読売ジャイアンツ女子チーム
読売ジャイアンツ女子チーム | |
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会社名 | 株式会社読売巨人軍 |
創設 | 2022年 |
今シーズン | |
2024年の読売ジャイアンツ女子チーム | |
ロゴデザイン | |
所属リーグ | |
ヴィーナスリーグ(関東女子硬式野球連盟) | |
歴代チーム名 | |
読売ジャイアンツ女子チーム(注:後述)(2022年 - ) | |
本拠地 | |
読売ジャイアンツ球場 他 | |
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永久欠番 | |
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獲得タイトル | |
日本一(以下 2大会の優勝:計 2 回) | |
(太字は優勝 (2回)、斜体は準優勝 (1回) 全日本女子硬式野球選手権大会(出場:2回) 2大全国大会以外 栃木さくらカップ(出場:2回) 女子野球GIANTS杯福島大会(出場:2回) 宮崎ブーゲンビリア(出場:2回, 中止:1回) | |
球団組織 | |
オーナー | 山口寿一 |
運営母体 | 読売ジャイアンツ |
球団社長 | 国松徹[1][2] |
監督 | 宮本和知 |
キャプテン |
金満梨々那 副C:田中美羽 投L:小野寺佳奈 |
読売ジャイアンツ女子チーム(よみうりジャイアンツじょしチーム)は、読売巨人軍が運営する女子硬式野球のクラブチームである。(読売ジャイアンツ(女子)を登録名とする場合がある。詳細は後述)
現在の監督は宮本和知(第1代)、キャプテンは金満梨々那(第1代)、副キャプテンは田中美羽、投手リーダーは小野寺佳奈が務める[3]。2024年のチームスローガンは「掴め!! NEXT CHAPTER」。
日本野球機構(NPB)の加盟球団が公認する女子硬式野球クラブチームとしては西武と阪神に次ぐ3例目で、全日本女子野球連盟と全日本女子硬式野球クラブ連盟、関東女子硬式野球連盟に加盟。
概要
[編集]2021年12月6日にチーム新設が報道向けに公表され[4]、 2022年に第1期生4名、2023年に第2期生16名の選手が入団し、チームとして本格始動した。
チームについて
[編集]全国大会で優勝経験のある選手や女子日本代表経験者などの選手が多数在籍している。所属選手はアマチュアの選手契約を結び[5]、学業や仕事と並行で練習や試合に参加している[6]。
雇用先・業務
[編集]半数以上の選手がジャイアンツアカデミー(直営・フランチャイズ)のコーチとして受講者の技術指導や野球振興イベントを行っており、一部の日程を除き平日にジャイアンツ球場で行う二軍公式戦のボールガールを務める[7]。他にも球団職員やアカデミーフランチャイズ企業での雇用や外部雇用(学校教員など)の雇用先がある[5]。
- シーズン期間・練習・活動内容
シーズンは概ね3月から11月まで[5]。関東女子硬式野球連盟のリーグ戦は4月から最長11月頃までの週末に広域関東圏の各球場で行われる。またシーズン期間の中で全日本選手権対象大会および非対象大会[8]の約50前後の試合に出場する。全日本選手権対象大会には社会人/クラブの「全日本女子硬式クラブ野球選手権大会」がある。(クラブ選手権 ベスト8は「全日本女子硬式野球選手権大会」へ出場することができる。)オフ期間は各自で練習やトレーニングを行う。
リーグ戦の球場がいわゆる関東甲信越(広域関東圏などの1都10県)で、主に車移動であるため長時間を要する[9]。集合時間に公共機関の始発が間に合わない場合や、遠方から上京する選手の生活面なども考慮し、地元出身者を含む全選手が周辺自治体の専用寮で生活している[9]。
練習日/集合日は火・水・金曜日の練習日と土日の試合または全体練習日、平日は午前9時から12時の周辺球場での午前練習(早朝練習の場合はG球場室内など)、夜間練習は18時から21時にG球場室内などを利用している[5]。ただG球場だけではプロや中学生との施設利用で時間上の都合があり、以下のように周辺球場も併用し補っている。練習場所は読売ジャイアンツ球場・室内練習場等の巨人所有の施設や、スポーツ振興に関する協働協定を締結している女子野球タウンの府中市民球場[10][11]、その他球団が協定締結している稲城市など近隣自治体にある球場を地域から優先的な予約を受けて使用している[12]。
