト"……」と述べている[43]。同じ時期にプライムタイム・エミー賞授賞式に出席したスティーヴン・モファット(制作総指揮・脚本)は、シーズン4は衝撃的な展開になると発表した[44]

シーズン3の放送後、「1度限り」の特別編として、舞台をヴィクトリア朝に移したエピソード『忌まわしき花嫁』が制作され、2016年1月1日に英国などで放送された[45]。放送に先立つ2015年9月にはモファットが、翌年4月頃シーズン4の撮影が始まる見込みだと明かした[46]。同年12月には、撮影を前にしたゲイティスが、「メインキャラクターにとって人生が変わるようなシーズンになる」と述べた[47]。放送された『忌まわしき花嫁』は、ゲイティスが述べたように、シリーズの「第10話」として2シーズンを繋ぐ内容だった[45]。撮影はモファットの言葉通り2016年4月から始まり、4月6日にはゲイティスが撮影開始を報告する動画が公式YouTubeアカウントやTwitterへ投稿された[14][48]。またロンドン各地で撮影を行う様子が目撃・報道された[34][49]

2016年7月、『SHERLOCK』の制作陣はサンディエゴで開かれたコミコン・インターナショナルに出席し、シリーズ4のキーワードが「サッチャー」「スミス」「シェリンフォード」(: Thatcher, Smith, Sherrinford)だと発表した[50][15][51]。シーズン前に3つのキーワードを発表するのは、シーズン2・3に引き続いてのことである[43]。3つの人名については、マーガレット・サッチャー元首相の名前が『バスカヴィルの犬(ハウンド)』でパスワードに使われていたこと、スミスに関しては「カルヴァートン・スミス」との人物が『瀕死の探偵』に登場すること、そして「シェリンフォード」とはドイルがホームズの名前を「シャーロック」に決める前に使っていたファーストネームであることが指摘された[15][51]。既に発表されていた新登場人物のトビー・ジョーンズ[52]などが登場するティーザー予告も発表され、直後にYouTubeほかで公開された[53][54][51][55]

2016年10月26日には、英米両国で2017年1月1日に第1話が放送されると発表されたほか[56][57]、同年12月10日には2本目の予告映像と全3話分のエピソード名が揃って公開された[58][59][60][61][注釈 13]。放送に先立ち、シャーロック役のカンバーバッチは、今までのシーズンと違い伏線を回収する内容なので、全話を観ないと理解できないだろうと述べた[63]。また脚本陣やアマンダ・アビントン(メアリー役)は、新シーズンが今までで最もダークなものになると述べ、モリー役のルイーズ・ブリーリーも、悲しいシーズンであることを認めた[64][65][66]

ジョンが書いた設定のブログは折に触れ更新されてきたが、シーズン4放送を前に更新停止が発表されている[4]

ワトスン夫妻に生まれた娘の名前(ロザムンド・メアリー・ワトスン)は、2016年12月の『デイリー・テレグラフ』紙に掲載された告知で公開された[67][68][注釈 14]

シーズン放送に先立ち、マーティン・フリーマン(ジョン・ワトスン役)、アマンダ・アビントン双方のインタビューが公開され、実生活のパートナー関係に終止符を打ったことが発表された[71][72][73]

日本では、AXNミステリー主催で第1話のみの試写会が2017年2月25日に行われた[74][75][76]。また同年4月には、本エピソードが7月8日にNHK BSプレミアムで放送されることが発表された[77][78]。新シーズン放送前に、BBC WorldwideがNetflixへ国際配給権を売却したことが報じられている[79]

評価

作品は2017年1月1日BBC Oneで放送され、全英で810万人が視聴したが、これは前年のクリスマスに放映されたエリザベス女王のメッセージの視聴者数を上回るものだった[80]

