福島町
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ふくしまちょう 福島町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(渡島総合振興局) | ||||
郡 | 松前郡 | ||||
市町村コード | 01332-3 | ||||
法人番号 | 6000020013323 | ||||
面積 |
187.25km2 | ||||
総人口 |
3,398人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年10月31日) | ||||
人口密度 | 18.1人/km2 | ||||
隣接自治体 |
上磯郡知内町、松前郡松前町 檜山振興局:檜山郡上ノ国町 (海を挟んで隣接) 青森県:東津軽郡外ヶ浜町 | ||||
町の木 | スギ | ||||
町の花 | ヤマユリ | ||||
福島町役場 | |||||
町長 | 鳴海清春 | ||||
所在地 |
〒049-1392 北海道松前郡福島町字福島820 北緯41度29分02秒 東経140度15分05秒 / 北緯41.48383度 東経140.25136度座標: 北緯41度29分02秒 東経140度15分05秒 / 北緯41.48383度 東経140.25136度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
福島町(ふくしまちょう)は、北海道(道南地方)の渡島総合振興局に位置する町。渡島半島南西部に位置し、松前郡に属する。
地理
[編集]渡島支庁西部に位置する。南岸は津軽海峡に接する。内陸部は山地。
地形
[編集]山地
[編集]- 主な山
河川
[編集]- 主な川
海岸
[編集]- 主な岬
人口
[編集]福島町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 福島町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 福島町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
福島町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
[編集]2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[1]。
- 字日の出、字美山
隣接自治体
[編集]歴史
[編集]中世
[編集]- 平安時代
- 室町時代
- 戦国時代
近世
[編集]- 江戸時代
- 1617年(元和3年)このころから千軒金山が開削される。
- 1620年(元和6年)イエズス会のカルワーリュ神父、千軒金山のキリシタン宗徒にミサをする。
- 1624年(寛永元年)アイヌ語でオリカナイ (折加内)と言われていた当地を月崎神社の御神託により福島村となる。
- 1662年(寛文2年)松前神楽の前身となる御神楽が行なわれる。
- 1666年(寛文6年)白符神明社の創建。→白符荒馬踊り
- 1772年(元文元年)釜谷(塩釜)神社建立。イワシ漁のため塩の需要があったので、釜谷(字塩釜)で製塩が盛んに行なわれるようになる。
- 1809年(文化六年)吉岡村に沖之口番所が設置される。
近代
[編集]- 明治
- 昭和
現代
[編集]- 昭和
- 1953年(昭和28年)国鉄福山線が全通。福山線を松前線と改める。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 町制を施行し、福島町となる。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 松前郡吉岡村と新設合併し、新制福島町となる。
- 1963年(昭和38年)青函トンネルの着工式を開催。
- 1965年(昭和40年)青函トンネルの作業基地工事により穏内館跡が破壊される。翌年工事を中断し緊急調査が行われるが遺構の大半は既に失われていた。
- 1969年(昭和44年)財政再建団体に指定される。
- 1972年(昭和47年)財政再建に成功し、指定が解除される。
- 1973年(昭和48年)北海道立青函トンネル記念館が開館(2002年閉館)。
- 1988年(昭和63年)青函トンネル完成。松前線が廃止される。
- 平成
- 1997年(平成9年)横綱千代の山・千代の富士記念館が開館。
- 2005年(平成17年) - 2002年に閉館した北海道立記念館を受け継ぎ、福島町青函トンネル記念館がリニューアルオープン。
政治
[編集]行政
[編集]町長