その他の活動として、リーグ・大会時の運営(当番制。自チーム試合前後のアナウンスや電子記録係、ボールパーソンや球場整備等)、球団イベント等への参加(一部選手)、地域活動(イベントの参加や企画)、メディア出演(一部選手)などがある。
ユニフォーム・用具
[編集]キャップ、ユニフォーム、ソックスは後述のように各サプライヤーがついており、バットやグラブ・スパイクなどの用具は貸与し退団時に返却する(グラブの個人購入有無は不明)[5]。トレーニング機材や練習にかかる設備・物品は球団またはチームで共有しているものが多く、その他の個人使用するスポーツアクセサリーやトレーニンググッズなどは各自購入している[5]。
背番号
[編集]母体球団の読売ジャイアンツで永久欠番とされている背番号(1・3・4・14・16・34)は着用せず、球団側の希望を擦り合わせ決定している[13]。
チーム名・略称など
[編集]チーム名は「読売ジャイアンツ女子チーム」または「読売ジャイアンツ(女子)」で、現状では硬式野球の出場チームにおいて男女が混ざることが無いので、侍ジャパン等では登録名を「読売ジャイアンツ」と登録している[14]。球団では社内で雇用する社会人の選手および大学生や許諾の外部勤務選手によるクラブチームという形を取っているためであったり、他チームからのNPB所属男子とのチーム名区別のために「女子チーム」という名称を便宜上加えたものなどの理由であるが、厳密に表明しているわけではない。(ただし、現在は全日本連盟に社会人野球の単独カテゴリがなく(社会人・クラブ カテゴリとなっているため)、社内雇用選手のみのチームも全てクラブ連盟に属している。)
通常時の公式戦では(女子のみの試合であるため略しており)チーム名として「読売ジャイアンツ」や、電光掲示板の表記では「巨人」となることが多い。またメディアでも「巨人女子」「巨人女子野球チーム」などの表記が多く、稀に「読売女子」と表記されることもある[注 1][注 2]。
歴史
[編集]チーム創設
[編集]球団や読売新聞社・報知新聞社が女子野球やヴィーナスリーグを後援してきた経緯があり、野球振興にとっての女子野球選手や女子が男子を支える等の宮本の意見を以前から聞いていた原辰徳(当時の一軍監督)も「宮本は本気です、私からもお願いします」とオーナーの山口寿一を説得、山口からは承諾の上で「初めてのことをやるのは大変」と伝えられ、宮本は覚悟の気持ちと精一杯頑張ろうと思えたという[4][15][16]。宮本は球団社長付女子野球アドバイザー・初代監督に就任した[17][18]。
国内の女子硬式野球の人口は増え続けていることから、女子野球の振興・発展のために卒部後やチーム退団後の受け皿・進路目標として、NPB球団の公認としては3チーム目(球団傘下では2チーム目)となる女子チームを創設した[19]。
- 2021年
- 12月6日:チーム新設がプレスリリースされた。
- 12月8日:第1期生の4名の内定した選手が発表された[20]。
- 2022年
- 2月1日~12日:宮崎春季キャンプ、最終日には男子選手に混ざって練習を共にこなし、一流選手からアドバイスなどを受けた[18][21]。
- 6月3日:府中市民球場で東京都府中市と「スポーツ振興に関する協働協定」を結んだ。同市は都内で初めて全日本女子野球連盟の「女子野球タウン」に認定されており、野球教室やイベントへの参加などを通じて、女子野球などスポーツ振興や地域活性化に取り組む[22]。
- 11月23日:ファンフェスタで16名の新入団選手と監督・コーチらの新体制を発表[23]。
- 野球教室・選手交流
BBキャラバンはベースボールキャラバンの意。
- 5月21日:BBキャラバン(絆スタジアム、山口県岩国市)[24][25]
- 9月3日:BBキャラバン(ひたちなか市民球場、茨城県ひたちなか市)[26]
