ダラーラ・BMS188

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ダラーラ・F188
カテゴリー F1
コンストラクター ダラーラ
デザイナー ジャンパオロ・ダラーラ
セルジオ・リンランド
先代 ダラーラ・3087
後継 ダラーラ・BMS189
主要諸元[1]
シャシー カーボンファイバーモノコック
トレッド 前:1,792 mm (70.6 in)
後:1,672 mm (65.8 in)
ホイールベース 2,880 mm (113 in)
エンジン フォード-コスワース DFZ 3,494 cc (213.2 cu in), 585馬力 90度V8, NA, ミッドエンジン, 縦置き
トランスミッション BMS / ヒューランド 6速
重量 500 kg (1,100 lb)
燃料 アジップ
オイル カストロール
タイヤ グッドイヤー
主要成績
チーム BMSスクーデリア・イタリア
ドライバー 36. イタリアの旗 アレックス・カフィ
コンストラクターズ
タイトル
0
ドライバーズタイトル 0
初戦 1988年サンマリノグランプリ
出走
回数
優勝
回数
ポール
ポジション
ファステスト
ラップ
14 0 0 0
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ダラーラ・BMS188 (Dallara BMS188) は、1988年F1世界選手権スクーデリア・イタリアが使用したフォーミュラ1カージャンパオロ・ダラーラセルジオ・リンランドが設計し、イタリア人ドライバーのアレックス・カフィがドライブした。BMS188はポイントを獲得することができなかった。 「BMS188」の他に「F188」、「188」と表記されることがある。

開発[編集]

BMS188は1988年からF1に参戦開始したスクーデリア・イタリアの最初のマシンであった。スクーデリア・イタリアの創設者ベッペ・ルッキーニはF1参戦用のマシン開発をジャンパオロ・ダラーラ率いるダラーラに依頼した。マシンはジャンパオロ・ダラーラセルジオ・リンランドによって設計され[1]、エンジンは自然吸気フォードDFZを搭載[2]、タイヤはグッドイヤーを装着した。BMS188は1988年シーズンのF1マシン中最も長いホイールベースを持ち、ダラーラの持つリソースを全てつぎ込まれ、よく考えられたマシンであった。シーズンを通して合計3台が製作された[2]

レース戦績[編集]

スクーデリア・イタリアは1988年、アレックス・カフィの1台体制でシーズンに臨んだ。開幕戦ブラジルGPのみF3000用マシン、ダラーラ・3087を使用し[2]、第2戦サンマリノGPから投入された。サンマリノでは予選24位、決勝はリタイアという結果だった。BMS188は安定した性能を発揮し、予選落ちは第5戦カナダの一回だけであった。1年を通して入賞はなかったものの、第10戦ハンガリーGPでは予選10番手、第13戦ポルトガルGPでは決勝7位と、1年目ながら健闘ぶりを見せた[1]


F1における全成績[編集]

(key) (太字ポールポジション

チーム エンジン タイヤ ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ポイント 順位
1988年 BMSスクーデリア・イタリア フォード DFV 3.5 V8 G BRA
ブラジルの旗
SMR
サンマリノの旗
MON
モナコの旗
MEX
メキシコの旗
CAN
カナダの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
HUN
ハンガリーの旗
BEL
ベルギーの旗
ITA
イタリアの旗
POR
ポルトガルの旗
ESP
スペインの旗
JPN
日本の旗
AUS
オーストラリアの旗
0 NC
アレックス・カフィ Ret Ret Ret DNPQ 8 12 11 15 Ret 8 Ret 7 10 Ret Ret

[編集]

  1. ^ a b c Stats F1. “Dallara 188”. 2014年5月6日閲覧。
  2. ^ a b c Nye, 1992, p. 256

参照[編集]

  • Nye, Doug (1992). Autocourse History of the Grand Prix Car 1966-1991. Richmond, Surrey, United Kingdom: Hazelton Publishing. ISBN 0905138945.