フォーエバーリビングプロダクツ ジャパン

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フォーエバーリビングプロダクツ ジャパン(略称FLP、以下FLPと記述する)は東京都港区虎ノ門に本社を置く連鎖販売取引(マルチ商法)企業である。アロエベラ製品をはじめとするいわゆる健康食品や化粧品等を商材としている。

企業概要[編集]

米国アリゾナ州本社を置くForever Living Products社の日本現地法人である。

本社を除くサロン・営業所は14拠点を数え、日本全国に展開している。

略歴[編集]

  • 1978年5月 Forever Living Products, Inc. 設立。
  • 1980年9月 日本フォーエバーリビングプロダクツ株式会社設立。
  • 1998年1月 社名をFLPジャパン・リミテッドに変更。
  • 2002年7月 1997年10月に東京国税局の税務調査を受けて指摘された追徴課税が取り消された。共同通信
  • 2006年10月 アロエジュースから発がん性物質ベンゼンが基準の3倍検出。保健所から回収と販売自粛の要請を受けるも、自主回収はせず。読売新聞
  • 2007年4月 現社名に変更。

関連企業[編集]

アロエベラオブアメリカ(Aloevera of America)

フォーエバーリビングプロダクツ社の主にアロエベラ製品の製造・輸出を行っている。テキサス州ハーリンジェン、メキシコ、ドミニカにある専用のアロエベラ畑(約2,000万坪以上)でアロエベラを栽培し、収穫後それを安定化処理を行い、その後テキサス州ダラスにある工場で製品として加工。工場はISO9001 ISO14001 OHSAS18001の認定を受けている。

販売方法[編集]

販売方式として連鎖販売取引マルチ商法)を採用している。一般的な問題点については、連鎖販売取引の項を参照

  • 商品の愛用と販売ができる会員をディストリビューター、愛用のみを目的とする会員をフォーエバーフレンズ(旧称:フォーエバーメイト)と呼び、区別されている。
  • フォーエバーフレンズはフレンズ価格で商品を会社から直接購入できる。
  • ディストリビューターになるには、フォーエバーフレンズに登録後、2ケースカウント以上の商品を購入した上で、紹介者とともに各地で開かれている認定会に参加し、登録する必要がある。
  • ディストリビューターはディストリビューター価格で商品を会社から直接購入できる。
  • 勧誘行為は、各ディストリビューターにより行われる。
  • 同様な口頭での勧誘行為では、例えば「(アロエベラジュースの継続飲用により)人体細胞が全て5~7年で入れ替わります」等、科学的にはある程度信頼されている(殊更アロエベラの効能とはいえない)通説をあたかも「アロエベラ特有の効果」であるかのようにフレンズに説明が行われる場合もある。
  • また、勧誘時に、商品のボトル等に記されている価格を「特別に安くお分けします」などとお得感をフォーエバーフレンズに提示し、フレンズ価格(約2割引き)での購入をすすめるという方法がとられている。ただし、アロエベラジュース1リットルの本社HP価格は、米FLP社が18.00 USD(約1,800円)であるのに対し日本では5,500円とほぼ3倍の価格である。

商品[編集]

ただしアロエベラを始めとした一部商品の栄養成分、含有量等が公表された事はない。理由としては「天然成分のため個々の成分が異なるため。」と発表しているが、栄養補給による成果は、根拠的にはっきりしていない。また効果に至っては二重盲検法による検証を経ておらず、プラシーボ効果でない事を立証することは大変難しい。
  • 2006年10月27日、水道水質基準やWHOのガイドラインを越えたベンゼンが、アロエベラジュースから検出されていたことを発表。判明は同年8月で、松本保健所と本社を所管する港保健所(東京都)が自主回収と製造や販売の自粛を要請出荷停止したものの回収措置は取らず、理由として「厚生労働省が人体に健康上の害はなく、安全と発表しているから。」と発表している。しかし厚生労働省は「リスク増大への寄与は少ないが、安全の保障はない。」と発言している。

アロエジュースから発がん物質、基準の3倍(2006年10月27日 読売新聞の切り抜き)

  • 2013年4月、アロエベラジュースとARGI+の2商品が「医学団体日本成人病予防協会」の推奨認定を受けたと発表。ただし「医学団体」という団体カテゴリは存在しない為、これを根拠に医学的見解を述べる事は薬事法、医療行為、健康増進法に抵触する「虚偽・誇大広告等の表示」「医薬品的な効能効果を標ぼうする表現」にあたる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]