ソーイング・ビー

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ソーイング・ビーThe Great British Sewing Bee[注釈 1])は、イギリスのソーイング(裁縫)コンテスト番組。ラブ・プロダクション製作、BBC Two(シーズン6からはBBC One)放送。

イギリスで大人気の料理コンテスト番組『ブリティッシュ ベイクオフ』(The Great British Bake Off)のスピンオフ番組であり、同じ番組フォーマットを使用している。

2013年にスタートし、2023年時点でシーズン9まで放送。フランスノルウェーなど欧米8カ国ではローカライズ版が放映されている。

概要[編集]

事前オーディションで選考されたアマチュア裁縫家たちが、毎週与えられるテーマに沿った縫製技術や出来栄えを競い合って勝ち抜いていく「裁縫バトル」番組。

毎週脱落する人数が決められており、各週の脱落者は1名から2名[注釈 2]。審査員による順位づけで評価が行われる。3競技終了後の審査で、その週の全作品(参加者人数×3)から1つの優秀作品が選ばれ、同時に、3競技を合わせた総合評価で最下位となった者が脱落していく。決勝は3名で行われ、総合評価で最も高い評価を得られた1名が優勝者となる。

会場となるソーイング・ルームには、各種のリボンファスナーなどがストックされ、参加者には一人一台ずつの裁縫台とマネキン(トルソー。課題に応じて女性、男性、子供、犬など様々な型が用意される)、ミシンアイロンなどが割り当てられる。参加者は、使用資材の選択に始まり、型紙の準備、裁断、縫製、アイロンかけ、飾り付けなどの作業をすべて制限時間内に終わらせて課題作品を完成させる。課題によっては布や型紙が持ち込みとなることもある。また、決勝戦の優勝者発表の際は、決勝戦進出した出場者の家族や友人、脱落した出場者、またはその家族や友人が来場する。

参加者達は毎週、以下の3つのチャレンジに挑戦する。

チャレンジ1 (Pattern Challenge)
事前に用意された型紙を用いて基本的な服を作成する。
チャレンジ2 (Alteration Challenge)
用意された衣類などをリメイクする。この課題では、順位発表までどの作品を誰が作ったのかは、審査員には非公表とされる。
チャレンジ3 (Made-to-measure)
最終課題。この課題はマネキンを使用せず、各参加者に一人ずつモデルが割り当てられ、モデルの体型にあわせた洋服(ドレスなど)を作成する。シーズン2以降はこの課題のみ事前の予習が認められている。

番組中、テーマに関連した服飾史関連の解説コーナーが挟み込まれることもある[1]

放送一覧[編集]

シーズン1(英語版):2013年4月2日 - 23日

司会進行
クローディア・ウィンクルマン英語版
審査員
パトリック・グラント英語版サヴィル・ロウデザイナー
メイ・マーティン(May Martin)(ウーマンズ・インスティチュート英語版チューター

シーズン2(英語版):2014年2月18日 - 4月8日

司会進行・審査員はシーズン1に同じ

シーズン3(英語版):2015年2月5日 - 3月12日

司会進行・審査員はシーズン2に同じ

シーズン4(英語版):2016年5月16日 - 7月4日

司会進行はシーズン3に同じ
審査員
パトリック・グラント
エズメ・ヤング(英語版)(ファッションデザイナー)[2]

シーズン5(英語版):2019年2月12日 - 4月2日

司会進行
ジョー・ライセット英語版
審査員はシーズン4に同じ

シーズン6(英語版):2020年4月22日 - 6月24日

BBC TwoからBBC Oneに移動。
司会進行・審査員はシーズン5に同じ

シーズン7(英語版):2021年4月14日 - 6月16日

司会進行・審査員はシーズン5に同じ

シーズン8(英語版):2022年4月27日 - 6月29日

司会進行
サラ・パスコー英語版
審査員はシーズン7に同じ

シーズン9(英語版):2023年3月24日 - 7月16日

司会進行・審査員はシーズン8に同じ

日本での放送[編集]

NHK Eテレで放送。オリジナルは1時間番組だが、30分番組2回分に編集されている。基本的に、チャレンジ2の競技終了までが前編、同審査以降が後編になる。放送時間はシーズン6まで木曜21:00 - 21:30(再放送は翌週水曜12:25 - 12:55)、シーズン7以降は木曜22:00 - 22:30(再放送は翌週水曜13:30 - 14:00)。

2019年10月3日から11月21日までシーズン1が、同年11月28日から2020年3月19日までシーズン2が放送された。

シーズン2の終了後に5ヶ月の休止をおいて、「ソーイング・ビー2」のタイトルで、2020年9月10日から11月26日までシーズン3が、同年12月3日から2021年3月25日までシーズン4が、それぞれ放送された。

シーズン4終了の翌週の2021年4月1日から7月15日まで、「ソーイング・ビー3」のタイトルでシーズン5が放送された。

シーズン5終了後は東京2020オリンピック・パラリンピックに伴う特別編成のため2ヶ月半休止し、2021年9月30日から2022年2月24日まで、「ソーイング・ビー4」のタイトルでシーズン6が放送された。

シーズン6終了後は再度休止に入り、4月改編では当該枠に『クラシックTV』を移動させ、空いた枠で『ブリティッシュ ベイクオフ』の日本語版の放送(BSプレミアム分の時差放映)を実施。半年後、その『ブリティッシュ ベイクオフ』の後番組として放送が再開され、2022年10月20日から2023年3月2日まで「ソーイング・ビー5」のタイトルでシーズン7が放送された。以降は『ブリティッシュ ベイクオフ』と交互に放送されており、2023年10月5日から「ソーイング・ビー6」のタイトルでシーズン8が放送されている。

裁縫用語の監修は文化服装学院が行っている。

各回の内容[編集]

シーズン1[編集]

