ジャック・オーディアール

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ジャック・オーディアール
Jacques Audiard
Jacques Audiard
2009年第62回カンヌ国際映画祭にて
生年月日 1952年4月30日(62歳)
出生地 パリ
国籍 フランスの旗 フランス

ジャック・オーディアール(Jacques Audiard, 1952年4月30日 - )はフランスパリ出身の映画監督脚本家

略歴[編集]

パリで生まれる。父親は脚本家のミシェル・オーディアール、叔父はプロデューサーという映画一家で育つ。ソルボンヌ大学で文学と哲学を学んでいたが、在学中から映画編集の仕事に携わるようになる。

1980年代から脚本家として成功を収め、1994年マチュー・カソヴィッツジャン=ルイ・トランティニャン主演の『天使が隣で眠る夜』で映画監督としてデビュー。本作で第20回セザール賞の新人監督作品賞、ジョルジュ・サドゥール賞を受賞。

1996年には再びカソヴィッツとトランティニャンを主演に迎え、ジャン=フランソワ・ドニオーの小説を映画化した『つつましき詐欺師』を監督。第49回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、脚本賞を受賞した。

2001年の『リード・マイ・リップス』は第27回セザール賞で9部門にノミネートされ、脚本賞と音響賞を受賞。主演のエマニュエル・ドゥヴォスはこの年世界中で大ヒットした『アメリ』に主演したオドレイ・トトゥを抑えて同賞の主演女優賞を獲得した。

2005年には1978年アメリカ映画『マッド・フィンガーズ』のリメイクである『真夜中のピアニスト』を監督。第55回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で上映され、アレクサンドル・デスプラが音楽賞を受賞。また、第31回セザール賞では作品賞、監督賞など8部門で受賞。その他に第59回英国アカデミー賞外国語映画賞を受賞するなど、数多くの賞を受けた。

2009年、『預言者』が第62回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。ロンドン映画祭でも最優秀作品賞を受賞した。第35回セザール賞では同賞の最多記録に並ぶ13部門にノミネートされ、作品賞、監督賞を含む9部門を受賞。第82回アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされたが受賞は逃した。その他、同年のルイ・デリュック賞も受賞している。

2012年マリオン・コティヤールを主演に『君と歩く世界』を監督。第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品の他、ロンドン国際映画祭で2度目となる最優秀作品賞を受賞。第38回セザール賞では9部門にノミネートされたが脚色賞など4部門での受賞に留まった。

また、映画の他にノワール・デジールなどのミュージック・ビデオも手がけている。

主な作品[編集]

監督[編集]

  • 天使が隣で眠る夜 Regarde les hommes tomber (1994)
  • つつましき詐欺師 Un héros très discret (1996)
  • リード・マイ・リップス Sur mes lèvres (2001)
  • 真夜中のピアニスト De battre mon coeur s'est arrêté (2005)
  • 預言者 Un prophète (2009)
  • 君と歩く世界 De rouille et d'os (2012)

脚本[編集]

  • プロフェッショナル Le Professionnel (1981)
  • 死への逃避行 Mortelle randonnée (1983)
  • キリング・タイム Poussière d'ange (1987)
  • バクステール/ぼくを可愛がってください。さもないと何かが起こります。 Baxter (1988)
  • バルジョーでいこう! Confessions d'un Barjo (1992)
  • エステサロン/ヴィーナス・ビューティ Vénus beauté (institut) (1999)

外部リンク[編集]