デイリー・テレグラフ』紙では5つ星中4つ星が付けられ、批評を担当したベン・ローレンスは、ドイルの描いた老いぼれで性的魅力も無いワトスン像を魅力ある人間にしたフリーマンと、シャーロックの病的に興奮した演技を見せたカンバーバッチを絶賛した[81]。またゲイティス・モファットの脚本については、「シャーロックの帰還は[中略]ゲイティスとモファットがイギリスのテレビ界で働く最も創造的なふたりだと証明した。賢いが賢すぎず、スリル満点で感傷的に悲しい」と述べた[81]。『デジタル・スパイ』では脚本の方向性に致命的なミスがあったとしたが、キャラクター造形と筋書きのバランスは取れており、シリーズ最高作ではないものの次へ繋がる作品ではあったとした[82]

一方で本エピソードには批判も多かった。IGNのダニエル・クルーパは、シャーロックがあっさり無罪放免になる流れはドラマ性を損ない、USBメモリが見つかってからの彼は凡庸に振る舞っていると指摘し、「いつものように意外な視点で何かを解明してくれたというよりも、ただ単に新しいものを見せられた、という感じだった」と述べた[23]。また、メアリーの人物造型や、シャーロックとジョンの関係性が全く深みのないものだと切り捨てた[23]。『Den of Geek!』では過去のエピソードほどの強いストーリーが無く、30分ごと分割されたエピソードが連なったものだったと指摘された[83]

ガーディアン』紙にはシャーロックとエイジェイの格闘シーンが『007』紛いだとする酷評記事が掲載された[84][85][86]。シリーズの脚本・制作総指揮を務めるマーク・ゲイティスは同紙に詩を掲載することでこれに応えたが[87][88]スティーヴン・モファットは原作者のアーサー・コナン・ドイルも同じことを行ったと語っている[85][86]。ドイルの詩 "To An Undiscerning Critic" は、「ホームズは他の探偵をけなすべきでない」としたアメリカの作家に向け、1912年に発表された応酬文である[89]

関連項目

  • オーメン』『エクソシスト』 - ワトスン夫妻が寝床で言及する映画。
  • オスタルギー - 東ドイツ崩壊後に元住民の間で広がった懐古主義。クレイグがサッチャーの胸像破壊事件を調べつつ言及する。

脚注

注釈

  1. ^ 査問の席でシャーロックが貪るのは、イギリスでもお馴染みのお菓子であるジンジャーナッツである[5]
  2. ^ 青年は、父の誕生日祝に車中からサプライズでお祝いを述べるつもりだったが、座席のカバーを被って隠れようとしたところ、何らかのアレルギー発作で死亡したと推察された。
  3. ^ 前シリーズ『最後の誓い』で、メアリーはジョンに同じUSBメモリを渡すが、ジョンはホームズ家の暖炉に投げ捨てて処分していた。
  4. ^ 「アモ」英: Ammoとの指示を、メアリーは「弾薬」を意味する "ammunition" と捉えて行動した。
  5. ^ これは、前作『最後の誓い』でのモリアーティのメッセージと同じ文章である。
  6. ^ 彼女のファーストネームは、台詞では「エリザベス」とされているものの、マイクロフトに差し出す名刺では「アリシア」とされている[10]
  7. ^ 英: Rob Callender
  8. ^ 英: Edward Judge
  9. ^ 英: Stuart Biddlecombe
  10. ^ 英: William Oswald
  11. ^ Den of Geek!では『四つの署名』に登場するとされているが[11]、これは『恐怖の谷』の誤りである[16]
  12. ^ 新シリーズと特別編の製作は2014年7月に発表された[42]
  13. ^ 第1話・第2話のタイトルは既に発表済だった[62]
  14. ^ なおカンバーバッチは、自身の婚約発表の際に、『タイムズ』紙の告知欄で報告したことが知られている[69][70]

