大阪貨物ターミナル駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
大阪貨物ターミナル駅
大阪貨物ターミナル駅。右端は鳥飼車両基地。
大阪貨物ターミナル駅。
右端は鳥飼車両基地。
おおさかかもつターミナル
- Ōsaka Kamotsu Terminal -
吹田(タ) (8.7km)
所在地 大阪府摂津市安威川南町二丁目5
所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 東海道本線貨物支線
キロ程 8.7km(吹田(タ)起点)
電報略号 オミ
駅構造 地上駅
開業年月日 1982年昭和57年)11月15日
備考 貨物専用駅

大阪貨物ターミナル駅(おおさかかもつターミナルえき)は、大阪府摂津市安威川南町二丁目にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅東海道本線貨物支線の終端である。

歴史[編集]

貨物輸送量増加に伴い、(貨)梅田駅の機能分担のために設置された。

年表[編集]

駅構造[編集]

地上駅東海旅客鉄道(JR東海)東海道新幹線および鳥飼車両基地に沿う広い構内を持つ。

コンテナホームは3面、荷役線は6本ある。着発線はホームの北東に4本敷設され、ここから単線の貨物線が吹田貨物ターミナル駅へ伸びている。なお駅の北側を流れる安威川の北岸から、東側へ向かって分岐し大阪府中央卸売市場へ向かう専用線があるが、使用されていない。

コンテナホーム上にはコンテナの検修庫が設置されている。検修作業と構内での入換作業はJR貨物グループのジェイアール貨物・関西ロジスティクス(元関西フレートサービス)に委託されており、入換仕業には元JR貨物のDE10 1082が使用されている。このほか、駅構内には日本運輸倉庫の大阪(タ)営業所も設置されている。

取り扱う貨物の種類[編集]

貨物列車・トラック便[編集]

(2013年3月16日改正現在) 高速貨物列車のみ停車する。吹田貨物ターミナル駅から当駅へ向かう列車が下り、その逆が上りとなっている。

終着駅であるため、下り列車12本が当駅終着、上り列車13本が当駅始発となっている。このほか、臨時列車も設定されている。なお、列車の行き先は高松貨物ターミナル駅が2本で最も多い。この他、東京貨物ターミナル駅札幌貨物ターミナル駅新座貨物ターミナル駅鳥栖貨物ターミナル駅などが設定されている。

列車代行のトラック便は、福知山オフレールステーションとの間に1日2往復、和歌山オフレールステーションとの間に1日1往復運行されている。

駅周辺[編集]

安威川と東海道新幹線に挟まれた場所に駅がある。駅の南側(新幹線側)には貨物駅の構内より広い鳥飼車両基地が置かれている。

コンテナホームは駅西側を通る大阪府道2号大阪中央環状線に通じている。また、中央環状線と並行して近畿自動車道摂津北IC摂津南ICの中間)や大阪高速鉄道大阪モノレール線摂津駅南摂津駅の中間)が通っている。

駅北側に隣接して、摂津市の新幹線公園が設置されている。新幹線0系の先頭車21形と、電気機関車のEF15形 120号機が保存展示されている[1]。地元の市民グループ「新線組」が案内板の整備やごみ拾いなどの活動を行っている。新線組ではJR東海に対して、この公園に新幹線車両基地を見学できる展望台を設置することなどを提案しているが、まだ実現していない[2]

その他[編集]

当駅の用地は新幹線貨物輸送で大阪側の貨物取扱駅として用意されていた土地を転用したものと言われている。

グリコ森永事件の際、江崎グリコ江崎勝久社長が当駅構内で保護された。

隣の駅[編集]

日本貨物鉄道
東海道本線(貨物支線)
吹田貨物ターミナル駅 - 大阪貨物ターミナル駅

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 佐藤 繁昌「大阪・兵庫地区の貨物駅・貨物線見て歩き」『鉄道ピクトリアル』No.808(2008年9月) p.41 電気車研究会
  2. ^ 壮観 スター選手ずらり 新幹線大阪車両所 [リンク切れ] - asahi.com 2008年9月2日閲覧

関連項目[編集]