1926年のメジャーリーグベースボール

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以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における1926年のできごとを記す。1926年4月13日に開幕し10月10日に全日程を終えた。ナショナルリーグセントルイス・カージナルスが、アメリカンリーグニューヨーク・ヤンキースが優勝。ワールドシリーズはセントルイス・カージナルスが制した。

できごと

規則の改訂

  • 従来よりも柔らかいコルク芯のボールが導入された。
  • 第3ストライクで投手が暴投した場合の三振が記録されなくなった。
  • 犠牲フライの規則が変更となり、フライにより走者が得点した場合だけでなく、一塁から二塁または二塁から三塁に進塁した場合でも、その打席は打数に加えられなくなった。
  • 外野フェンスが本塁から250フィート未満の場合、そのフェンスを超えても二塁打とされた。

最終成績

レギュラーシーズン

アメリカンリーグ

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 ニューヨーク・ヤンキース 91 63 .591 --
2 クリーブランド・インディアンス 88 66 .571 3.0
3 フィラデルフィア・アスレチックス 83 67 .553 6.0
4 ワシントン・セネタース 81 69 .540 8.0
5 シカゴ・ホワイトソックス 81 72 .529 9.5
6 デトロイト・タイガース 79 75 .513 12.0
7 セントルイス・ブラウンズ 62 92 .403 29.0
8 ボストン・レッドソックス 46 107 .301 44.5

ナショナルリーグ

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 セントルイス・カージナルス 89 65 .578 --
2 シンシナティ・レッズ 87 67 .565 2.0
3 ピッツバーグ・パイレーツ 84 69 .549 4.5
4 シカゴ・カブス 82 72 .532 7.0
5 ニューヨーク・ジャイアンツ 74 77 .490 13.5
6 ブルックリン・ロビンス 71 82 .464 17.5
7 ボストン・ブレーブス 66 86 .434 22.0
8 フィラデルフィア・フィリーズ 58 93 .384 29.5

ワールドシリーズ

  • ヤンキース 3 - 4 カージナルス
10/2 – カージナルス 1 - 2 ヤンキース
10/3 – カージナルス 6 - 2 ヤンキース
10/5 – ヤンキース 0 - 4 カージナルス
10/6 – ヤンキース 10 - 5 カージナルス
10/7 – ヤンキース 3 - 2 カージナルス
10/9 – カージナルス 10 - 2 ヤンキース
10/10 – カージナルス 3 - 2 ヤンキース

個人タイトル

アメリカンリーグ

打者成績

項目 選手 記録
打率 ヘイニー・マナシュ (DET) .378
本塁打 ベーブ・ルース (NYY) 47
打点 ベーブ・ルース (NYY) 150
得点 ベーブ・ルース (NYY) 139
安打 ジョージ・バーンズ (CLE) 216
サム・ライス (WS1)
盗塁 ジョニー・モスティル (CWS) 35

投手成績

項目 選手 記録
勝利 ジョージ・ウール (CLE) 27
敗戦 ミルト・ガストン (SLA) 18
ポール・ザーニシャー (BOS)
防御率 レフティ・グローブ (PHA) 2.51
奪三振 レフティ・グローブ (PHA) 194
投球回 ジョージ・ウール (CLE) 318⅓
セーブ フィルッポ・マーベリー (WS1) 22

ナショナルリーグ

打者成績

項目 選手 記録
打率 バブルス・ハーグレイブ (CIN) .353
本塁打 ハック・ウィルソン (CHC) 21
打点 ジム・ボトムリー (STL) 120
得点 キキ・カイラー (PIT) 113
安打 エディ・ブラウン (BSN) 201
盗塁 キキ・カイラー (PIT) 35

投手成績

項目 選手 記録
勝利 ピート・ドノヒュー (CIN) 20
レイ・クレマー (PIT)
リー・メドウズ (PIT)
フリント・レム (STL)
敗戦 ジェシー・ペティ (BRO) 17
チャーリー・ルート (CHC)
防御率 レイ・クレマー (PIT) 2.61
奪三振 ダジー・ヴァンス (BRO) 140
投球回 ピート・ドノヒュー (CIN) 285⅔
セーブ チック・デービース (NYG) 6

表彰

シーズンMVP

関連項目

外部リンク