出典

  1. ^ SHERLOCK(シャーロック)4”. NHK. 2017年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月10日閲覧。
  2. ^ ホームズ登場130年記念!7月8日(土)はシャーロックナイト!スペシャルサイト公開!”. NHK海外ドラマ スタッフブログ. NHK (2017年6月2日). 2017年6月10日閲覧。
  3. ^ “カンバーバッチ主演「SHERLOCK」シーズン4、7月に日本初放送決定”. 映画ナタリー. (2017年4月12日). http://natalie.mu/eiga/news/228489 2017年6月10日閲覧。 
  4. ^ a b c d e f g h i j Robinson, Joanna (2017年1月2日). “Sherlock: 11 Easter Eggs, Callbacks, and References You Might Have Missed in “The Six Thatchers””. Vanity Fair. 2017年3月30日閲覧。
  5. ^ a b c Wolfson, Sam (2017年1月2日). “Sherlock recap: series four, episode one – The Six Thatchers”. ガーディアン. 2017年7月23日閲覧。
  6. ^ シーズン1〜3登場人物”. SHERLOCK(シャーロック)4. NHK. 2017年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月13日閲覧。
  7. ^ シーズン4登場人物”. SHERLOCK(シャーロック)4. NHK. 2017年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月13日閲覧。
  8. ^ Detective Inspector Hopkins”. Sherlock, Series 4, The Six Thatchers. BBC One. 2017年4月13日閲覧。
  9. ^ Meet the cast of Sherlock series 4”. ラジオ・タイムズ. p. 14 (2017年1月5日). 2017年4月22日閲覧。
  10. ^ Meet the cast of Sherlock series 4”. ラジオ・タイムズ. p. 10 (2017年1月5日). 2017年4月22日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r Mellor, Louisa (2017年1月4日). “Sherlock: 33 Nerdy Spots in The Six Thatchers”. Den Of Geek!. 2017年3月31日閲覧。
  12. ^ Meet the cast of Sherlock series 4”. ラジオ・タイムズ. p. 11 (2017年1月5日). 2017年4月22日閲覧。
  13. ^ Meet the cast of Sherlock series 4”. ラジオ・タイムズ. p. 12 (2017年1月5日). 2017年4月22日閲覧。
  14. ^ a b c Rich, Katey (2016年4月6日). “Sherlock Season 4 Begins Filming at Last”. ヴァニティ・フェア. 2017年4月22日閲覧。
  15. ^ a b c Huw Fullerton (2016年7月24日). “Sherlock creators reveal three mysterious clues for series four”. Radio Times. http://www.radiotimes.com/news/2016-07-24/sherlock-creators-reveal-three-mysterious-clues-for-series-four 2016年7月26日閲覧。 
  16. ^ アーサー・コナン・ドイル 著、阿部知二 訳『恐怖の谷』(41版)東京創元社〈創元推理文庫〉、1987年6月19日、10-11頁。ISBN 4-488-10108-9 
  17. ^ a b c d e f g h i j k 日暮雅通北原尚彦 著「「SHERLOCK シャーロック」1〜4元ネタ徹底対談」、清水直樹(編集人) 編『特集:シャーロック・ホームズは永遠に』 No. 724(第62巻第5号・2017年9月号)、早川書房〈ハヤカワミステリマガジン〉、2017年9月1日、9-11頁http://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013602/shurui_71_HMM/page1/order/2017年7月29日閲覧 
  18. ^ アーサー・コナン・ドイル 著、深町眞理子 訳「三破風館」『シャーロック・ホームズの事件簿』(第21版)東京創元社〈創元推理文庫〉、2008年4月18日、157頁。ISBN 4-488-10109-7。"ラングデール・パイクというのは、社交界のスキャンダルに関しては生き字引きのような男なのである。"。 
  19. ^ アーサー・コナン・ドイル 著、深町眞理子 訳「ブラック・ピーター」『シャーロック・ホームズの復活』(初版)東京創元社〈創元推理文庫〉、2012年6月29日、242頁。ISBN 978-4-488-10120-6。"一目見て私は、それがスタンリー・ホプキンズという若手の警部で、かねてからホームズがおおいに将来を嘱望し、向こうもまたこの高名な民間探偵の弟子として、彼の科学的捜査法に賛嘆と敬意とを惜しまない、そういう間柄の人物であるとさとった。"。 
