三浦郡

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神奈川県三浦郡の範囲(緑:葉山町)

三浦郡(みうらぐん)は、神奈川県の

人口32,525人、面積17.06km²、人口密度1,910人/km²。(2014年8月1日、推計人口

現在、1町のみであり、高座郡寒川町同様、将来、市制が施行された場合、当郡は消滅する。

郡域[編集]

上記の1町以外では、現在の行政区画では概ね以下の区域に相当する。

歴史[編集]

古代、相模国御浦郡である。郡衙葉山町一色一帯とも、横須賀市神奈川県立横須賀高等学校付近ともされるが不詳。古代末より中世には三浦氏の勢力下にあった。

明治時代の郡役所は、今の京急本線汐入駅の場所に置かれていた。

沿革[編集]

知行 村数 村名
幕府領 浦賀奉行所 10村 野比村、長沢村、三崎村、須軽谷村、●浦賀村、●八幡久里浜村、久村、内川新田、●佐原村、●衣笠村
幕府領 65村 津久井村、●上宮田村、菊名村、●金田村、松輪村、毘沙門村、中之町岡村、東岡村、向ヶ崎村、宮川村、二町谷村、原村、諸磯村、小網代村、三戸村、下宮田村、高円坊村、武村、大田和村、林村、赤羽根村、竹之下村、本和田村、入江新田、長井村、荻野村、長坂村、●佐島村、●芦名村、●秋谷村、長浦村、田浦村、船越新田、●浦ノ郷村、公郷村、深田村、●中里村、横須賀村、逸見村、不入斗村、大津村、●鴨居村、●走水村、佐野村、岩戸村、森崎村、大矢部村、小矢部村、上平作村、下平作村、●池上村、●金谷村、●木古庭村、●上山口村、下山口村、●一色村、●長柄村、●○堀内村、●沼間村、●桜山村、山野根村、●小坪村、逗子村、久野谷村、城ヶ島村
その他 寺社領 2村 柏原村、○池子村
  • 1868年(慶応4年)
  • 1868年(明治元年)
  • 明治初年 - 水戸徳川家と縁の深い英勝寺領の池子村が、鎌倉郡の一部とともに水戸藩の管轄となる。
  • 1871年(明治4年)
  • 1874年(明治7年) - 久野谷村、柏原村が合併して久木村が成立。(76村)
  • 1875年(明治8年)(67村)
    • 中之町岡村、東岡村、向ヶ崎村、宮川村、二町谷村、原村が合併して六合村が成立。
    • 赤羽根村、竹之下村、本和田村が合併して和田村が成立。
    • 上平作村、下平作村、池上村が合併して平作村が成立。
  • 1876年(明治9年) - 横須賀村が横須賀町に改称。(1町66村)
  • 1878年(明治11年) - 郡区町村編制法により行政区画としての三浦郡が編成され、郡役所が横須賀町に置かれる。

明治以降の行政区画[編集]

1.横須賀町 2.豊島村 3.浦郷村 4.浦賀町 5.久里浜村 6.衣笠村 7.葉山村 8.田越村 9.北下浦村 10.南下浦村 11.三崎町 12.初声村 13.長井村 14.武山村 15.中西浦村(青:合併なし 紫:横須賀市 赤:三浦市)
  • 1889年(明治22年)
    • 4月1日 - 町村制施行により以下の町村が発足[2]。(3町12村)
      • 横須賀町 ←横須賀町、逸見村(現横須賀市)
      • 豊島村 ←公郷村、深田村、中里村、佐野村、不入斗村(現横須賀市)
      • 浦郷村 ←浦之郷村、船越新田、田浦村、長浦村(現横須賀市)
      • 浦賀町 ←浦賀町、大津村、走水村、鴨居村、公郷村飛地、内川新田飛地(現横須賀市)
      • 久里浜村八幡久里浜村、久村、内川新田、佐原村、岩戸村(現横須賀市)
      • 衣笠村 ←衣笠村、小矢部村、大矢部村、森崎村、金谷村、平作村、佐野村飛地、不入斗村飛地(現横須賀市)
      • 葉山村 ←木古庭村、上山口村、下山口村、一色村、堀内村、長柄村(現葉山町)
      • 田越村 ←桜山村、逗子村、山野根村、沼間村、池子村、久木村、小坪村(現逗子市)
      • 北下浦村 ←津久井村、長沢村、野比村(現横須賀市)
      • 南下浦村 ←金田村、上宮田村、菊名村、毘沙門村、松輪村(現三浦市)
      • 三崎町 ←三崎町、諸磯村、小網代村、城ヶ島村、六合村(現三浦市)
      • 初声村 ←入江新田、高円坊村、下宮田村、三戸村、和田村(現三浦市)
      • 長井村(単独村制。現横須賀市)
      • 武山村 ←須軽谷村、武村、林村、大田和村、長井村飛地(現横須賀市)
      • 中西浦村 ←長坂村、荻野村、芦名村、佐島村、秋谷村(現横須賀市)
    • 7月15日 - 郡役所が、横須賀町汐留30番地に移転する[3]
  • 1903年(明治36年)10月1日 - 豊島村が町制施行して豊島町となる。(4町11村)
  • 1906年(明治39年)12月15日 - 豊島町が横須賀町に編入。(3町11村)
  • 1907年(明治40年)2月15日 - 横須賀町が市制施行して横須賀市となり、郡から離脱。(2町11村)
  • 1911年(明治44年)7月1日 - 中西浦村が改称して西浦村となる。
  • 1914年(大正3年)6月1日 - 浦郷村が町制施行・改称して田浦町となる。(3町10村)
  • 1924年(大正13年)4月1日 - 田越村が町制施行・改称して逗子町となる。(4町9村)
  • 1925年(大正14年)1月1日 - 葉山村が町制施行して葉山町となる。(5町8村)
  • 1926年(大正15年)2月11日 - 長井村が町制施行して長井町となる。(6町7村)
  • 1933年(昭和8年)
    • 2月15日 - 衣笠村が横須賀市に編入。(6町6村)
    • 4月1日 - 田浦町が横須賀市に編入。(5町6村)
  • 1935年(昭和10年)7月1日 - 西浦村が町制施行・改称して大楠町となる。(6町5村)
  • 1937年(昭和12年)4月1日 - 久里浜村が横須賀市に編入。(6町4村)
  • 1940年(昭和15年)4月1日 - 南下浦村が町制施行して南下浦町となる。(7町3村)
  • 1943年(昭和18年)4月1日 - 浦賀町・北下浦村・武山村・逗子町・長井町・大楠町が横須賀市に編入。(3町1村)
  • 1950年(昭和25年)7月1日 - 横須賀市から旧逗子町の区域が分立して逗子町[4]を再置[5]。(4町1村)
  • 1954年(昭和29年)4月15日 - 逗子町が市制施行して逗子市となり[6]、郡から離脱。(3町1村)
  • 1955年(昭和30年)1月1日 - 南下浦町・三崎町・初声村が合併して三浦市となり、郡から離脱。(1町)

変遷表[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 「角川日本地名大辞典」では、「旧高旧領」81か村と記述。
  2. ^ 市制、町村制の施行 - 横須賀市
  3. ^ 1889年(明治22年)7月19日神奈川県告示第67号「三浦郡役所移轉ノ件」
  4. ^ 同年6月12日、総理府告示第191号
  5. ^ 同年6月29日、総理府告示第211号
  6. ^ 同日、総理府告示第425号