サンダーフォース

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サンダーフォース』(THUNDER FORCE)はテクノソフトの開発したシューティングゲーム、及びシリーズの総称。

概要[編集]

2010年現在、シリーズとして登場した作品は I - VI に大別される6作品。シリーズ累計売り上げは100万本を突破し[1]移植時に機種の性能、機能に合わせたアレンジが行なわれたケースが多い。

長期にわたりシリーズ化されたため、供給対象ハードウェアが多岐にわたり、また発売当時のトレンドやハードウェアの機能的制約に合わせ内容にもばらつきがある。元はパソコン用オリジナルのシューティングゲームのシリーズだったが、IIでX68000版をメガドライブに移植したのを機に、以降のプラットフォームをゲーム機へ移した。III以降はメインターゲットをセガハードウェアとしたため、メガドライブ・セガサターンを代表するシューティングゲームシリーズという位置付けで語られる事が多い。その一方で、同じシューティングゲームシリーズの代表格である『グラディウス』などと比べるとアーケードゲームでの展開は積極的ではなく、アーケードでリリースされたのはIIIACのみとなっている。

シリーズ各作品によってゲームシステムは相当に異なっているが、背景にある壮大な物語性、複数の武器を使い分ける攻略要素、8方向・上下左右・多重スクロールといった卓越したスクロール技術が盛り込まれていることは共通している。同社のスタッフの入れ替わりが多かったこともあり、同じシリーズであっても趣は異なる。特に、シリーズの権利者から許諾を受け、他社が開発・販売元となっているVIは印象が大きく変わっている。

物語は、IからIVまでは銀河連邦とオーン帝国の長きにわたる闘争が描かれている。Vでは舞台を我々が住む太陽系に移し、そこに漂着した銀河連邦の残骸がもたらした戦いが描かれる。

ゲームシステム[編集]

一般的にサンダーフォースシリーズは、『サンダーフォースII』以降で採用されている横スクロールシューティングゲームのシリーズとされている。強制スクロールのステージをショットで敵を倒しながら進んでいき、ステージ最後に待ち受けるボスキャラクターを倒すとステージクリアとなる。

サンダーフォースを特徴付ける独自のシステムとして、専用ボタンを押すことで発射するショットが随時変更ができる点がある。ショットは前方二連ショットと、前後ショットを初期装備しており、アイテムを入手することで最大5つほどの武器を装着・変更できる。各作品で装備は異なるが、ほぼ全作品に登場している恒例武器に、敵機を自動追尾する大量の円形弾を発射するハンターがある。また、アイテムを入手することで自機の周囲を回転するオプション、クローを装備する。クローは自機と同じショットを発射し自機のパワーアップになる他、敵弾を防御するバリアとしての効果を兼ね備えている。また、自機のスピード変更、サンダーソードやオーバーウェポンといった強力な特殊攻撃など、追加システムも作品を経るごとに実装されている。

また自機のショットは一部作品を除き連射ショットが標準装備されている。

撃墜されると、その時装備していた強化武器やクロー、作品や難易度によっては初期装備以外の武器全てが失われ、残機がある場合は新しい機体が続けてその場に投入される(その場復活)。

サンダーフォース[編集]

サンダーフォース
サンダーフォースコンストラクション[a]
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 X1
PC-8801[PC88]
PC-8801mkIISR[PC88SR]
PC-8001mkIISR[PC80SR]
PC-6001mkII[PC60]
FM-7
MZ-1500
IBM JX
開発元 テクノソフト
発売元 テクノソフト
人数 1人
メディア [X1][FM-7][PC88][PC60]テープ
[X1][FM-7][PC88][PC88SR][PC80SR]フロッピーディスク
[MZ-1500]クイックディスク
発売日 1983年 - [b]
その他 a マップ編集機能を追加したバージョン。
b サンダーフォースコンストラクションは1984年から発売。
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(ここではシリーズ全般を扱うため、一作目を便宜的にIと呼ぶ)

発売当時流行していたビデオゲーム『ゼビウス』をベースに、ゲームシステムを8方向任意スクロールに拡張した内容になっている。

8方向(一部の機種では4方向)任意スクロール2ボタン(ショットは対空・対地の2種)。ステージ内に点在する指定目標を破壊することでステージ後半(要塞)が開始。要塞中心部を破壊すると次のステージへ進む。同じソフトウェアではあるが、各機種の機能を生かした移植が行われている。

メインBGMはSR版(PC-8801mkIISRおよびPC-8001mkIISR)ではロッシーニウィリアム・テル序曲が用いられている。X1とMZ-1500ではスタート時に内蔵音源による音声合成で「サンダーフォース」と喋る演出もあった。

X1とMZ-1500はPCGをもち、グラフィックスプレーンと背景との合成が出来たこともから、8色で高速スクロールするゲームとなっており、IVで見られるタイトルのスクロールは、X1版が元になっている。それ以外の8ビット機種については、グラフィック画面内での合成が必要となり、当時のCPU処理速度に合わせ背景を4色とすることで、合成、描画処理を軽減している。またそれらの機種ではスクロールの速度が遅くなることから敵弾が増加している。SR版では、ゲームスタート時に、トップビューへ角度が変わりゲーム画面になる演出が追加された。

制作者は吉村功成。IIの発売前に退社し、アルシスソフトウェアを興している。吉村の作成した他のソフトウェアと名称、世界観などは共有している部分がある。

ストーリー[編集]

オーン太陽系での戦闘で不利な戦いを強いられる連邦は、小惑星を改造した敵の超巨大基地「ダイラデイザー」破壊のため「FIRE LEO」を向かわせる。

機体説明[編集]

FIRE LEO(ファイヤー・レオ)
「ダイラデイザー」を破壊するために設計された爆撃宇宙艇。

パイロット[編集]

エイドラ・ファーン

敵リスト[編集]

タイプ 敵名 点数 備考
空中物 アブゾテトル 20
ギャイルワグ 40
ダイルタイル 50
スライセイザー 100
フィリックソル 150
トブルドッグ 300
デビフェイズ 1000
地上物 ドルオフェイン 150
ソレニアベソン 160
ドグフェイン 200
デイダラタイズ 200
シャイラフォン 1000 地上物に隠れているシールドベース。一定数破壊すると、ダイラデイザー面に移る。
ソレニア 150 ダイラの護衛。
ダイラ 2000 OR 12000 ダイラデイザーの中心核。破壊するとステージクリア。

サンダーフォースII[編集]

サンダーフォースII
サンダーフォースII MD
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 X68000
メガドライブ[MD]
セガサターン[SS][a]
開発元 テクノソフト
発売元 テクノソフト
メディア [X68k]5inch 2HD2枚
[MD]4Mbitカセット
[SS]CD-ROM1枚
発売日 [X68k]1988年10月
[MD]1989年6月15日
[SS]1996年8月27日
その他 a 1996年8月27日発売の『サンダーフォース ゴールドパック1』に収録。
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I のシステムに加え、当時流行していた『グラディウス』や『R-TYPE』といったパワーアップ型横スクロールシューティングの要素を取り入れ、8方向任意スクロールと横スクロールが混在したゲームシステムとなった。

8方向移動と2ボタン(ショット、武器切り替え)。X68000初期のソフトで、強力なグラフィック機能を活かした3重スクロールの美しい画面や派手なサウンド、女性の音声をエフェクターで加工したサンプリングなどが注目を浴び、X68000初のオリジナルシューティングゲームとしてヒットを記録した。

本作より、アイテム回収によるパワーアップ要素が追加された。獲得した装備はボタンでいつでも切り替えることが可能。自機が撃墜された際に利用していたパワーアップは全て失う事になる。難易度設定も可能になり、EASY・NORMAL・HARD・VERY HARDの4段階となっている。

全6ステージ構成。ステージが二部構成となっているのが特徴で、前半が前作同様の任意8方向スクロールのトップビュー(ステージ内の巨大地上物ディフェンサーを全て破壊することで、後半へ進む)、後半が強制横スクロールのサイドビューとなっている(最終ステージは前半、後半共にトップビュー)。トップビューのステージに比べ、サイドビューのステージは難易度が高い。トップビューステージは目標物を破壊しないことで永久プレイが可能なため、ステージクリア時間に応じたボーナス点が入るようになっている。

BGM作曲は、それまでの多くのテクノソフト作品でも作曲を担当していた大谷智巳

機種間の相違点[編集]

X68000版発売の翌年には、メガドライブへ『サンダーフォースII MD』として移植された。セガ製ハード初のサードパーティー作品である。

容量の違いにより、X68000版のステージ3前半とステージ4後半がカットされているが、MD版ではトップビュー(奇数面)とサイドビュー(偶数面)を別々の面としてカウントしているため、表記自体は全9ステージとして扱われている。他の主な相違点としては、

