ブランドン・モロー
| トロント・ブルージェイズ #23 | |
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| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | |
| 生年月日 | 1984年7月26日(28歳) |
| 身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 200 lb =約90.7 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2006年 MLBドラフト1巡目(全体5位)でシアトル・マリナーズから指名 |
| 初出場 | 2007年4月3日 アスレチックス戦 |
| 年俸 | $8,000,000(2013年)[1] |
| 経歴(括弧内は在籍年) | |
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この表について
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ブランドン・ジョン・モロー(Brandon John Morrow, 1984年7月26日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタローザ出身の野球選手。投手、右投右打。MLBトロント・ブルージェイズに所属している。
目次 |
経歴 [編集]
カリフォルニア州ロナートパークのRancho Cotate High School在籍中の2001年に1型糖尿病を発症し、以後インスリンポンプを装着している[2]。2003年のドラフトでアナハイム・エンゼルス(現ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム)から40巡目(全体1,200位)指名を受けるが、入団せずカリフォルニア大学バークレー校に進学。3年後の2006年のドラフトでシアトル・マリナーズから1巡目(全体5位)指名を受けて入団する。
この年に傘下のマイナーリーグで8試合16投球回に登板し、翌2007年のスプリングトレーニングに招待選手として参加。本来はその後マイナーに戻される予定だったが、好投を続けたことが評価され開幕メジャー入りすることになった[3][4]。4月3日のアスレチックス戦でメジャーデビューを果たす。
プロ入り2年目で、マイナーでも経験がないフルシーズンだったが、セットアッパーとして60試合63.1投球回に登板。与四球50と制球に課題を残したものの[3]、投球回数を上回る66三振を奪い、防御率4.12・18ホールドという成績を残した。ただ、フルシーズンでの活躍にも関わらずファンには名前がまだ浸透していなかったようで、2008年1月に行われたファンとの交流イベントでは、ファンの1人に "Who are you?" (どなたですか?)と質問されている[3]。
2007年の活躍から、モローには将来の先発投手としての期待がかかるようになった。MLBのシーズン終了後には、スタミナ強化や中4日の登板間隔へ慣れることを目的にベネズエラ冬季リーグ "リーガ・ベネソラーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル" に参加し、7試合に先発登板している[3]。しかしマリナーズは同年12月にカルロス・シルバをFAで、2008年2月にエリック・ベダードをトレードで、それぞれ獲得し2人の先発投手を補強。これによってフェリックス・ヘルナンデス、ジャロッド・ウォッシュバーン、ミゲル・バティスタと合わせて5人で先発ローテーションが確定したため、モローは2008年もリリーフをすることになった[5]。
右肩痛で出遅れ4月17日にシーズン初登板を果たしたモローは、この年さまざまな役割を務めることになる。6月には、クローザーのJ.J.プッツが故障で思うような成績を残せないまま戦線離脱したため、モローが代役を務めることに。同月11日にメジャー初セーブを記録すると、8月3日までに10セーブを挙げる。プッツが7月20日に復帰すると、今度はベダードの故障やシルバの不調に見舞われていた先発陣にモローが加わることになった[6]。モローは一旦マイナーに戻り先発としての経験を積むと、約1か月後にメジャー再昇格。9月5日のヤンキース戦でメジャー初先発し、8回二死まで相手打線を無安打に抑える好投で勝利投手に。その後さらに4試合に先発してシーズンを終えた。
2009年12月23日、ブランドン・リーグ、ヨハーミン・チャベス相手の2対1のトレードによりトロント・ブルージェイズへ移籍。
2010年はブルージェイズの先発の一角として期待されていたものの、制球難もあり4月の月間防御率は5.46,5月の月間防御率は6.52と不振に陥った。しかしホセ・モリーナとバッテリーを組んだ6月には調子を上げ、月間防御率1.91の好成績をマーク。8月8日のレイズ戦では9回2死までノーヒットピッチングを続けた。エバン・ロンゴリアにヒットを打たれてしまったためノーヒッターの達成はならなかったが、17奪三振の完封勝利という文句なしの投球内容を収めた。9月には投球制限のために早めにシーズンを終える格好となったが、10勝をマークした。防御率は4.49だったが、FIPは3.16とエース級の数字を残しており、飛躍を予感させた。
2011年は自身初の200三振を記録し、2年連続で二桁勝利をマークした。しかし、大量失点する試合も目立ち、防御率は4.72と前年より悪化した。ただし、FIPは3.64と投球内容自体は悪くなく、リッキー・ロメロに次ぐ先発2番手の座を手に入れた。
2012年1月24日に3年総額2000万ドル(4年目の2015年は1000万ドルのオプション)で契約を延長した[7]。この年から制球重視の投球スタイルを取り入れ、フォーシームの球速を平均93mph(約149.7km/h)程度に抑え、チェンジアップを投げる割合を増やした。その結果、奪三振率は低下したが長いイニングを投げることが可能になり、3完封を記録した。不振のリッキー・ロメロに代わるエースの地位を固めつつあったが、6月12日に左斜筋を痛めて約2ヶ月離脱し、登板数は移籍後最小の21試合に終わった[8][9]。
選手としての特徴 [編集]
以前は常時90mph台半ば(約152.9km/h前後)を計時する速球[3]とスライダーの2球種で投球の約8割を占めていた。2012年からはチェンジアップを投げる割合を増やしている。他にカーブも投げる。かつてはスプリッターも投げていた[10]を交える。速球は「きれいなバックスピンがかかった、本当に真っ直ぐな(真っ直ぐに近い)球筋」[11]の4シームで、最高球速は100mph(約160.9km/h)に達し[12]、チームメイトの控え捕手ジェイミー・バークによれば「初速と終速の差が小さいから、ボールが浮き上がるように見える。(打者にとっては)かなりイヤな動き」だという[4]。ただ、同じくチームメイトの捕手・城島健司は「彼は、スライダーとスプリットも投げるけど、今は4シームとの差がありすぎる。4シームが良すぎるんだよね。だから、4シームのレベルが落ちて、スライダーやスプリットと変わらなくなったら、じつは3つの球種、すべてが通用するようになる」と、長所が逆に短所にもなっていると指摘した[11]。2011年からはカッターをレパートリーに加えている[7]。