- 12月12日 - 13日:町立三原小学校(東京都八丈町、東京都教育委員会のプロジェクト)[27]、村立青ヶ島小中学校(青ヶ島村、同プロジェクト)、八丈町中学野球部の合同練習(三原中学校、大賀郷中学校、富士中学校)[28]
宮本監督時代
[編集]- 各年成績などの詳細は「各年の読売ジャイアンツ女子チーム」も参照
2023年
[編集]2月24日チームスローガン「2023 "START UP" 魅せる!!」を発表し、25日には球団89周年企画「89 is my life. ~野球とは、人生そのものだ。~」で史上初の男女混合キービジュアルを公開[29]。 3月1日に初のオープン戦でゴールドジム[30]、3月18日、沖縄大会にて初公式戦に出場[31]。 3月21日 - 25日に府中キャンプ(府中市民)、午後には折尾愛真高校 (福岡県)と地元チームの女子選手らと練習[32]。 4月24日、両球団共同企画で巨人阪神戦の有料観客試合開催を発表し、7月に甲子園と東京ドームでそれぞれ行われた[33][34][35]。 2024年度セレクションでは、一次選考(映像)と二次選考をクラブ連盟所属の有無により2回に分けて行われた[36]。
10月に府中市と武蔵府中税務署から広報大使を委嘱され[37]、電子申告に関する広告出演やラジオ出演を行った。11月12日に巨人OB会による企画でOB対女子のチャリティーマッチ・野球教室を開催(静岡・草薙)[38][39][40]。23日、新入団選手2名(瀧石、上條)と新任コーチ(勝呂)をファンフェスタ2023で発表[41][42][43]、運営球団創設90周年記念プロジェクト事業の第1弾として、チームをニカラグアへ派遣予定と発表。国際協力機構(JICA)との連携協力協定活動の一環で、NPB球団傘下史上初の単独海外派遣となる[44]。 25日に球団納会ゴルフ・会食が行われ[45]、翌日にオールスターの試合およびリーグ閉会式が開催された[46]。AS東軍のコーチとして招集参加した助監督の長谷川国利が東海大監督就任のため退団[47]。
- 野球教室・選手交流
- 1月23日:村立式根島小学校(東京都新島村、東京都教育委員会のプロジェクト)[48]
- 同上:野球体験・JUMP-JAM及び23シーズンユニフォーム報道公開(ジャイアンツ球場(岡本,小林,金満,島野)、児童健全育成推進財団・ナイキジャパン運動遊びプログラムJUMP-JAM)[49]
- 2月10日:市立青島小学校(宮崎県宮崎市)[50][51]
- 2月11日:木の花ドーム(宮崎県総合運動公園、宮崎市)[52]
- 5月28日:BBキャラバン(スリーボンドスタジアム八王子、東京都八王子市)[53]
- 9月3日:BBキャラバン(ひたちなか市民球場、茨城県ひたちなか市)[54]
2024年
[編集]上述のようにJICA連携活動の一環[55]で、前年末から研修に取り組み1月9日ニカラグアに渡航。スポーツ庁や在ニカラグア日本大使館での野球連盟や各大臣との交流会などが開かれた。また振興活動では、巨人のコーチングカリキュラムに基づいた野球教室では未経験36名の児童と小・中学の野球選手 計176名へ指導し、女子選手らとの合同練習や親善試合(2試合[56][57])を行った[58][59]。事後研修を終えて派遣前のイメージと異なり振興活動や自身の考え方について変化を感じた選手もいたという[60]。2月1日・2日宮崎春季キャンプに帯同し帰京、3日に府中・大國魂神社(参拝)および調布・深大寺にて各5名イベント参加[61]、4日には日本代表の田中美羽と球団職員で発起したベースボール5チーム「GIANTS」が第1回日本選手権に出場し準優勝となった[62][63]。10日に全体練習を開始[3]。球団職員・コーチなどデュアルキャリアに取り組む社会人・アスリートとしてより向上し野球振興・社会貢献活動をしていること等から、阿部慎之助一軍監督の意向で女子(とU15)も含めて球団全体で指針の明文化や浸透を図るクレドカードが配布される[64][65][66]。3月2日の対桃教大で今季のOP戦を開始。6月22 - 23日の福岡SBホークスクイーンズカップ招待試合の対優勝チーム・九州ハニーズ戦(みずほPayPay、ロッテ戦後)[67]、6月29日(甲)と7月13日(東、DeNA戦後)の対阪神戦を開催発表[68]。6月11日に今村司が代表取締役社長を退任(非常勤球団顧問に就任)し国松徹が就任[69][70]。8月のクラブ選手権を優勝で終え全日本選手権出場権が与えられた[71]。初開催の交流戦に連盟推薦を受けたため渡韓し3地域の代表およびクラブチームと対戦。10月には東北リーグ選抜(盛岡)、府中メアーズとの交流試合を予定。
