ビクトー・ベウフォート

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ビクトー・ベウフォート
Vitor belfort cropped.jpg
基本情報
本名 ヴィトー・ヴィエイラ・ベウフォート
(Vítor Vieira Belfort)
通称 ザ・フェノム (The Phenom)
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 1977年4月1日(37歳)
出身地 リオデジャネイロ州
所属 カ-ウソン・グレイシー柔術
ブラジリアン・トップチーム
→ブラジル・ファイトクラブ
→フリーランス
ブラック・ハウス
エクストリーム・クートゥア
ブラックジリアンズ
身長 183cm
体重 84kg
リーチ 188cm
階級 ライトヘビー級
ミドル級
スタイル ブラジリアン柔術ボクシング
テーマ曲 300 Violin Orchestra
(Jorge Quintero)
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ビクトー・ベウフォートVítor Belfort、男性、1977年4月1日 - )は、ブラジル総合格闘家リオデジャネイロ州出身。ブラックジリアンズ所属。ブラジリアン柔術黒帯、柔道黒帯。元UFC世界ライトヘビー級王者、元Cage Rage世界ライトヘビー級王者。ヴィトー・ベウフォートとも表記される。

ハードパンチャーであり一撃で相手を沈めるパンチ力がある。特にサウスポースタイルからの左ストレートが強烈で幾多の強豪を倒してきた。

来歴[編集]

カーウソン・グレイシーの下でブラジリアン柔術を始め、カーウソンが養子を申し込んだほどの才能があったという[1]。19歳で初参戦のUFC 12ヘビー級トーナメントを制したことで、「ザ・フェノム」(天才)のニックネームで呼ばれることとなった。

1998年10月16日、UFC Brazilヴァンダレイ・シウバと対戦し、開始44秒でスタンドパンチの連打によるTKO勝ち。

1999年4月29日、PRIDE初参戦となったPRIDE.5桜庭和志と対戦し、判定負け。しかし、その後ギルバート・アイブルヒース・ヒーリングといった強豪を撃破。

2001年、それまで所属していたブラジリアン・トップチームを金銭関係のトラブルで離脱した[2]

PRIDE参戦後、再びUFCに闘いの場を移し、2004年1月31日のUFC 46ランディ・クートゥアを破ってUFC世界ライトヘビー級王者となったが、続く8月21日のUFC 49でクートゥアにリベンジを許し、王座から陥落した。2005年2月5日のUFC 51ではティト・オーティズに判定で敗れ、2連敗によりUFCからリリースされた。

2005年4月23日、UFC代表(DSEはそう主張しているが、既にUFCとの契約は切れていた)として「PRIDE GP 2005」にエントリー。かつてシウバに黒星をつけたこともあり注目されたが、アリスター・オーフレイムフロントチョークで一本負けし、1回戦で敗退。

2005年11月、ビクトーの実姉プリシラが殺害され遺体で見つかった。

2006年4月11日、プロボクシングデビューを果たし、KO勝利で初陣を飾った。

2006年10月21日、アメリカで開催されたPRIDE.32ダン・ヘンダーソンと対戦し、0-3の判定負け。試合後の薬物検査で陽性となりアナボリック・ステロイドの使用が発覚。9か月の出場停止と1万ドルの罰金を受けた。

2007年初め、トレーニング中に左手を骨折。4月21日のCage Rage 21ではアイヴァン・セラティと対戦し、パウンドでTKO勝ちするものの、骨折していた左手を再び骨折してしまった。

2007年9月22日、Cage Rage 23でジェームス・ジキックとのライトヘビー級タイトルマッチを判定で制し、第5代Cage Rage世界ライトヘビー級王者となった。骨折した状態で試合を行っていたため、10月に骨折を治すための手術を行った。

Affliction[編集]

2008年7月19日、ミドル級に転向しAffliction旗揚げ戦「Affliction: Banned」に出場。テリー・マーティンと対戦し、2ラウンドに左ストレートでKO勝ちを収めた。

2009年1月24日、Affliction: Day of Reckoningマット・リンドランドと対戦し、パウンドでKO勝ちを収めた。

2009年8月1日に開催予定であった「Affliction: Trilogy」に出場予定であったが、大会中止となったため、7月31日にUFCとの再々契約が発表された。

UFC復帰[編集]