  20. ^ Ling, Thomas (2016年12月22日). “John and Mary Watson are proud new parents in these Sherlock series 4 photos”. ラジオ・タイムズ. 2017年4月13日閲覧。
  21. ^ アーサー・コナン・ドイル 著、深町眞理子 訳「六つのナポレオン」『シャーロック・ホームズの復活』(初版)東京創元社〈創元推理文庫〉、2012年6月29日、314,319,329,334頁。ISBN 978-4-488-10120-6 
  22. ^ アーサー・コナン・ドイル 著、深町眞理子 訳「ブラック・ピーター」『シャーロック・ホームズの復活』(初版)東京創元社〈創元推理文庫〉、2012年6月29日、240頁。ISBN 978-4-488-10120-6。"この九十五年という忘れがたい年には、奇妙で不条理な事件がたてつづけに発生し、彼はそれに忙殺されていた。たとえば、[中略]悪名高いカナリア調教師ウィルスンの逮捕—この結果、ロンドンのイーストエンドから悪性の癌がひとつ取り除かれることになった—にいたる、種々さまざまな難事件である。"。 
  23. ^ a b c Krupa, Daniel (2017年7月8日). “「SHERLOCK」シーズン4「六つのサッチャー」 レビュー”. IGN. 2017年7月23日閲覧。
  24. ^ Sherlock Season 4: 20 Easter Eggs & References From The Six Thatchers”. whatculture.com. 2017年7月23日閲覧。
  25. ^ a b Filming With The Dog - Sherlock - YouTube - 2017年4月13日閲覧。
  26. ^ Shaw-Williams, Hannah (2016年7月15日). “First Sherlock Season 4 Image: Sherlock Gets a Dog Sidekick”. Screenrant. 2017年4月13日閲覧。
  27. ^ a b アーサー・コナン・ドイル 著、阿部知二 訳『四人の署名東京創元社〈創元推理文庫〉、75-78頁。 
  28. ^ ingridebsのツイート(815726595633713152) - 2017年4月23日閲覧。
  29. ^ アーサー・コナン・ドイル 著、深町眞理子 訳「空屋の冒険」『シャーロック・ホームズの復活』(初版)東京創元社〈創元推理文庫〉、2012年6月29日、24/47頁。ISBN 978-4-488-10120-6 
  30. ^ アーサー・コナン・ドイル 著、大久保康雄 訳「黄色い顔」『シャーロック・ホームズの回想』 HM75-2、早川書房〈ハヤカワ・ミステリ文庫〉、75頁。 
  31. ^ The Six Thatchers”. The blog of Dr. John. H. Watson. 2017年4月22日閲覧。
  32. ^ Robinson, Joanna (2016年10月26日). “New Sherlock Isn’t Coming Until 2017—but Do We Already Know the Solution?”. ヴァニティ・フェア. 2017年4月22日閲覧。
  33. ^ a b The dog in Sherlock series 4 was an absolute nightmare to work with”. Radio Times (2017年1月1日). 2017年3月30日閲覧。
  34. ^ a b AL-OTHMAN, HANNAH (2016年4月28日). “Benedict Cumberbatch spotted filming Sherlock series four on Vauxhall Bridge”. イヴニング・スタンダード英語版. http://www.standard.co.uk/news/celebritynews/benedict-cumberbatch-spotted-filming-sherlock-series-four-on-vauxhall-bridge-a3235541.html 2017年3月30日閲覧。 
  35. ^ Hardesty, Edward (2016年6月8日). “'Sherlock' season 4 spoilers: Morocco plays a part in the plot”. Christian Today. 2017年3月30日閲覧。
  36. ^ a b Dowell, Ben (2017年1月1日). “What is the mysterious Appointment in Samarra fable that haunts the first episode of Sherlock?”. ラジオ・タイムズ. 2017年4月22日閲覧。
  37. ^ Stevens, Christopher (2017年1月2日). “CHRISTOPHER STEVENS: Sherlock's now so clever-clever, it's stupid”. デイリー・メール. 2017年4月22日閲覧。
  38. ^ 数藤康雄 編『アガサ・クリスティー百科事典』(初版第2刷)早川書房〈クリスティー文庫 100〉、2004年11月30日、68頁。ISBN 978-4-15-130100-1NCID BA70383280OCLC 675035387全国書誌番号:20708100http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/320100.html2017年4月22日閲覧 
  39. ^ シェイクスピア 著、河合祥一郎 訳『新訳 マクベス』角川書店角川文庫〉(原著2009年1月25日)、96頁。ISBN 978-4-04-210618-0 