  • グラフィックの調整(キャラクターサイズの変更、背景の簡略化など)。
  • 一部武装の差し替え。
  • トップビューで表示可能だった全体マップの削除。
  • 3ボタン制となり、ショット以外の二つのボタンで武器を左右に切り替える事が可能。
  • 全体的な難易度の低下。また、難易度設定がTRAINING・NORMAL・HARDの3段階に減少している。

等があるが、概ね忠実な移植がなされている。

ストーリー[編集]

銀河連邦最高の防衛力を誇る惑星レダが突然消滅。それはオーン帝国驚異の超兵器“戦闘要塞プレアレオース”の恐るべき力によるものであった。銀河連邦軍は惑星ネピュラの空間ドックにいるプレアレオース破壊作戦、サンダーフォースIIを発動した。

機体説明[編集]

FIRE LEO-02 "EXCELIZA"(エクセリーザ)
戦闘要塞プレアレオースを破壊するために開発された、前方にパイロット、後方にナビゲーターが搭乗する複座型特殊戦闘爆撃機。
ダイラデイザー攻略戦において多大な戦果を上げた、名機ファイヤー・レオの流れを汲む。

登場人物[編集]

ライド・A・ジュピター大尉
ずば抜けた操縦技術と動物的な第六感を合わせ持つ、銀河連邦軍のエースパイロット。22歳。通称「エースのライド」。惑星ネピュラ出身で、オーンの攻撃により両親を失っている。サンダーフォースII作戦において、エクセリーザのメインパイロットに選ばれた。
ディアナ・リーン少尉
サンダーフォースII作戦において、ライドのナビゲーターを務める女性。20歳。連邦軍士官学校を歴代トップの成績で卒業した才女。ライド曰く「ちょっと気が強いところがあるが、頼りになる俺の相棒」。のちにライドと結婚、長女シェリーを出産。
カウ・ス
30年前、連邦に反乱を起こしたオーン帝国の皇帝。全てが謎に包まれている。

武器説明[編集]

武装名の左の文字はX:X68k版専用、M:メガドライブ版専用の武装であることを示し、説明文の左の文字は、T:トップビュー面、S:サイドビュー面、での性質を指す。

タイプ 武装名 説明
攻撃 TWIN SHOT 標準装備の前方2連ショット。
LASER T 途切れなく発射される貫通力の高いレーザー。アイテムを取得する事により、ツインショットと入れ替わる。
S 貫通力の高い2連レーザー。アイテムを取得する事により、ツインショットと入れ替わる。
BACK FIRE 標準装備の前後方向単発ショット。
WIDE SHOT T 自機の前3方向と後方にショットを発射する。アイテムを取得する事により、バックファイヤーと入れ替わる。
MEGA FLASH S 自機の前3方向と後ろ2方向にショットを連射する。アイテムを取得することにより、バックファイヤーと入れ替わる。
HUNTER T 自動追尾攻撃。対地弾が撃てなくなる。
S 自動追尾攻撃。
FIVE WAVE T 前方に5発の波状弾を発射する広範囲攻撃。
DESTROY T 前方3方向に対地弾を発射する。代わりに、対空弾が弱体化する。
X MCM
(Manual Control Missle)
T 自機と同じ動きを取るミサイル。
M CLASH T 連なった4つのリング弾を発射する。
WAVE SHOT S ノーマルショットと共に放たれる波状弾。
X ATOMIK S 前方にノーマルショット、斜め上下へミサイルを発射する。
X SIDE WINDER S 前方へ高速連射されるミサイル。
M SIDE BLASTER S 前方にノーマルショット、上下に波状弾を発射する。
M NOVA S 前方にノーマルショット、移動方向の逆にリング弾3発を発射する。
攻撃補助 CLAW

ROLL
敵弾を打ち消すことが可能な、自機の周りを回転するユニット。外殻があり、自機の爆破時以外は破壊されない。2個まで装備可能で、ノーマルショットによる援護攻撃も行う。
一定時間、クローの時速が2.5倍になる。
防御 BREAKER シールドのプロトタイプであり、一定時間無敵状態になる。

ステージ構成[編集]

(以下はメガドライブ版のステージ構成の説明となる。)

惑星ネピュラは5層構成となっており、トップビュー(奇数面)とサイドビュー(偶数面)で構成された1つの層をクリアするたびに地下へと進む。

最終的に、第5層の空間ドッグに駐留しているプレアレオースを破壊するのが今作の目的である。

ステージ名 BGM ボス ボスBGM
第1層 1 惑星ネピュラ上空 Knights of legend 伝説の騎士たち ZCS(ゼシーズ) Big na okata 1 ビッグな御方 1
2 敵機発着ポート A ray of hope 一筋の希望
第2層 3 地下都市上空 EXCEED 超過 ビック・エレファント Big na okata 2 ビッグな御方 2
4 ハイウェイ Cruise control
第3層 5 洞窟 take strict precautions 警戒 ガイヤ・ビースト Big na okata 3 ビッグな御方 3
6 廃棄パイプ内 A cloud of dust
第4層 7 古代遺跡 Illusion 幻影 ヒューマノイド・ハンター Big na okata 5 ビッグな御方 5
8 遺跡内部 Death face's
第5層 9 空間ドッグ an irrevocable dream 帰らぬ夢 超兵器戦闘要塞プレアレオース Big na okata 6 ビッグな御方 6

サンダーフォースIII[編集]

サンダーフォースIII
サンダーフォース AC
サンダースピリッツ
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 メガドライブ[MD]
アーケードゲーム基板[AC]
スーパーファミコン[SFC]
セガサターン[SS][a]
開発元 テクノソフト
発売元 テクノソフト
メディア [MD]4Mbitカセット
[SFC]8Mbitカセット
[SS]CD-ROM1枚
発売日 [MD]1990年6月8日
[AC]1990年
[SFC]1991年12月31日
[SS]1996年8月27日1996年12月6日
その他 a  1996年8月27日発売の『サンダーフォース ゴールドパック1』に、MD版、1996年12月6日発売の『サンダーフォース ゴールドパック2』にAC版を収録。
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II のアンケート結果横スクロールステージに圧倒的な支持を得たことから、横スクロール専用ゲームとなった。

8方向移動と3ボタン(ショット、武器切り替え、移動スピード調節)。この操作系統はIV以降にも引き継がれる。

IIでは固定だった自機の移動スピードを任意で4段階に切り替えられる様になった他、難易度NORMALの時に限り、撃墜された際に失う装備が「その時装備していた強化武器」とクローだけとなっている(難易度HARD以上では初期装備以外全て失う)。既に所持しているアイテムを取得した場合は1000点加算される。

難易度はNORMAL・HARD・MANIAの3段階。演出や敵パターンなど、全体的に後継のIV、Vほどマニアックな味付けはされていない。オールクリア時にはクリア時のスコア(残機及び残クレジットボーナス加算後)に対し難易度に応じた倍率が加えられる(NORMAL…1倍、HARD…2倍、MANIA…5倍)。

作曲は山西利治と大谷智巳。一部BGMの編曲に新井直介が参加。

機種間の相違点[編集]

『サンダーフォース AC』
アーケードへの逆移植版で、変更点は以下の通り。
  • ステージセレクトの省略。
  • 画面構成やBGMの編曲の変更。
  • ステージ4をACオリジナル面への変更。
  • ステージ5をIIのステージ5後半(II MDのステージ8)アレンジ面への変更。
  • IIIでは大量に出現していた1UPアイテムが減少など、アーケード向きにゲームバランス調整。また1UPアイテムの減少に伴い、ALLクリア時の残機ボーナスが1機当たり10万点になった。
  • 獲得済みアイテムを取得した時のボーナス点が10000点になっている。
  • ソフト連射が搭載されておらず連射は手動または外付けの連射装置を使用しなければならない。
『サンダースピリッツ』
スーパーファミコンへの移植で、販売元は東芝EMIになった。ACがベースとなっているが、ステージ6と最終ステージはオリジナルとなっている。また、処理落ちが多発する。

ストーリー[編集]

100年にわたるオーン帝国との戦いで衰退した銀河連邦は、状況を打破するためにオーン帝星の攻略を図る。オーン帝星は5つの惑星に点在する亜空間転移システムと無人防衛システム(ケルベロス)に守られており、連邦は総力をあげ高機動戦闘機「STYX」を開発した。

機体説明[編集]

FIRE LEO-03 "STYX"(ステュクス
ケルベロスに反応しないほど小型で、大型戦艦に匹敵するほどの火力を備えている。パイロットは連邦のマザーコンピューターによって選ばれた。

パイロット[編集]

ジーン・R・ファーン大尉
銀河連邦軍第110宇宙航空師団所属。8歳の頃より戦闘機に乗っていたといわれる。「ダイラデイザー攻略戦」の英雄、エイドラ・ファーンの孫。
シェリー・M・ジュピター少尉
銀河連邦軍第119宇宙防衛大隊所属。IQ300を超える16歳の少女。12歳で連邦軍士官学校を歴代トップの成績で卒業し、3年の特別訓練を経てジーンのナビゲーターとなった。「プレアレオース破壊作戦」の英雄、ライド・A・ジュピターとディアナ・リーンの長女。

