クイーン II

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クイーン II
クイーンスタジオ・アルバム
リリース イギリスの旗 1974年3月8日
アメリカ合衆国の旗 1974年4月9日
録音 1973年8月 Trident Studios
ジャンル ハードロック
時間 40 42
レーベル イギリスの旗EMI
アメリカ合衆国の旗エレクトラ・レコード
キャピトル・レコード(再発売)
ハリウッド・レコード(再々発)
プロデュース ロイ・ベイカー, クイーン
「Nevermore」「Funny How Love」はロビン・ケーブルとクイーン
「The March of the Black Queen」はロイ・ベイカー、ロビン・ケーブル、クイーン
専門評論家によるレビュー
クイーン 年表
戦慄の王女
(1973年)
クイーン II
(1974年)
シアー・ハート・アタック
(1974年)
クイーンII 収録の シングル
  1. 輝ける7つの海
    リリース:1974年2月23日
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クイーンII』(QUEEN II)は、イギリスロックバンドクイーンの2作目のアルバムである。本国では1974年3月に発表され、日本では3か月後の6月に発売された。

解説[編集]

彼ら最初のコンセプト・アルバムであり、前作『戦慄の王女』によるプレスからの酷評に対する回答でもあった。

レコード発売当時は、ギタリストのブライアン・メイ中心の「サイドホワイト」と、ヴォーカルのフレディ・マーキュリー作の曲のみの「サイドブラック」の2つに分けるという形式がとられた。この「白と黒」というコンセプトは、メドレー形式の曲の収録方法、アルバムジャケットの裏表や見開きの写真にも貫かれており、片面ずつのトータル性や「白と黒」が対になったコンセプトを1枚のアルバムとして押し出していた。 ライヴにおいても、ライティングの効果を無視してこのコンセプトが用いられた。しかし、CD化に際して上述のようなコンセプトも失われた。ただ、できるだけこのコンセプトを守るため、「Ogre Battle」の冒頭には長めの空白が挿入されている。

デビュー当初から、ルックス面におけるグラムロックの影響、作品にみられるクラシックの影響や組曲的、メドレー的な曲構成、レコードのA面B面をトータル・コンセプトの元に作る作風などから、一部ではプログレッシヴ・ロックの要素をアルバムに取り入れたともいわれた。

メインジャケットはフレディ以外のメンバーは白の衣装を着た写真を希望していたが、フレディの強い要望で黒のジャケットが採用された。また、「グレイテスト・ビデオ・ヒッツ1」のジャケットにも流用された。

また、ガンズ・アンド・ローゼスアクセル・ローズは、「オレが死んだらクイーンIIのアルバムを棺に入れてくれ」と述べたという逸話がある。

発売日[編集]

チャート最高順位[編集]

収録曲[編集]

注:曲の長さはCDにおけるものをそのまま記述しているため、挿入された空白などは考慮していない。

サイドホワイト
  1. プロセッション - Procession (May) - 1:12
  2. 父より子へ - Father to Son (May) - 6:14
  3. ホワイト・クイーン - White Queen (As It Began) (May) - 4:33
  4. サム・デイ・ワン・デイ - Some Day One Day (May) - 4:21
  5. ルーザー・イン・ジ・エンド - Loser in the End (Taylor) - 4:01
サイドブラック
  1. オウガ・バトル - Ogre Battle (Mercury) - 4:08
    イントロは、エンディング部分を逆再生したものである。
  2. フェアリー・フェラーの神技 - The Fairy Feller's Master-Stroke (Mercury) - 2:41
    比較的短い曲だが、曲調も歌詞も非常に複雑に入り組んだ形になっている。細密画で有名なリチャード・ダッドによるの同名の絵画をテイト・ギャラリーで見たフレディが、強く影響を受けて出来上がった曲で、プロデューサーのロイ・トーマス・ベイカーをテイト・ギャラリーに連れて行き、実際に絵を見せたというエピソードが残っている。
  3. ネヴァー・モア - Nevermore (Mercury) - 1:17
  4. マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン - March of the Black Queen (Mercury) - 6:33
  5. ファニー・ハウ・ラヴ・イズ - Funny How Love is (Mercury) - 2:48
  6. 輝ける7つの海 - Seven Seas of Rhye (Mercury) - 2:48(シングルカットA面)

レコード発売当初は、「サイドホワイト」「サイドブラック」と、各面が分かれ、「A面」「B面」という区別がなかった。ジャケットは表裏がブラック、見開きはホワイトが、それぞれ基調とされた。