日本語版では「ソーイング・ビー」(シーズン1と2を合体している)。

参加者は8名。

日本語版タイトル 脱落設定 課題 制限時間 内容
第1週 第1回「スカート対決」
第2回「ワンピース対決」
8名→6名[注釈 3] Aラインのスカート 3時間半  
ネックラインのリメイク 1時間 シアサッカー素材のブラウスの襟回りを作り変える。
ワンピース 7時間
第2週 第3回「スラックス対決」
第4回「ブラウス対決」
6名→4名 男性用のスラックス(Men's Trousers) 4時間  
パッチポケット(Patch Pockets) 1時間 スカートに2つのポケットを付ける。
シルクまたはサテンのブラウス(Silk/Satin Blouse) 6時間
第3週 第5回「こども服対決」
第6回「ジャケット対決」
4名→3名 こども用サマードレス(Childs Dress) 2時間半 ドレスと同じ布で肩ひもを作り、上半身にゴムシャーリングを施す。また、何らかの装飾をつける。
ダーツまたはプリーツ英語版(Dart/Pleat Dress) 1時間半 シンプルなドレスにプリーツやダーツを施して劇的に変化させる。
ジャケット(Jackets) 7時間半
第4週
(決勝)
第7回「決勝戦・シャツ対決」
第8回「決勝戦・ドレス対決」
3名→1名 紳士物シャツ (Man's Shirt) 4時間
バッグの装飾(An Evening Bag) 1時間 無地のがま口バッグに、刺繍アップリケスパンコールビーズなどによる手縫いの装飾を施す。
特別なモデルに着せるイブニングドレス(Evening Dress) 8時間 自分の娘や姉の身体にフィットしたイブニングドレスを作る。

シーズン2[編集]

日本語版では「ソーイング・ビー」(シーズン1と2を合体している)。

参加者は10名[注釈 4]。脱落者は各週1名。

日本語版タイトル テーマ 課題 制限時間 内容
第1週[注釈 5] 第9回「新メンバー登場! トップス対決」
第10回「ナイトウエア対決」
基本的な生地の取扱い コットンのノースリーブのトップス(Cotton Sleeve-less Top) 2時間半  
ウールのロングスカートをリメイク(Wool Maxi Skirt) 1時間半
シルクの女性用ナイトウエア(Silk Nightgown) 5時間
第2週 第11回「スカート対決」
第12回「パジャマ対決」
柄物生地での柄合わせ コットンのボックスプリーツのスカート(Box Pleated Skirt) 3時間 前後にボックスプリーツを設け、サイドに片返しファスナー開きでファスナーを付ける。
2枚の紳士物シャツを使ったリメイク (Two Men's Shirts) 1時間半
紳士物パジャマ(Men's Pyjamas) 6時間
第3週 第13回「レギンス対決」
第14回「ラップドレス対決」
ジャージ素材(Stretch Fabric) レギンス(Leggings) 1時間半 たるみやしわ無く、マネキンにぴったりフィットしたものを作る。
Tシャツのリメイク(Men's T-shirt) 1時間半
ジャージ素材のラップドレス(Stretch Wrap Dress) 5時間 ジャージ素材を用いた、前身頃が重なる形のワンピースを作る。
第4週 第15回「オーバーオール対決」
第16回「プロムドレス対決」
こども服(Children's Clothes) こども用オーバーオール(Children's Dungarees) 3時間
こども用コスプレ衣装(Sweatshirt, Track Suit Bottoms and Pillowcase) 1時間半 スウェット上下とカバーからリメイクする。
10代のためのプロムドレス(Prom Dress) 7時間 それぞれの親族や友人等をモデルにしてダンス用のドレスを作る。
第5週 第17回「ナイロンジャケット対決」
第18回「ベルベットパンツ対決」
扱いにくい生地(Tricky Fabrics) ナイロンのジャケット (Nylon Anorak) 3時間 生地の防水性を維持するため、待ち針等で余計な針穴を開けないことに注意する。袖口と裾には伸縮性のあるリブを縫い付ける。
レザーを使った厚手のジャージ生地トップスのリメイク (Leather) 1時間半
ベルベットのパンツ(Velvet Trousers) 6時間半 参加者自身をモデルにして、それぞれの身体にフィットしたものを作る。他の参加者とペアになって採寸などを行う。
第6週 第19回「1930年代のブラウス対決」
第20回「コート対決」
ビンテージ(Vintage) 1930年代のブラウス (1930s Silk blouse) 4時間 1930年代の型紙と当時の足踏み式ミシンを使用する。
男性用スーツを女性服にリメイク(Man's suit) 1時間半 スーツに使用されている布やボタンのみで作る。
昔ながらのコート(Historic/Vintage coat) 6時間半 適切な型紙と生地を調達し、昔の縫製技術を使う。
第7週
(準決勝)
第21回「型紙なし!ドレス対決」
第22回「“お気に入りの一着”対決」
設定なし 型紙無しのドレス(No Pattern Dress) 3時間 型紙を使わず、マネキンに生地を直接ピン留めして形作る。与えられる生地の長さは3mだが、全て使い切らなくても良い。
ノースリーブに袖をつける(Adding Sleeves to a Dress) 1時間45分 自分で型紙を引き、左右対称な袖をつける。袖丈や柄は問わない。
お気に入りの服をコピー(Copy of their own Garment) 6時間半 自分が気に入っている一着から型紙を起こし、元のものとは違う生地で再現する。
第8週
(決勝)
第23回「決勝戦! ネクタイ対決」
第24回「決勝戦! ドレス対決」
設定なし 手縫いでシルクのネクタイを作る(Hand Sewn Man's Tie) 3時間15分
ウェディングドレスを使ってこども用のドレスを作る(Wedding Dress to Child's Bridesmaid Dress) 2時間
クチュールドレス(Couture Gown) 7時間 それぞれの親友をモデルにしてドレスを作る。

シーズン3[編集]

日本語版では「ソーイング・ビー2」(シーズン3と4を合体している)。

参加者は10名。うち男性は4名で、シーズン中最多比率[3][4]

