トウダイグサ属
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トウダイグサ Euphorbia helioscopia
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Euphorbia L. | |||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||
| Chamaesyce Elaeophorbia Endadenium Monadenium Synadenium Pedilanthus |
トウダイグサ属(Euphorbia)はトウダイグサ科に属する一群の植物で、園芸植物などについては学名のユーフォルビアで呼ばれることが多い。
代表的な種としては、日本に野生するトウダイグサ(灯台草: 形が燭台に似ることから)、タカトウダイやノウルシ、観賞用に栽培するポインセチア、ショウジョウソウ、ハツユキソウ、ハナキリン、ミドリサンゴ(ミルクブッシュ)などがある。
目次 |
[編集] 特徴
世界の熱帯から温帯に広く分布し、約2000種の草本または低木からなる巨大な属である。
花は退化傾向が著しく、雄蕊または雌蕊1本だけからなる。これら(雌花1個、雄花数個)が集まり包に囲まれた杯状花序という特有の花序を形成する。包には蜜腺があり、花序全体が1つの花のように見える。さらにポインセチアなどでは花序近くの包葉が赤・黄・白などに着色して目立つ。
切ると乳液を出すが、有毒物質を含み、皮膚につくとかぶれることもある。
砂漠から湿地まで様々な環境に適応進化し形態的に多様である。特に砂漠に生育するものでは葉が退化し茎が多肉となってサボテンに似ているものもあり、収斂進化の好例である。
[編集] 分類
形態のやや異なるニシキソウ亜属を独立の属とすることも多いが、分子系統学的には必ずしも支持されていない。
日本には約20種があるが、どれも草本で、直立して飾りの包葉の付いた複雑な花序を広げるトウダイグサの類とやや這う草本のニシキソウの類がある。
トウダイグサに類するもの:立ち上がる草本で、葉は茎の周りにつき、先端は多数枝分かれして広がり、飾りの包葉に囲まれて花序が付く。
- イワタイゲキ E. jolkinii Boiss.
- タカトウダイ E. pekinensis Rupr.
- トウダイグサ Euphorbia helioscopia L.
- ナツトウダイ E. sieboldiana Morr. et Decne
- ノウルシ E. adenochlora Morr. et Decne.
- ハクサンタイゲキ E. togakusensis
ニシキソウに類するもの:やや這う草で、茎にそって水平に葉を多数だし、花序は葉の基部に小さく付く。
- オオニシキソウ E. maculata L.
- コニシキソウ E. supina Rafin.
- スナジタイゲキ E. chamissonis Boiss.
- ニシキソウ E. humifusa Willd. var. pseudochamaesyce (Fisch. Myer et Lallem.) Murata
このほかに園芸植物として栽培されているものに、
特に多肉植物として栽培されるものには
- ハナキリン E. milii Des Moulin var. splendens Ursch et Leandri などがある。
[編集] 保全状況評価
トウダイグサ属の種のうち、下記の種はワシントン条約の附属書I類に、その他の種は附属書II類に指定されている。
- E. ambovombensis
- E. capsaintemariensis
- E. cremersii
- E. cylindrifolia
- E. decaryi
- E. francoisii
- E. moratii
- E. parvicyathophora
- E. quartziticola
- E. tulearensis