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原田親仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドミートリー・メドヴェージェフ露大統領(右)に信任状を提出し握手する原田親仁(2011年7月14日撮影)

原田 親仁(はらだ ちかひと、1951年4月21日 - )は、日本の外交官チェコ駐箚特命全権大使を経て、2011年3月から2016年1月まで、ロシア連邦駐箚特命全権大使。2016年平成28年)1月22日から2017年(平成29年)3月24日まで、日露関係担当政府代表兼特命全権大使[1][2]。同月日露関係担当外務省参与。ロシア・スクール外交官の中心人物の1人[3]

経歴

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  • 1970年3月 麻布中学・高等学校卒業
  • 1974年3月 東京大学経済学部卒業、外務省入省。ロシア語研修
  • 1984年 ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官
  • 1987年 在ソビエト連邦日本国大使館一等書記官
  • 1990年 北米局地位協定課長
  • 1993年 官房報道課長
  • 1994年 欧亜局ロシア課長
  • 1996年 在英国日本国大使館参事官(1997年まで英国戦略研究所IISS客員研究員)
  • 1998年 在英国日本国大使館公使
  • 1999年 官房外務参事官(報道・広報担当)、外務副報道官
  • 2001年 官房審議官(報道・広報担当兼北米局)
  • 2002年 大臣官房審議官(北米局兼欧州局
  • 2003年 在中華人民共和国日本国大使館特命全権公使
  • 2005年 外務省欧州局
  • 2008年10月 駐チェコ共和国特命全権大使
  • 2011年3月 駐ロシア連邦特命全権大使(河野雅治の更迭を受けて就任)[4]
  • 2016年1月 日露関係担当政府代表兼特命全権大使[5]
  • 2017年3月 日露関係担当政府代表兼特命全権大使を退任[3]
  • 2017年3月~2018年3月 日露関係担当外務省参与
  • 2017年7月〜2019年6月 三井物産顧問[6]
  • 2017年10月〜 日本露西亜懇話会代表
  • 2019年10月〜 2021年9月 スカパーJSAT顧問
  • 2021年10月〜2022年10月 岡崎研究所ロシア情勢・政策研究会座長

人物

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著作等

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  • "Russia and North-east Asia”(Adelphi Paper 310、International Institute For Strategic Studies,1997)
  • "The Relationship between Japan and Russia " (The Japan Society in London,1999)
  • 座談会「日露経済関係の新たな展望を切り拓く」(月刊経団連2016年8月号)
  • 「序文ー日露関係の安定と深化に向けて」(「続・日露異色の群像30-文化・相互理解に尽くした人々」ロシアン・アーツ2017年12月)

同期

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脚注

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  1. ^ (日本語) 原田前駐ロ大使 日ロ関係担当大使に起用”. スプートニク (2016年1月22日). 2016年1月23日閲覧。
  2. ^ (日本語) 原田・日露関係担当大使が辞職…首相と距離”. 読売新聞 (2017年3月24日). 2017年3月25日閲覧。
  3. ^ a b (日本語) 日ロ担当大使が退任”. 日本経済新聞 (2017年3月24日). 2017年3月25日閲覧。
  4. ^ (日本語) 大使略歴”. 在ロシア日本国大使館 (2011年3月). 2013年12月23日閲覧。
  5. ^ (日本語) 安倍首相の訪露で調整…日露首脳が電話会談”. YOMIURI ONLINE (2016年1月23日). 2016年1月23日閲覧。
  6. ^ 特別職国家公務員の再就職状況の公表について(平成29年4月1日~平成30年3月31日)外務省

外部リンク

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