武器説明[編集]

タイプ 武装名 説明
攻撃 TWIN SHOT

SEVER
標準装備の前方2連ショット。
強力な前方2連レーザー攻撃。アイテムを取得することにより、ツインショットと入れ替わる。
BACK FIRE

LANCER
標準装備の前後方向単発ショット。
強化高速弾を前方に1発、後方に2発発射する。アイテムを取得することにより、バックファイヤーと入れ替わる。
WAVE 巨大な超音波を前方に飛ばす広範囲攻撃。地形を貫通する特性があるが、破壊可能な地形も貫通するため地形の破壊はできない。
FIRE 前方へノーマルショット、上下に地を這うミサイル攻撃を行う。
HUNTER 自動追尾攻撃。使いやすいが、威力は他の武器に比べ低め。地形を貫通する特性があるが、破壊可能な地形も貫通するため地形の破壊はできない。
攻撃補助 CLAW 敵弾を打ち消すことが可能な、自機の周りを回転するユニット。外殻があり、自機の爆破時以外は破壊されない。
本作より、アイテムを取ると自動で2個装備される様になった。また、主攻撃ほどの威力はないが、攻撃の補助も行う。
防御 SHIELD 敵からの攻撃を3回防御し、赤く変色した後にダメージを受けると消失するバリア。障害物に対しても効果があり、遮蔽物を通り抜けることも可能。

ステージ構成[編集]

全8ステージ構成。概ねIIのサイドビューステージに近いスタイルだが、ステージによっては上下や斜め、後ろ方向といった変則的なスクロールが登場する。また、SEIRENステージ(水中面)では気泡に接触すると浮力で水面に押し上げられたり、HAIDESステージ(洞窟面)では天井や地面が突然動いて進路を塞いでしまうなど、各ステージに特徴的な仕掛けが豊富に盛り込まれている。反面、かなりダイナミックな仕掛けが多く、初プレイで通り抜けるのが至難の業となっている場面も少なくない。また、ミスにより全てパワーアップを失っても、全ての場所でハマらないような配慮がなされ、Gロブスター(HAIDESボス)や最終ボスなど敵が物量作戦で攻めて来る場所でも、紙一重で突破口が開けるようなゲームバランスになっている。

MD版のみ、ステージセレクトが実装され、前半5ステージ(HYDRA、GORGON、SEIREN、HAIDES、ELLIS)に限り、開始ステージを任意に選択できるようになった。例えばHAIDESステージから開始した場合は、HAIDES→ELLIS→HYDRA→GORGON→SEIRENの順に攻略したのち、後半ステージに進むことになる。苦手なステージがあっても、そのステージを最初に選んで何度も練習することにより、攻略の糸口をつかむことが可能である。

ステージ名の左の文字はM:MD版 A:AC、SFC版にのみ存在することを示す。

ステージ名 BGM ボス ボスBGM


1 HYDRA Back to the fire Gargoyle
2 GORGON Venus fire Twin Vulcan
3 SEIREN The grubby dark blue King Fish
4 M HAIDES Truth Giant Lobster
4 A ASTEROID Omake-2[2] Roll Gunner
5 M ELLIS Final take a chance Mobile Fort
5 A ANCIENTMAZE[3] Shelif
6 CERBERUS His behavior inspired us with distrust (ステージ自体がボス)
7 ORN BASE Hunger made them desperate Base Guarder Off luck
8 ORN CORE Final point Cha Os Be menaced by Orn

サンダーフォースIV[編集]

サンダーフォースIV
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 メガドライブ[MD]
セガサターン[SS][a]
開発元 テクノソフト
発売元 テクノソフト
メディア [MD]8Mbitカセット
[SS]CD-ROM1枚
発売日 [MD]1992年7月24日
[SS]1996年12月6日
その他 a 1996年12月6日発売の『サンダーフォース ゴールドパック2』に収録。
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基本的には概ねIIIを踏襲しその改良型といえるシステムを採用。

本作の開発が始まる前に旧2作のスタッフの多くが退社[要出典]したため、開発スタッフが変更となっている。

移動速度(最低25%、最高100%)の細かい調整が可能となっており、スピードアップのボタンを1回押すと25%ずつ(4段階)、押しっぱなしだと1%単位で変更される。また、本作より難易度にかかわらず、撃墜された際に失う装備が「その時装備していた強化武器」とクローに固定となった。既に所持しているアイテムを取得した場合は10000点加算される。また、所持している武器の数やミスの回数によって、難易度が変わる。


難易度設定はEASY、NORMAL、HARD、MANIACの4段階。難易度に応じてメッセージなどには変化は無いものの、エンディングで流れる曲が変化する。またMD版のみ、いずれかの難易度でゲームをクリアすることで、BGMテストにおまけ曲が追加される。おまけ曲の一つは、サンダーフォースACの4面の曲として使用されている。

ゲームバランスについては、各ステージの仕掛けの出現タイミングがIIIのような唐突なものではなくなったものの、純粋に反射神経や操作技術を要求する局面が増え、攻略パターンを覚えても容易にはクリアできないバランスとなっている。

ゲームクリア時のボーナスにノーミスボーナス(200万点)が加わり、難易度に応じたゲームレベルボーナスは前作の倍率式から難易度に応じた得点が加算されるようになった(残機ボーナスは1機当たり1万、残クレジットボーナスは1クレジット当たり5万は変わらず)。

北米では「Lightening Force: Quest for the Darkstar」というタイトルで発売された。

BGM作曲・編曲は山西利治と吉田猛。オープニング以下、メガドライブ搭載のFM音源を駆使した、ギターサウンドを前面に押し出した楽曲が多い。

ストーリー[編集]

カウ・スは打ち倒されたが、オーン帝国の勢いは衰えなかった。それは、カウ・ス以上の力を持ったサブシステム、ヴィオスによるものだった。連邦軍は惑星アクエリアに潜伏するヴィオスの破壊作戦を試みたが失敗に終わり、開発中の「RYNEX」の投入を決定する。

機体説明[編集]

FIRE LEO-04 "RYNEX"(ライネックス)
連邦軍が開発していた次期主力超高性能小型戦闘機。
FIRE LEO-03MP "STYX Mass Product"(量産型ステュクス)
IIIの自機の量産型モデル。ステージ5で友軍機として登場する。自機としては使用できないが、後に発売された『ゴールドパック2』に収録されたバージョンでは隠しコマンドで使用可能。

パイロット[編集]

ロイ・S・マーキュリー中尉 (22)
銀河連邦軍104宇宙航空師団所属。ジーン大尉の親友であり、連邦軍士官学校の同級生。
キャロル・T・マース少佐 (18)
銀河連邦軍117技術情報局所属。RYNEXの開発に従事し、オーンにも詳しい。

武器説明[編集]

タイプ 武装名 説明
攻撃 TWIN SHOT

BLADE
標準装備の前方2連ショット。
強化された刃状の前方攻撃。
当たり判定が大きく敵を狙いやすい反面、その当たり判定の巨大さ故に一部ボスの弱点に攻撃を当て辛くなるという欠点もある。
アイテムを取得する事により、ツインショットと入れ替わる。
BACK SHOT

RAIL GUN
標準装備の前後方向単発ショット。
前方へノーマルショット、後方へ強力な2連レーザーを発射する。アイテムを取得する事により、バックショットと入れ替わる。
SNAKE 前方へノーマルショット、上下に対地機雷を発射する。機雷の爆風は地形を這う様に進んでいく。
FREE WAY 自機移動方向にノーマルショット、その逆へ扇状に5方向ミサイル攻撃を行う。
HUNTER 地形を貫通する自動追尾攻撃。使いやすいが、威力は他の武器に比べ低め。
攻撃補助 CLAW

THUNDER CLAW
敵弾を打ち消すことが可能な、自機の周りを回転する2個のユニット。
外殻があり、自機の爆破時以外は破壊されない。主攻撃ほどの威力はないが、攻撃の補助も行う。
ゲーム後半の本体の増強と共に、サンダークローへアップグレードされる。
(グレードアップ後、最初のサンダークローのみ強制装備される)
サンダークロー装備時には、後述のサンダーソードが利用可能になる。
防御 SHIELD 敵からの攻撃を3回防御し、赤く変色した後にダメージを受けると消失するバリア。障害物に対しても効果があり、遮蔽物を通り抜けることも可能。
特殊 THUNDER SWORD サンダークローを装着した状態でショットボタンを押さずにいるとエネルギーが蓄積されていき、エネルギーが一定以上溜まった状態でショットボタンを押すと、前方にボスクラスの敵をも一撃で破壊できるほどの威力を持つ、剣状のレーザーを突き出す。
強力だが、発射時に若干ノックバックが発生するため、場所によっては反動で自滅する危険性も孕んでいる。

