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夜にはぐれて 〜Where Were You Last Night〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「夜にはぐれて 〜Where Were You Last Night〜」
Winkシングル
初出アルバム『Crescent
B面 想い出までそばにいて
リリース
規格 8cmCD
デジタル・ダウンロード
ジャンル ポップス
時間
レーベル ポリスター
作詞・作曲 アレクサンダー・バードスウェーデン語版英語版ティム・ノレルスウェーデン語版オーラ・ハーンカンソンスウェーデン語版英語版[注 1]
日本語詞:及川眠子
編曲:門倉聡
プロデュース 水橋春夫
ゴールドディスク
  • ゴールド(日本・旧):1990年7月認定[1]
チャート最高順位
  • 2位(オリコン、1990年7月16日)[2]
  • 1990年度年間33位(オリコン)[3]
  • Wink シングル 年表
    Sexy Music
    (1990年)
    夜にはぐれて 〜Where Were You Last Night〜
    (1990年)
    ニュー・ムーンに逢いましょう
    (1990年)
    テンプレートを表示

    夜にはぐれて 〜Where Were You Last Night〜」(よるにはぐれて ホエアー・ワー・ユー・ラスト・ナイト)は、Winkの8枚目のシングルである。1990年7月4日ポリスターより発売された。

    概要

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    表題曲は、1989年に発売されヒットした、スウェーデンの女性歌手であるアンキー・バッガースウェーデン語版英語版の "Where Were You Last Nightスウェーデン語版英語版" [注 2]カバー。Winkの楽曲として、日本語詞を及川眠子、編曲を門倉聡が担当した。

    カップリング曲は「想い出までそばにいて 〜Welcome To The Edge〜」。アメリカソープオペラであるSanta Barbara英語版の劇中で用いられた "Welcome to the Edge" を原曲とする[4]。「夜にはぐれて」と同様に、日本語詞は及川眠子、編曲は門倉聡が担当した。この曲は、1991年に、作詞・作曲者の一人であるビリー・ヒューズの日本デビュー・シングルとして、「とどかぬ想い〜Welcome to the Edge〜」のタイトルでセルフカバーされ、同年のフジテレビのドラマ『もう誰も愛さない』の主題歌として用いられている。

    1990年7月4日に発売。オリコンチャートの週間ランキングでは、7月16日付の初登場2位を最高位とし、以後、100位以内には、10月22日付の78位まで、15週連続ランクインした[5]。同チャートの年間ランキングでは、1990年度において売上29.128万枚により33位となっている[3]

    なお、本シングルのリリース直前に、Winkのメンバー・鈴木早智子急性肝炎によって自宅療養を余儀なくされ[6][7]、復帰までに2週間ほどかかっており[8]、その間、テレビの音楽番組では、同メンバーの相田翔子が表題曲を単独歌唱している[注 3]

    収録曲

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    ※いずれも日本語詞:及川眠子、編曲:門倉聡

    1. 夜にはぐれて 〜Where Were You Last Night〜
    2. 想い出までそばにいて 〜Welcome To The Edge〜[9]

    収録アルバム

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    • 想い出までそばにいて 〜Welcome To The Edge〜

    テレビ番組における歌唱

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    ※ 放送日は首都圏のもの。地方の系列局の放送日は異なる場合がある。

    • 夜にはぐれて 〜Where Were You Last Night〜
    放送日 (曜日) 番組名 放送局 衣装 備考
    1990.06.29 (金)[10] ミュージックステーション[10] テレビ朝日
    1990.07.04 (水)[注 4] 夜のヒットスタジオSUPER[注 4] フジテレビ 鈴木早智子が急性肝炎で欠場し、相田翔子が単独歌唱。相田は同番組のオープニングメドレーで、たまの楽曲「さよなら人類」を歌唱。
    1990.07.15 (日)[注 5] スーパーJOCKEY[注 5] 日本テレビ 鈴木早智子が急性肝炎で欠場し、相田翔子が単独歌唱。
    1990.07.25 (水)[注 6] 邦ちゃんのやまだかつてないテレビ[注 6] フジテレビ Winkのコンサート終了直後の大阪厚生年金会館より中継[注 6]。この時、鈴木早智子が急性肝炎で欠場し、相田翔子が単独歌唱。
    1990.07.25 (水)[注 7] 夜のヒットスタジオSUPER[注 7] フジテレビ 鈴木早智子が復帰[注 7]。Winkは同番組のオープニングメドレーでUNICORNの楽曲「大迷惑」を歌唱。
    1990.09.10 (月)[注 8] 第16回日本テレビ音楽祭[注 8] 日本テレビ Winkはコンサート用の衣装を着用して出演。同番組で「Rainy Lonely Pavement」も歌唱。
    1990.10.24 (水)[注 9] 邦ちゃんのやまだかつてないテレビ[注 9] フジテレビ Winkはコンサート用の衣装・振付で本曲と「Sexy Music」のメドレーを山田邦子とともに歌唱[注 9]
    1990.10.26 (金)[注 10] ヒットパレード90's[注 10] フジテレビ
    1990.12.28 (金)[11] ミュージックステーション[11] テレビ朝日 Winkはコンサート用の衣装を着用し、本曲、「Sexy Music」、「淋しい熱帯魚」、「ニュー・ムーンに逢いましょう」のメドレーを歌唱[11]
    1991.02.15 (金)[注 11] ヒットパレード90's[注 11] フジテレビ Winkは本曲歌唱の際にコンサート用の衣装を着用。同番組で「ニュー・ムーンに逢いましょう」も歌唱。
    1992.06.15 (月)[12] Winkコンサートツアー'92[12] NHK BS2 同番組は1992年4月5日(日)に中野サンプラザで開催された「Sapphire」コンサートを収録したもの。Winkはコンサート用の衣装を着用。
    1993年1月3日(日)に再放送[13]
    ライブビデオ『WINK '92 CONCERT SAPPHIRE』(ポリスター、1992年9月26日)に同番組の内容が一部収録されるものの、本曲歌唱部分は未収録。
    1994.01.16 (日)[14] アイドルオンステージ[14] NHK BS2 Winkは本曲歌唱の際にコンサート用の衣装を着用。同番組で「咲き誇れ愛しさよ」も歌唱。
    • 「衣装」欄の記号:A=黒い衣装 B=PV[注 12]と同じ衣装 C=その他(「備考」欄参照)

