キリンフリー
| 種類 | 炭酸飲料 |
|---|---|
| 製造元 | 麒麟麦酒株式会社 |
| 販売元 | 麒麟麦酒株式会社 |
| 発祥国 | 日本 |
| 販売開始 | 2009年4月8日 |
| アルコール度数 | 0.00% |
| 色 | ピルスナー色 |
| 関連商品 | キリン休む日のAlc.0.00% アサヒポイントゼロ サントリーファインゼロ サッポロスーパークリア |
| 公式サイト | http://kirinfree.jp/ |
キリンフリー(KIRIN FREE)は、麒麟麦酒株式会社が製造するノンアルコールの炭酸飲料。製造工場は滋賀工場・取手工場・岡山工場。
目次 |
[編集] 概要
麒麟麦酒も以前から超低アルコール飲料「キリンモルトスカッシュ」を販売していたが、アルコール分がわずかに(0.5%)含まれていた。
一方、2006年の福岡飲酒運転事故を契機に飲酒運転が社会問題として大きくクローズアップされた。2007年には道路交通法改正により、飲酒運転者への罰則が強化されただけでなく、同乗行為や酒類の提供者も罰則の対象となった[1]。飲酒運転撲滅を訴える世論の高まりから、アルコール分を含まないビールテイスト飲料の需要を見込んだ麒麟麦酒は、モルトスカッシュに代わるアルコール分0.00%のビールテイスト飲料を開発。商品名を「キリンフリー」として2009年4月から発売した。
麒麟麦酒によるビールテイスト飲料カテゴリーにおける調査では、世界初のアルコール分0.00%のビール風味炭酸飲料である。また麒麟麦酒は、警察庁科学警察研究所の論文を元にした自動車運転シミュレーションで、キリンフリーを飲んでの運転の安全性を実証した。
発売当初は350ml缶と、飲食店向けの334ml小瓶の2種であった。2009年9月に500ml缶と500ml中瓶が加わった。
2009年12月上旬に後味を改善するリニューアルを行い、2010年12月上旬製造分からは、麦汁を麦芽100%に変更している(ただし一番搾りなどとは異なり、その後の工程では糖類や酸味料などが加えられており、完全に麦芽100%ではない)。さらに、2012年1月中旬製造分より人工甘味料・合成香料・酸化防止剤を無添加にしたことで雑味や甘みを抑えたほか、発売以来初めてパッケージデザインを刷新。背景に緑を採用したロゴデザインは従来通りだが、よりカジュアルで洗練されたデザインにするため、白基調に変更された。
当初は発売初年の年間販売目標を63万ケース(1ケースは633mlの大瓶20本で換算。約8,000kl)としていた。しかし、発売初年の初月(2009年4月)だけで年間販売目標の半分を超える約34万ケース(約4,300kl)を販売。これを受けて5月には年間販売目標を97万ケース増の160万ケース(約20,250kl)に上方修正、生産ラインも大幅に強化した[2]。その後も勢いは止まらず、同年8月に前回比90万ケース増の250万ケース(約31,650kl)[3]、同年10月には前回比100万ケース増の350万ケース(約45,000kl)と2度の上方修正を行い[4]、発売初年最終販売実績は400万ケース[5]を達成した。
生産拠点は発売当初、滋賀工場と栃木工場の2ヶ所で行われていたが、生産拠点の再編に伴って栃木工場が閉鎖されたために、栃木工場で生産されていた分は茨城県にある取手工場に移管された。また、好調な販売を受けて供給体制を整えるべく、2011年6月からは岡山工場での生産を開始し、生産拠点は3ヶ所となった。
麒麟麦酒は、アルコール分0.00%なので法律上の問題はないと説明しているものの、(満19歳以下の)未成年者が飲用すると、アルコール入りビールの飲用を誘発しかねないため、推奨していない。よって、ラベルには「この製品は20歳以上の方の飲用を想定して開発しました」という説明が書いてある。同じ理由でファミリーマートなど一部コンビニエンスストアでは未成年者への本品の販売を拒否している。
[編集] 商品の特徴
| 麦芽 |
| 食物繊維 (2010年以前のみ) |
| 果糖ぶどう糖液糖 |
| グルコオリゴ糖 (2011年版のみ) |
| ホップ |
| 酸味料 |
| 香料 |
| 調味料(アミノ酸) |
| 酸化防止剤(ビタミンC) |
| 苦味料 (2010年以前のみ) |
| 甘味料(アセスルファムK) (2010年版のみ) |
| エネルギー | 16→16→18 kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 0.1 - 0.3 g |
| 脂質 | 0 g |
| 糖質 | 3.3→3.1→4.2 g |
| 食物繊維 | 1.2→1.2→0 - 0.1 g |
| ナトリウム | 0 - 10 mg |
以下は、350ml缶の、その他記載事項。
- 「0」(数字)の大きなロゴ
- 「KIRIN'S INNOVATION. THE ALCOHOL-FREE BEERTASTE BEVERAGE.」
- 「REFRESHING AND RICH TASTE FOR YOUR FREE LIFE!」
- 「ALCOHOL FREE ORIGINAL YEAST-FREE PROCESS」
- 「キリンのビール醸造技術から生まれた、爽快なキレと飲みごたえのノンアルコール」
- 「この製品は20歳以上の方の飲用を想定して開発しました。」
- 「カロリーオフ」
[編集] 製法
新製法によりアルコールは生成されない。酵母を全く使用しないので、発酵しない。麦汁製造技術と香味調合技術を駆使。グループ会社キリンビバレッジの技術協力も得て、飲みごたえのある味わいに仕上げている。
[編集] CMキャラクター
[編集] 時報CM
- キリンフリーのCMはラジオでの時報CMでもおこなわれている。JFN系列局で10時~正午の昼前の時報が対象である。ドライバー向けとランチに関するバージョンがあり、FMの視聴者を意識したものとなっている。
[編集] CM曲
- プロポーズ大作戦(番組テーマ曲をCMに採用、作曲:キダ・タロー、2009年12月放送分まで) - 往年の恋愛バラエティ番組『プロポーズ大作戦』のテーマ曲。
- スタンド・バイ・ミー (ベン・E・キングの曲)(2010年1月からCMソングに使われている曲。ジョン・レノンによるカヴァーバージョン)
- フリーダム(ワム!の1985年のヒット曲)
[編集] 脚注
- ^ 2012年3月7日付朝日新聞朝刊(大阪本社13版)35面
- ^ アルコール0.00%!「キリン フリー」が異例の売上げ ウォーカープラス(東京ウォーカー) 2009年5月15日
- ^ 「キリンフリー」販売目標を再び上方修正=キリン ロイター通信 2009年8月5日
- ^ キリン「フリー」販売目標上方修正 フジサンケイビジネスアイ 2009年10月7日
- ^ ビール大手4社:サントリー増益、キリンは減収減益--09年12月期連結決算 毎日jp・毎日新聞東京朝刊 2010年2月13日
[編集] 関連項目
- ソフトドリンク
- 清涼飲料水
- キリン休む日のAlc.0.00%(姉妹品)
- アサヒポイントゼロ
- サントリーファインゼロ
- サッポロスーパークリア
- 森田一義アワー 笑っていいとも! - スポンサーとして参加。一時期は当社における東日本大震災関連の緊急CMを流していた。
- ズームイン!!SUPER→ZIP! - 同上
[編集] 外部リンク
- 商品情報: キリンフリー 麒麟麦酒株式会社オフィシャルサイト
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