2009年9月19日、UFC 103リッチ・フランクリンと対戦し、TKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2011年2月5日、UFC 126アンデウソン・シウバの持つUFC世界ミドル級王座に挑戦するも、1R中盤に左前蹴りでダウンを奪われ追撃のパウンドでKO負けを喫した[3]

2011年8月6日、UFC 133秋山成勲と対戦し、1R失神KO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2012年1月14日、地元ブラジルリオデジャネイロ州で開催されたUFC142アンソニー・ジョンソンと対戦し、リアネイキドチョークで一本勝ち。この試合は当初ミドル級契約であったが、ジョンソンが11ポンドの体重超過をしたため、ベウフォートの合意により197ポンドのキャッチウェイトバウトとなった[4][5]

2012年9月22日、UFC 152ジョン・ジョーンズと戦うダン・ヘンダーソンが負傷したため、代役として少ない準備期間でUFC世界ライトヘビー級王座に挑戦。1Rに腕ひしぎ十字固めを極めてジョーンズに大きなダメージを与えるも、4Rにアメリカーナ・アームロックを極められ一本負け。王座奪還に失敗した。試合後、ベウフォートは「試合前の練習中に手を骨折しており、治り切らないまま出場してジョーンズと戦っていた」と主張した[6]

2013年1月19日、UFC on FX 7マイケル・ビスピンと対戦し、ハイキックでダウンを奪いパウンドでTKO勝ち。UFCは試合後にベウフォートがネバダ州の医師の診断のもとテストステロン補充療法を受けていたことを発表した [7]

3月6日にネバダ州アスレチックコミッションが、『過去にステロイドなど禁止薬物とされるパフォーマンス向上薬を利用した経歴が見られる選手にはテストステロン補充療法の使用免除が降りる可能性が低い』という方針を明らかにした。ベウフォートに関してもPRIDE.32でステロイドの陽性反応が検出されているために免除を許される可能性が低いとネバダ州アスレチックコミッションのキース・カイザーが述べた[8]

2013年5月18日、母国ブラジルで開催されたUFC on FX 8でミドル級ランキング5位のルーク・ロックホールドと対戦し、後ろ回し蹴りでダウンを奪うとパウンドの追撃で1RKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトに選出された。

2013年11月9日、UFC Fight Night: Belfort vs. Hendersonダン・ヘンダーソンと対戦し、左ハイキックでKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。これで3回連続蹴り技によるKO勝利となった。

UFCミドル級王者クリス・ワイドマンとのタイトルマッチがUFC 173で決まっていたが、2014年2月27日にネバダ州アスレチックコミッションがテストステロン補充療法を全面禁止にする事を発表し、UFCもこれに同意[9]。ベウフォートはUFC 173でテストステロン補充療法の使用免除を申請する予定であったが、テストステロン補充療法が禁止された事により、UFCからベウフォートの欠場が発表された[10]。ベウフォートは自身のFacebookにて「私はUFC173で戦う事を諦めていない。それに関するメディアの情報は真実ではない。私が言った事はテストステロン補充療法を止める事であり、試合をしないとは言っていない。私はまだ戦う事を夢見ている。UFCによると新ルールの下でワイドマンvsリョート・マチダの勝者と対戦する事になる。」と発言している[11][12]

2014年6月6日、テストステロン補充療法が全面禁止となる前の2月7日にネバダ州アスレチックコミッションがランダムに行う薬物検査で規定値を超える高濃度のテストステロンが検出されていた事が発表される[13]

人物[編集]

戦績[編集]

総合格闘技[編集]

