ダビド・フェレール(David Ferrer, 1982年4月2日 - )は、スペイン・ハベア出身の男子プロテニス選手。シングルス自己最高ランキングは4位(2008年2月)。これまでにATPツアーでシングルス12勝、ダブルス2勝を挙げ、2007年のジャパン・オープンで優勝したこともある。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
[編集] 来歴
2000年にプロ入りし、2002年9月にルーマニア・ブカレスト大会でツアー初優勝を果たす。2003年全豪オープンで4大大会初出場。フェレールのテニス成績は2005年から伸び始め、2005年全仏オープンで初めてのベスト8に入った。フェレールはこの大会で、前年優勝者のガストン・ガウディオを 2-6, 6-4, 7-6, 5-7, 6-4 で破った。続く準々決勝では、同じスペインの後輩選手ラファエル・ナダルに 5-7, 2-6, 0-6 のストレートで完敗した。
2006年1月、フェレールは世界ランキングを10位に上げ、初めての世界トップ10入りを果たす。全豪オープン終了後、フェレールは初めて男子テニス国別対抗戦・デビスカップのスペイン代表選手に抜擢された。スペイン・チームは2月10日-12日の「ワールドグループ」1回戦でベラルーシに1勝4敗で敗れたが、フェレールがシングルス第4試合で唯一の勝ち星を挙げている。同年のウィンブルドンでレイトン・ヒューイットとの4回戦に進出した後、フェレールは7月第3週に行われたドイツ・シュトゥットガルト大会の決勝でホセ・アカスソ(アルゼンチン)を 6-4, 3-6, 6-7, 7-5, 6-4 で破り、4年ぶりのツアー2勝目を挙げた。
2007年1月のニュージーランド・オークランド大会では、決勝で同じ年の親友トミー・ロブレドを 6-4, 6-2 で破り、ツアー3勝目を挙げる。全米オープンで、フェレールは4大大会シングルスの自己最高成績を出した。4回戦でナダルを 6-7, 6-4, 7-6, 6-2 で破って波に乗り、準々決勝でフアン・イグナシオ・チェラ(アルゼンチン)を破った後、初進出の準決勝で第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に 4-6, 4-6, 3-6 で敗れた。全米4強入りの後、10月のジャパン・オープンで来日し、決勝でリシャール・ガスケ(フランス)を 6-1, 6-2 で破って初優勝を果たす。年末の男子ツアー年間最終戦テニス・マスターズ・カップでは、決勝でロジャー・フェデラーに敗れて準優勝になったが、この大躍進でフェレールの世界ランキングは「5位」に上がった。
2008年のシーズンはシングルスで2勝を獲得し、ツアー勝利数を7勝に伸ばした。しかし、4大大会年間最終戦の全米オープンで、第4シードのフェレールは3回戦で世界ランキング126位の錦織圭に 4-6, 4-6, 6-3, 6-2, 5-7 のフルセットで敗れてしまう。11月21日-23日にかけて、スペインはアルゼンチンとデビスカップの「ワールドグループ」決勝戦を戦った。スペイン・チームは「3勝1敗」でアルゼンチンに勝利を収め、デビスカップで4年ぶり3度目の優勝を達成した。フェレールはシングルス第1試合のダビド・ナルバンディアン戦を 3-6, 2-6, 3-6 で落としたが、フェリシアーノ・ロペスとフェルナンド・ベルダスコが続く試合を奪った。
2009年は優勝がなく、ランキングを落としていたが、2010年は2勝を挙げ、最終戦ATPワールドツアー・ファイナルに3年ぶりに出場を果たしたが、ラウンドロビンで3連敗して敗退した。
2011年の全豪オープン準々決勝で世界ランキング1位のラファエル・ナダルを 6-4, 6-2, 6-3 で破り全豪で初めてベスト4に進出した。準決勝ではアンディ・マレーに 4-6, 7-6, 6-1, 7-6 で敗れた。
[編集] ATPツアー決勝進出結果
[編集] シングルス: 26回 (12勝14敗)
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|
| サーフェス別タイトル |
| ハード (5–4) |
| クレー (6-10) |
| 芝 (1-0) |
| カーペット (0-0) |
|
| 結果 |
No. |
決勝日 |
大会 |
