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井村屋グループ

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井村屋グループ株式会社
IMURAYA GROUP CO.,LTD.

本社
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 2209
1997年11月11日上場
名証プレミア 2209
1961年10月2日上場
略称 井村屋G
本社所在地 日本の旗 日本
514-8530
三重県津市高茶屋七丁目1番1号
北緯34度40分8.7秒 東経136度29分51.5秒 / 北緯34.669083度 東経136.497639度 / 34.669083; 136.497639座標: 北緯34度40分8.7秒 東経136度29分51.5秒 / 北緯34.669083度 東経136.497639度 / 34.669083; 136.497639
設立 1947年昭和22年)4月8日
業種 食料品
法人番号 5190001000125 ウィキデータを編集
事業内容 持株会社
代表者 代表取締役会長CEO 中島伸子
代表取締役社長COO 大西安樹
資本金 25億7653万円
(2019年3月31日現在)
発行済株式総数 1308万6200株
(2019年3月31日現在)
売上高 連結:451億08百万円
単体:38億24百万円
2019年3月期)
営業利益 連結:14億13百万円
単体:13億71百万円
(2019年3月期)
純利益 連結:12億56百万円
単体:9億00百万円
(2019年3月期)
純資産 連結:157億98百万円
単体:144億90百万円
(2019年3月31日現在)
総資産 連結:346億76百万円
単体:244億12百万円
(2019年3月31日現在)
従業員数 連結:931人
単体:42人
(2023年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 第三銀行 4.49%
百五銀行 4.42%
三菱UFJ銀行 4.27%
井村屋取引先持株会 4.00%
JPMCB NA ITS LONDON CLIENTS AC MORGAN STANLEY AND CO INTERNATIONAL LIMITED 2.41%
(2018年9月30日現在[1]
主要子会社 井村屋株式会社 100%
井村屋フーズ株式会社 100%
イムラ株式会社100%
関係する人物 寺家正昭(元社長、現常勤監査役
外部リンク https://www.imuraya-group.com/
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井村屋グループ株式会社(いむらやグループ、: IMURAYA GROUP CO.,LTD.)は、三重県津市に本社を置く、菓子メーカーの「井村屋」などを傘下に持つ持株会社中華まんあずきバーなど冷菓羊羹のほか、日本酒製造へも進出している[2]

企業スローガンは「おいしい!の笑顔をつくる」。

沿革

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主なグループ会社

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  • 井村屋株式会社
  • 井村屋フーズ株式会社
    • 本社・中原工場 - 愛知県豊橋市中原町字地歩24-1(旧 日本フード)
    • 七根工場 - 愛知県豊橋市西七根町奥足田口88(旧 井村屋シーズニング)
  • イムラ株式会社
  • 井村屋スタートアッププランニング株式会社
  • 北京京日井村屋食品有限公司(JIF)
  • 井村屋(大連)食品有限公司(IDF)
  • 井村屋(北京)食品有限公司(IBF)
  • 井村屋(北京)企業管理有限公司(ICM)
  • IMURAYA USA, INC.

主な製品

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特徴

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  • 商品の多くにあずきが原料として用いられており、あずきをテーマにした販売促進キャンペーンを行っている[7]
  • 同社ホームページ・製品パッケージや毎月1日付の中日新聞東京新聞1面広告にも表記されているが、毎月1日は「あずきの日」、7月1日を「あずきバーの日」として定めており、日本記念日協会に認定されている。
  • 1990年に制定されたコーポレートマーク(通称:アイアイマーク)は「母と子の絆」を表現している。「imuraya」の頭文字の「i」を人に見立て、「母と子」の楽しいひとときを表現し、人と人とのつながりを大切にする企業姿勢を表している。母と子の愛情と慈しみの心を持ち、独創的な楽しい商品とすぐれたサービスを提供し続け、お客様や社会に貢献できる企業を目指すという企業理念が込められている[8]

あずきバー

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あずきバー
井村屋のあずきバーの広告でラッピングされた三重交通バス(津駅東口にて)

冷菓の「あずきバー」は単体売上高の2割弱を占める主力商品で、日本国内スーパーでは9割以上の店で売られるナショナルブランドである[9][10]

  • 2008年からは、7月1日の「井村屋あずきバーの日[11]」を前に、東京など日本各地の街頭であずきバーの無料配布を行っている[12]
  • 同社は、2010年7月にあずきバーの商標登録出願を特許庁にしたが、同庁は「他の商品との識別が不可能である」としてこれを退けた。これについて同社は、この決定の取り消しを求め知財高裁に訴訟を提起。2013年1月24日に同高裁は「『あずきバー』は井村屋の商品の名称として広範に認知されている」などとして訴えを認め、特許庁の決定を取り消した[13][14]
  • 冷凍庫から出してすぐのあずきバーは非常に堅く、井村屋のホームページには堅さに関する注意が掲載されている[15]ロックウェル硬さが計測され、冷凍庫から出してすぐのものはサファイアより硬いという結果が出たり[16]、専用のかき氷器が開発さたりする[17]など、堅さが話題になることも多い[16][18]。食べやすくするには、常温で5~10分ほど置くか、冷蔵庫に20~30分ほど入れておくなどの方法がある。
  • 井村屋によると、乳化剤や安定剤といった添加物が使用されておらず乳固形分が含まれていないこと、空気の含有量が少ないことが堅さの要因であり、また時代に合わせた味の変化で甘さが抑えられ水分が増えたことにより、以前よりも堅くなっている[16][18]
  • 2015年2月に公式ツイッターが「伝統的なあずきバーの製法」というジョークツイートを写真とともにリツイートした[19]が、この写真が岐阜県関市で行われている「古式日本刀鍛錬」で、市に画像使用の事後承諾を得たことで[20]井村屋と関市の交流が始まり、同年4月には鍛錬イベントのプレゼントとしてあずきバーが用意されることとなった[21]。また、同年からふるさと納税の返礼品にも用いられるようになった[22]