日本語版タイトル テーマ 課題 制限時間 内容
第1週 第1回「婦人用パンツ対決」
第2回「サマードレス対決」
普段着 コットンの婦人用パンツ(Women's Cotton Trousers) 3時間 サイドにコンシールファスナーを用いること。
デニムのシャツをリメイク(Denim Shirt) 1時間半
サマードレス(Summer Dress) 5時間半 柄ものの生地を用い、モデルの体形にぴったり合わせること。
第2週 第3回「こども用ベスト対決」
第4回「立体的コスチューム対決」
こども服 こども用ベスト(Tailored Child's Waistcoat) 3時間45分 前身頃はウール、後身頃はシルクかサテンを使用し、箱ポケットとボタン4つを付けること。
黄色のTシャツとコットンのワンピースでリメイク(T-shirt & Dress) 1時間半
こども用の立体的コスチューム(Children's 3D Costume) 4時間 綿などの詰め物をしたり骨組みを入れたりして立体的な造形を行う。
第3週 第5回「ワンピース対決」
第6回「ブラウス対決」
1950年代(1950s) 1950年代のラップドレス(The Walk-away Dress) 4時間 当時のミシンを使用すること。
1950年代のビンテージのカーテンをリメイク(Vintage Curtains) 1時間半 当時のミシンを使用し、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のイメージでドレスを作る。
1950年代風のブラウス(Sheer Blouse) 6時間 薄く透ける生地を使うこと。
第4週
(2名脱落)
第7回「コルセット対決」
第8回「スコットランドの伝統衣装対決」
服の土台作り(Structure) 金属のボーン入りコルセット(Boned Corset) 4時間 後ろに鳩目を付けて編み上げ式にすること。
1980年代の女性用ビジネススーツのリメイク(Power Suit) 1時間半
スコットランドの伝統衣装(キルト)(Traditional Kilt) 6時間半
第5週
(2名脱落)
第9回「タイトスカート対決」
第10回「レザージャケット対決」
扱いにくい生地(Tricky Fabrics) レースのタイトスカート(Lace Pencil Skirt) 3時間半 後ろにダーツを入れ、サテンの裏地とコンシールファスナーを付けたレースのペンシルスカートを作る。
ウェットスーツを女性用ドレスにリメイク(Neoprene Wetsuit) 1時間半
女性向けのレザージャケット(Woman's Leather Jacket) 6時間半
第6週
決勝
第11回「決勝戦! トップス対決」
第12回「決勝戦! ドレス対決」
設定なし ドレープ入りのトップス(Japanese Pattern) 1時間半 左右非対称の1枚のパーツからなるドレープの入ったトップスを縫う。型紙は説明文による指示のみで工程の図解は記載されていない。
古代ギリシャ風のロングドレスをリメイク(Delphos Column Dress) 1時間半 全体に細かいプリーツのあるシルクのロングドレスに骨組や芯地を足して構造を作り替える。ただし表からはプリーツがそのまま見えるように作る。
アバンギャルドなドレス(Avant-garde Dress) 7時間半 それぞれの配偶者や親族をモデルにして斬新で前衛的なドレスを作る。

シーズン4[編集]

日本語版では「ソーイング・ビー2」(シーズン3と4を合体している)。

参加者は10名。

日本語版タイトル テーマ 課題 制限時間 内容
第1週 第13回「新メンバー登場! トップス対決」
第14回「スカート対決」
基本的な仕立ての技術(Basic Construction) 女性物のトップ(Women's Top) 2時間半 縞模様の生地をバイアスカットで使い、襟も袖もないトップスを作る。生地の模様で前後の身頃にV字型の模様を作ること
レーヨンマタニティドレスをリメイク(Maternity Dress) 1時間半
スカート(Skirt) 5時間 丈や形は問わないがモデルに完璧にフィットしたものを作る
第2週 第15回「ロンパース対決」
第16回「こども用マント対決」
こども服(Children's Week) ロンパース(Babygrow) 3時間15分 伸縮性のある素材で乳幼児用のロンパースを作る。バイアステープの縁取りが均等に縫えており、袖口の幅がそろっていること
花嫁の付き添い用ドレスをこども服にリメイク(Bridesmaid Dress) 1時間半 子供用マネキンにフィットするように作る
ウールのこども用マント(Cape) 4時間 モデル(子供)に完璧にフィットしたものを作る
第3週 第17回「ランジェリー対決」
第18回「ローブ対決」
ランジェリー(Lingerie Week) レースブラジャー(Lace Bra) 2時間半 ストレッチレースを使ってワイヤーの入っていないブラジャーを作る。左右対称で、カップの上端部はスカラップにすること
シルクのスカーフをリメイク(Scarves) 1時間半 装飾に用いる部材は自由だが、使用するスカーフは3枚までとする
ローブ(Dressing Robe) 5時間 モデル(男性か女性かは参加者により異なる)に完璧にフィットしたものを作る。素材は絹などの上質なものを用い、タオル地は不可とする
第4週 第19回「チャイナ服対決」
第20回「西アフリカ風ドレス対決」
インターナショナル(International Week) チャイナ服のトップス(Qipao Brocade Top) 3時間45分 ブロケード(絹織物)を使ってスタンドカラーの袖なしトップスを作る。サイドにコンシールファスナーを用い、身頃がマネキンにぴったりフィットしていること
サリーを東洋風の服にリメイク(Sari) 1時間半
西アフリカ風のドレス(West African Dress) 5時間半 生地はアフリカのワックスプリントを使用。モデルに完璧にフィットしたものを作る
第5週 第21回「ワンピース対決」
第22回「ウールの上着対決」
60年代ファッション (1960s Week) カラーブロックのワンピース(Colour Block Shift Dress) 3時間45分 当時のミシンとコットンサテンの生地を使ってカラーブロックのワンピースを作る。配色は自由。後身頃のファスナーは片返しでつけること
ビニール素材のレインコートをリメイク (PVC Raincoat) 1時間半 装飾にビニール以外の素材追加はOK
ウールの上着 (Tailored Jacket) 6時間半 1960年代の型紙を使って、かっちりしたデザインのウールの上着(ジャケット又はコート)を作る
第6週 第23回「サイクリングウエア対決」
第24回「ヨガウエア対決」
スポーツウエア(Active Wear Week) 男性向けサイクリングウエア(Men's Cycle Shirt) 2時間45分 3種類のミシン(普通のミシン、オーバーロックミシン、カバーステッチミシン)を使い分け、ストレッチ生地で男性用のサイクリングウエアを作る。襟には裏コバステッチを入れること
1980年代のスキーウェアをこども用の上着にリメイク(Ski Suit) 1時間半 合成繊維の表地、詰め物、裏地全てを使用すること
女性向けヨガ用ウェア(Yoga Outfit) 5時間半 ストレッチ生地で女性用のヨガ用ウエアを作る
第7週 第25回「フレアスカート対決」
第26回「型紙からワンピース対決」
パズルのような型紙(Puzzling Pattern Week) ヨーク・ドレープのフレアスカート(Yoke Drape Skirt) 3時間半 ヨークとスカート部を曲線ではぎ合わせる複雑な型紙のフレアスカートを正確に作る
こども用のかけ布団カバーを女性服にリメイク(Child's Duvet) 1時間半 同柄のかけ布団カバーと枕カバーを余り無く使い切って印象的なシルエットの女性服を作る。ハーフサイズのマネキンと枕カバーでのデザイン検討に15分、実制作に1時間半が与えられる
ワンピース(Bespoke Daydress) 7時間 原型」にアレンジを加えた型紙を作り、モデルにフィットしたワンピースを作る
第8週
決勝
第27回「決勝戦! 紳士用ドレスシャツ対決」
第28回「決勝戦! イブニングドレス対決」
イブニングウェア(Evening Wear Week) 紳士用ドレスシャツ(Men's Dress Shirt) 4時間半 前身頃の左右にピンタックを6本ずつ入れる。生地はあらかじめ裁断されたものが用意される
男性用のフォーマルスーツをミニドレスにリメイク(Dinner Suit) 1時間半
イブニングドレス(Evening Gown) 6時間半 出場者が自ら選んだモデル(親族や友人など)のためのイブニングドレスを作る。裾丈は床に届く長さにすること