ステージ構成[編集]

全10ステージ構成。前半4ステージは攻略順を自由に設定可能。一部のステージ、ボス戦に縦方向に画面を自由に移動できるシステムを採用している。敵の動作パターンが複雑で攻略パターンが無数にあり、独特の高い攻略性を実現している。また、本作の物語は2部構成となっており、第1部(ステージ1 - 5)ではオーン帝国との最終決戦が描かれ、第2部(ステージ6 - 10)では新たな敵「ファウスト」との戦いが繰り広げられる。この作品から画面奥からの攻撃などが見られるようになり、第1部終了時のドッキングシーンなど、物語性を感じさせる演出が挿入されるようになったこと等も、Vへ影響を与えている。技術的にはIIIから更に進化したラスタースクロールを巧みに利用した多重スクロール、水中、炎等のエフェクトや、ソフトウェア的な拡大、縮小処理等の実装、キャラクタや、BGの細かな書き込みなど、見た目の進化も見られる。

面数 ステージ名 BGM ボス ボスBGM
任意順で攻略可 STRITE Fighting Back
What !?
GARGOYLE DIVER Evil Destroyer
RUIN Space Walk
Danger !! Danger !!
HELL ARM Attack Sharply
AIR-RAID The Sky Line
Air Raid
RATT CARRY Simmer Down
DASER Sand Hell
Where !?
FOMALHAUT Strike Out
5 VIOS Battle Ship VERSUS Stranger
Neo Weapon
6 VOLBADOS Great Sea Power SPARK LANCER The Breaker
7 DESVIO Sea Of Flame DUST EAG Rancor
8 WALL Metal Squad EVIL CORE Phantom
9 BIO-BASE Down Right Attack ARMMENT CLOW Recalcitrance
10 VERSUS The Danger Zone FAUST War Like Requiem

サンダーフォースV[編集]

サンダーフォースV
サンダーフォースV PERFECT SYSTEM
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 セガサターン[SS]
プレイステーション[PS]
ゲームアーカイブス[GA](PSPPS3
開発元 テクノソフト
発売元 テクノソフト
人数 1人
メディア [PS][SS]CD-ROM1枚
[GA]ダウンロード
発売日
[SS]1997年7月11日1998年9月17日(廉価版)
[PS]1998年5月21日1999年8月5日(廉価版)
[GA]2010年2月24日
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プレイステーションセガサターンといった新世代機に、テクノソフトが、『ハイパーデュエル』などいくつかのシューティングの移植作を経て、セガサターンにて発売したソフトである。シリーズとしては1992年以来の新作である。通常版のほか、II・III・IVの曲のアレンジとメドレーを収録した音楽CD『BEST OF THUNDER FORCE』を同梱した『サンダーフォースV スペシャルパック』も同時発売された。元々メガCD向けに開発される予定だったが、諸事情の関係でセガサターン/プレイステーション向けのソフトとして開発された。

本作では従来のシステムを踏襲した横スクロールシューティングゲームでありながら、全編ポリゴンによる描画が行なわれ、大型機との合体シーンや、敵艦隊、前作の機体と交戦する場面など、随所に派手な演出を採り入れている。こういった大幅な見た目の変化に対し、演出、BGM等に旧作由来の物を多く取り入れている。

システムは概ねIVを踏襲。新システムとして、特定のボタンを押している間にクローの耐久力と引き替えに、強力な攻撃を行なえる「オーバーウェポン」が導入された。また、敵を早く倒すことで獲得スコアが最大16倍まで上がる「ハイテンポボーナス」と、敵、敵弾、障害物等と隣接することでスコアが加算される「スクラッチボーナス」を採用。これにより「敵弾をギリギリで避けつつオーバーウェポンで素早く敵を倒し、ハイスコアを狙う」というプレイスタイルが生まれ、爽快感と緊張感を持たせている。操作系についても従来と同様に武器を順繰りに切り替える「セレクトモード」に加え、各ボタンに武器を振り分ける事で直接的な武器切り替えが出来る「ダイレクトマッピング」という2種類の操作モードが用意された。

難易度はKIDS・NORMAL・HARD・MASTERの4段階。エンディングはマルチエンディングになっており、最終ボスを3形態全てハイテンポボーナス時間内に撃破できるかどうかで分岐し、制限時間内での撃破が真のエンディングに当たる。また、NORMAL、HARDを真EDでクリアした場合には隠し要素が解禁になる。

  • 隠し要素
    • コンティニュー回数追加…起動時間3時間毎に1ずつ追加。プレイ内容は不問。
    • フリープレイ…難易度NORMAL以上を真EDでクリア。
    • 最高難易度「MASTER」…難易度HARDを真EDでクリア(NORMAL未クリアでHARDをクリアした場合MASTERモードとフリープレイが同時に解禁になる。)。

BGM作曲は九十九百太郎。HR/HMを主体とした曲調で、BGM演奏にはMIDI音源ローランド SC-88Proによる外部録音のBGMを使用している。セガサターン版はCD-DA再生、プレイステーション版はCD-ROM XA再生。また、旧作の曲やフレーズを随所に盛り込んでいる。本作で使用されたシリーズの楽曲は下記の通り。

「Legendary Wings」(ステージ1)
IIIのステージ1BGM「Back to the fire」のイントロを除いた最初のフレーズを曲のサビに利用。
「Duel of Top」(ステージ5ボス)
IVのオープニングBGM「Lightning Strikes Again」のテーマ部を繰り返し。
「Game Over」(ゲームオーバー)
IIIとIV(「Dead End」)でもゲームオーバー曲。
「Tan・Tan・Ta・Ta・Ta・Tan」(番符の名前入力・2位 - )
IIでは開始時、IVではオプション画面のBGM。
「Record of Fight」(番符の名前入力・1位)
IIIのステージ7BGM「Hunger made them desperate」のテーマ部。
「Attack Point 2」(『サンダーフォースV PERFECT SYSTEM』で追加、タイムアタックモード)
IIのステージ1BGM「Knights of legend」を編曲。

セガサターン専門誌『セガサターンマガジン』の発売中の全サターンソフトのユーザーランキングで、当時低迷しつつあったシューティングというジャンルにもかかわらず、他のジャンルの作品を差し置いて6週連続1位となる。このことは、後にプレイステーション移植版を発売する時の大きな宣伝文句となった。

機種間の相違点[編集]

プレイステーション版『サンダーフォースV PERFECT SYSTEM』には、以下の変更点が存在する。

  • オープニングムービーやエンディングの演出の変更。
  • 5 - 6面間にムービーの追加。
  • コントローラーの振動機能対応。
  • 全体的な処理落ちの改善。
  • ボスのデータ、CG、ストーリーテキストが見られるデジタルビューアモードの追加。なお、内容の一部はセガサターン版のCD-ROMにも収録されており、PC等で直接ファイルを参照することにより見ることができる。
  • 各ステージのボスの撃破タイムを競うタイムアタックモードの追加。それに伴い、ランキングにもタイムアタックモードの項目が増加。
  • 自機に隠し機体の追加。
  • スコアの最大桁数の増加。
  • ReffiのVersionが、1.02から1.03へ(デジタルビューアでは1.04)。
  • BGMをCD-DA再生からCD-ROM XA再生に変更。
  • 各ステージの背景エフェクト、多重化の簡略や変更がある。特にステージ「Human Road」はプレイステーション版での背景はサターン版に比べ大幅な簡略化が見受けられる。
  • 武器の一つ「WAVE」の光線を半透明表現に変更。
  • エンディングがムービーになっているため画質が低下している。また難易度がKIDSの時のみBGMとのシンクロしない。

ストーリー[編集]

22世紀初頭に冥王星外部にて発見された人工物体は、現人類の水準を遙かに超えた技術によって建造された戦闘兵器だった。人類はそれを"Vasteel"と名付け、その技術を用いた機械群の開発を行う大型無人人工島「バベル」を建設し、その管理を人工知能「ガーディアン」に任せ、しばしの繁栄の時代を謳歌する。 しかし西暦2150年、突如「ガーディアン」は人類からの独立を宣言、全地球圏に宣戦を布告した。劣勢に回った人類は、有人の"Vasteel"のレプリカ、超高機動小型戦闘機「RVR-01 GAUNTLET」を開発する。そして、「バベル」及び「ガーディアン」破壊のために結成された特殊戦闘機部隊"Thunder Force"による作戦が開始された。

機体説明[編集]

