カインド・オブ・マジック

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カインド・オブ・マジック
クイーンスタジオ・アルバム
リリース 1986年6月2日
ジャンル ハードロック
レーベル イギリスの旗EMI
アメリカ合衆国の旗キャピトル・レコード
ハリウッド・レコード(再発売)
プロデュース クイーン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
クイーン 年表
ザ・ワークス
1984年
カインド・オブ・マジック
1986年
ライヴ・マジック
1986年
カインド・オブ・マジック 収録の シングル
  1. ワン・ヴィジョン
    リリース:1985年11月4日
  2. カインド・オブ・マジック
    リリース:1986年3月17日
  3. プリンシス・オブ・ザ・ユニヴァース
    リリース:1986年4月
  4. 心の絆
    リリース:1986年6月9日
  5. 喜びへの道
    リリース:1986年8月
  6. リヴ・フォーエヴァー
    リリース:1986年9月15日
  7. 愛ある日々
    リリース:1986年
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カインド・オブ・マジック(A Kind of Magic)は、クイーンの第12作目のアルバム。

解説[編集]

「前作までの険悪な雰囲気を、1985年ライヴエイド出演によって吹き飛ばした後に作ったアルバム」と、多くのメディアで説明づけられている。元々、映画ハイランダー』のサウンドトラック用の曲をアルバム用に録音し直し(製作側の当初の依頼は3曲。最終的には6曲完成)、数曲を追加してアルバムレコードとして発売。これはクイーンが過去に『フラッシュ・ゴードン』のサウンドトラックアルバムで成功しなかった反省から、サントラ盤ではなくクイーンのオリジナルアルバムにするという判断になったという(最初の曲は、映画『アイアン・イーグル』の主題歌)。また、シングルカットの順番が、『ハイランダー』公開前だったイギリスでは『カインド・オブ・マジック』からであるのに対し、既に『ハイランダー』の公開が始まっていたアメリカでは「プリンシス・オブ・ザ・ユニヴァース」からであったなど、メディアミックスなセールス展開をしている。
ブライアン・メイ曰く、最初は主題歌のオファーを断るつもりであったが、脚本と途中まで撮影されたフィルムを見せられて感動し、帰宅途中の自動車の中で「リヴ・フォーエヴァー」を思いついたという。 演奏やアレンジや音質から、中期といわれている前作のアルバム発表には近いながらも、後期としての円熟味も兼ね備えている。四人の作曲面での個性を、クイーンとしてのバンドの演奏力と、編曲力や音楽でまとめられている。当初の録音風景の様子を撮影したビデオ作品によると、まだ、若干のメンバー間の軋轢を残してはいるようだが、よりよい音楽を作るためにもみうけられ、マーキュリーテイラーがかなりの部分で主導的立場をとっていたようであった。

また、このアルバムのツアーは、クイーン史上最大のツアーとなった。ヨーロッパ各地のスタジアムや城などで、ライブを行い各地で成功を収めた。 だが、このツアーはマーキュリーがいたクイーンの最後のツアーとなった。

3曲目の「愛ある日々」に、4曲目の「喜びへの道」の英題 "PAIN IS CLOSE TO PLEASURE" が歌詞の一節としてでてくる。

発売日[編集]

収録曲[編集]

A面[編集]

  1. ワン・ヴィジョン -ひとつだけの世界- - One Vision (クイーン)*
  2. カインド・オブ・マジック - A Kind of Magic (テイラー)*
  3. 愛ある日々 - One Year of Love (ディーコン)
  4. 喜びへの道 - Pain is Close to Pleasure (マーキュリー/ディーコン)*
  5. 心の絆 - Friends Will Be Friends (マーキュリー/ディーコン)*

B面[編集]

  1. リヴ・フォーエヴァー - Who Wants to Live Forever (メイ)*
  2. ギミ・ザ・プライズ - Gimme the Prize (メイ)
  3. ドント・ルーズ・ユア・ヘッド - Don't Lose Your Head (テイラー)
  4. プリンシス・オブ・ザ・ユニヴァース - Princes of the Universe (マーキュリー)*

(注;CDには、以下に「A Kind of a kind of Magic」「Friends Will Be Friends Will Be Friends」「Forever」3曲のボーナストラックを収録。それぞれカインド・オブ・マジック、心の絆、リブ・フォーエヴァーの別アレンジ版。)

(* = シングルカットA面曲)

脚注[編集]

カインド・オブ・マジックの一部を、「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」に一部、流用した。

関連項目[編集]