DCM (企業)
本社が入居する大森ベルポートE館 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒140-0013 東京都品川区南大井六丁目22番7号 大森ベルポートE館 |
設立 |
2020年4月10日 (DCM分割準備株式会社) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 7010701039115 |
事業内容 | ホームセンター事業 |
代表者 | 代表取締役社長 石黒靖規 |
資本金 | 1億円 |
主要株主 | DCMホールディングス 100% |
主要子会社 |
DCMニコット株式会社 ホダカ株式会社 他、非連結子会社4社 |
外部リンク |
www |
DCM株式会社(ディーシーエム、英: DCM Co., Ltd.)は、全国37都道府県でホームセンターなどを展開する大手小売企業である。東京都品川区に本社を置く。DCMホールディングスの連結子会社。
本項では、同社が営業するホームセンターの店舗ブランド「DCM」についても説明する。
概要
2021年3月1日より、DCMホールディングスの完全子会社となっているホームセンター事業会社である、DCMカーマ株式会社、DCMダイキ株式会社、DCMホーマック株式会社、DCMサンワ株式会社、DCMくろがねや株式会社の5社を統合して事業を開始した。なお完全子会社ではない株式会社ケーヨーはこの再編では統合されておらず、引き続きDCMホールディングスが大株主となる関係を継続している。
沿革
- 2020年4月10日 - DCMグループホームセンター事業再編の一環として、DCMホールディングスの完全子会社としてDCM分割準備株式会社を設立[1]。
- 2021年(令和3年)
- 3月1日 - DCMグループのホームセンター事業会社であるDCMカーマ株式会社、DCMダイキ株式会社[注釈 1]、DCMホーマック株式会社、DCMサンワ株式会社、DCMくろがねや株式会社の5社を吸収合併したうえで、親会社のDCMホールディングスが営んでいたホームセンター事業を吸収分割により承継[2]。また、この再編と同時に現在のDCM株式会社に商号変更した[3][4]。
- 7月15日 - 北海道でホームセンターやスーパーマーケットを営業する企業・株式会社テーオーリテイリングと資本業務提携を締結。DCM株式会社は株式会社テーオーリテイリングの株式の18.99%を取得した。[5][6]
- 2022年(令和4年)
ホームセンター事業
「Do Create Mystyle くらしの夢をカタチに[11]」の経営理念のもと、東日本で321店舗、中日本で195店舗、西日本で153店舗の37都道府県で合計669店舗を展開している(当社の子会社の運営店舗であるホーマックニコットを含む、DCMグループに属するが当社の子会社ではないケーヨーの店舗は含まない)[12]。栃木県、群馬県、鳥取県、島根県、大分県、宮崎県、鹿児島県、佐賀県、長崎県、沖縄県を除く37都道府県に展開している[注釈 5]。(2022年2月末現在[12])
店舗ブランド
統合前の各社が営業していた店舗ブランドを承継したほか、2022年3月17日より「DCM」の店舗名も利用している。前述の通り、既存店舗ブランドも「ホダカ」「ホーマックニコット」を除き「DCM」へ統合している(「ホーマックニコット」は順次「DCMニコット」へ統合)。
なお旧DCMカーマの運営店舗のうち「DCMカーマ21」「カーマアットホーム」であった店舗を改称したものについては、それぞれ「DCM21」「DCMアットホーム」の店舗名となっている[13][14]。
- 現行のブランド
- DCM・DCM21・DCMアットホーム
- DCMニコット(子会社のDCMニコット運営)
- ホダカ(子会社の株式会社ホダカ運営) - 工具・金物・作業用品の専門店。ホダカ株式会社での営業開始以前はDCMカーマ・DCMホーマック・DCMダイキの各社が運営していた。
- 廃止されたブランド
- DCMカーマ・DCMカーマ21・カーマアットホーム・カーマプロ
- DCMダイキ
- DCMホーマック
- ホーマックニコット(子会社のDCMニコット運営)
- DCMサンワ(旧・サンワドー)
- DCMくろがねや
脚注
出典
- ^ “子会社であるホームセンター事業会社5社(DCMカーマ株式会社、DCMダイキ株式会社、DCMホーマック株式会社、DCMサンワ株式会社、DCMくろがねや株式会社)の統合推進に係る決定並びに代表取締役の異動に関するお知らせ”. DCMホールディングス. 2021年3月3日閲覧。
- ^ “当社事業の吸収分割によるDCM分割準備会社への承継に関する契約締結に関するお知らせ”. DCMホールディングス. 2021年3月3日閲覧。
- ^ “子会社(分割準備会社)の商号変更に関するお知らせ”. DCMホールディングス. 2021年3月3日閲覧。
- ^ “新会社「DCM」設立 ホーマックなど 5事業会社統合”. 北海道新聞社. (2021年3月2日) 2021年3月3日閲覧。
- ^ “当社連結子会社DCM株式会社と株式会社テーオーリテイリングとの資本業務提携に関するお知らせ”. DCMホールディングス (2021年7月15日). 2021年7月16日閲覧。
- ^ “DCM/テーオーリテイリングと資本業務提携”. 流通ニュース (2021年7月15日). 2021年7月16日閲覧。
- ^ “ホームコンビニ「DCMニコット 浄法寺店」開店のお知らせ”. DCMホールディングス (2022年8月11日). 2022年9月5日閲覧。
- ^ “【岐阜県】DCMカーマ大垣鶴見店 2021/2/14(日)閉店のお知らせ”. DCM株式会社 (2021年2月14日). 2022年3月7日閲覧。
- ^ a b “店舗ロゴマークの変更、店名統一について”. DCM株式会社 (2022年3月1日). 2022年3月2日閲覧。
- ^ "店舗名称の統一について" (PDF) (Press release). DCM. 1 September 2022. 2022年9月3日閲覧。
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: 不明な引数|trans_title=
が空白で指定されています。 (説明) - ^ “コーポレートブランド”. DCMについて. DCMホールディングス. 2022年10月27日閲覧。
- ^ a b “グループ編成”. DCMについて. DCMホールディングス. 2022年10月27日閲覧。
- ^ “DCM21瑞穂店”. DCM. 2022年9月5日閲覧。
- ^ “DCMアットホーム郡上八幡店”. DCM. 2022年9月5日閲覧。
注釈
- ^ なお、同日にDCMダイキ株式会社が株式会社ホームセンターサンコーを吸収合併しているため、ホームセンターサンコーの事業も当社が承継している。
- ^ このうち「ホーマックニコット」については、「DCMニコット」へ改称予定であることが2022年8月11日に発表された[7]。
- ^ もとは「DCMカーマ大垣鶴見店」として営業していたものの、店舗建て替えのため2021年2月14日(当時の運営会社はDCMカーマ)をもって一時閉店していた[8]。
- ^ 前述のとおり、店舗ブランドのロゴマーク等を2022年3月から約2年間の予定で変更作業を行っており、変更作業が完了していない店舗では旧名称が残っている状態となっている[9]。
- ^ 栃木県および群馬県には、ケーヨーの店舗は所在している。