RVR-01 "GAUNTLET"(ガントレット
"Vasteel"の設計を模倣する形で開発された超高機動小型戦闘機。RVRとは「Refined Vasteel Replica」を意味する。カラーリングは青。セネス機は、RVR-02への乗り換え時に分解される。7機存在していたが、全て失われている。
RVR-02 "VAMBRACE"(ヴァンブレイス
現人類が持つ技術と"Vasteel"の技術を融合させて設計、開発された機体。量産性に問題を抱えていたため、実戦への投入は見送られていた。ステージ5の冒頭シーンで大気圏突破のためのブースターとして接合された支援強化ユニット"BRIGANDINE"と共に登場し、RVR-01のコックピットを換装する形で乗り換える。
RVR-02B "BRIGANDINE"(ブリガンディー
"VAMBRACE"にRVRシリーズの支援強化ユニット"BRIGANDINE"を接合したもの。巨大重力圏の突破やオーバーウェポンの恒常的使用が可能。
RVR-01E
プレイヤー操作は『サンダーフォースV PERFECT SYSTEM』でのみではあるが、サターン版のステージ5から敵に撃墜される演出で登場する機体。量産型モデルのため攻撃力が低いが、獲得スコアが通常より多い。カラーリングは緑。
RVR-01HiS
『サンダーフォースV PERFECT SYSTEM』でのみ使用できる機体。機動性を重視したモデルで、移動スピードが速い代わりにクローの耐久力の回復が遅い。カラーリングは赤。
RVR-01Ex
『サンダーフォースV PERFECT SYSTEM』でのみ使用できる機体。量産性を犠牲にし機体性能を高めたモデル。圧倒的な攻撃力を持つがクローを2つまでしか装備できず、移動スピードも遅い。カラーリングは黒。

パイロット[編集]

セネス・CTN・クロフォード(Cenes=[CTN]=Crawford)
特殊戦闘機部隊222、通称"Thunder Force"の隊長。階級は大尉。"Vasteel"がもたらした、成体クローンによる蘇生技術「Circulate-Death」の契約者であり、既に2度戦死を経験している。肉体年齢18歳、実年齢32歳。

武器説明[編集]

従来シリーズに倣う標準兵器、追加装備に加え、本作の特徴であるオーバーウェポンで構成される。 TWIN SHOT、BACK SHOT以外の兵器はアイテムの取得によって装備され、撃墜されることで失う。 既に所持しているアイテムを取得した場合は10000点加算される(SHIELDが青の時とCRAWの耐久力が満タンを含む)。

  • オーバーウェポン

CRAWの耐久力と引き替えに一時的に装備を強化状態にする攻撃方法。 SHIELDの存在によりCRAWの防御としての役割は大きくないため、リスクの割に大きな攻撃力を得られる攻撃である。

  • 各武装紹介

武装名の左の文字は、G:ガントレット専用、V:ヴァンブレイス専用であることを示し、説明文の左の文字は、O:オーバーウェポンであることを示す。

タイプ 武装名 説明
攻撃 G TWIN SHOT 標準装備の前方2連ショット。
V BLADE 標準装備の前方刃状ショット。RYNEXの装備を継承。
SWORD O TWIN SHOT、BLADEの強化状態。前方に対し、攻撃力の高いレーザーを照射する。
G BACK SHOT 標準装備の前方単発、後方2連ショット。
V RAIL GUN 標準装備の後方レーザー。RYNEXの装備を継承。
CHAIN O BACK SHOT、RAIL GUNの強化状態。後方に対し、稲妻状の攻撃を広範囲に行う。
WAVE 前方の空間を振動させる事で広範囲を攻撃する装備。威力は弱いものの、遮蔽物を貫通して攻撃できる。
SPELL O WAVEの強化状態。見た目上、範囲の大きさ、威力以外の違いは無い。
FREE RANGE 四角錐状の射程範囲に破壊可能物が入った場合のみ、対象を自動で狙い攻撃を行うレーザー。
範囲は360度回転させることが出来、ショットボタンで向きを固定できる。
攻撃可能枠には更に仕切りがあり、自機との距離が近いほど攻撃力は増加する。
最外周での攻撃力はTWIN SHOTに劣り、近接時の絶大な威力を発揮できる範囲は狭いが、
攻撃方向の自由度の高さ、敵が容易に近接戦闘を許すこと、などの要因により、これ一つで全て賄える程の利便性を得ている。
WHIP O FREE RANGEの強化状態。更なる攻撃範囲、攻撃力の強化が為されており、グラフィックは直線的なレーザーから、稲妻状の物に変わる。
武器特性が射程に入った場合に攻撃を行う物であるため、他の装備と異なりオーバーウェポンでの攻撃操作のままでも、回復こそしないものの、攻撃が実行されない場合はCRAWの耐久力を消費しない。
近接時にはボスキャラクターのパーツですら数秒で破壊するほどの威力を持つ。
HUNTER 自動追尾攻撃。前作と異なり、地形貫通能力は無い。
NEEDLE O HUNTERの強化状態。攻撃力の高くなった自動追尾攻撃。形状は球から針状に変化し、攻撃対象を狙う。
攻撃補助 CRAW
(Constituted Ray Art Weapon-Unit)
敵弾を打ち消すことが可能な、自機の周りを回転する光球状のユニット。
獲得するごとに1個装備していき、最大3個まで装備可能。攻撃の補助も行う。
また、自機が撃墜された際にはクローが画面中へ散らばり、復活後に再回収する事で取り戻す事が可能となっている。
オーバーウェポン使用中は耐久力を消耗し、色が青→緑→黄→赤と変化していく。
赤く変色した状態で敵弾を受けると消滅する。耐久力は時間経過かアイテム取得により回復可能。
防御 SHIELD 敵からの攻撃を3回防御し、ダメージを受けると色が青→緑→赤と変化していく、赤く変色した後にダメージを受けると消失するバリア。今作では地形をすり抜けることはできない。

ステージ構成[編集]

全7ステージ構成。前作までと比較すると、当たり判定がある地形がほとんど出現しなくなっており、地形を利用した仕掛けはかなり少なくなった反面、敵の種類や攻撃パターンを豊富に用意したり、背景グラフィックの演出に力を入れるといった工夫がなされている。なお、ボスキャラクターの一部の名前は実在のロックバンドなどから取られている。

面数 ステージ名 冒頭の英文 BGM ボス 敵名に付された英文 ボスBGM
任意順で攻略可 No Blue The Old Town that was submerged after
the first battle with the Guardian.
Legendary Wings Deep Purple I saw the messenger of
the new god there.
Deep Purple
Wood The forest zone where the Guardian
experimented on living creatures.
Beast Jungle Iron Maiden She was dead,
but alive at the same time.
Iron Maiden
Human Road The multi-level city
that is being newly developed.
Rising Blue Lightning A3(Armament Armed Arm) It died three times
and was reborn twice.
A3
4 Guardian's Guardian The large,uninhabited artifacial island of Babel,
the research and development facility
for Vasteel Technology.
Cyber Cave Guardian's Knight For whom is the sword drawn? Guardian's Knight
5 Judgement Sword Abobe the earth. Steel of Destiny Vasteel Original That was when it all began. Duel of Top
6 From The bottom of One's hart The giant battleship Judgement Sword
and the interior of the Guardian,
the autonomous artifical intelligence.
Electric Mind Unknown The end is now here. Fatherless Baby
The Justice Ray Part2[4]

サンダーフォースVI[編集]

サンダーフォースVI
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 プレイステーション2[PS2]
開発元 不明(非公表)
発売元 セガ
人数 1人
メディア [PS2]DVD-ROM1枚
発売日 [PS2]2008年10月30日
テンプレートを表示

テクノソフト関連の版権の所持者の許諾を経て、セガから正式に発表された、約11年振りの続編。セガ最後のプレイステーション2用ソフトであった。企画はゾルゲール哲(クレジット名は本名の岡野哲)。開発元については「事情があって明かせない」として非公表。ビデオゲームバー「16SHOTS」の2周年記念イベント「東京ゲー大」や、INHによるインターネットラジオ番組「違いの分かるラジオ」第27回では、ガルチが関与していることが口頭で説明されているが、エンドクレジット等に明示的な表記が一切無く、どの程度関与していたのかは不明である。

最初に本作の存在を示唆したのは版権所有者サイドだった。後述する『BROKEN THUNDER』が発売された直後、テクノソフトのWebサイト跡地にサンダーフォースの著作権を保持していることと、サンダーフォースの復活を示唆する内容の平易な英文が掲載された。そして2008年7月初旬、その文章はより直接的な内容へと変更され、同時に『サンダーフォースVI』の発売を正式に発表。併せて、株式会社セガのWebサイト内に公式サイトが作成された。当初はスペルミスも見られ、ほぼ情報の無い、ニュースリリースに合わせ慌てて作ったようなサイトで、追って情報やプロモーションムービーが公開されていった。

同プロデューサーの作品『セガガガ』にゲーム内ゲームとして収録されているシューティングゲーム『R720』と、同作で見ることができる『サンダーフォースVIイメージムービー』に登場する「SYRINX」が本作の自機として登場しているが、本作はR720はもちろん、このイメージムービーとも全く別内容のものである。

