好転反応

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好転反応(こうてんはんのう)とは、もともとは東洋医学(按摩や鍼)で使われる用語で、治療の過程で一時的に起こる激しい身体反応のこと。

東洋医学における好転反応[編集]

東洋医学では瞑眩反応と呼ばれる。頻繁に起きることなので、事前に説明がされることが多い。

慢性的に疲労していた筋肉がほぐれ、溜まっていた老廃物血液中に流れること等が要因として考えられる。だるさや眠気ほてり等を感じるケースが多い。眠気が生じると不眠症が治ったと勘違いしてしまうことがある。他、発熱下痢発疹などに現れることもある。また、老廃物が尿として排出されるため、その色が濃くなったりする。その他にも、主訴となる症状が一過的にぶり返したかのように見える場合もある。

この瞑眩という言葉は中国古典『四書五経』のうちの『書経』にもみられる。 漢方薬の厳密な定義に従うと、「瞑眩が発生するのは多く、症状が現れた後、長くても1~2日で収まる。」

鍼灸治療・手技療法(整体)などの施術後に『カラダのだるさ・疲れ・ひどい場合は微熱など』が出たりする状態のことで、よくある『もみ返し』に似たようなものです。ただし似ているだけで好転反応ともみ返しは全然違うものです。好転反応は、症状が良い方へ転ずる時、一時的に悪化または不定愁訴が出る状態を言い、特に慢性疾患を持っている場合に起こりやすい反応です。つまり、好転反応の症状が出るのを境に体質は急速に好転(改善)していくことになるのです。 また、施術後に最初に痛みを感じてた部分と全く違う場所が痛みを感じることもあります。これは、人間のカラダは痛みのある部分を何カ所か持っていても、一番痛い部位だけを脳で感知する性質があり、その部分の痛みが軽減すれば2番目に痛かった部位を痛いと感知するのです。痛みの移動は一番つらい部位が治った証拠になり、これも好転反応の一種と言えるでしょう。 好転反応はカラダが良い方向に変化してるというサインです。根本的にカラダを良くする為に乗り越えなければならない事でもあります。好転反応を経験された、ほとんどの方が『好転反応の症状が消えてきたら、スッとカラダが楽になった』と言われる声をよく耳にします。  

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