フェルナンド・ベルダスコ・カルモナ(Fernando Verdasco Carmona, 1983年11月15日 - )は、スペイン・マドリード出身の男子プロテニス選手。2008年のデビスカップでスペイン・チームを4年ぶり3度目の優勝に導いた。これまでにATPツアーでシングルス5勝、ダブルス1勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス7位、ダブルス31位。身長187cm、体重81kg、左利き。フォアハンド・ストロークを最も得意にする。
[編集] 来歴
ベルダスコは家の裏庭にある2面のハードコートで、4歳の時から父親とともにテニスを始めた。彼の両親はマドリード市内でレストランを経営している。2001年に18歳でプロ入り。約2年間男子ツアーの下部組織の大会で下積み生活を送った後、2003年のウィンブルドンで4大大会にデビューした。ウィンブルドンでは1回戦でヤルコ・ニエミネン(フィンランド)に敗れたが、同年の全米オープンでパラドーン・スリチャパン(タイ)との3回戦に進出する。2004年、ベルダスコは4月のスペイン・バレンシア大会でシングルス初優勝を挙げ、半年後の10月にスウェーデン・ストックホルム大会でフェリシアーノ・ロペス(同じマドリード出身の左利き選手で、ベルダスコの最大の親友)とペアを組んでダブルス初優勝を遂げた。
2005年は、全米オープンで初の4回戦進出がある。この4回戦でもニエミネンに敗れたが、直前の3回戦で当時18歳のノバク・ジョコビッチ(当時セルビア・モンテネグロ)を破る勝利があった。2006年はウィンブルドンで4回戦に進出しているが、その過程では2回戦でベンヤミン・ベッカー(ドイツ)、3回戦で第3シードのダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)を破り、4回戦でラデク・ステパネク(チェコ)に 7-6, 3-6, 6-4, 4-6, 2-6 のフルセットで競り負けた。2007年には、ベルダスコは全仏オープンで初の4回戦進出を決める。2回戦でドミトリー・トゥルスノフ(ロシア)、3回戦で同じスペインのダビド・フェレールを破ったベルダスコは、4回戦で第6シードのジョコビッチに 3-6, 3-6, 6-7 のストレートで完敗した。
2008年7月、ベルダスコはクロアチア・ウマグ大会決勝でイーゴリ・アンドレエフ(ロシア)をフルセットの接戦で下した。こうして、バレンシア大会以来4年ぶりの男子ツアーシングルス優勝を遂げた。
2009年の全豪オープンで、ベルダスコは初めて4大大会シングルスのベスト4進出を決めた。4回戦で第4シードのアンディ・マレー(イギリス)を 2-6, 6-1, 1-6, 6-3, 6-4 のフルセットで破り、ついにシングルス4回戦の壁を破る。準々決勝では前年度準優勝者の第5シード、ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)を 7-6, 3-6, 6-3, 6-2 で破り、初進出の準決勝で第1シードのラファエル・ナダルと長い激闘を繰り広げたが 7-6, 4-6, 6-7, 7-6, 4-6 で敗れた。準決勝の試合時間「5時間14分」は、全豪オープン男子シングルスの史上最長記録になった。全豪オープン終了後、ベルダスコは世界ランキングを9位に上げ、25歳にして初のトップ10入りを果たした。この後全米オープンでも初のベスト8に入っている。年度末のマスターズ・カップに参戦し、各試合ともセットを奪い、善戦したものの3連敗に終わった。
2010年も好調を維持し続け、SAPオープンでアンディ・ロディック(アメリカ)を3-6, 6-4, 6-4で勝利し、バルセロナ大会でも前年度全仏オープン準優勝者ロビン・セーデリング(スウェーデン)を6-3, 4-6, 6-3で破って、2勝を挙げている。
フェルナンド・ベルダスコは2005年から男子テニス国別対抗戦・デビスカップのスペイン代表選手になり、2008年にチームを4年ぶり3度目の優勝に導いた。決勝戦は11月21日-23日にかけて、対戦相手国アルゼンチンのホームコートで行われた。ベルダスコはロペスと組んだダブルス第3試合に勝った後、シングルス第4試合でホセ・アカスソを 6-3, 6-7, 4-6, 6-3, 6-1 で破り、自らの手で優勝を決めた。2009年と2011年の優勝にも貢献している。
[編集] ATPツアー決勝進出結果
[編集] シングルス: 16回 (5勝11敗)
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| サーフェス別タイトル |
| ハード (2–5) |
| クレー (3-5) |
| 芝 (0-1) |
| カーペット (0-0) |
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| 結果 |
No. |
決勝日 |
大会 |
サーフェス |
対戦相手 |
スコア |
| 準優勝 |
1. |
2004年5月7日 |
アカプルコ |
クレー |
カルロス・モヤ |
3–6, 0–6 |
| 優勝 |
1. |
2004年4月12日 |
バレンシア |
クレー |
アルベルト・モンタニェス |
7–6(5), 6–3 |
| 準優勝 |
2. |
2005年7月30日 |
キッツビュール |
クレー |
ガストン・ガウディオ |
6–2, 2–6, 4–6, 4–6 |
| 準優勝 |
3. |
2007年10月27日 |
サンクトペテルブルク |
ハード (室内) |
アンディ・マレー |
2–6, 3–6 |
| 準優勝 |
4. |
2008年6月22日 |
ノッティンガム |
芝 |
イボ・カロビッチ |
5–7, 7–6(4), 6–7(8) |
| 優勝 |
2. |
2008年7月20日 |
ウマグ |
クレー |
イーゴリ・アンドレエフ |
3–6, 6–4, 7–6(4) |
| 準優勝 |
5. |
2009年1月5日 |
ブリスベン |
ハード |
ラデク・ステパネク |
6–3, 3–6, 4–6 |
| 優勝 |
3. |
2009年8月29日 |
ニューヘイブン |
ハード |
サム・クエリー |
6–4, 7–6(6) |
| 準優勝 |
6. |
2009年10月4日 |
クアラルンプール |
ハード (室内) |
ニコライ・ダビデンコ |
4–6, 5–7 |
| 優勝 |
4. |
2010年2月14日 |
サンノゼ |
ハード (室内) |
アンディ・ロディック |
3–6, 6–4, 6–4 |
| 準優勝 |
7. |
2010年4月18日 |
モンテカルロ |
クレー |
ラファエル・ナダル |
0–6, 1–6 |
| 優勝 |
5. |
2010年4月25日 |
バルセロナ |
クレー |
ロビン・セーデリング |
6–3, 4–6, 6–3 |
| 準優勝 |
8. |
2010年5月22日 |
ニース |
クレー |
リシャール・ガスケ |
3–6, 7–5, 6–7(5) |
| 準優勝 |
9. |
2011年2月13日 |
サンノゼ |
ハード (室内) |
ミロシュ・ラオニッチ |
6–7(6), 6–7(5) |
| 準優勝 |
10. |
2011年5月1日 |
エストリル |
クレー |
フアン・マルティン・デル・ポトロ |
2–6, 2–6 |
| 準優勝 |
11. |
2011年7月31日 |
グシュタード |
クレー |
マルセル・グラノジェルス |
4–6, 6–3, 3–6 |
[編集] ダブルス: 3回 (1勝2敗)
[編集] 4大大会シングルス成績
- 略語の説明
| NH |
開催なし |
A |
欠場 |
LQ |
予選敗退 |
#R |
#回戦敗退 |
QF |
ベスト8 |
SF |
ベスト4 |
F |
準優勝 |
W |
優勝 |
[編集] 外部リンク