システム面は、「スクラッチボーナス」と「ダイレクトマッピング」は廃止されているものの、基本的にVを踏襲している。「オーバーウェポン」は前作から大幅に仕様変更され、敵を倒すと発生するエネルギーを吸収することでエネルギーゲージを溜め、ボタンを押すとゲージ1本を消費しきるまで発動し続けるようになっている。また、発動中にオーバーウェポンボタンを再入力することで、攻撃力・効果範囲を更に拡大する「重ね撃ち」も最大3発まで可能。更に、オーバーウェポン使用時には敵の通常弾を打ち消す能力が付加され、緊急回避にも用いることができる。ただし、発動中無敵になる訳ではなく、加えて自機の速度が最低速度に強制変更されるため、敵の体当たり攻撃などが避けにくくなるというデメリットもある。

また、本作の自機「PHOENIX」及び「SYRINX」は、初期状態の段階で全ての武器及びクローを装備しており、撃墜されてもそれらが失われる事がなくなったため、難易度が軽減されている。なお、隠し機体である「RYNEX-R」は、アイテム取得によるパワーアップや、撃墜された際に装備を失うという従来通りの仕様となっている。

難易度はKIDS・EASY・NORMAL・HARD・MANIAの5段階。全6ステージ構成。

BGMが流れなくなる、単純な作業で理論上無限に得点が加算される、タイムアタックモードでポーズボタンを連射するとクリアタイムが短縮される、ミス時に次の自機が出て来なくなる、メモリカードの内容を破壊する等、ゲームプレイに重大な影響のある不具合も複数確認されているが、現在公式から言及はない。過去シリーズと比較して商業作品としての完成度やシューティングゲームとしてのゲーム性、デザインセンスは著しく低いと言わざるを得ない。

BGMはTAMAYO古川もとあき佐藤豪ら、他社シューティングに代表作を持つ作曲家を揃えている。過去作BGMのアレンジは多くのセガ作品に参加した金子剛が担当したが、当初は隠れ面という設定で『セガガガ』のアレンジ一曲での参加だったらしい。その後、オファーされオリジナル曲を作ったが折り合いがつかず、一度参加を断っている。断った後、中心のサウンド担当がいなかったのかアレンジの依頼を再度され現在に至る。前作のアレンジについては氏にとっても不本意だったらしい。IVおよびVのHR/HM系楽曲など個性の強い過去作に比べると、作品内の楽曲の曲調は多様で統一感に乏しい。SEについては、最初に公開したプロモーションムービーにて「前作までと比べてあまりにも軽い」などと指摘されたことを受け、2008年8月に開催されたイベントでゾルゲールが「製品版ではちゃんとした効果音が鳴っている」と発言したが、製品版でもほとんど変化は無かった。

ゲーマガ』紙上の読者が新作ゲームに点数を付けるコーナー「最新ゲームソフト満足度ランキング」では、2009年2月号で初登場最下位という厳しい評価を受け、その後10ヶ月連続最下位記録を達成した[5]。また、同年11月号の特集記事「満足度ランキング横町」の「期待外れだったゲーム」アンケートでは首位となり、キャプションにて「かつての「デスクリムゾン」を髣髴とさせる評価を受けた」と評された。これらを受け、同誌2010年8月号増刊の特集記事「名誉名作特集!!満足度ランキングスペシャル」では、本作が「不名誉名作」として紹介されている。

2012年発売の『シューティングゲームサイド』Vol.05にてサンダーフォースシリーズの特集記事が組まれた際には、シリーズの一作でありながら全く紹介されなかった。(シューティングゲームサイドの前身である雑誌のGAME SIDEではサンダーフォースVIを強力にプッシュした特集が組まれ岡野哲の事実と反した都合の良い内容のインタビューなどを掲載していた。)

ストーリー[編集]

人工知能「ガーディアン」の暴走から10年。ようやく復興を遂げ、再び繁栄を迎えようとしていた地球圏は、突如出現した「オーン・ファウスト」と名乗る勢力によって、今や滅亡の危機に瀕していた。かつて人工知能「ガーディアン」を生み出し、地下深く厳重に封印されていた地球外文明の残骸「Vasteel」の発する警報を解析したところ、「彼等に対抗するためには、はるか外宇宙の連邦本星に救援の手を求めるしかない」という。

「オーン・ファウスト」の猛攻の最中、封印を解かれた「Vasteel」を組み込まれ、新たな武装強化をされた新型機「RVR-00 "PHOENIX"」は、「Vasteel」の記憶素子に残された四つの宇宙座標のみを頼りに、地球人類にとって未だその実在すら定かではない、「銀河連邦」の本星を目指して飛び立った。

機体説明[編集]

RVR-00 "PHOENIX"(フィニックス
地球統合軍「RVRシリーズ」の次世代試作型汎用戦闘機に、ガーディアン戦役で大破・封印処理されていた「Vasteel」を組み込んだ機体。カラーリングは青。
FIRE LEO-04C "RYNEX-R"(ライネックス改)
銀河連邦の主力戦闘機。ヴィオス破壊作戦時に活躍した「RYNEX」を全面的に改良したもの。カラーリングは赤。PHOENIXでゲームをクリアする(難易度は問わない)ことで選択可能となる。
SYRINX(シュリンクス
PHOENIXが、オーン・ファウストの機動兵器のコアと融合して変化した機体。カラーリングは赤。
通常はPHOENIX選択時にのみ最終ステージで使用できる機体だが、ノーマルランク以上でPHOENIX・RYNEX-Rの両方でゲームをクリアすることにより、最初から選択可能となる。
なお、SYRINXはサンダーフォースシリーズやテクノソフトとは無関係な個人の創作物であるが、創作者本人は自身のブログで本作にSYRINXが登場する事を知らなかったかの様な発言もしており、本作への利用許諾が行われていない可能性も指摘されている。

パイロット[編集]

C=[CTNs]=C
地球統合軍に所属するPHOENIXのパイロットで、本名はセネス・CTNS・クロフォード。Vに登場したセネスが、CTNS型クローンとして強化調整されたものである。
シン・S・マーキュリー
銀河連邦軍第118宇宙航空師団所属のパイロットで、ロイ・S・マーキュリーの血縁者である。

武器説明[編集]

説明文の左の文字は、P:PHOENIX、S:SYRINX、R:RYNEX-R、での性質であることを示す。

タイプ 武装名 説明
攻撃 TWIN SHOT P 前方2連ショット。オーバーウェポン使用により、前方へ貫通力の高いレーザーを照射する。重ね撃ちによりレーザーの太さ、当たり判定が拡大する。
S 前方2連ショット。オーバーウェポン使用により、前方への火炎放射となる。重ね撃ちにより攻撃範囲が拡大する。
R 標準装備の前方2連ショット。オーバーウェポン使用によりサンダーソードとなり、自機の前方に攻撃力の高い光の剣を発生させる。
重ね撃ちによりソードの射程が伸びる。
BACK SHOT P 前後方単発ショット。オーバーウェポン使用により前方に1本、後方に2本、上下に1本ずつの5方向レーザーを発射する。
S 同上。
R 標準装備の前後方単発ショット。オーバーウェポン使用によりレールガンとなり、自機の前後方向に貫通力の高いビームを撃つ。
FREE RANGE P 指定範囲に入った破壊可能物に対して集中照射されるレーザー装備。範囲は360度回転させることが出来、ショットボタンで向きを固定できる。
オーバーウェポン使用により、サーチ範囲内全体に攻撃判定が発生する。
S 同上だが、サーチ範囲の射程が長い。
R 自機の周囲全方向にサーチ範囲を展開させ、範囲に入った破壊可能物に対して集中照射されるレーザー装備。
オーバーウェポン使用によりファイブウェーブとなり、自機の前方広範囲に5本のレーザーを連射する。
HUNTER P 自動追尾攻撃。従来のシリーズでは球体のエネルギー弾だが、本作ではペラペラの薄い円盤状のエネルギー弾となっている。
オーバーウェポン使用により、サイズが大きくなった弾を高速で連射する。重ね撃ちにより、弾の大きさや当たり判定が拡大する。
S 同上だが、見た目が異なる他、誘導性能と速度が向上している。
R PHOENIXでの性質と同じ。
WAVE P 巨大な三日月状の衝撃波を前方に飛ばす広範囲攻撃。オーバーウェポン使用により、前方に途切れなく衝撃波を連続的に撃ち込む。
従来の同シリーズの同名武器と異なり、地形障害物を透過する能力が無くなっている。
S 巨大な赤い衝撃波を前方に連続投射する広範囲攻撃。オーバーウェポン使用により衝撃波が青くなり、威力、範囲が上昇する。
こちらには地形障害物を透過する能力がある。
BLADE R 回転しながら前方へ飛ぶ広範囲ショット。オーバーウェポン使用によりメガフラッシュとなり、自機の前3方向と後ろ2方向にショットを連射する。
攻撃補助 CRAW 自機の周りを回り、敵弾を打ち消す2個のユニット。主攻撃ほどの威力はないが、攻撃の補助も行う。
名称自体は「CRAW」だが、外殻のある見た目や装備数が2個である点など、どちらかと言えばIV以前の「CLAW」に近い。
防御 SHIELD 敵の攻撃を一定回数防ぐ球状の力場。赤く変色した後にダメージを受けると消失する。