シーズン5[編集]

日本語版では「ソーイング・ビー3」。

日本語版タイトル テーマ 課題 制限時間 内容
第1週 第1回「タイトワンピース対決」
第2回「オールインワン対決」
コットン (Cotton Week) タイトワンピース(Wiggle Dress) 3時間45分 シックなタイトワンピースを作る。後見頃にはコンシールファスナーをつけること
デニムの古着をリメイク (Denim) 1時間半 使用する古着の種類は問わないが各自3着までとする
オールインワン (Cotton Jumpsuit) 5時間半 モデルの体にフィットしたコットンのオールインワンを作る
第2週 第3回「こども用スエットシャツ対決」
第4回「こども用ダンスウエア対決」
こども服 (Children's Week) こども用スエットシャツ (Child's Hoodie) 2時間半 3種のストレッチ素材(ジャージ素材、裏地、リブ)でフード付きのスエットシャツを作る。裾と袖口にリブをつけ、前身頃にはポケットをつける。オーバーロック・ミシンで縫うこと
フェイクファーのコートをこども用のコスチュームにリメイク (Fake Fur) 1時間半 架空の動物やモンスターをモチーフにすること
こども用ダンスウエア (Child's Dance Outfit) 4時間半 モデルにフィットした動きやすいもの。ダンスの種類は問わない
第3週 第5回「ベルボトム対決」
第6回「マキシドレス対決」
1970年代ファッション(70s Week) ベルボトムのパンツ(Flared Jeans) 3時間半 ビンテージの型紙と70年代のミシンを使ってベルボトムのパンツを作る
タータンチェックの服をパンク・ファッションにリメイク(Tartan Garments) 1時間半 Tシャツ、スカートなどのタータンチェックの洋服3着から、上下2点のパンク・ファッションを作る
マキシドレス(Maxi Dress) 5時間半 あらかじめ各自で準備した型紙を使い、モデルにフィットしたマキシ丈のドレスを作る
第4週 第7回「水着対決」
第8回「トレーニングウエア対決」
特殊素材(Technical Fabric Week) ワンピース水着 (Swimming Costume) 3時間 表地にポリウレタン、裏地にメッシュ素材を用い、前身頃にリボン結びを設け、ループ状の肩ひもを後ろでクロスさせる。仕上げはカバーステッチ・ミシンを用いること
テントを犬用レインコートにリメイク(Tent) 1時間半 ナイロン製ワンタッチ式ドーム型テントを素材にして実用的でスタイリッシュな犬用レインコートを作る
オーダーメイドのトレーニングウエア(Tracksuit) 4時間半 直線的なデザインを取り入れ、男性モデルにフィットしたもの。生地は合成繊維を使うこと
第5週 第9回「古着からブラウス対決」
第10回「布製品からワンピース対決」
リサイクル (Reduce, Reuse, and Recycle Week) ボゥ・カラー・ブラウス(Pussy Bow Blouse) 3時間半 古着を使ってクラシックなボゥ・カラー・ブラウスを作る。使用する古着は4着まで(うち1着は必ず紳士ものであること、また紳士もの前立てを再利用すること)。
前4週の端切れをリメイク (Offcuts From Last Four Weeks) 1時間半 これまでの課題で出た端切れから美しく、かつ着られる服を作る。自分が使った生地の端切れでなくても良い
ワンピース(Day Dress) 4時間 使用済みのカーテンやソファカバーなど家庭内の布製品をリサイクルして、モデルにフィットしたワンピースを作る
第6週 第11回「リネンのジャケット対決」
第12回「ウールのコート対決」
イギリスとアイルランドの生地(British and Irish Fabric Week) リネンのジャケット(Linen Worker's Jacket) 4時間半 パトリックの作った型紙を用いて、リネンで裏地無しのカジュアル・ジャケットを作る
デッキチェアビーチパラソルをリメイク(Deckchair and Parasol) 1時間半 デッキチェアとビーチパラソル各1台分のストライプ柄のティッキング(英語版)(厚手の綿麻布)を使って夏向きの服を作る
ウールのコート(British Woollen Coat) 5時間半 ハリスツイードなどのブリティッシュ・ウールを使ってコートを作る。裏地の有無は自由
第7週 第13回「インド風パンツ対決」
第14回「折り紙風トップス対決」
インターナショナル(World Sewing Week) インドの民族衣装ドーティ (Indian Dhoti Pants) 3時間半 インドの民族衣装「ドーティ」を作る。32本のプリーツを正確に入れること
アフリカのダシーキでリメイク(Dashiki) 1時間半 アフリカの民族衣装「ダシーキ」をリメイクして、フチや身頃の柄を生かした新しい服を作る。無地の布を加えてもよい。
折り紙風トップス(Origami Top) 3時間半 あらかじめ自分で引いた型紙を使用して、折り紙の手法を取り入れた立体的で幾何学的なトップスを作る。
第8週
決勝
第15回「決勝戦! 裏地つきベスト対決」
第16回「決勝戦! イブニングドレス対決」
特別な日に着る服(Special Occasion Week) 裏地付きのダブルの紳士用ベスト(Double Breasted Waistcoat) 5時間 裏地付きのダブルの紳士用ベストを作る。前身頃はウール、裏地と後身頃はシルクを用い、ショールカラーと飾りポケットをつける。ボタン(とボタンホール)は6個
レースのカーテンをイブニングウェアにリメイク(Net Curtains) 1時間半 レースのカーテンは3枚まで。他の生地を使ってもよい
肩ひもなしのイブニングドレス(Strapless Evening Gown) 6時間 出演者の選んだモデル(友人や家族)にフィットした肩ひもなしのイブニングドレスを作る