- 野球教室・選手交流
- 1月:ニカラグア野球教室
- 2月16日:出前教室 (市立二塚小学校 富山県高岡市)[72]
- 2月17日:ふるさとBBキャラバン (高岡西部総合公園 高岡市)[73]
- 同上:JUMP-JAM・レク、野球ゲームほか (七尾市城山体育館 石川県七尾市、USICベースボールアカデミー、G hands 応援しよう!能登プロジェクト)[74][75]
- 2月25日:ふるさとBBキャラバン (町立小豆島中学校体育館 香川県小豆郡小豆島町)[76][77]
- 5月12日:BBキャラバン(スリーボンドスタジアム八王子、東京都八王子市)
所属選手・スタッフとIL
[編集]ロスター
[編集]選手・スタッフの詳細情報については「読売ジャイアンツ女子チームの選手一覧」も参照
2024年の選手・スタッフ(2024年8月時点)。◎の選手は創設メンバー、*は新入団、′は球団職員または野球関係雇用選手(非公表を除く)[23][78][79]。(登録ポジション以外につく場合もある。)
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IL
[編集]復帰選手の状況等については以下を参照(′23年 IL、′24年 IL)。
- 治療・リハビリ
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大会・表彰
[編集]大会
[編集]全国大会
[編集]- 全日本女子硬式クラブ野球選手権大会
- 全日本女子硬式野球選手権大会
- 準優勝 :1回(2024)
地域大会
[編集]- DESCENTE presents 女子硬式野球沖縄大会
- 優勝 :2回(2023、2024)
- 栃木市杯 栃木さくらカップ(フリーの部)
- 優勝 :1回(2023)
- 女子野球GIANTS杯 福島大会(硬式の部)
- みやざきブーゲンビリアカップ[注 3]
- 優勝 :1回(2023)
表彰
[編集]- 最優秀選手賞
- 全日本女子硬式クラブ野球選手権大会
- 2023 - 小野寺佳奈[82]、2024 - 野呂萌々子
- DESCENTE presents 女子硬式野球沖縄大会
- 2024 DESCENTE MVP - 清水美佑
- 全日本女子硬式クラブ野球選手権大会
- 優秀選手賞
チーム成績・記録
[編集]試合、勝敗、勝率に関する記録
[編集]2023年シーズンまでの記録。
リーグ記録
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チーム打撃記録
[編集]• 通算本塁打 2本
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チーム投手記録
[編集]シーズン
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節目の投手達成記録
[編集]• 投球回 | |||
• 50投球回 | (2023年6月4日-対 秀明大学 | [7回裏 (投)島野愛友利]) | |
• 100投球回 | (2023年7月30日-対 平成国際大学 | [2回裏 (投)清水美佑]) | |
• 奪三振 | |||
• 50奪三振 | (2023年6月18日-対 ゴールドジム | [4回表 (投)日高結衣・(打)金子桃々]) | |
• 100奪三振 | (2023年9月2日-対 秀明大学 | [4回表 (投)日高結衣・(打)笹本美空]) |
その他の投手達成記録
[編集]2024年3月17日時点。
ノーヒットノーラン達成
[編集]- リーグ戦以外
スローガン・チーム/共通キャッチコピー