    カバー

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    • 夜にはぐれて 〜Where Were You Last Night〜
      • Yoo Yoo英語の原詞による歌唱であるため、アンキー・バッガーの原曲のカバーともなっている。タイトルは「Where Were You Last Night」。Yoo YooによるWinkの楽曲のカバー・アルバム『BEST OF WINK』(ポリスター、1991年11月25日)、同『WINK COLLECTION』(同前、1992年9月26日)に収録。

    脚注

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    注釈

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    1. ^ a b この3名から成る音楽プロデューサー・チームを、ノレル・オーソン・バードスウェーデン語版英語版という。
    2. ^ 2003年にはナイトウィッシュがカバーし、日本盤ミニアルバム『クオレマ・テキー・タイテイヤン』(ユニバーサルミュージック)に収録。
    3. ^ テレビ番組における歌唱」の節参照。
    4. ^ a b 『読売新聞』1990年7月4日朝刊第32面(『読売新聞縮刷版』1990年7月号p.190)および夕刊第20面(同前p.210)のテレビ番組表に番組放送予定と「ウィンク」の記載あり。
    5. ^ a b 『読売新聞』1990年7月15日朝刊第32面(『読売新聞縮刷版』1990年7月号p.764)のテレビ番組表に番組放送予定と「ウィンク」の記載あり。
    6. ^ a b c 『読売新聞』1990年7月25日朝刊第32面(『読売新聞縮刷版』1990年7月号p.1260)および夕刊第16面(同前p.1276)のテレビ番組表に「ウィンク夢の競演、東京大阪2元中継」として番組放送予定記載あり。Winkは大阪厚生年金会館において7月17日(火)・18日(水)の2日間、コンサート・ツアー「Especially For You II」の大阪公演を行なった。「WINK 驚異的!!プロモーション・ビデオを誌上で一挙公開」(『BOMB!』1990年7月号)p.61に公演日程記載。
    7. ^ a b c 『読売新聞』1990年7月25日朝刊第32面(『読売新聞縮刷版』1990年7月号p.1260)および夕刊第16面(同前p.1276)のテレビ番組表に「ウィンク復帰第1弾」として番組放送予定記載あり。
    8. ^ a b 『読売新聞』1990年9月10日朝刊第32面(『読売新聞縮刷版』1990年9月号p.482)および夕刊第24面(同前p.516)のテレビ番組表に番組放送予定と「ウィンク」の記載あり。
    9. ^ a b c 『読売新聞』1990年10月24日朝刊第32面(『読売新聞縮刷版』1990年10月号p.1266)および夕刊第20面(同前p.1290)のテレビ番組表に「今夜・ウィンクTV初公開ライブ」として番組放送予定記載あり。
    10. ^ a b 「音楽」(『ザテレビジョン』1990年第43号)p.44(各地方版共通)に番組放送・出演予定記載あり。
    11. ^ a b 「音楽」(『ザテレビジョン』1991年第6号)p.62(各地方版共通)に番組放送・出演予定記載あり。
    12. ^ 外部リンク」の節の「夜にはぐれて ~Where Were You Last Night~ / Wink【Official Music Video】」。

    出典

    [編集]
    1. ^ 「ゴールドディスク認定」(『一般社団法人 日本レコード協会』)2019年7月15日時点のアーカイブ
    2. ^ 『オリコン・チャート・データ'90』, 1991, p.152。
    3. ^ a b 『オリコン・チャート・データ'90』, 1991, p.25。
    4. ^ "DISCOGRAPHY", ROXANNE SEEMAN 2001年12月5日時点のアーカイブ
    5. ^ 『オリコン・チャート・データ'90』, 1991, pp.152-169。
    6. ^ 「サッチン 急性肝炎!? またまたダウン」(『週刊女性』1990年7月24日号p.190)。
    7. ^ 「WINKの左目はもうあかない サッチンが急性肝炎で自宅療養」(『週刊テーミス』1990年8月1日号p.152)。
    8. ^ 「鳴りやまない拍手を満開の笑顔で受けとめて… サッチンが川崎公演からコンサート・ツアーについに合流!」(『週刊明星』1990年8月16日号pp.16-18)。
    9. ^ オリジナル盤には楽曲のサブタイトルである「〜Welcome To The Edge〜」がついていない。サブタイトルが公式にクレジットされるようになったのは1995年のベスト・アルバム『Back to front』からである。
    10. ^ a b 「出演者ラインアップ - 1990.06.29.FRI」(『MUSIC STATION』)、2019年7月3日閲覧。
    11. ^ a b c 「出演者ラインアップ - 1990.11.30.FRI」(『MUSIC STATION』)、2019年7月3日閲覧。
    12. ^ a b 「NHKクロニクル - 番組詳細検索結果」(『NHK ONLINE』)2019年10月29日時点のアーカイブ
    13. ^ 「NHKクロニクル - 番組詳細検索結果」(『NHK ONLINE』)2019年10月29日時点のアーカイブ
    14. ^ a b 「NHKクロニクル - 番組詳細検索結果」(『NHK ONLINE』)2019年11月1日時点のアーカイブ

    参考文献

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    関連項目

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    外部リンク

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