2010年は球場と捕手によって成績に著しい差が見られた。本拠地ロジャース・センターでは8勝1敗、防御率2.83だったのに対し、敵地では2勝6敗、防御率6.72に終わった。また、ジョン・バックとのバッテリーでは7試合31.2イニングで防御率8.81と乱調だったが、ホセ・モリーナとのバッテリーでは19試合114.2回で防御率3.30と安定していた。このため、6月以降は専らモリーナとバッテリーを組むことになった[13]。
年度別投手成績 [編集]
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | SEA | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 18 | .429 | 289 | 63.1 | 56 | 3 | 50 | 5 | 1 | 66 | 4 | 0 | 29 | 29 | 4.12 | 1.67 |
| 2008 | 45 | 5 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 10 | 3 | .429 | 265 | 64.2 | 40 | 10 | 34 | 1 | 0 | 75 | 5 | 0 | 26 | 24 | 3.34 | 1.14 | |
| 2009 | 26 | 10 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 6 | 1 | .333 | 313 | 69.2 | 66 | 10 | 44 | 1 | 0 | 63 | 3 | 0 | 38 | 34 | 4.39 | 1.58 | |
| 2010 | TOR | 26 | 26 | 1 | 1 | 0 | 10 | 7 | 0 | 0 | .588 | 629 | 146.1 | 136 | 11 | 66 | 0 | 9 | 178 | 8 | 0 | 76 | 73 | 4.49 | 1.38 |
| 2011 | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 11 | 11 | 0 | 0 | .500 | 777 | 179.1 | 162 | 21 | 69 | 1 | 12 | 203 | 12 | 1 | 103 | 94 | 4.72 | 1.29 | |
| 2012 | 21 | 21 | 3 | 3 | 1 | 10 | 7 | 0 | 0 | .588 | 504 | 124.2 | 98 | 12 | 41 | 0 | 2 | 108 | 3 | 0 | 45 | 41 | 2.96 | 1.11 | |
| 通算:6年 | 208 | 92 | 4 | 4 | 1 | 39 | 37 | 16 | 22 | .513 | 2777 | 648.0 | 558 | 67 | 304 | 8 | 24 | 693 | 35 | 1 | 317 | 295 | 4.10 | 1.33 | |
- 2012年度シーズン終了時
脚注 [編集]
- ^ “Brandon Morrow Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2012年12月19日閲覧。
- ^ M's Morrow, Lowe living with diabetes. ESPN(英語). 2011年9月10日閲覧
- ^ a b c d e Jim Street / MLB.com, "Morrow making fans one at a time / Mariners reliever looks to earn starting job at Spring Training," The Official Site of Major League Baseball, January 27, 2008. 2008年1月27日閲覧。
- ^ a b 小林信行 「MLB30球団最新レポート&全選手個人成績 シアトル・マリナーズ/SEA デビューから3ヶ月足らずで勝利の方程式の一員に」 『月刊スラッガー』2007年8月号、日本スポーツ企画出版社、2007年、雑誌15509-8、80頁。
- ^ Jim Street / MLB.com, "Morrow resting sore right shoulder / Mariners relief pitcher not concerned by 'minor setback'," The Official Site of The Seattle Mariners, March 14, 2008. 2008年4月27日閲覧。
- ^ Jesse Baumgartner / MLB.com, "Transition for Morrow starts in Tacoma / Mariners hopes righty can move from reliever to starter," Mariners.com, August 5, 2008. 2008年9月30日閲覧。
- ^ a b Chisholm, Gregor(2012-01-24). Blue Jays sign Morrow to three-year extension. bluejays.com(英語). 2012年1月25日閲覧
- ^ Davidi on Blue Jays: Morrow's metamorphosis sportsnet.ca
- ^ Morrow to hit DL with strained left oblique bluejays.com
- ^ Jim Street / MLB.com, "Morrow may be key piece of puzzle / Right-hander tosses 12 pitches during Minor League contest," The Official Site of The Seattle Mariners, March 23, 2008. 2008年4月27日閲覧。
- ^ a b 丹羽政善 『メジャーの投球術 日本野球は、もう超えたか?』、祥伝社 <祥伝社新書> 、2008年、ISBN 9784396111069、144-145頁。
- ^ Jim Street / MLB.com, "Morrow ready to close if needed / Reliever will 'take a good portion' of duties while Putz is on DL," Mariners.com, June 14, 2008. 2008年9月30日閲覧。
- ^ Brandon Morrow 2010 Pitching Splits - Baseball-Reference.com
外部リンク [編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
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