ステージ構成[編集]

ステージ名 冒頭の英文 BGM[6] ボス ボス登場時英文 ボスBGM
任意順で攻略可 密林戦線
JUNGLE STAGE
We reached the target point.
Abandoned space colony
The city is covered with the jungle.
RUINED GREEN
STAGE01-B
GARGOYLE PERFECT Annihilation arms of the orn empire.
The super flame from the mouth.
The hyper bolide from the abdomen.
The gargoyle rushes and crushes.
GARGOYLE PERFECT
灼熱戦線
FLAME STAGE
We reached the target point.
Scorching biotechnology planet
The entire planet is onr huge Creature.
BIO FRAME
STAGE02-B
FLAME MAIDEN Biological arms of the orn empire.
The rapid biometeorite from mouth.
The thorns from back.
The maiden hopping crush.
FLAME MAIDEN
大洋戦線
OCEAN STAGE
We reached the target point.
Planet in ocean made the cold
All continents have gone under water.
EVER BLUE
STAGE03-B
CHERUBIM PURPLE Camouflage arms of the orn empire.
The cherubim purple airmines.
The cherubim purple shower of bullets.
The cherubim purple beam.
CHERUBIM PURPLE
4 連邦本星
FEDERATION
We reached the target point.
capital planet of Galaxy federation
The city is being bombed by the orn empire.
ORBITAL G
STAGE04-B
B3(Barbaric-Berserk-Beast) Death proof arms of the orn empire.
The death proof mega tank mode.
The death proof giga sky mode.
The death proof tera huge beam.
B3
5 巨大戦艦
BATTLESHIP
Pursue huge battleship Cerberus of the
orn empire in cooperation with the
fighters of the Galaxy federation.
CERBERUS 2
FULL-SPEED[7]
Vasteel Nocht Extra mimicry arms of the orn empire.
The mimicry orn-faust styx.
The mimicry orn-faust rynex.
The mimicry orn-faust gauntlet.
KIN3-COOL[8]
KIN3-CERB[9]
ORN STYX[10]
ORN RYNEX[11]
ORN GAUNTLET[12]
6 最終要塞
FORTRESS STAGE
We finally discovered the fortress of the
orn empire. Defeat the orn emperor who
lurks in the deepest portion of the fortress.
ORN MANTRA
FULL-THROTTLE[7]
ORN EMPEROR
Final bio arms of the orn empire.
The mysterious boss with compound eye.
The mysterious crazy death beams.
The mysterious crazy death rush.
ORN EMPEROR
ORN EMPEROR2

復刻版[編集]

旧作のセット移植版。難易度をより下げて遊べるモードや、アレンジサウンド、オリジナルムービーが追加されている。

IIIのボスキャラクターの耐久力がオリジナルの半分程度に設定されている、IVのBGMテストからおまけ曲が削除されている等、幾つかの相違点はあるものの、ゲーム自体は基本的に忠実な移植となっている。また、ゴールドパック2収録のIVでは、オリジナルの欠点である激しい処理落ちがほぼ解消されている。それにより、必然的に難易度は飛躍的に上昇しており、オリジナルを再現するためのウェイトモードも実装されている。また、ACの自機であるSTYXでプレイできる裏技も追加された。武装もAC版のものが使え、基本武器の性能の高さにより、前半はRYNEXよりも優位に進められる反面、サンダーソードは使用不可であるため、後半の難易度は向上する。エンディングの脱出シーンは一枚絵に置き換えられているが、エンディングで表示されるメッセージ、グラフィックはRYNEXのままである。

ゴールドパック1では、BGMをCD-DA形式で収録しているため、1ループで頭出しのために途切れてしまうほか、特にIIで、効果音が大量に削除されている。ゴールドパック2ではBGMを内蔵音源で再現し、ループ時に途切れることはなくなったものの、音質の問題で、ボス警告音などの効果音に変化が見られる。

関連商品[編集]

テクノソフトより通販でオリジナルグッズが販売されていた。通信販売業務終了後は、メッセサンオーにて、在庫が販売されていた時期もある。 2010年6月より、テクノソフトサイトにてストアがオープンし、他の商品も含む当時のグッズが復刻販売されている。同時に一部商品の価格改定が行われた(以下は改定前の価格)。

  • ポストカード二種。税込み500円。
はがきサイズ 厚紙使用 10枚入り
  • マウスパッド6種。税込み1500円。
絵柄は、GAUNTLET3種、RYNEX1種、アルバレスト輸送機1種、VAMBRACE1種。
  • Technosoft ORIGINAL CG COLLECTION 第1集。「VASTEELS」税込み2500円
A3サイズ厚紙使用の20枚組CG集
  • ThunderForceV攻略ビデオ 税込み5000円。
通常ゲームモードでの攻略法、タイムアタックモードでの攻略法、ゲームディスクより更にパワーアップした高画質ムービーを収録。
  • TECHNO SOFT GAME MUSIC COLLECTION VOL.1 「Illusion」(TCS-0001) 税込み1500円。
サンダーフォースIIのアレンジBGMを収録。
  • TECHNO SOFT GAME MUSIC COLLECTION VOL.3 「Thunderforce III」(TCS-0003) 税込み1500円。
サンダーフォースIIIのBGMと、アレンジBGMを収録。
オリジナルのBGMトラックはゲームのROMでは容量が足りずカットされたパートを本来の形で収録している。
  • TECHNO SOFT GAME MUSIC COLLECTION VOL.5 「Thunderforce IV」(TCS-0005) 税込み1500円。
サンダーフォースIVのオリジナル音源版BGM38曲と、アレンジバージョン4曲が収録されている。
  • TECHNO SOFT GAME MUSIC COLLECTION VOL.10「Technology」(TCS-0010) 税込み1500円。
オリジナルのBGMの他、アレンジBGMが収録されている。
  • Technosoft GAME MUSIC COLLECTION VOL.15「BEST OF THUNDER FORCE」(TCS-0015)税込み2500円。
「サンダーフォースII」 - 「IV」より11曲をアレンジしたものが収録されている。
  • サンダーフォースV GAUNTLET 1/72 ガレージキット 税込み7800円。
未塗装の15歳以上を対象としたガレージキット。
本体パーツ、デカールならびに組み立て説明書が添付。

テクノソフト以外からも下記の商品がリリースされる。

  • シューティングヒストリカEX「サンダーフォースV」
サンダーフォースVIに続き、権利者から正式に許諾された製品としてタカラトミーアーツより、着色済み完成品フィギュアモデルが販売された。
シューティングヒストリカシリーズでの商品化要望の多かった事を反映し、カプセルトイ商品だった従来のシリーズと違い、販売店で小売りされる形で商品化された。設計から金型作成までを3DCADを使用して行われた。
2009年7月26日に「RVR-01 GAUNTLET」「RVR-02 VAMBRACE」をワンダーフェスティバル、2009年8月のコミックマーケット76で、「RVR-02B BRIGANDINE」も加え、パイロットモデルを公開展示していた。商品はRVR-01×1/RVR-02×1/RVR-02B×1/専用ディスプレイ台で構成され、ドッキング時には、400mmもの大きさになる。
ステージ5冒頭シーンを再現できるよう縦置きも可能になっているスタンドに加え、商品の大きさから、希望小売価格12800円と、この類の商品としては高額な価格設定となった。
当初の出荷予定は2010年2月上旬で、延期され、2010年4月の発売となった。
販売元の違いで、三種類の商品構成が存在する。標準仕様の通常商品はカラーリングが青のRVR-01が入っているが、電撃Ver.としてRVR-01ではなくRVR-01HiS(カラーリングが赤のGAUNTLET)、あみあみVerとしてRVR-01Ex(カラーリングが黒のGAUNTLET)が付属する商品も存在する。

二次創作品[編集]

BROKEN THUNDER[編集]

BROKEN THUNDER
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 Windows[Windows]
開発元 有限会社Factory Noise&AG
発売元 有限会社Factory Noise&AG
人数 1人
メディア [Windows]DVD-ROM1枚
発売日 [Windows]2007年5月3日
その他 同人ゲーム
テンプレートを表示

