ミドリサンゴ

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ミドリサンゴ
EuphorbiaTirucalliPlant.jpg
ミドリサンゴ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: トウダイグサ目 Uphorbiales
: トウダイグサ科 Euphorbiaceae
: トウダイグサ属 Euphorbia
: ミドリサンゴ E. tirucalli
学名
Euphorbia tirucalli L.
和名
ミドリサンゴ(緑珊瑚)、アオサンゴ(青珊瑚)
英名
Milk bush, Firestick plants, Sticks on fire, Naked lady, Pencil tree

ミドリサンゴ(緑珊瑚、Euphorbia tirucalli)はトウダイグサ科低木。別名としてアオサンゴ(青珊瑚)、ミルクブッシュ(英語Milk bush)など。観賞用に栽培される。アフリカ東部周辺の乾燥地の原産と考えられるが、世界の熱帯に広く帰化している。

は濃緑色(品種によっては赤などもある)で多肉質、よく分枝する。若枝にはごく小型のがつくが生長とともに脱落し、茎だけが目立つ。茎を切ると白い乳液が出る。ミルクブッシュの名はこれによる。

利用[編集]

観賞用に室内または温室で栽培される。しかし乳液にはホルボールエステル等が含まれ、毒性が強いので注意を要する。皮膚につくとかぶれを起こし、特に目に入ると危険である。

乳液には炭化水素も多く含まれるため、かつて燃料用作物として注目され、化学者メルヴィン・カルヴィンペトロブラスによって研究されたが、効率が悪く実用化されていない。

毒性が強いが、古くからアフリカやインドなどで民間薬としても用いられた。しかしながら、このような利用がバーキットリンパ腫(アフリカに集中発生するリンパ腫で、直接の原因はEBウイルス)の誘発因子ではないかとも考えられている[1] [2]

出典[編集]

  1. ^ van den Bosch C, Griffin BB, Gazembe B, Dziweni C, Kadzamira L, 1993, Br J Cancer, 68, 1232-1235.
  2. ^ MacNeil1 A; Sumba OP, Lutzke ML, Moormann A, Rochford R, 2003,Br J Cancer, 88, 1566–1569.[1]