CM

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  • CMは、名古屋の民放テレビ局及び三重テレビで放送されている。また、その他の地方でも北海道放送のように時々CMが流れる局がある。

提供番組

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現在提供中の番組は以下のとおり。

  • お天気レーダー(日曜21時54分〜22時、東海テレビ) - なお天気予報のバックの画面は、冬は中華まんの製造工程 夏は、あずきバーの製造工程の様子が放送されている。コマーシャルでは不定期に高木美保出演のあずき商品の30秒CMを放送し、夏はあずきバーの15秒CMを2本、冬は肉まん・あんまんの15秒CMを2本を放送している。
    • 提供読みは、社名変更前は「井村屋製菓の提供でお送りします(お送りしました)」だったが社名変更後は「井村屋の提供でお送りします(お送りしました)」となっている。
  • JNNフラッシュニュース(20時54分〜21時、CBC) - エンドカードは、夏はあずきバーのパッケージの写真が、冬は中華まんの写真が写っている。
    • 提供読みは、「おいしいの笑顔をつくる、井村屋の提供でお送りしました」である。
  • キャッチ!中京テレビ) - 月曜日17時台
  • ゆずのオールナイトニッポンGOLD(木曜22:00〜24:00、ニッポン放送ほか)
  • 伃利子 サンデーカフェ(日曜10:45〜10:55、東海ラジオ
  • 川村妙慶の心が笑顔になるラジオ(土曜8:00〜8:30、KBS京都

関連会社

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タイアップ

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  • 天外魔境 第四の黙示録(肉まんなどがゲーム中のアイテムとして登場)
  • ピクミン2(スペシャルサンクスとして作中にゆであずきの缶詰が「まるみえアーカイブ」として登場)

テレビ番組

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その他

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脚注

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  1. ^ 『四半期報告書(第82期第2四半期)』
  2. ^ 福和蔵(ふくわぐら) 純米酒/純米吟醸酒発売のご案内 井村屋(2021年2月26日)2021年3月13日閲覧
  3. ^ 会社分割による持株会社制への移行に関するお知らせ” (PDF). 井村屋製菓株式会社 (2010年1月20日). 2012年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月21日閲覧。
  4. ^ 「あずきバー絶好調、井村屋が昇格へ 東証と名証で」朝日新聞デジタル(2017年11月16日)2021年3月13日閲覧
  5. ^ 井村屋G、中島氏が初の女性社長に 大西氏は新事業に注力”. 日本経済新聞 (2019年2月22日). 2019年4月7日閲覧。
  6. ^ 「あずきバー」井村屋が日本酒 「福和蔵」7月発売へ:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年3月17日閲覧。
  7. ^ 井村屋製菓HPキャンペーン一覧 同HP内に「あずきの健康パワー」「あずき農場日記」のページを設置
  8. ^ コーポレートマーク 井村屋グループ
  9. ^ 「あずきバー、2億本超え挑戦 発売38年目、増す人気」[リンク切れ]asahi.com
  10. ^ 『第72期事業報告書』 (PDF)
  11. ^ 「和風アイスの雄あずきバー」[リンク切れ]男の浪漫伝説 Vol.87(ドリームメール)
  12. ^ 「おやつナタリー あずきバーがもらえるよ。井村屋、記念日に向け街頭配布」[リンク切れ]おやつナタリー (2011年6月10日配信)2011年8月18日閲覧
  13. ^ あずきバー:商標登録訴訟「井村屋グループ」が勝訴『毎日新聞』 2013年1月24日
  14. ^ 出願商標「あずきバー」拒絶審決取消請求事件(PDF) - 牛木内外特許事務所サイト内
  15. ^ あずきバー85mm|商品情報 井村屋 2018年4月18日閲覧
  16. ^ a b c 「あずきバーって固すぎじゃない? 開発部に聞いたら意外な理由を教えてくれた」[リンク切れ]Spotlight(2017年10月1日配信)2018年4月18日閲覧
  17. ^ おかしなかき氷 井村屋あずきバー タカラトミーアーツ 2018年4月18日閲覧
  18. ^ a b 『あずきバー』なぜ固い? 井村屋が明かす3つの理由「昔より固い」 withnews(2016年12月4日配信)2021年3月13日閲覧
  19. ^ 井村屋公式ツイッタ(2015年2月25日配信)2021年3月13日閲覧
  20. ^ 井村屋公式ツイッター(2015年2月27日配信)2021年3月13日閲覧
  21. ^ なぜなら日本刀もあずきバーも固いから!! 岐阜県関市の「古式日本刀鍛錬実演」無料公開日にあずきバー先着100人にプレゼント ねとらぼ(ITmedia)2015年3月25日配信/2021年3月13日閲覧
  22. ^ 「ふるさと納税で包丁とあずきバー 関市、井村屋との交流が縁」[リンク切れ]岐阜新聞Web(2015年7月23日)2016年12月4日閲覧
  23. ^ がっちりマンデー!!(2012年9月30日の放送内容)”. TBSテレビ (2012年9月30日). 2016年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月14日閲覧。
  24. ^ 誰にも負けない小豆で、他にない商品を作れ! - テレビ東京 2017年5月25日
  25. ^ 「伊勢志摩・里海トライアスロン」規模を拡大し海浜コースに―576人が参加”. 伊勢志摩経済新聞 (2014年7月7日). 2016年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月14日閲覧。

外部リンク

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