  40. ^ Alexander, Susannah (2017年1月1日). “Did you spot the Easter Egg in tonight's Sherlock?”. Digital Spy. 2017年3月30日閲覧。
  41. ^ Interviewed by Eleanor Morgan (2010年11月7日). “The film that changed my life: Mark Gatiss”. ガーディアン. 2017年3月31日閲覧。
  42. ^ 『SHERLOCK』シーズン4と特別エピソードの製作が正式決定!”. 海外ドラマNAVI. WOWOW (2014年7月4日). 2017年4月25日閲覧。
  43. ^ a b スティーヴ・トライブ 著、日暮雅通 訳『シャーロック・クロニクル』早川書房、2014年12月25日、302頁。ASIN 4152095121ISBN 978-4-15-209512-1OCLC 899971154全国書誌番号:22518008ASIN B00SXTKUVYKindle版)。 
  44. ^ 『SHERLOCK』シーズン4は衝撃的な内容になる”. 海外ドラマNAVI. WOWOW (2014年8月30日). 2017年4月22日閲覧。
  45. ^ a b Martin, William (2015年11月1日). “Everything we know so far about the ‘Sherlock’ Christmas special: ‘The Abominable Bride’”. Cultbox. 2017年4月22日閲覧。
  46. ^ Leane, Rob (2015年9月28日). “Sherlock Season 4 Will Shoot in Spring 2016”. Den of Geek!. 2017年4月22日閲覧。
  47. ^ 『SHERLOCK』マーク・ゲイティス、シーズン4の展望を語る”. 海外ドラマNAVI. WOWOW (2015年12月17日). 2017年4月22日閲覧。
  48. ^ Filming For Series 4 Begins - Sherlock - YouTube - 2017年4月22日閲覧。
  49. ^ Sheridan, Emily (2016年4月26日). “First look at Baby Watson: Martin Freeman takes on the Dr's biggest role yet as he films Sherlock in London's Borough Market”. デイリー・メール. http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-3559686/Martin-Freeman-takes-Dr-s-biggest-role-films-Sherlock-London-s-Borough-Market.html 2017年4月22日閲覧。 
  50. ^ Sherlock221Bのツイート(757334695684153344)
  51. ^ a b c “カンバーバッチ主演「SHERLOCK」シーズン4、コミコンでトレイラー公開”. 映画ナタリー. (2016年7月25日). http://natalie.mu/eiga/news/195799 2017年4月22日閲覧。 
  52. ^ Ben Dowell (2016年7月12日). “Toby Jones: My new Sherlock character is a REALLY bad villain”. Radio Times. 2017年4月22日閲覧。
  53. ^ Sherlock: Series 4 Teaser (Official) - YouTube - 2017年4月22日閲覧。
  54. ^ Sherlock221Bのツイート(757265092425625600)
  55. ^ Fullerton, Huw (2016年7月24日). “The game is up in the first Sherlock series 4 trailer”. ラジオ・タイムズ. 2017年4月22日閲覧。
  56. ^ Hibberd, James (2016年10月26日). “Sherlock season 4 premiere date revealed”. エンターテインメント・ウィークリー. http://ew.com/article/2016/10/26/sherlock-season-4-premiere-date/ 2017年4月22日閲覧。 
  57. ^ “『SHERLOCK』シーズン4、本国イギリスでの放送日がついに決定!”. 海外ドラマNAVI (WOWOW). (2016年10月28日). http://dramanavi.net/news/2016/10/sherlock4-11.php 2017年4月22日閲覧。 
  58. ^ Series 4 Trailer #2 - Sherlock - YouTube - 2017年4月22日閲覧。
  59. ^ Kelley, Seth (2016年12月10日). “‘Sherlock’ Season 4 Teaser: Benedict Cumberbatch’s Character Has a Dark Secret (Watch)”. Variety. http://variety.com/2016/tv/news/sherlock-season-4-trailer-benedict-cumberbatch-video-1201939052/ 2017年4月22日閲覧。 