総合格闘技 戦績
34 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
24 17 3 4 0 0 0
10 3 2 5 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
ダン・ヘンダーソン 1R 1:17 KO(左ハイキック) UFC Fight Night: Belfort vs. Henderson 2013年11月9日
ルーク・ロックホールド 1R 2:32 KO(後ろ回し蹴り→パウンド) UFC on FX 8 2013年5月18日
マイケル・ビスピン 2R 1:27 TKO(左ハイキック→パウンド) UFC on FX 7 2013年1月19日
× ジョン・ジョーンズ 4R 0:54 アメリカーナ・アームロック UFC 152: Jones vs. Belfort
【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】
2012年9月22日
アンソニー・ジョンソン 1R 4:49 リアネイキドチョーク UFC 142: Aldo vs. Mendes 2012年1月14日
秋山成勲 1R 1:52 KO(左ストレート→パウンド) UFC 133: Evans vs. Ortiz 2011年8月6日
× アンデウソン・シウバ 1R 3:29 KO(左前蹴り→パウンド) UFC 126: Silva vs. Belfort
【UFC世界ミドル級タイトルマッチ】
2011年2月5日
リッチ・フランクリン 1R 3:02 TKO(左フック→パウンド) UFC 103: Franklin vs. Belfort 2009年9月19日
マット・リンドランド 1R 0:37 KO(左ストレート→パウンド) Affliction: Day of Reckoning 2009年1月24日
テリー・マーティン 2R 3:12 KO(左ストレート) Affliction: Banned 2008年7月19日
ジェームス・ジキック 5分3R終了 判定3-0 Cage Rage 23: Umbelievable
【Cage Rage世界ライトヘビー級タイトルマッチ】
2007年9月22日
アイヴァン・セラティ 1R 3:47 TKO(パウンド) Cage Rage 21: Judgement Day 2007年4月21日
× ダン・ヘンダーソン 5分3R終了 判定0-3 PRIDE.32 "THE REAL DEAL" 2006年10月21日
高橋義生 1R 0:36 KO(左フック) PRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUND 2006年7月1日
× アリスター・オーフレイム 5分3R終了 判定0-3 Strikeforce: Revenge 2006年6月9日
アントニー・レア 2R 1:30 KO(パンチ連打) Cage Rage 14: Punishment 2005年12月3日
× アリスター・オーフレイム 1R 9:36 フロントチョーク PRIDE GRANDPRIX 2005 開幕戦
【1回戦】
2005年4月23日
× ティト・オーティズ 5分3R終了 判定1-2 UFC 51: Super Saturday 2005年2月5日
× ランディ・クートゥア 3R終了時 TKO(ドクターストップ) UFC 49: Unfinished Business
【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】
2004年8月21日
ランディ・クートゥア 1R 0:49 TKO(カット) UFC 46: Supernatural
【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】
2004年1月31日
マービン・イーストマン 1R 1:10 TKO(膝蹴り→パウンド) UFC 43: Meltdown 2003年6月6日
× チャック・リデル 5分3R終了 判定0-3 UFC 37.5: As Real As It Gets 2002年6月22日
ヒース・ヒーリング 3R(10分/5分/5分)終了 判定3-0 PRIDE.14 2001年5月27日
ボビー・ソースワース 1R 4:09 スリーパーホールド PRIDE.13 2001年3月25日
松井大二郎 10分2R終了 判定6-0 PRIDE.10 2000年8月27日
ギルバート・アイブル 10分2R終了 判定6-0 PRIDE.9 2000年6月4日
× 桜庭和志 10分2R終了 判定0-4 PRIDE.5 1999年4月29日
ヴァンダレイ・シウバ 1R 0:44 TKO(スタンドパンチ連打) UFC Brazil: Ultimate Brazil 1998年10月16日
ジョー・チャールズ 1R 4:04 腕ひしぎ十字固め UFC Japan: Ultimate Japan 1997年12月21日
× ランディ・クートゥア 1R 8:17 TKO(パウンド) UFC 15: Collision Course 1997年10月17日
タンク・アボット 1R 0:53 TKO(パウンド) UFC 13: The Ultimate Force 1997年5月30日
スコット・フェローゾ 1R 0:43 TKO(パウンド) UFC 12: Judgement Day
【ヘビー級トーナメント 決勝】
1997年2月7日
トレイ・テリグマン 1R 1:17 TKO(カット) UFC 12: Judgement Day
【ヘビー級トーナメント 1回戦】
1997年2月7日
ジョン・ヘス 1R 0:12 KO(パンチ連打) SuperBrawl 2 1996年10月11日

プロボクシング[編集]

日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2006年4月11日 1R 1:01 KO ジョゼマリオ・ネベス ブラジルの旗 ブラジル プロデビュー戦

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
ランディ・クートゥア
第4代UFC世界ライトヘビー級王者

2004年1月31日 - 2004年8月21日

次王者
ランディ・クートゥア
前王者
ジェームス・ジキック
第5代Cage Rage世界ライトヘビー級王者

2007年9月22日 - 2008年10月20日

次王者
王座廃止