テクノソフトがゲーム開発事業から撤退した後、九十九百太郎によるサンダーフォースVIのイメージサウンドトラック『BROKEN THUNDER』が、2001年に雑音工房NOISEから同人流通CDとして発売された。雑音工房NOISEプロデューサーの長崎繁は、これを機にV以降の物語を独自に創作した二次創作ゲームの開発を計画するも中断。その後、長崎はNoBrandSounds代表を経て有限会社Factory Noise&AGを設立、挫折したゲーム開発を再び目指すプロジェクト『BROKEN THUNDER -Project Thunder Force VI-』を発表。外部スタッフ等も募った末、2007年にWindows用の同人ゲームソフトとして発売にこぎつけた。通常版と共に、ゲーム中BGMを収録したオリジナルサウンドトラックが同封、限定画像、動画も収録された限定版も発売された。

しかし、その内容は製品に「開発時間が足りず、当初想定していた要素の三分の一も入れ込む事が出来なかった」「今後アップデートを予定している」という旨のテキストが同封される程の不充分な完成度だった上、発売後に公式ブログ上で長崎が「元々パッチによるアップデートを想定した内容で、未完成品では無い」等と発言したため、誤解と混乱を招いた。購入者の「未完成と知っていたら購入しなかった」という訴えから、Factory Noise&AGが郵送による返品・返金受付けを行い、販売委託をしていたとらのあなは販売を停止した。その後、アップデート作業の中止発表に伴い、とらのあな全店で2007年7月から1ヶ月間の返金が行われた。この一件から数ヵ月後、Factory Noise&AGの公式サイトや公式ブログが未検出状態となり、以後何の反応も見られない。

雑音工房NOISE及びFactory Noise&AGが、音楽CDとプロジェクト名に『サンダーフォースVI』の名称を使用したことや、とらのあなの宣伝により、BROKEN THUNDERはテクノソフトによるシリーズの続編と誤解を持たれることも多かった。BROKEN THUNDERはサンダーフォースの権利者の許可を得ておらず、独自に商標を取得した商品である。ちなみに、スタッフの内、かつてテクノソフトでサンダーフォースシリーズの開発に携わっていたのは、BGM担当の山西利治(III、IV)と九十九百太郎(V)の二名である。

小説[編集]

連動企画として、貴島吉志の手による小説『BROKEN THUNDER CONSTRUCTION』が2006年9月から2007年4月まで、とらのあなで配布されているフリーペーパー「虎通」紙上で連載されていた(関連:執筆者のブログ)。なお、製品のDVD-ROMにもテキスト形式で全話収録されている。

ストーリー[編集]

西暦2151年1月、月地殻下遺跡で発見された兵器群の稼働によって勃発したレーバキューン戦役は、銀河連邦と地球統合軍の交戦、共闘を経て、多大な被害を生みながらも終結。人類はつかの間の平和を得た。

しかし同年10月、月遺跡技術を掌握した一部軍属の私兵隊「メフィスト」は、地球全土にナノマシンを散布、月基底からの指令を元に地上の人間の自我を奪いさる。そして、メフィストの操り人形と化した人類同士による争いが始まり、地球圏は混乱に包まれた。

唯一、地球を挟んで月と対角を結ぶ衛星軌道上に待機していたため、その影響を受けなかった遊撃部隊「ARKS」は、超高機動小型戦闘機部隊「13Constellations」を中核に据えた、地球上のナノマシン指令中継基地強襲作戦を開始する。

機体説明[編集]
FIRE LEO-05VC "SYREX"(サイレックス)
銀河連邦によって開発された、新型試作超高機動小型戦闘機。サンダークローユニットの発展モデル、ヴァリアブルサンダークローユニットを試験的に搭載している。
RVR-03G1 "BRACER"(ブレイサー
「RVR-03 "SWORD BREAKER"」の戦闘記録を基に、ヴォルフが設計した新型戦闘機。SYREXに比べ基本火力は低めだが、オーバーウェポンを使用可能。
RVR-03G2 "BROKEN THUNDER"(ブロークン・サンダー)
レーバキューン戦役の最終決戦時に使用された「BROKEN THUNDER」を改修・マイナーチェンジした機体。CENES(Central Electronic Neuron Emulation System)という、まるで自我を持っているかのようなパイロットサポートシステムを搭載している。上記2機の武装を全て使える他、オーバーウェポンも使用可能。
ステージ4ボス撃破後に自機が撃墜され、この機体に換装するイベントムービーが挿入されるが、たとえゲーム開始時に選択した機体がSYREXだとしても、ムービー中に登場するのはBRACERのみである。
パイロット[編集]
ヴォルフ・ブランディッシュ大尉
超高機動小型戦闘機部隊「13Constellations」隊長。元々は民間スタッフの技術者で、BRACERの設計も手掛けた。搭乗機はSYREX。
ソーニャ・T・ソローカ軍曹
13Constellationsに配属されたばかりの新入り。弱冠16歳ながら、超級の操縦センスと高い集中力を併せ持つ凄腕パイロット。搭乗機はBRACER。

武器説明[編集]

武装名の左の文字は、S:SYREX専用、B:BRACER専用、であることを示す。

タイプ 武装名 説明
攻撃 TWIN SHOT 標準装備の前方2連ショット。オーバーウェポン使用により、前方へ貫通力の高いレーザーを照射する。
BACK SHOT 標準装備の前後方単発ショット。オーバーウェポン使用により、後方へ貫通力の高い二連レーザーを発生させる。
HUNTER 地形を貫通する自動追尾攻撃。オーバーウェポン使用により、連射力が向上する。
B FREE WAY 自機移動方向にノーマルショット、その逆へ扇状に5方向ミサイル攻撃を行う。オーバーウェポン使用により、発射弾数と連射力が向上する。
S WAVE 地形を貫通する超音波を前方に飛ばす広範囲攻撃。オーバーウェポン使用により、巨大なウェーブを発射する。
S THUNDER SWORD 巨大な光剣で周囲の敵を薙ぎ払う。クローの数に応じて剣の本数が変化する。
IVのものとは異なり、通常武装として使用可能。オーバーウェポン使用により、機体を包み込む程の巨大レーザーを照射する。
攻撃補助 CRAW 敵弾を打ち消すことが可能な、自機の周りを回転する光球状のユニット。3個まで装備可能で、攻撃の補助も行う。
BRACER、BROKEN THUNDERはVと同様、耐久力をオーバーウェポンとして攻撃力へ変換出来る。
オーバーウェポンはクロー1個に付き3回まで使用可能で、3回使うとクローが1個消滅する。
防御 SHIELD 敵からの攻撃を3回防御し、赤く変色した後にダメージを受けると消失するバリア。

その他[編集]

  • 有限会社シーエイプロダクションは、II・IIIのスタッフの一部がテクノソフト退社後に設立した会社である。設立後、『ゲート オブ サンダー』や『ウィンズ オブ サンダー』(共にPCエンジン)、『バルクスラッシュ』(セガサターン)等のシューティンゲームを制作しており、ゲームも若干の類似点を持つ。
  • システムサコム製の『ソフトでハードな物語2』作中に、IIのパロディーとして「サンタフォース2」というゲームが登場。BGMもIIの物をモチーフにパロディー化された物が流れる。
  • エグザクト製の『ナイアス』には、IIのゲームデザイン(サイドビューステージ)の影響が見られる。
  • 極上パロディウス』のスペシャルステージボスは、IIIのHYDRAステージボス「ガーゴイル」のパロディーと思われる動きを見せる。
  • 『セガガガ』の最終ステージに実装されているシューティングゲーム「R720」は、Vをモチーフとした演出が成されており、九十九百太郎と山西利治が楽曲を提供している。また、セガガガのプロデューサーであるゾルゲール哲が企画を担当したVIでは、そのR720を更にセルフパロディーとするような演出が見られる。
  • Vをベースとしたクローンゲームとして『AquaCube』が存在する。
  • 2005年、九十九百太郎が当時所属していたNoBrandSoundsからアルバム『Lost Technology』が発表された。

脚注[編集]

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  1. ^ Thunder Force V Perfect System ソフトウェアカタログ プレイステーション オフィシャルサイト”. 2014年3月11日閲覧。
  2. ^ 初出時は曲名は無く、IVのサウンドテストモードのアレンジ版で曲名がついた。
  3. ^ IIに存在したステージをアレンジしたもの。
  4. ^ 最終決戦時の曲。ブラストウィンドの最終ボスのBGMがPart1に当たる。Part3も存在している。
  5. ^ これは、当ソフトがランキング対象期間内の全号で最下位を維持し続けた事を意味する
  6. ^ 2段に分かれているものは、上が、PHOENIX時、下がそれ以外の時の曲。
  7. ^ a b 初出は、古川もとあきのフリー素材CD、『TRADITIONAL SHOOTING』。
  8. ^ 初出は『セガガガ』。
  9. ^ 原曲はIIIの「His behavior inspired us with distrust」
  10. ^ 原曲はIIIのオープニング曲「The wind blew all day long」
  11. ^ 原曲はIVのオープニング曲「Lightning Strikes Again」
  12. ^ 原曲はVのオープニング曲「Beginning Of War」

外部リンク[編集]