サーフェス |
対戦相手 |
スコア |
| 準優勝 |
1. |
2002年7月21日 |
ウマグ |
クレー |
カルロス・モヤ |
2–6, 3–6 |
| 優勝 |
1. |
2002年9月9日 |
ブカレスト |
クレー |
ホセ・アカスソ |
6–3, 6–2 |
| 準優勝 |
2. |
2003年8月4日 |
ソポト |
クレー |
ギリェルモ・コリア |
5–7, 1–6 |
| 準優勝 |
3. |
2005年4月10日 |
バレンシア |
クレー |
イーゴリ・アンドレエフ |
3–6, 7–5, 3–6 |
| 優勝 |
2. |
2006年7月17日 |
シュトゥットガルト |
クレー |
ホセ・アカスソ |
6–4, 3–6, 6–7(3), 7–5, 6–4 |
| 優勝 |
3. |
2007年1月13日 |
オークランド |
ハード |
トミー・ロブレド |
6–4, 6–2 |
| 優勝 |
4. |
2007年7月15日 |
ボースタード |
クレー |
ニコラス・アルマグロ |
6–1, 6–2 |
| 優勝 |
5. |
2007年10月7日 |
東京 |
ハード |
リシャール・ガスケ |
6–1, 6–2 |
| 準優勝 |
4. |
2007年11月18日 |
上海 |
ハード (室内) |
ロジャー・フェデラー |
2–6, 3–6, 2–6 |
| 優勝 |
6. |
2008年4月20日 |
バレンシア |
クレー |
ニコラス・アルマグロ |
4–6, 6–2, 7–6(2) |
| 準優勝 |
5. |
2008年5月4日 |
バルセロナ |
クレー |
ラファエル・ナダル |
1–6, 6–4, 1–6 |
| 優勝 |
7. |
2008年6月21日 |
スヘルトーヘンボス |
芝 |
マルク・ジケル |
6–4, 6–2 |
| 準優勝 |
6. |
2009年2月28日 |
ドバイ |
ハード |
ノバク・ジョコビッチ |
5–7, 3–6 |
| 準優勝 |
7. |
2009年5月26日 |
バルセロナ |
クレー |
ラファエル・ナダル |
2–6, 5–7 |
| 準優勝 |
8. |
2010年2月21日 |
ブエノスアイレス |
クレー |
フアン・カルロス・フェレーロ |
7–5, 4–6, 3–6 |
| 優勝 |
8. |
2010年2月27日 |
アカプルコ |
クレー |
フアン・カルロス・フェレーロ |
6–3, 3–6, 6–1 |
| 準優勝 |
9. |
2010年5月2日 |
ローマ |
クレー |
ラファエル・ナダル |
5–7, 2–6 |
| 準優勝 |
10. |
2010年10月10日 |
北京 |
ハード |
ノバク・ジョコビッチ |
2–6, 4–6 |
| 優勝 |
9. |
2010年11月7日 |
バレンシア |
ハード (室内) |
マルセル・グラノジェルス |
7–5, 6–3 |
| 優勝 |
10. |
2011年1月15日 |
オークランド |
ハード |
ダビド・ナルバンディアン |
6–3, 6–2 |
| 優勝 |
11. |
2011年2月26日 |
アカプルコ |
クレー |
ニコラス・アルマグロ |
7–6(4), 6–7(2), 6–2 |
| 準優勝 |
11. |
2011年4月17日 |
モンテカルロ |
クレー |
ラファエル・ナダル |
4–6, 5–7 |
| 準優勝 |
12. |
2011年4月24日 |
バルセロナ |
クレー |
ラファエル・ナダル |
2–6, 4–6 |
| 準優勝 |
13. |
2011年7月17日 |
ボースタード |
クレー |
ロビン・セーデリング |
2–6, 2–6 |
| 準優勝 |
14. |
2011年10月16日 |
上海 |
ハード |
アンディ・マレー |
5–7, 4–6 |
| 優勝 |
12. |
2012年1月14日 |
オークランド |
ハード |
オリビエ・ロクス |
6–3, 6–4 |
[編集] ダブルス: 3回 (2勝1敗)
[編集] 4大大会シングルス成績
- 略語の説明
| NH |
開催なし |
A |
欠場 |
LQ |
予選敗退 |
#R |
#回戦敗退 |
QF |
ベスト8 |
SF |
ベスト4 |
F |
準優勝 |
W |
優勝 |
[編集] 外部リンク