シーズン6[編集]

日本語版では「ソーイング・ビー4」。参加者は12名。

日本語版タイトル テーマ 課題 制限時間 内容
第1週 第1回「巻きスカート対決」
第2回「ティードレス対決」
定番の服 (Wardrobe Staples Week) 巻きスカート(Wrap Skirt) 3時間半 前で生地を重ね、ウェストベルトとボタンループをつける
男性用のビジネスシャツをリメイク(Men's Office Shirt) 1時間半 男性用のビジネスシャツ2枚をリメイクして女性用の服を作る。全く別の形の服にすること
ティードレス(Tea Dress) 5時間 モデルの体形にフィットしたティードレス(1940年代に流行した、丈がひざ下のドレス)を作る
第2週 第3回「パラッツォパンツ対決」
第4回「リゾートシャツ対決」
ホリデイ (Holiday Week) パラッツォパンツ(Palazzo Pants) 3時間半 はっきりした柄物生地を使い、コンシールファスナーをつける。左右のポケットは表から見えないようにすること
タオルをリメイク(Towels) 1時間半 タオル2枚をリメイクして女性用のビーチウェアを作る。生地はタオル以外不可(飾りには別の素材の使用OK)
リゾートシャツ(Summer Holiday Shirt) 5時間 モデルの体形にフィットした男性用の夏のリゾートシャツを作る
第3週 第5回「こども用ワンピース対決」
第6回「オーバーオール対決」
子ども服 (Children's Week) こども用ワンピース(Child's Smocked Dress) 3時間半 スモッキング風のワンピースを作る。ギャザーは前に寄せて模様縫いで固定すること
寝袋をリメイク(Sleeping Bag) 1時間半 寝袋をリメイクして食べ物をテーマにしたコスチュームを作る
オーバーオール(Dungarees) 4時間半 モデルの体形にフィットしたこども用のオーバーオールを作る。裾の長さは自由
第4週 第7回「ラグビーシャツ対決」
第8回「テニスウエア対決」
スポーツウェア(Sports Week) ラグビーシャツ(Rugby Shirt) 4時間半 伸縮性の異なる4種類の生地を用いてコットンジャージの男性用ラグビーシャツを作る
防水ジャケットをリメイク(Cagoule) 1時間半 2着の防水ジャケットをリメイクして着脱しやすい子供用のつなぎのレインウエアを作る。生地は防水ジャケット以外不可だが、別のファスナーや小物は使用可
テニスウエア(Tennis Outfit) 4時間半 テニスウエアを作る。生地、デザインは問わない
第5週 第9回「ビスチェ対決」
第10回「ナイトウエア対決」
ランジェリーとナイトウエア(Lingerie and Sleepwear Week) ビスチェ(Bustier) 3時間半 ボーンの入ったビスチェを作る。生地は自由だが、後ろには専用のかぎホックをつけること
ネグリジェパジャマをリメイク(Nightie and Pajamas) 1時間半 ネグリジェと男性用パジャマ1着ずつ計2着をリメイクして外出にも使える女性用の夏物の普段着を作る。生地はネグリジェとパジャマ以外不可だが、別の小物は使用可
ナイトウエア(Sleep Set) 5時間 モデルの体形にフィットした上下セパレートのレース付ナイトウエアを作る
第6週 第11回「ボマージャケット対決」
第12回「二ットワンピース対決」
リサイクル(Reduce, Reuse, and Recycle Week) 紳士用のボマージャケット(Men's Bomber Jacket) 4時間半 女性の古着を使って紳士用のボマージャケットを作る。襟と裾にリブを用い、オープンファスナーをつける。リブ以外の布は古着を使うこととし、使用できる枚数は4着まで
ランドリーバッグをリメイク(Laundry Bags) 1時間半 再生プラスチック製のランドリーバッグ(洗濯物袋)を使って男性用もしくは女性用の服を作る。使用するランドリーバッグは3つまで
ニットワンピース(Winter Dress) 5時間 出場者が持参した古着のニットからニットワンピースを作る
第7週 第13回「80'sジャケット対決」
第14回「カクテルドレス対決」
1980年代 (1980's Week) パワージャケット(Power Jacket) 4時間 大きな襟と厚い肩パッドを入れた女性用のパワージャケットを作る
反射材付きの安全着をリメイク(High-Vis Safety Wear) 1時間半 安全着をリメイクして80年代風のパーティーウェアを作る。使用できる枚数は3着まで
カクテルドレス(80's Cocktail Dress) 5時間半 80年代風のカクテルドレスを作る
第8週 第15回「テルノ風ブラウス対決」
第16回「フラメンコ風スカート対決」
インターナショナル (World Sewing Week) テルノ風ブラウス(Terno Blouse) 3時間半 フィリピンの民族衣装「テルノ」(フィリピンの女性の正装で、肩回りが大きく膨らんだ袖が特徴)風のブラウスを作る。後ろはくるみボタンで留めること
プロヴァンス地方のテーブルクロスをリメイク(Provencal Tablecloth) 1時間半 南仏プロヴァンス地方のテーブルクロスをリメイクして自由に好きな服を作る。使用するテーブルクロスは1枚ずつだが、他の布を足しても良い
フラメンコ風スカート(Flamenco Skirt) 5時間半 フラメンコ衣装風の裾に大きなフリルの入ったスカートを作る
第9週 第17回「ホルターネックドレス対決」
第18回「フラッパードレス対決」
映画 (Movie Week) ホルターネックドレス(Pleated Halterneck Dress) 4時間半 映画『七年目の浮気』でマリリン・モンローが着用したのと同タイプのプリーツ入りホルターネックドレスを作る。あらかじめプリーツ英語版の入ったポリエステル生地を使用する
スクラップと古着をリメイク(Sci-Fi 'Scrap' and Garments) 1時間半 様々なスクラップと古着をリメイクしてSF映画をイメージした服を作る。使用する古着は3着まで
フラッパードレス(Flapper Dress) 5時間半 1920年代をイメージしたフラッパードレスを作る。
第10週
決勝
第19回「決勝戦! こども用キルト対決」
第20回「決勝戦! イブニングドレス対決」
とっておきの服 (Celebration Week) こども用キルト(Boy's Kilt) 3時間45分 こども用の伝統的なキルトを作る。前の端はフリンジにして、革ベルトをつけること
水着とプロムドレスをリメイク(Swimsuit and Prom Dress) 1時間半 水着とプロム用ドレスをリメイクしてカーニバル衣装を作る。カーニバルらしく、羽飾りや光沢のある小物をたっぷり使うこと
イブニングドレス(Evening Gown) 6時間 出場者自身が選んだモデルに合わせ、レッドカーペットで着るようなイブニングドレスを作る。ドレスにはカットアウトを盛り込むこと