  60. ^ “カンバーバッチ主演「SHERLOCK」シーズン4新予告、シャーロックが「アイラブユー」”. 映画ナタリー. (2016年12月11日). http://natalie.mu/eiga/news/212787 2017年4月22日閲覧。 
  61. ^ BBCJapanのツイート(807463401198735360)
  62. ^ “『SHERLOCK』シーズン4のエピソードタイトルが判明”. 海外ドラマNAVI (WOWOW). (2016年9月27日). http://dramanavi.net/news/2016/09/sherlock4-10.php 2017年4月22日閲覧。 
  63. ^ ベネディクト・カンバーバッチ、『SHERLOCK』シーズン4は伏線を回収する内容に!”. 海外ドラマNAVI. WOWOW (2016年12月27日). 2017年4月22日閲覧。
  64. ^ Sherlock: New series 'the darkest season yet'”. BBC (2016年12月24日). 2017年4月22日閲覧。
  65. ^ “Sherlock fourth series to be show's 'darkest' season yet”. アイリッシュ・インディペンデント英語版. (2016年7月25日). http://www.independent.ie/entertainment/television/tv-news/sherlock-fourth-series-to-be-shows-darkest-season-yet-34909483.html 2017年4月22日閲覧。 
  66. ^ Furness, Hannah (2016年12月19日). “Sherlock fans must brace for darkest series ever, as actress warns it will make them 'really sad'”. The Telegraph. 2017年4月22日閲覧。
  67. ^ Furness, Hannah (2016年12月12日). “Revealed in the Telegraph: the mystery of the Sherlock baby name”. The Telegraph. http://www.telegraph.co.uk/news/2016/12/12/revealed-mystery-sherlock-baby-name/ 2017年4月22日閲覧。 
  68. ^ PEARCE, TILLY (2016年12月12日). “Eagle-eyed Sherlock fans discover Watson and Mary’s baby’s name in an online births, marriages and deaths register”. ザ・サン. https://www.thesun.co.uk/tvandshowbiz/2380103/eagle-eyed-sherlock-fans-discover-watson-and-marys-babys-name-in-an-online-births-marriages-and-deaths-register/ 2017年4月22日閲覧。 
  69. ^ “ベネディクト・カンバーバッチ、婚約を発表。その「古風な方法」が話題に”. ハフィントン・ポスト. (2014年11月6日). http://www.huffingtonpost.jp/2014/11/05/cumberbatch-on-newspaper_n_6111572.html 2017年4月22日閲覧。 
  70. ^ “ベネディクト・カンバーバッチさん、新聞で「古風な」婚約発表”. CNN.co.jp. (2014年11月6日). http://www.cnn.co.jp/showbiz/35056169.html 2017年4月22日閲覧。 
  71. ^ Mance, Henry (2016年12月22日). “Martin Freeman on Sherlock, politics and why he’s not on Twitter”. FT Magazine. フィナンシャル・タイムズ. 2016年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月21日閲覧。
  72. ^ Foster, Patrick (2016年12月22日). “Martin Freeman and Amanda Abbington split as she reveals 'weird' real-life coincidence behind Sherlock scenes they filmed together”. デイリー・テレグラフ. オリジナルの2016年12月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161223030116/http://www.telegraph.co.uk/news/2016/12/22/martin-freeman-amanda-abbington-split-reveals-weird-real-life/ 2017年4月21日閲覧。 
  73. ^ Telegraphのツイート(812062292087046144) 2017年4月22日閲覧。 / アーカイブされたコピー”. 2016年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月23日閲覧。
  74. ^ 「SHERLOCK シャーロック」シーズン4第1話 日本最速ファン試写会ご招待”. AXNミステリー. 2017年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月22日閲覧。
