キレート

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EDTAの金属キレート複合体。赤の点線が配位結合を表す。金属に電子対を供給する酸素窒素が八面体状に取りまいている。
エチレンジアミンのキレート

化学においてキレート (: chelate) とは、複数の配位座を持つ配位子(多座配位子)による金属イオンへの結合(配位)をいう。このようにしてできている錯体をキレート錯体と呼ぶ。キレート錯体は配位子が複数の配位座を持っているために、配位している物質から分離しにくい。これをキレート効果という。原子立体構造によって生じた隙間に金属を挟む姿から、ギリシャ語の「蟹のハサミ」(chele )に由来する[1]

キレート錯体を形成する配位子の例[編集]

出典[編集]

  1. ^ Morgan, Gilbert T.; Drew, Harry D. K. (1920). “CLXII.—Researches on residual affinity and co-ordination. Part II. Acetylacetones of selenium and tellurium”. J. Chem. Soc., Trans. 117: 1456. doi:10.1039/CT9201701456.  (nonfree access)

関連項目[編集]