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中津川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中津川駅
駅舎(2021年10月)
なかつがわ
Nakatsugawa
落合川 (3.8 km)
(6.4 km) 美乃坂本 CF18
地図
所在地 岐阜県中津川市太田町
北緯35度30分1.8秒 東経137度30分11.3秒 / 北緯35.500500度 東経137.503139度 / 35.500500; 137.503139座標: 北緯35度30分1.8秒 東経137度30分11.3秒 / 北緯35.500500度 東経137.503139度 / 35.500500; 137.503139
駅番号 CF  19 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 中央本線名古屋地区
キロ程 317.0km(東京起点)
名古屋から79.9 km
電報略号 ナツ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
[* 1]2,565人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1902年明治35年)12月21日[1]
備考 駅長配置駅管理駅
JR全線きっぷうりば[2]
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中津川駅(なかつがわえき)は、岐阜県中津川市太田町にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線である[2]駅番号CF19

2022年3月のダイヤ改正以降、特急しなの」をのぞき当駅で運転系統が分離されている[2]。詳細は「中央線 (名古屋地区)」を参照。

かつては飯田駅付近から当駅まで国鉄中津川線の計画があった。 しかし飯田市と中津川市を結ぶ鉄道路線は2027年開業予定のリニア中央新幹線によって形こそ違えど実現する見込みである。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。2つのホームは北側にある跨線橋と南側にある地下通路で連絡している。1・3番線が本線、2番線が副本線となっている。この他、ホームのない側線(留置線)が、3番線の西側に数本あり、夜間滞泊の設定がある。

駅長駅員配置駅(直営駅)である[2]管理駅として、武並駅 - 野尻駅間の各駅を管理している。構内東側の単式ホーム(1番線)に隣接した駅舎内部にはJR全線きっぷうりば自動券売機自動改札機が設置されている。

店舗はベルマートのほか、立ち食いそば喫茶店などがある[11]。かつては駅弁の販売もあった[12]

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 CF 中央本線 上り 多治見名古屋方面 特急含む
2  
下り 木曽福島長野方面  
3 特急含む

(出典:JR東海:駅構内図

駅西側に、中津川運輸区がある[2]。かつては、ここに中央本線木曽谷区間の要衝として中津川機関区があり、1973年(昭和48年)の塩尻 - 中津川間電化まで多数のD51形蒸気機関車が在籍していた。また、同線恵那駅から出ていた明知線気動車の日常整備を担当していたことから、電化区間にありながらキハ52形などが留置されている状態も1985年(昭和60年)まで見られた。

利用状況

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「岐阜県統計書」「中津川市統計書」によると、当駅の1日平均乗車人員は以下の通り推移している。

年度 1日平均
乗車人員
2000年(平成12年) 3,806
2001年(平成13年) 3,720
2002年(平成14年) 3,566
2003年(平成15年) 3,563
2004年(平成16年) 3,568
2005年(平成17年) 3,594
2006年(平成18年) 3,521
2007年(平成19年) 3,546
2008年(平成20年) 3,548
2009年(平成21年) 3,440
2010年(平成22年) 3,446
2011年(平成23年) 3,420
2012年(平成24年) 3,427
2013年(平成25年) 3,525
2014年(平成26年) 3,432
2015年(平成27年) 3,487
2016年(平成28年) [* 2]3,424
2017年(平成29年) [* 2]3,417
2018年(平成30年) [* 2]3,400
2019年(令和元年) [* 2]3,350
2020年(令和02年) [* 3]2,405
2021年(令和03年) [* 1]2,565

駅周辺

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駅東側の中山道中津川宿エリアを中心に市街地を形成している。

バス路線

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駅前にのりばがある。路線バスは全て北恵那交通の路線となっている(発着する路線についてはバス事業者の記事を参照)。高速バスは東京方面(中央ライナー可児号・ドリーム可児号)への路線が発着している。

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
CF 中央本線
快速・区間快速・普通
中津川駅 (CF19) - 美乃坂本駅 (CF18)
普通
落合川駅 - 中津川駅 (CF19)

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、187頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、22頁。 
  3. ^ 「逓信省告示第665号」『官報』1902年12月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 「逓信省告示第714号」『官報』1908年7月29日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ a b 『歴史でめぐる鉄道全路線』 23頁
  6. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1924年8月12日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 四ツ目川遊砂工について”. 中津川市 (2007年4月12日). 2013年4月5日閲覧。
  8. ^ 「中津川駅の跨線橋が完成」『交通新聞』交通協力会、1974年8月23日、1面。
  9. ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 27頁
  10. ^ 「JR6社が秋のダイヤ改正」『交通新聞』交通新聞社、1997年7月29日、1面。
  11. ^ 安藤商店”. 2012年1月14日閲覧。
  12. ^ 駅弁・事業撤退のお知らせ - 日本鉄道構内営業中央会
  13. ^ にぎわいプラザ”. 中津川市 (2012年5月18日). 2012年7月2日閲覧。
  14. ^ 本町公園 (中津)”. 中津川市 (2007年4月27日). 2012年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月2日閲覧。
  15. ^ 「D51機関車」春の清掃(報道発表資料)”. 中津川市 (2012年4月11日). 2012年7月2日閲覧。
中津川市統計書
  1. ^ a b 令和4年度版中津川市統計書” (pdf). 中津川市. p. 44 (2023年5月). 2023年7月23日閲覧。
  2. ^ a b c d 令和2年度版中津川市統計書” (pdf). 中津川市. p. 44 (2021年4月). 2022年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月23日閲覧。
  3. ^ 令和3年度版中津川市統計書” (pdf). 中津川市. p. 44 (2022年5月). 2023年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月23日閲覧。

参考文献

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  • 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 5号 中央本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年8月9日。 

関連項目

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外部リンク

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