ホウ酸

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ホウ酸
IUPAC名
別名 オルトホウ酸
組成式 H3BO3
式量 61.8 g/mol
形状 無色固体
結晶構造
CAS登録番号 [10043-35-3]
密度 1.4 g/cm3,
水への溶解度 5.6 g/100 mL ( °C)
融点 171 °C(分解)
沸点 °C
出典 ICSC

ホウ酸(Boric acid)は、殺菌剤殺虫剤難燃剤、原子力発電におけるウランの核分裂の制御、そして他の化合物の合成に使われる弱酸の無機化合物である。化学式はH3BO3だが、ときどきB(OH)3とも書かれる。常温常圧では無色の結晶または白色粉末で、水溶液では弱い酸性を示す。硼酸の鉱物硼酸石(サッソライト)と呼ばれる。

目次

[編集] 合成

ホウ酸は主にホウ酸塩鉱物に硫酸を反応させて作られる。世界最大のホウ酸塩の産出地はトルコのEti Mine Worksである[1]

[編集] 毒性

ホウ酸を吸い込んだりすると、吐き気嘔吐下痢などを引き起こす。

[編集] 用途

水酸化カリウム水溶液の中和剤としても用いられる。工業用メーカーは、アメリカ、トルコ、ロシア、チリ、ペルー、アルゼンチン。日本は全量を輸入に依存。用途はホウ酸塩ガラスガラス繊維、ホウ素系合金鉄。

ホウ素の高い中性子吸収能力を利用して、原子炉冷却材にホウ酸を溶かして、原子炉出力の制御に用いられている。

[編集] 結晶構造

ホウ酸の結晶は水素結合による層状構造からなる。層同士の距離は318ピコメートルである。

ホウ酸の結晶構造
ホウ酸同士の水素結合

[編集] 脚注

  1. ^ http://www.etimaden.gov.tr/en/0_sayfa_ortakSayfa.asp?hangisayfa=4_sayfa_a_1

[編集] 関連項目