[編集]防災無線
[編集]- 防災無線の時報曲名リスト
施設
[編集]警察
[編集]- 松前警察署福島交番
消防
[編集]- 福島消防署
- 衛生センター(松前郡福島町字千軒31-1)
郵便局
[編集]- 主な郵便局
- 福島郵便局(集配局)
- 吉岡郵便局
対外関係
[編集]姉妹都市・提携都市
[編集]国内
[編集]- 姉妹都市
経済
[編集]第一次産業
[編集]漁業
[編集]漁業が盛ん。 珍味スルメの生産量は日本一。
- 主な漁港
- 岩部漁港
- 福島漁港
- 吉岡漁港
- 漁協
- 福島吉岡漁業協同組合
農業
[編集]- 農協
- 福島町農業協同組合
第三次産業
[編集]物流
[編集]金融機関
[編集]- 道南うみ街信用金庫福島支店
情報・通信
[編集]マスメディア
[編集]中継局
[編集]教育
[編集]高等学校
[編集]- 道立
中学校
[編集]- 町立
- 福島町立福島中学校
小学校
[編集]- 町立
- 福島町立福島小学校
- 福島町立吉岡小学校
廃校
[編集]- 浦和小学校と千軒中学校が1997年
- 千軒小学校が2004年、白符小学校が2008年に閉校されている。
交通
[編集]空路
[編集]空港
[編集]鉄道
[編集]鉄道路線
[編集]北海道新幹線(海峡線)が町内を通るが、駅は設置されていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は木古内駅。
かつては世界初の海底駅である吉岡海底駅(青函隧道内に位置する、下車に事前申し込みが必要な見学専用駅)があったが、2014年(平成26年)3月14日に駅としては廃止され[6]、保守設備の設置等を目的とした「吉岡定点」となった。
廃線
[編集]- 北海道旅客鉄道
バス
[編集]路線バス
[編集]タクシー
[編集]- 松前圏エリアに属する
- タクシー会社
- 山崎ハイヤー
道路
[編集]高速道路
[編集]国道
[編集]道道
[編集]道の駅
[編集]航路
[編集]港湾
[編集]- 東日本フェリー:青森県外ヶ浜町三厩 - 福島町(ただし1998年以降運航休止)
観光
[編集]文化財
[編集]選択無形民俗文化財
[編集]- 松前神楽 - 国の重要無形民俗文化財でもある。福島町松前神楽保存会
その他
[編集]- 宮歌村文書 - 道指定有形文化財、宮歌八幡神社蔵
- 円空作 観世音菩薩像(来迎観音像) - 町指定有形文化財、吉野教会
- 神楽用獅子頭 - 町指定有形民俗文化財、福島大神宮
- 福島大神宮祭礼行列 - 町指定無形民俗文化財、福島大神宮祭礼行列保存会、福島大神宮境内
- 白符荒馬踊 - 町指定無形民俗文化財、白符荒馬踊保存会、白符大神宮
観光スポット
[編集]- 福島町青函トンネル記念館(2005年(平成17年)4月よりリニューアルオープン)
- 横綱千代の山・千代の富士記念館
- 松前矢越道立自然公園
- 青の洞窟
文化・名物
[編集]祭事・催事
[編集]- 北海道女だけの相撲大会(5月)
- やるべ福島イカまつり(8月)
- 福島大神宮例大祭(9月)
- カントリーフェスティバル(10月)
- 南北海道駅伝大会(11月)
出身関連著名人
[編集]出身著名人
[編集]- 千代の山雅信 - 大相撲第41代横綱、のち九重親方。
- 千代の海茂夫 - 大相撲力士・十両、千代の山の弟子。
- 千代の富士貢 - 大相撲第58代横綱、千代の山の弟子、のち九重親方。
- 中島正一 - 冒険家
- 山本直樹 - 漫画家
関連著名人
[編集]- 一山本大生 - 元役場職員・大相撲幕内
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 総務省統計局統計調査部国勢統計課『平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》』(CSV)(レポート)総務省、2017年1月27日 。2017年5月20日閲覧。※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
- ^ 同町の青函トンネル記念館に、当町と三厩村(現・外ヶ浜町)の境界を示す標識が展示されている。
- ^ “【正論】津軽海峡を全面領海にして守れ 東海大学教授・山田吉彦”. 産経新聞. (2013年11月5日). オリジナルの2017年6月20日時点におけるアーカイブ。 2017年6月21日閲覧。
- ^ “日本の領海等概念図”. 海上保安庁海洋情報部. 2017年6月21日閲覧。
- ^ 日本財団図書館(電子図書館)過疎地域活性化のための交流施策のあり方に関する調査研究:事例40 長崎県・福島町~三福島町友好交流事業~
- ^ “吉岡海底駅”. 北海道旅客鉄道. 2017年6月21日閲覧。