シーズン7[編集]

日本語版では「ソーイング・ビー5」。参加者は12名。

日本語版タイトル テーマ 課題 制限時間 内容
第1週 第1回「シェルトップ対決」
第2回「ビュッフェドレス対決」
定番の服 (Wardrobe Staples Week) シェルトップ(Shell Top) 3時間 襟や袖のないシェルトップブラウスを作る。首の後ろはボタンで留め、縫い代は見返しをつけて隠すこと
Tシャツをリメイク(T-Shirts) 1時間半 Tシャツをリメイクして別の衣装を作る。想定上のモデルの年齢層・性別は自由だが、使用するTシャツは3着まで
ビュッフェドレス(Buffet Dresses) 5時間 モデルの体形にフィットした、婦人用のゆったりしたビュッフェドレスを作る
第2週 第3回「ペーパーバッグ・パンツ対決」
第4回「ボタンあきのワンピース対決」
夏 (Summer Week) ペーパーバッグ・パンツ(Paperbag Shorts) 3時間半 紙袋をしぼったようなペーパーバッグ・パンツを作る。ベルトと脇のポケットを作り、ウェストはゴムを通して裾は折り返しにすること
水着をリメイク(Swimming Gear) 1時間半 ボードショーツをはじめとする男性用水着をリメイクして女性用の夏のイブニングウェアを作る。使用する水着は4着まで
ボタンあきのワンピース(Button-down Sun Dresses) 5時間 モデルの体形にフィットした、女性用のボタンあきワンピースを作る
第3週 第5回「ベイカーボーイ・ハット対決」
第6回「ユーティリティージャケット対決」
メンズウェア (Menswear Week) ベイカーボーイ・ハット(Baker Boy Cap) 3時間 ふっくらした形のベイカーボーイ・ハットを作る。本体前方にはつば、てっぺんにはくるみボタンをつけ、裏地を入れること。表側の生地は1種類でも複数でもよい
ジャケットをリメイク(Suit Jackets) 1時間半 男性用ジャケットをリメイクして女性用の服を作る。ジャケットの特徴をデザインに活かすこと。使用するジャケットは2着まで
ユーティリティージャケット(Utility Jacket) 5時間半 モデルの体形にフィットした、男性用のユーティリティージャケットを作る。ポケットは最低3つつけること
第4週 第7回「ブルトントップ対決」
第8回「フリーダ・カーロ風の服対決」
インターナショナル (International Week) ブルトントップ(Breton Top) 3時間 フランス・ブルターニュ地方発祥のブルトントップを作る。袖は七分、襟は肩にボタンあき(ボタンは3つ使用)のボートネックとし、ストライプ模様は縫い目で綺麗に合わせること
サロンをリメイク(Sarong) 1時間半 東南アジアの民族衣装「サロン」をリメイクして別の服を作る。想定上のモデルの年齢層・性別は自由だが、使用するサロンは2着まで
フリーダ・カーロ風の服(Frida Kahlo) 5時間半 モデルの体形にフィットした、メキシコの女流画家フリーダ・カーロをイメージした女性用の服を作る
第5週 第9回「ロンパース対決」
第10回「こども用レインコート対決」
こども服 (Children's Week) ロンパース(Unisex Romper) 4時間 男女兼用のロンパースを作る。肩紐は後ろで交差させてスナップボタンをつけ、ウェストと足の部分にゴムを入れる。生地は子どもの動きを邪魔しないものにすること
ウェットスーツと浮き具をリメイク(Wetsuit) 1時間半 合成ゴムのウェットスーツ及び浮き輪やビート板等の浮き具をリメイクして「海の中」をテーマにした子ども用コスチュームを作る。ウェットスーツ等以外に用意された飾りや生地も使用してよい
レインコート(Raincoat) 4時間半 モデルの体形にフィットした、子ども用(男女兼用)のレインコートを作る
第6週 第11回「紳士用ベスト対決」
第12回「デニムワンピース対決」
リサイクル (Reduce, Reuse, and Recycle Week) 紳士用のベスト(Gentleman's Waistcoat) 4時間 用意された古着を組み合わせて使って紳士用のベストを作る。裏地をつけ、前にはボタンを5つつけること
迷彩服をリメイク(Army Surplus) 1時間半 軍の払い下げ品の迷彩服を使って女性用の洗練されたデザインの服を作る。使用する迷彩服は3着までだが、小物は自由に使用可
デニムワンピース(Jeans Dress) 5時間 古着のデニム生地のジーンズからデニムワンピースを作る
第7週 第13回「フランネルシャツ対決」
第14回「冬のパーティードレス対決」
冬 (Winter Week) フランネルシャツ(Men's flannel Shirt) 4時間45分 紳士用のフランネル生地のシャツを作る。ヨーク、襟、袖口を作り、チェックの柄は前あき部分、襟、身頃、ヨークの縫い目全て綺麗に合わせること
巻きものをリメイク(Old Scarves) 1時間半 マフラーやストール、スカーフ等の巻きものをリメイクして大人用(性別は不問)の服を作る。使用する巻きものは5枚まで
冬のパーティードレス(Festive Winter Party Dress) 5時間 ベルベットやブロケード、サテン等の冬のイメージに合う生地を使ったドレスを作る。一際華やかで動きやすく、かつ外でも温かいドレスにすること
第8週 第15回「ダンス用ドレス対決」
第16回「ディスコクイーンの衣装対決」
音楽が最高な映画 (Music of the Movies Week) ダンス用ドレス(60's Dance Dress) 4時間半 映画『ダーティ・ダンシング』をイメージした1960年代風のダンス用ドレスを作る。身頃は裏地と縫い返して作り、スカート部分は透ける生地を重ね、ウェストベルトにはレースをつけること。身頃の生地はサテン、スカート部分の上に重ねる生地はシフォン以外不可
カーテンをリメイク(Curtains) 1時間半 映画『サウンド・オブ・ミュージック』の主人公・マリアのように、カーテンをリメイクして実用的な子どもの遊び用の服を作る。必ずパンツも作ること。使用するカーテンは1人1枚まで。生地はカーテン以外不可だが、別の小物は使用可
ディスコクイーンの衣装(1970's Dream Girls Dress) 5時間半 映画『ドリームガールズ』をイメージした、1970年代のディスコクイーンのような、ステージで眩い輝きを放って映える衣装を作る
第9週 第17回「オックスフォードバッグス対決」
第18回「ニュールック風の服対決」
1940年代 (1940's Week) オックスフォードバッグス(1940's Oxford Bags) 4時間半 所謂バギーパンツであるオックスフォードバッグスを作る。前開きはファスナー、脇の縫い目にポケット、ウェストベルトを着け、裾は折り返す。生地は自由だが、デザインとテーマである1940年代に相応しいものを選ぶこと
パラシュートをリメイク(Parachutes) 1時間半 パラシュートをリメイクして男性用又は女性用の衣装を作る。できるだけたくさんパラシュート生地を使用すること。支給されるパラシュートは1人1つだが、素材をほかの参加者と分け合ってもよい
ニュールック風の服(Dior's New Look) 5時間半 クリスチャン・ディオールのニュールックをイメージした服を作る。当時をそのまま再現するのではなく、ニュールックの特徴を取り入れた現代の服を作ること。作業時間とは別に、生地の裁断に1時間が与えられる
第10週 第19回「決勝戦!ブライズメイドドレス対決」
第20回「決勝戦!イブニングドレス対決」
とっておきの服 (Celebration Week) ブライズメイドドレス(Bridesmaid Dress) 4時間半 女児が着るブライズメイドドレスを作る。ボタンホールはがま口、スカートにはギャザーを入れ、ウェストにサッシュベルト、裾にはホースヘアーテープをつける。生地は自由だが、課題に相応しいものを選ぶこと
インテリア雑貨をリメイク(Homeware) 1時間半 ビーズのカーテンやクッションカバー、ランプシェード等をリメイクして音楽フェス等のフェスティバルに着ていく服を作る
イブニングドレス(Off-the-shoulder Evening Gown) 5時間半 出場者の友人達をモデルに、レッドカーペットで着るような肩の開いたイブニングドレスを作る