[編集]- 2023年 : 2023 "START UP" 魅せる!! / - / 89 is my life. ~野球とは、人生そのものだ。~[88][29]
- 2024年 : 掴め!! NEXT CHAPTER / 女子野球、私達が未来を創る!! / go! 行こう、最高の未来へ。[89][90][91]
主な使用球場、遠征・キャンプ地等
[編集]- 室内練習場(ジャイアンツ球場) - 平常時の練習(屋外グラウンドは冬季オフ期間のみ)
- 府中市民球場 - 全体練習、練習試合、府中キャンプ[92](参拝社:大國魂神社)
- 調布基地跡地運動広場 (A-16) - 全体練習、練習試合
- 公益社団法人 九段尽性園グラウンド
- 恩納村立赤間運動公園野球場 - 春季短期キャンプ[93]
- 宮崎県総合運動公園 - 春季キャンプ一軍帯同(一部選手、イベント・技術指導・試合業務を含む)
ユニフォーム、サプライヤー等
[編集]一部を除き、基本的に男子のサプライセットと同様である。
- 2023年からナイキとパートナーシップ契約を結び、2023シーズンからの巨人及び女子野球の公式ユニフォームサプライヤーとなる[94]。ネーム掲載と前番号がない「背番号のみ」となり、胸元のロゴ入り(キャプテンはCマークが左胸元に入る)ユニフォームになる。
- キャップはNEW ERA提供である。また、ソックスも同様にソックスサプライヤーのSTANCEと契約し、MLBと同様のセットアップを着用する[95]。
- 2023年7月22日の対阪神戦でオレンジ色の「橙魂ユニ」(上半身のみ・23年モデル)を使用し、その後も通常の併用ユニフォームとして使用している[96]。
- 2024年からは新ユニフォームが使用される。キャップロゴがティファニーデザインのものとなり、ホームユニフォームの右袖に「TOKYO」文字が復刻刺繍され、ソックスには外側の中央に球団新ロゴと、足首部分には東京の街並みをイメージしたイラストが入る(併用の橙魂ユニも24年モデルに変更された。)[97][98][99]。また、7月13日の対阪神戦では、ティファニーと特別コラボした24年モデルのユニフォーム・TGキャップ・ソックス・TGヘルメットを1軍に先駆けて着用[100]。背番号の下に「Tiffany&Co.」とロゴが刺繍され、TG/側頭部ロゴやソックスにはティファニーブルーが使用された。
スポンサー
[編集](2023年2月時点で公表されているもの)
- オフィシャルキャップサプライヤー:NEW ERA
- オフィシャルユニフォームサプライヤー:ナイキ
- サポーティングカンパニー:コナミホールディングス
- オフィシャルサプライヤー:STANCE
応援団
[編集]現在は球団や連盟が公認する応援団はなく、以下の優志による応援団のみである。
- 「読売ジャイアンツ女子応援団・東京稲城」(英語:GIANTS LADIES CHEER TEAM)
2023年から活動している私設応援団[101]。NPBの応援団規定(特別応援許可)に則った団体ではないため、団員の審査は優志団員により行われており、東京ドームや甲子園での対阪神戦、その他の球場での有料試合など、試合観戦契約約款・特別応援許可規程がある試合の場合は、東京稲城は応援禁止対象団体となる。そのため、それらの試合では親球団の応援団(読売ジャイアンツ応援団)が代理応援を行ったり、その他外部の演奏団体を招く場合がある(例:地元学生の吹奏楽部による応援など)。また、甲子園では大阪応援団がメインで行うなど、球場地域や時期、プロ試合との兼ね合いによって団員が変わったり各地応援団が協力して行うことがある。
その他の振興活動
[編集]TOKYO UNITE
[編集]東京都内のスポーツ団体・チーム連携活動「TOKYO UNITE」に読売巨人軍も参画しており、NPB選手だけでなくアカデミーコーチや女子チームの選手も含んで参画している[102]。UNITE全体のイベントや、他チーム主催の交流イベントなどに参加している[103]。
ベースボール5チーム「GIANTS」
[編集]入団前からベースボール5チームの5STARsに所属し日本代表にもなった田中美羽を筆頭に、他の女子選手とアカデミーなどの球団職員でチームを結成。球団でもキャンプ地での体験会や、JICA協力でブルキナファソの選手へオンライン指導を行うなどベースボール5の普及を進めている[104][105]。
