銀獅子賞

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銀獅子賞Leone d'Argento)は、ヴェネツィア国際映画祭の賞の1つで、短編賞や監督賞など、複数の賞の総称である。賞の目的は何度か変更されている。ここでは、監督賞を受賞した作品を記述する。

受賞作品[編集]

開催年 受賞作 監督
1987年 偽りの晩餐
Lunga vita alla signora
エルマンノ・オルミ イタリアの旗 イタリア
モーリス
Maurice
ジェームズ・アイヴォリー イギリスの旗 イギリス
1988年 霧の中の風景
Τοπίο στην ομίχλη
テオ・アンゲロプロス ギリシャの旗 ギリシャ
1989年 千利休 本覺坊遺文 熊井啓 日本の旗 日本
黄色い家の記憶
Recordações da Casa Amarela
ジョアン・セーザル・モンテイロ ポルトガルの旗 ポルトガル
1990年 グッドフェローズ
Goodfellas
マーティン・スコセッシ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
1991年 紅夢
大红灯笼高高挂
チャン・イーモウ 中華人民共和国の旗 中国香港の旗 香港台湾の旗 台湾
フィッシャー・キング
The Fisher King
テリー・ギリアム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ギターはもう聞こえない
J'entends plus la guitare
フィリップ・ガレル フランスの旗 フランス
1992年 愛を弾く女
Un cœur en hiver
クロード・ソーテ イタリアの旗 イタリア
Hotel de Lux ダン・ピタ ルーマニアの旗 ルーマニア
ハモンハモン
Jamón Jamón
ビガス・ルナ フランスの旗 フランス
1993年 Kosh ba kosh バフティヤル・フドイナザーロフ タジキスタンの旗 タジキスタンロシアの旗 ロシアスイスの旗 スイスドイツの旗 ドイツ日本の旗 日本
1994年 Il Toro カルロ・マッツァクラティ フランスの旗 フランス
乙女の祈り
Heavenly Creatures
ピーター・ジャクソン ニュージーランドの旗 ニュージーランドアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
リトル・オデッサ
Little Odessa
ジェームズ・グレイ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
1995年 なし
1996年 なし
1997年 なし
1998年 黒猫・白猫
Crna macka, beli macor
エミール・クストリッツァ ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア
1999年 ただいま
过年回家
張元(チャン・ユアン) 中華人民共和国の旗 中国
2000年 Uttara(উত্তরা) ブッドデブ・ダシュブプト インドの旗 インド
2001年 Ra'ye makhfi(رأی مخفی) ババク・パヤミ イランの旗 イラン
2002年 オアシス
오아시스
イ・チャンドン 韓国の旗 韓国
2003年 座頭市 北野武 日本の旗 日本
2004年 うつせみ
빈집
キム・ギドク 韓国の旗 韓国
2005年 恋人たちの失われた革命
Les amants réguliers
フィリップ・ガレル フランスの旗 フランス
2006年 Cœurs アラン・レネ フランスの旗 フランス
2007年 リダクテッド 真実の価値
Redacted
ブライアン・デ・パルマ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2008年 宇宙飛行士の医者
Bumažnyj Soldat
アレクセイ・ゲルマン ロシアの旗 ロシア
2009年 Women Without Men シリン・ネシャット イランの旗 イラン
2010年 気狂いピエロの決闘
Balada triste de trompeta
アレックス・デ・ラ・イグレシア スペインの旗 スペイン
2011年 Ren shan ren hai
人山人海
蔡尚君 中華人民共和国の旗 中国香港の旗 香港
2012年 ザ・マスター
The Master
ポール・トーマス・アンダーソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2013年 Miss Violence アレクサンドロス・アブラナス ギリシャの旗 ギリシャ

変遷[編集]

銀獅子賞(Leone d'Argento)という名前の賞が授与される対象は、いままでいくつもの変遷を経てきた。

1953年~1957年は、金獅子賞の二等賞として、5つほどの作品に与えられた。

1983年~1986年は、新人監督賞として与えられた。

1987年~1994年は、金獅子賞にノミネートされた作品の中から0~3作品に与えられた。

1990年・1991年、1998年~現在は、最優秀監督賞として位置づけられている。

また1996年~はこれとは別に、最優秀短編映画賞としても位置づけられているが、2008年以降は該当作はない。

1990年にはHelle Ryslingeが脚本賞として、2006年にはEmanuele CrialeseがRevelation賞として「銀獅子賞」を受賞しているが、これらの名目で与えられたのは一度きりである。

関連項目[編集]