シーズン8[編集]

日本語版では「ソーイング・ビー6」。参加者は12名。

第9週(準決勝)で脱落者なしとなり、史上初となる4名での決勝戦が行われた。

日本語版タイトル テーマ 課題 制限時間 内容
第1週 第1回「ミニスカート対決」
第2回「ラップドレス対決」
着回しのきく服 (Capsule Wardrobe Week) ミニスカート(Mini Skirt) 2時間45分 ミニスカートを作る。後ろにファスナーと、左右に1つずつ、2つのポケットを作り、ポケットの縁は装飾のテープでパイピングする。パイピング用のテープは自分で作っても番組が用意したものでもよい。生地は会場であるヨークシャー製のウールを使用
ルームウェアをリメイク(Lounge Wear) 1時間半 ルームウェアをリメイクして夜遊びする時用の華やかなデザインのトップスを作る。使用できるルームウェアは上下1枚ずつ
ラップドレス(Wrap Dresses) 5時間 モデルの体形にフィットした、婦人用のどんなシチュエーションにも着回していけるラップドレスを作る。丈の長さやデザインは自由
第2週 第3回「ハイカットスニーカー対決」
第4回「スポーツジャケット対決」
スポーツ (Sports Week) ハイカットスニーカー(High Top Trainers) 4時間 ハイカットタイプのスニーカーを両足分作る。生地のほか、ソールや靴紐等は番組が用意したものを使う。パーツには裏地をつけ、ループと踵、つま先部分のパーツを縫い合わせ、鳩目は左右7つずつ穴を開けて留める
ユニフォームをリメイク(Netball Gear) 1時間半 ネットボールのユニフォーム(スポーツ用トップス、プリーツスカート、ゼッケン)をリメイクして普段着を作る。プリーツスカートのプリーツをどこかに使うこと
スポーツジャケット(Sports Hero Inspired Jacket) 5時間 モデル(性別は参加者により異なる)の体形にフィットした、憧れのアスリートをイメージしたスポーツジャケットを作る。参加者は事前にイメージ対象のアスリートを選ぶ
第3週 第5回「シャーリングドレス対決」
第6回「パンツのセットアップ対決」
夏 (Summer Week) シャーリングドレス(Shirred Midi Dress) 3時間半 袖にギャザーの入った、ふくらはぎ丈のシャーリングドレスを作る。肩とウェスト、身頃にゴムを通して縫い、身頃にはシャーリングのラインを前後15本ずつ入れる
ハンモックをリメイク(Hammock) 1時間半 綿キャンバスのハンモックをリメイクして大人用の夏服を作る。必ずフリンジやロープ、マクラメも使うこと。ハンモック以外の生地の使用は不可
パンツのセットアップ(Co-ord set) 5時間 モデル(性別は参加者により異なる)の体形にフィットした、パンツのセットアップのツーピースを作る
第4週 第7回「パッチワークのジャケット対決」
第8回「マキシドレス対決」
リサイクル (Reduce, Reuse, and Recycle Week) パッチワークのジャケット(Quilted Patchwork Jacket) 4時間 15分 パッチワークギルトのジャケットを生地から作る。生地は番組で余った生地と各地で集めた余り物の生地を使った正方形の端切れから96枚を選んで作る。表にはキルティングと縁取りのパイピングをすること
コートとジャケットをリメイク(Coats) 1時間半 コートやジャケットをリメイクしてオシャレに着こなせる上着を作る。コートやジャケット2着分のパーツを使って作ること
マキシドレス(Maxi Dress from Duvet Cover) 5時間 モデルの体形にフィットしたマキシドレスを作る。生地は中古の布団カバー以外使用不可
第5週 第9回「セーラー風の子ども服対決」
第10回「ハロウィン・コスチューム対決」
こども服 (Children's Week) セーラー風の子ども服(Mini Sailor Suit) 3時間45分 セーラー風の子ども服を作る。子供が遊び回っても大丈夫な軽くて丈夫な生地を選び、上下はセパレートにする。ショートパンツのウェストにゴムを入れ、セーラー襟は四角にし、襟と袖口には飾りのテープを2本入れること。生地やテープ、ボウタイの色合いは自由
学校の制服をリメイク(School Uniforms) 1時間半 ワンピースやスウェットシャツ、短パン等の学校の制服をリメイクして子どもが学校以外の場所で着るオシャレな服を作る。想定上の子どもの年齢は6歳、制服は好きなだけ使用してよい
ハロウィン・コスチューム(Halloween Costume) 4時間 モデルの体形にフィットした、子どものハロウィン用コスチュームを作る。モデルの性別は参加者により異なるが、年齢は全員9歳、不気味な雰囲気かつ立体的なデザインにすること
第6週 第11回「モッズコート対決」
第12回「デビッド・ボウイ風の服対決」
音楽 (Music Week) モッズコート(Parka) 4時間半 モッズコートを作る。後ろの裾はフィッシュテールにし、見返しにして、裾の見返しとウェストに紐を通す。左右の前身頃にポケットを1つずつ作り、フードと前空きのファスナー部分にはカバーをつけ、スナップボタンで留める。生地やファスナーは嵐にも耐えうる丈夫なものにすること
デニムとシャツをリメイク(Denim into Country Music) 1時間半 古着のデニムとシャツをリメイクして人気のカントリー歌手が着るようなステージ衣装を作る。古着は好きなだけ使用してよいが、それ以外の生地は使用不可。番組が用意した小物、飾りの使用は自由