- 侍ジャパン チャレンジカップ 第1回 Baseball5 日本選手権(オープンの部G-A 予選:2023年12月23日・明治神宮外苑室内球技場、本戦:2024年2月4日・横浜武道館)
チームの構成メンバーは田中大輝、辻東倫、黒田響生、竹内大地、中濱瑞樹と(女子チーム)田中、長田、真砂、甲斐。2023年12月の予選と翌年2月の本戦の決勝まで進み準優勝となった[106][107]。
試合中継・メディア等
[編集]試合中継等
[編集]ヴィーナスリーグや全国大会においては、一部の試合のみ球団職員による簡易中継が行われ、球団公式配信サイト「GIANTS TV」にて無料配信される。
また、東京ドームで行われる交流試合では、日テレジータスのDRAMATIC BASEBALLにて放送される。ジータスはCS放送であるが、NPBプロ野球の巨人主催試合と同様に、GIANTS TVでも有料配信される。アナウンサーと解説者(女子野球監督経験者など)による解説付きで、2023年の巨人-阪神戦(東京ドーム)ではボリュメトリックビデオシステムを使用した放送も行われた[108]。
番組・メディア等
[編集]- 番組
- 日テレジータス(CS放送局)- DRAMATIC BASEBALL、超ジャイアンツ(特集時)
- その他、日本テレビ系列の特集番組など。
- メディア
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “【巨人】球団社長の今村司氏が退任、札幌テレビ副社長に就任 女子チーム発足など球団経営に尽力”. 日刊スポーツ (2024年6月11日). 2024年6月11日閲覧。
- ^ “【巨人】読売新聞西部本社社長の国松徹氏が新球団社長に就任…今村司前社長は球団顧問に”. スポーツ報知 (2024年6月11日). 2024年6月11日閲覧。
- ^ a b “【巨人】女子チームの新スローガンは「掴め」、宮本和知監督「プロ意識を持ってほしい」”. スポーツ報知 (2024年2月10日). 2024年2月10日閲覧。
- ^ a b “巨人が女子チーム新設!高校日本一エース島野愛友利ら1期生4選手内定”. 日刊スポーツ (2021年12月7日). 2022年11月24日閲覧。
- ^ a b c d e f #7-2 ゲスト:読売巨人軍・女子チームマネージャー 水上佳奈子さん② しぶさわくんFM(@sibusawakunfm) (2024年5月10日). 2024年5月26日閲覧。
- ^ “読売ジャイアンツ女子チームとは”. 読売巨人軍. 2023年5月1日閲覧。
- ^ “【球界ここだけの話(2719)】ボールガールから切り開く未来 巨人女子チーム1期生4人の挑戦”. サンケイスポーツ (2022年6月17日). 2023年12月11日閲覧。
- ^ “女子野球の試合観戦について”. 読売巨人軍. 2023年5月1日閲覧。
- ^ a b #7-3 ゲスト:読売巨人軍・女子チームマネージャー 水上佳奈子さん③ しぶさわくんFM(@sibusawakunfm) (2024年5月17日). 2024年5月26日閲覧。
- ^ “東京都初、女子野球タウンに認定!読売巨人軍とスポーツ振興に関する協働協定を締結”. 府中市. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “読売ジャイアンツ女子チームが市民球場でキャンプを実施しました”. 府中市. 2023年5月31日閲覧。
- ^ #7-1 ゲスト:読売巨人軍・女子チームマネージャー 水上佳奈子さん① しぶさわくんFM(@sibusawakunfm) (2024年5月9日). 2024年5月26日閲覧。
- ^ “【イチローから三塁打】この迫力!巨人の「55」森﨑杏 松井秀喜から連綿と続く系譜”. 日刊スポーツプレミアム (2023年8月5日). 2023年8月6日閲覧。
