1903年のメジャーリーグベースボール

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以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における1903年のできごとを記す。1903年4月16日に開幕し10月13日に全日程を終えた。この年第1回ワールドシリーズが開催された。

ナショナルリーグピッツバーグ・パイレーツが、アメリカンリーグボストン・アメリカンズが優勝。ワールドシリーズはボストン・アメリカンズが初代王者となった。

できごと

規則の改定

  • アメリカンリーグが、この年からファウルを2ストライクまでカウントするルールを採用した。
  • 審判1人制の試合の際、審判員はフィールドのどの場所に立っていてもよいことになった。

最終成績

レギュラーシーズン

アメリカンリーグ

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 ボストン・アメリカンズ 91 47 .659 --
2 フィラデルフィア・アスレチックス 75 60 .556 14.5
3 クリーブランド・ナップス 77 63 .550 15.0
4 ニューヨーク・ハイランダース 72 62 .537 17.0
5 デトロイト・タイガース 65 71 .478 25.0
6 セントルイス・ブラウンズ 65 74 .468 26.5
7 シガゴ・ホワイトストッキングス 60 77 .438 30.5
8 ワシントン・セネタース 43 94 .314 47.5

ナショナルリーグ

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 ピッツバーグ・パイレーツ 91 49 .650 --
2 ニューヨーク・ジャイアンツ 84 55 .604 6.5
3 シカゴ・カブス 82 56 .594 8.0
4 シンシナティ・レッズ 74 65 .532 16.5
5 ブルックリン・スーパーバス 70 66 .515 19.0
6 ボストン・ビーンイーターズ 58 80 .420 32.0
7 フィラデルフィア・フィリーズ 49 86 .363 39.5
8 セントルイス・カージナルス 43 94 .314 46.5

ワールドシリーズ

  • アメリカンズ 5 - 3 パイレーツ
10/ 1 – パイレーツ 7 - 3 アメリカンズ
10/ 2 – パイレーツ 0 - 3 アメリカンズ
10/ 3 – パイレーツ 4 - 2 アメリカンズ
10/ 6 – アメリカンズ 4 - 5 パイレーツ
10/ 7 – アメリカンズ 11 - 2 パイレーツ
10/ 8 – アメリカンズ 6 - 3 パイレーツ
10/10 – アメリカンズ 7 - 3 パイレーツ
10/13 – パイレーツ 0 - 3 アメリカンズ

個人タイトル

アメリカンリーグ

打者成績

項目 選手 記録
打率 ナップ・ラジョイ (CLE) .344
本塁打 バック・フリーマン (BOS) 13
打点 バック・フリーマン (BOS) 104
得点 パッツィー・ドハティー (BOS) 107
安打 パッツィー・ドハティー (BOS) 195
盗塁 ハリー・ベイ (CLE) 45

投手成績

項目 選手 記録
勝利 サイ・ヤング (BOS) 28
敗戦 パッシー・フラハティ (CWS) 25
防御率 アール・ムーア (CLE) 1.74
奪三振 ルーブ・ワッデル (PHA) 302
投球回 サイ・ヤング (BOS) 341⅔
セーブ ビル・ディーニーン (BOS) 2
ジョージ・マリン (DET)
アル・オース (WS1)
ジャック・パウエル (SLA)
サイ・ヤング (BOS)

ナショナルリーグ

打者成績

項目 選手 記録
打率 ホーナス・ワグナー (PIT) .355
本塁打 ジミー・シェッカード (BRO) 9
打点 サム・マーテス (NYG) 104
得点 ジンジャー・ビューモン (PIT) 137
安打 ジンジャー・ビューモン (PIT) 109
盗塁 フランク・チャンス (CHC) 67
ジミー・シェッカード (BRO)

投手成績

項目 選手 記録
勝利 ジョー・マクギニティ (NYG) 31
敗戦 トギー・ピッティンジャー (BSN) 22
防御率 サム・リーバー (PIT) 2.06
奪三振 クリスティ・マシューソン (NYG) 267
投球回 ジョー・マクギニティ (NYG) 434
セーブ カール・ラングレン (CHC) 3
ロスコー・ミラー (NYG)

関連項目

外部リンク