Beアップル2時!

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Beアップル2時!
ジャンル 情報番組
出演者 円広志
田中康夫
ほか
オープニング 前期:「バック・イン・マイ・ライフ」(カーペンターズ
製作
制作 読売テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1992年10月5日 - 1993年4月2日
放送時間月曜 - 金曜 14:00 - 15:00
放送枠日本テレビ系列平日午後2時台のワイドショー枠
放送分60分
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Beアップル2時!』(ビーアップルにじ)は、読売テレビ1992年10月5日から1993年4月2日まで放送されていた情報番組である。

概要[編集]

1979年4月から13年半にわたって放送された『2時のワイドショー』の後継番組で、引き続き主婦をターゲットにした内容で放送。月曜日から木曜日までの司会は円広志が、金曜日の司会は田中康夫が務めていた[1]

読売テレビ第3スタジオから放送[1]

前期のオープニングテーマはカーペンターズの「バック・イン・マイ・ライフ」で、この曲が流れている間は出演者のテロップと絵を描くシーンも流された。

番組開始直後から視聴率は低迷し[要出典]、放送開始3か月後の1993年1月からオープニングタイトル(りんごの形をしたもの)・音楽・企画などの大幅な変更を行うと共に、月曜日のレギュラー出演者にやしきたかじんを加えるなどのテコ入れも行った。しかし、番組は同年4月2日放送分をもって終了した。

これにより、日テレ系の昼のワイドショーは14・15時台を統合した日本テレビ・読売テレビ共同制作の『ザ・ワイド』へ移行するのだが、当初は読売テレビ制作のパートについてはこのサロントーク型の形式を踏襲していた。しかし阪神・淡路大震災オウム真理教事件などの影響で日テレ制作パートの時間に重きが置かれ、自然消滅(ただし、晩期は読売テレビが主導となって制作するが、キーステーションは事実上日テレが継続)となり、『情報ライブ ミヤネ屋』が本格的な全国ネットを展開する2007年(放送そのものは2006年開始)まで、読売テレビ制作のワイドショーは事実上途絶える形となる。

同局製作の番組『EXテレビ』の「クイズ1人しか言いませんでした!」のコーナーで円がゲスト出演した際に、司会の島田紳助が円に「賞金がマイナスになったら『Beアップル』差し押さえるよ、ホンマ」と言うやり取りがあった。しかしこの時点では番組は既に終了しており、円が「もう終わったわ…」と小さく吐き捨てるように返すのがやっとだった。

出演者[編集]

月 - 木曜日[編集]

金曜日[編集]

番組ネット局[編集]

秋田放送は番組開始と同時にテレビ朝日系12時台番組の遅れネットから切り替え、本番組から日本テレビ系午後の生番組のネット局に加わった。なお、山形放送がネット参加するのは、後継番組の『ザ・ワイド』からである。

系列は放送当時のものを記載。

放送対象地域 放送局 系列 備考
近畿広域圏 よみうりテレビ (ytv) 日本テレビ系列 製作局
関東広域圏 日本テレビ (NTV)
青森県 青森放送 (RAB)
岩手県 テレビ岩手 (TVI)
宮城県 ミヤギテレビ (MMT)
秋田県 秋田放送 (ABS)
福島県 福島中央テレビ (FCT)
山梨県 山梨放送 (YBS)
新潟県 テレビ新潟 (TeNY)
長野県 テレビ信州 (TSB)
静岡県 静岡第一テレビ (SDT)
石川県 テレビ金沢 (KTK)
福井県 福井放送 (FBC) 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
中京広域圏 中京テレビ (CTV) 日本テレビ系列
鳥取県島根県 日本海テレビ (NKT)
広島県 広島テレビ (HTV)
香川県・岡山県 西日本放送 (RNC)
福岡県 福岡放送 (FBS)
長崎県 長崎国際テレビ (NIB)
熊本県 くまもと県民テレビ (KKT)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 『関西経協』第47巻第1号、関西経営者協会、1993年1月10日、1 - 3頁、NDLJP:2646419/1 
読売テレビ日本テレビ 平日14:00 - 15:00枠
前番組 番組名 次番組
Beアップル2時!
【この番組まで読売テレビが単独で制作】
ザ・ワイド
※13:55 - 15:50
【この番組のみ日本テレビ・読売テレビ共同制作
→読売テレビ・日本テレビ共同制作】