- ^ “「カーネクスト presents 第9回WBSC女子野球ワールドカップ」侍ジャパン女子代表 出場選手について”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2024年4月26日). 2024年5月26日閲覧。
- ^ “原監督と山口オーナーに直談判 宮本和知はなぜ巨人に女子チームを立ち上げたのか/前”. 日刊スポーツプレミアム (2023年7月22日). 2023年10月2日閲覧。
- ^ “ジャイアンツ女子チームの宮本和知監督の言葉から読み取る!「未来につながる女子野球」とは - しゃべりおbase”. 株式会社shabell (2023年6月2日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ “巨人 女子野球チーム発足へ、宮本和知氏アドバイザーに就任 23年ヴィーナスリーグ参加目指す”. スポニチアネックス (2021年12月7日). 2022年11月24日閲覧。
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- ^ “【巨人】女子野球チーム新設!23年ヴィーナスリーグ参加へ 甲子園V右腕ら1期生4選手と契約”. スポーツ報知 (2021年12月7日). 2022年11月24日閲覧。
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- ^ “【巨人】女子野球チーム1期生の4人も宮崎キャンプを打ち上げ 「打球の追い方、間…すごい勉強になった」”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2022年2月12日). 2022年11月24日閲覧。
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- ^ “【巨人】女子チーム ベースボールキャラバンPresented by KONAMI 岩国開催”. スポーツ報知 (2022年5月21日). 2023年12月10日閲覧。
- ^ 読売ジャイアンツ女子チーム ベースボールキャラバン Presented by KONAMI ひたちなか開催について 2022.09.03 読売巨人軍
- ^ 読売ジャイアンツ女子チームによる八丈島での野球体験会開催について 2022.12.12 読売巨人軍
- ^ 女子チームによる青ヶ島での野球体験会開催について 2022.12.14 読売巨人軍
- ^ a b 2023年キービジュアルは球団史上初の男女集合!キャッチコピーは「89 is my life.」 2023.2.25 読売巨人軍
- ^ 女子チーム3月の試合情報~初の対外試合と公式戦出場 2023.2.25 読売巨人軍
- ^ “【巨人】女子チーム、ノーヒットノーランデビュー 清水美佑9奪三振「できすぎ」宮本和知監督「語り継がれる」”. スポーツ報知 (2023年3月19日). 2023年3月19日閲覧。
- ^ ジャイアンツ女子チームが「府中キャンプ」スタート 2023.3.21 読売巨人軍
- ^ 女子チームによる「巨人阪神戦」の開催について 2023.4.24 読売巨人軍
- ^ “阪神タイガースWomen 女子版“伝統の一戦”で零敗 三浦伊織主将「何とか勝ちたかったんですけど…」”. スポニチアネックス (2023年7月23日). 2023年7月23日閲覧。
- ^ “初開催の女子野球「GT伝統の一戦」大熱戦の末に読売ジャイアンツ女子チームvs阪神タイガースWomen引き分け”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2023年7月29日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ 読売ジャイアンツ女子チーム 2024年度選手募集セレクションの開催について 2023.6.26 読売巨人軍
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外部リンク
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