デビッド・ボウイ風の服(David Bowie Inspired) 5時間半 モデルの体形にフィットした、デビッド・ボウイをイメージした衣装を作る
第7週 第13回「ランジェリー対決」
第14回「高級メンズパジャマ対決」
ランジェリーとナイトウェア (Lingerie & Night Wear Week) ブラジャーとショーツのセット(Lace Bra and Knicker Set) 3時間45分 ブラジャーとショーツ一式を作る。生地はレースを使用、ブラカップはレースとメッシュを重ねたうえでワイヤーを入れ、カップの上下の縁とショーツの足繰りにはゴムをつけること
インナーをリメイク(Thermals into Going Out) 1時間半 パジャマ等の下に着るインナーをリメイクして外出用の服を作る。インナーは好きなだけ使用してよいが、それ以外の生地は使用不可。小物や飾りの使用は自由
高級メンズパジャマ(Mens Pyjama Set) 5時間 高級な雰囲気の男性用パジャマを作る。パジャマなのでモデルの体形にフィットさせつつゆったりしたディテールにすること
第8週 第15回「セーラーパンツ対決」
第16回「ロングドレス対決」
1930年代 (1930s Week) セーラーパンツ(1930's Sailor Trousers) 4時間 セーラーパンツを作る。ウェストベルトと左右両側にポケットを付け、前にはドロップフロントと呼ばれる前空きを作る。ドロップフロントと生地が重なる部分は左右3つずつ、計6つのボタンで留めること
男性用シャツをリメイク(Mens shirts into 1930s Blouses) 1時間半 古着の男性用シャツをリメイクして1930年代らしいデザインの女性用ブラウスを作る。使用できるシャツは2枚、シャツ以外の生地は使用不可だが飾りの使用は自由。なお、デザインのヒントとして会場には1930年代の女性用ブラウスが描かれたイラストが数枚展示
ロングドレス(Bias Cut Dress) 5時間半 モデルの体形にフィットした、1930年代のハリウッドスターをイメージしたバイアスカットのロングドレスを作る
第9週 第17回「着物風ワンピース対決」
第18回「折り紙風ドレス対決」
日本 (Japanese Week) 着物風ワンピース(Kimono Inspired Dress) 5時間 着物の特徴を取り入れた膝丈のワンピースを作る。身頃には裏地をつけ、袖は長方形にして、襟は立たせて襟足を見せる。ウェストは着物の帯をイメージしたリボン結びのベルトで締める。番組が用意した日本風の柄の生地を使うかは自由
刺し子でリメイク(Sashiko) 1時間半 複数箇所が破れたデニムジーンズを、刺し子の技法を利用して破れた部分を修繕し、より美しいデニムジーンズに仕上げる。番組が用意した端切れや型染めの道具、刺繍糸を使用してもよい
折り紙風ドレス(Origami Dress) 5時間半 モデルの体形にフィットした、折り紙のように生地を折って立体的に組み立てたドレスを作る
第10週 第19回「決勝戦!アモルファス・ドレス対決」
第20回「決勝戦!ジャンプスーツ対決」
パーティーウェア(Party Week) アモルファス・ドレス(Amorphous Dress) 2時間半 若き頃のエズメ・ヤングが仲間と共にデザインしたアモルファス・ドレスを作る。袖ぐりはバイアステープでくるみ、生地の端はオーバーロックミシンで始末する。ベルトは額縁仕立てのものを首に1本、体の右側に5本の計6本で先を尖らせ、留め具はリングのみ
端切れでリメイク(Party Outfit made from scraps from earlier Sewing Bee challenges) 1時間半 これまでの課題で使われた生地の残りの端切れを組み合わせて、参加者自身がパーティーに着ていく為の服を作る。パーティーの種類の指定はなし、他人の端切れを使ってもよい
ジャンプスーツ(Party Jumpsuit) 5時間半 出場者の家族や友人達をモデルに、特別なパーティーに着ていく華やかで目を引くデザインのジャンプスーツを作る

日本語版吹き替え[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ “bee”は「皆でわいわいと何かを行う集まり」を指し、家庭洋裁の黄金期であった1950年代のイギリスでは各地で盛んに“sewing bee”(縫いもの会、裁縫の集い)が行われていたことにちなんでつけられた番組名。
  2. ^ シーズン4からは毎週1名となっている。
  3. ^ 2名が脱落する予定だったが、挑戦者のうち1名が体調不良で途中退場したため、この週の脱落者は1名とされた。
  4. ^ 10名中、補聴器を使う難聴者1名、杖を使う下肢障害者1名。
  5. ^ 挑戦者1名がリタイアを申し出たため、この週の脱落者はいなかった。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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ソーイング・ビー
ふるカフェ系 ハルさんの休日
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ふるカフェ系 ハルさんの休日
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イギリスで一番美しい庭 ダルメイン

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