SHERDOG

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SHERDOGシャードッグ)は、アメリカの大規模な総合格闘技ウェブサイトである[1]。クレーヴ・オンライン・ネットワークに加盟している。

総合格闘家に関する大規模なデータベースを有していることで知られ、多くのウェブサイトに参照されている。

概要[編集]

1997年に写真家のジェフ・シャーウッド(Jeff Sherwood)によって作られ、その後ギャレット・ポーにより利益の出るシステムに改良された。MMAのニュース、MMA選手の個人記録、大会の予想や結果・論評、選手・レフェリーへのインタビュー、ユーザーフォーラム、および自前のラジオ番組を扱っている。シャードッグ・ファイト・ファインダー(Sherdog's Fight Finder)はプロの選手・試合・MMA大会の大規模なデータベースである。

執筆者はロレッタ・ハント(Loretta Hunt)、ジェイク・ロッセン(Jake Rossen)、マイク・スローン(Mike Sloan)、ティム・ライデッカー(Tim Leidecker)、ジョー・ホール(Joe Hall)、スコット・ホームズ(Scott Holmes)、ジョン・リー(John Lee)、ステファン・マルティネス(Stephen Martinez)、ジェイソン・ノウィ(Jason Nowe)、トニー・ロワズルール(Tony Loiseleur)、ジョーダン・ブリーン(Jordan Breen)、グレッグ・サヴェッジ(Greg Savage)、アンディ・コットリル(Andy Cotterill)の13名である。編集長であったジョシュ・グロス(Josh Gross)は2008年4月に退陣した。その際にオレゴニアン紙での地位を捨てたブラッド・マックレイ(Brad McCray)が新しい編集責任者として引き抜かれたが、そのすぐ後に解雇された。その後はかつてCanadian Fight Networkに所属していたロレッタ・ハントが、ジョー・ホールとの協力を受けつつ編集責任者としての役目を担っている。

上記の通り世界中のMMAのデータベースであるが、中には不自然なデータも見受けられる。以下はその例である。

  • 2009年7月にWWEと契約したアルベルト・デル・リオ(ドス・カラスジュニア)が2009年12月のメキシコで行われた大会のメインイベントで、「ニセ大仁田[2]こと森谷俊之に勝利した記録が掲載されている。この大会「COC 1 - CAGE OF COMBAT 1」では、すでに帰国し2007年に新日本プロレスに移籍したオカダ・カズチカ(MMA10戦6勝との記録)や2日前にSMASHの興行に参加している大原はじめ(MMA14戦11勝オール一本勝ち、写真はKENTA)が出場したことになっている。[2]
  • ジャイアント落合の最後の試合(DEEP 9th IMPACT in KORAKUEN HALL)の相手がベンガドール・ボリクアではなくメモ・ディアズになっている。
  • 謎の日系?MMA選手「HATO KIYOSHI」「MATSU ZAKI(写真は潮崎豪)」「YAMAMOTO HANSHI」(2010年2月の試合でドスJrに勝利との記録)「MAZADA MATSUKI」

以上から、何らかの誤記、あるいは架空の大会の結果が混入していると考えられる。

ラジオ番組[編集]

またシャードッグはシャードッグ・レイディオ・ネットワーク(Sherdog Radio Network)というインターネットラジオの番組を持っている。「The Savage Dog Show」は編集者のサヴェッジと創設者シャーウッドがホストを務め、「The Beatdown」はTJサンティスが出演している。以前はポッドキャスト収録放送しか行われていなかったが2007年に2時間枠での生放送が始まり、以降は生放送のみとなった。UFC 71以後、「Beatdown After The Bell」という試合後の生放送が始まり、現在も続いている。2007年6月からは「The Jordan Breen Show」とステファン・クァドロスによる「The Stephen Quadros Show」(現在は終了)が始まった。2008年2月には1時間枠の「MMA Sunday School」が放送開始、スコット・ホームズとロドニー・ディーン(Rodney Dean)がホスト役を務めている。

現在の番組は「The Beatdown」と「The Savage Dog Show」が月・水・金曜日、「The Jordan Breen Show」が火・木曜日、「MMA Sunday School」が毎週日曜日夜に放送されている。

ESPNとの提携[編集]

シャードッグはESPNと提携し、MMAに関するコンテンツを提供しており、データベース(ファイト・ファインダー)の共有も行われている。現在シャードッグ・レイディオ・ネットワークはESPNポッドキャストセンターに加わっており、ダウンロードできるポッドキャストが提供されている[3]

Compete.com社の計測では、シャードッグには2008年2月、米国内だけで21万件のアクセスがあった。

脚注[編集]

  1. ^ Schneiderman, R.M (2006年10月5日). “Ultimate Fighting's Next Battle”. Forbes.com. オリジナル2006年10月26日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20061026043727/http://www.forbes.com/business/2006/10/05/sports-martial-arts_tech_media_cx_rs_1005fight.html 2006年10月5日閲覧。 
    Doyle, Dave (2006年8月24日). “The Weekly Tapout: UFC 62 predictions”. FoxSports.com. http://msn.foxsports.com/boxing/story/5894876 2006年10月7日閲覧。 
    Levine, Andrew (2006年12月30日). “UFC Celebrates a Landmark Year”. WashingtonPost.com. http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/12/29/AR2006122901556.html?nav=rss_business/industries 2007年1月23日閲覧。 
  2. ^ メキシコで「ニセ大仁田」を名乗ることがあるロッキー・サンタナ(当時54歳)がいるが、同時期にインディー団体のブッカーを勤めている。(ロッシー小川のブログ[1]による)
  3. ^ “ESPN, Sherdog Announce Agreement”. Sherdog.com. (2007年5月14日). http://www.sherdog.com/news/news.asp?n_id=7538 2006年5月14日閲覧。 

外部リンク[編集]