  75. ^ “『SHERLOCK』最新作、日本最速ファン試写会 2・25開催決定”. オリコンニュース (オリコン). (2017年1月10日). https://www.oricon.co.jp/news/2084360/full/ 2017年4月22日閲覧。 
  76. ^ “カンバーバッチ主演「SHERLOCK」シーズン4第1話の最速試写会が開催”. 映画ナタリー. (2017年1月22日). http://natalie.mu/eiga/news/216529 2017年4月22日閲覧。 
  77. ^ 『SHERLOCK(シャーロック)4』待望の新シーズン放送決定!”. NHK海外ドラマ. NHK (2017年4月12日). 2017年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月12日閲覧。
  78. ^ BBCJapanのツイート(852076813388001280) - 2017年4月12日閲覧。
  79. ^ Därför blir det inget Sherlock i SVT i vinter”. スウェーデン・テレビ (2016年10月27日). 2017年3月30日閲覧。(スウェーデン語)
  80. ^ Taylor, Frances (2017年1月3日). “Sherlock beats the Queen's speech in festive TV ratings”. Radio Times. http://www.radiotimes.com/news/2017-01-03/sherlock-beats-the-queens-speech-in-festive-tv-ratings 2017年3月30日閲覧。 
  81. ^ a b Lawrence, Ben (2017年1月3日). “Sherlock: Cumberbatch's return in The Six Thatchers was worth all the hype - review”. デイリー・テレグラフ. 2017年7月23日閲覧。 “Indeed, the performances from the two leads were both first class. Freeman has made Watson such a nuanced, compelling character, so much more than the poor old sexless duffer drawn up by Conan Doyle. But it is, of course, Cumberbatch’s show and here he looked tanned and lean, ready for action but heading, ultimately, for a fall. Cumberbatch is an actor who invests so much in every scene that watching him is an exhilarating experience and an almost psychological exercise.[中略]The return of Sherlock has been a return to form and proof that Gatiss and Steven Moffat are two of the most inventive minds working in British television. Clever but not clever-clever, thrilling and gut-wrenchingly sad.”
  82. ^ Jeffery, Morgan (2017年1月1日). “Sherlock series 4, episode 1 review: 'The Six Thatchers' is an engaging outing with one fatal flaw”. Digital Spy. 2017年7月23日閲覧。
  83. ^ Mellor, Louisa (2017年1月1日). “Sherlock Season 4 Episode 1 Review: The Six Thatchers”. Den of Geek!. 2017年7月23日閲覧。
  84. ^ Jones, Ralph (2017年1月3日). “Sherlock is slowly and perversely morphing into Bond. This cannot stand”. ガーディアン. 2017年3月30日閲覧。
  85. ^ a b トゥファエル・アフメド (2017年2月8日). “シャーロックとワトソンの名探偵コンビ、ドラマは衝撃の第4章へ(ネタばれ注意)”. ニューズウィーク日本版. p. 2. 2017年4月13日閲覧。
  86. ^ a b Ahmed, Tufayel (2017年1月14日). “Exclusive: Sherlock Creators Reveal What to Expect From Season Four Finale”. ニューズウィーク. 2017年4月13日閲覧。
  87. ^ Sherlock's Mark Gatiss responds to series four criticism…with a poem”. Radio Times (2017年1月8日). 2017年3月30日閲覧。
  88. ^ To an undiscerning critic… from Mark Gatiss”. ガーディアン (2017年1月4日). 2017年3月30日閲覧。
  89. ^ Sherlock writer Mark Gatiss answers critic in verse”. BBCニュース. BBC (2017年1月5日). 2017年7月23日閲覧。

発展資料

外部リンク